2014年03月05日
【全17冊】未読本・気になる本(2014年03月05日)
So meta: a cat reading a book about cats reading a book about cats. / AnnahojY
【はじめに】
◆今日お送りするのは、恒例の「未読本・気になる本」のエントリー。今回も順調に(?)、前回から2週間を過ぎてしまいました(ダメじゃん)。
そのせいか、想定外に気になる本が多く、これからの出費が心配だったり……。
では、全17冊、ご覧ください!
【未読本・気になる本、全17冊】
悪い奴ほど合理的―腐敗・暴力・貧困の経済学
スハルト大統領の健康が悪化すると、株価が暴落する?大がかりな密輸の存在を統計データからどうやって見つける?違法駐車の記録からその国の腐敗の度合いがわかる?雨が降らないと戦争が起こる?現代の「魔女狩り」をなくすにはどうしたらいい?戦争で破壊された場所ほど復興は早い?→現代の経済学者はこんな問題にもとりくんでいる。
◆装丁からして、東洋経済さんの「ヤバい●●」シリーズを彷彿とさせますが、こちらは版元が別(エヌティティ出版さん)。
ただし、帯に「経済学の本で、こんなに楽しくて重要なものはないんじゃない?」という、『ヤバい経済学』のスティーブン・レーヴィットの推薦文が寄せられています。
できるポケット これからはじめるLINE 基本&活用ワザ 公式ガイド
これからLINEを始めてみたい方、この春に入学・入社してスマートフォンを買った方。
家族や恋人など、身近にスマートフォンを買ったばかりでまだ操作に慣れない人がいる方。
そして、毎日LINEを使っていて、もっと使いこなしたい方にもぴったりです。
◆お馴染みコグレさん&まつゆうさんのLINE公式ガイド最新版。
ウチのお袋がLINE始めるようなら、買い与えるつもりであります(私は相変わらずPHSですがw)。
「プチスキル」をかけ合わせて「レア人材」になる 一生食える「強み」のつくり方
本書の著者・堀場氏は、米国の大学院(原子核工学修士)で「英語力」を身につけたあと、最初に勤務したGEで「財務スキル」、転職したBCGで「戦略立案力」を学んできました。
そして現在は国内の一流メーカーに勤務しながら、「英語力×財務スキル×戦略立案力」でオンライン英会話学校バリューイングリッシュを設立し、学長を務めています。
まさに「プチスキル」のかけ算でキャリアを築き上げてきた人物です。
そんな彼が、競争と変化が激しいこれからの世界を生き抜く「新しい働き方」を指南します!
◆タイトルにもあるように「スキルを組み合わせる」という考え方は、私も同意。
ただ、GEやBCGに入れるような方のスキルは、ぶっちゃけ「プチ」でもないようなw
食える学歴 (扶桑社新書)
受験生の親も必読の“得する学歴”グローバル時代を生き抜くための戦略的教育投資とは。その志望校選択は間違っているかも?
◆自分のためというより、ムスメやムスコのために読んでおきたいのがこちら。
ウチのムスコもいよいよ4月から小学生であります(公立ですがw)!
失敗しないとわかっていたら、どんなことをしてみたい?
その質問を耳にした者は、かつて自分が抱いていた夢を思い出す。1800万人を変えた世界No.1メンターの最高傑作!最後に成功する人の法則。
◆あー、なんかもうタイトルだけで買いたくなってしまった自分アホスww
確かに子供の頃抱いた夢を思い出しますね……。
入社1年目から始める 会社に縛られないキャリアの築き方
会社勤めの10年で独立しても働ける経験を積み、30代からは組織に縛られずに働け。
◆その新学期直前期のせいか、本書のようなキャリア本も書店で見かけます。
詳しい内容紹介によると、「起業」も視野に入れている模様。
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
2001年の開業年に年間1100万人を集客しながら、その後、700万人台まで落ち込んでいたユニバーサル・スタジオ・ジャパンを、“3段ロケット構想"でV字回復させた立役者、森岡毅CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)の初の著書。森岡氏はお金もない、人も足りない、9回裏ランナーなしの状態から、「後ろ向きに走るジェットコースター」などずば抜けたアイデアを次々に繰り出し、ヒットを連発。USJのV字回復の立役者となった。本書では、USJのドラマチックなV字回復の軌跡をたどりながら、「アイデア発想の技術」をやさしく学ぶことができる。
◆ディズニーランドに比べると、あまり関連書籍を見ないUSJ。
本書を読めば、V字回復のヒミツが分かりそうです。
天才数学者たちの超・発想法~早稲田大学高等学院熱狂の講義
「数学嫌い」ほど魅了される、大人気“神”講師の数学ワンダーランド!文系のための読んで楽しい数学のはなし。
◆これは書店でチラ見して、気になっていた作品。
数学本ですが、縦書きの右開きなのもポイント高いですw
僕がグーグルで成長できた理由(わけ) 挑戦し続ける現場で学んだ大切なルール
グーグルで最も活躍する日本人・徳生健太郎は、創業者ラリー・ペイジも認めた男。新規事業の立ち上げ、グローバルなチーム運営など豊富な経験を通じて、世界トップレベルの現場で結果を出すためのルールを紹介する。
◆日経ビジネスオンライン連載コラムに加筆・再構成したもの。
「主人公」は徳生健太郎さんですが、書かれているのは、お馴染み上阪 徹さんなので、クオリティは間違いないかと。
小さな会社・お店のための 値上げの技術
値上げは、技術。あなたにも、できる。値下げ圧力、過当競争、外部環境の変化…それでも値段のしくみを知り、条件を整え、勇気を持って踏み切れば、会社も従業員も取引先もお客さんも幸せになれる!
◆個人的には本書のような「値付け本」には大変興味があります。
また、新刊なのにKindle版が半値以下なのも、有り難いところ。
「見えない問題」解決法 シンプルだから成果が出る最強メソッド (日経ビジネス人文庫)
業務改革から経営計画まで、やれば必ず目標達成できる実践ツール!「目標仮説」で問題を見える化し、優先課題(イシュー)を導き、チームを動かし、夢を実現する4つのプロセスを解説。読者が着実に実行プロセスをセルフチェックできる“SPSノート”付!コンサルタントの書いた本とはひと味違う、プロジェクトの実務体験から編み出した独自メソッド。
◆本書は、当ブログで人気の「問題解決」がテーマ。
文庫本なので、いつ読むとは決めずにカバンにでも入れておこうかな、と。
教養としてのプログラミング講座 (中公新書ラクレ)
もの言わぬ機械とコミュニケーションする手段「プログラミング」。
コンピュータが隆盛を極めた今、もはやそれは身につけるべき教養だ。
この本は、一冊で優れたプログラマーの思考を習得することを目指す。
ジョブズやゲイツ、現代の成功者はどんな世界を見ているのか?
◆ユビキタスエンターテインメント社長である清水 亮さんの、初の一般書。
清水さんのブログを読んで、ムスコに本を買い与えたところ、夢中になってゲームを作っておりますw
「無印良品」ですっきり片づけるデスク整理法
「無印良品」のアイテムを使ったデスクまわりの整理・収納術。驚きのアイデアや意外な組み合わせ、定番アイテムの活用ヒントまで、オフィスで使える整理・収納のアイデアをたっぷりご紹介します。ファイリング、デスク、手帳&ノート、バッグなど分野別に解説。仕事がもっとはかどり、グッと楽しくなるアイデア満載です!
◆無印良品は好きなんですけど、まさか整理術本が来るとはww
ただし本書は、文房具ヲタの私としても、要チェックな1冊であることは間違いありませぬーw
ハーバード大学はどんな学生を望んでいるのか? ~日本人が抱く大いなる誤解~ (ワニブックスPLUS新書)
世界大学ランキングで毎回トップ3に入るアメリカ最古の大学、ハーバード大学。
世界中のだれもが認め、そして憧れる大学でありながら、その入試についてはあまり知られてはいない。
ハーバードはどんな基準で、どんな学生を望んでいるのか?
長年、留学エージェントとして日本の学生たちの留学の成功と失敗を見続けてきた著者が、ハーバード大学の入試問題を紹介しながら、その答えに迫る。
そしてそこには日米の大学受験、大学教育の大きな違いが浮き彫りになる。
◆上記の学歴本同様、このシーズンならではのキャリア本。
実際、当ブログでは「ハーバード」は人気のワードなんですが、果たして自分が入るとなるとどうなのか?
33の法則 イノベーション成功と失敗の理由
画期的な製品を世に送り出したいと願う企業は多いが、成功する企業は数少ない。
なぜ、大抵の企業は、似たり寄ったりの製品を提供してしまうのか。
イノベーションの失敗と成功を分けるものは何か?
本書では、教授、学者として活躍する二人の著者が、BMW、メルセデス・ベンツなどのドイツ企業の実例、日本やアメリカ企業のイノベーション、その他グローバルに進化し続ける企業の成功の秘訣を分析。イノベーションを目標におく企業に向けて「33の法則」を提示する。
ビジネスマンにはぜひ一読してもらいたい一冊。
◆帯に大きく「ドイツでベストセラー」とあるのが目に付く1冊。
イノベーションネタは、個人的に大変好きなので、この本はチェックするツモリです!
「型を破る人」の時代: “ズバ抜けた結果”を出せる人は、何をしているか (単行本)
アメリカでNo.1のビジネストレンド・メーカーが教えるこれからの成功法!
今後激変する経済社会の中で生き残っていくには、何をすればいいか?
そして今、“桁外れ”の結果を出しているのはどのような人たちか?
◆セス・ゴーディン、久々の新刊。
監修・翻訳が神田昌典さんということで、ぬかりはありませぬ!
無意識に買わせる心理戦略
コカ・コーラ、ユニリーバ、P&Gなどの大手企業のマーケティング・コンサルタントが、世界で初めて、視線カメラ・バーチャル店舗・fMRIを導入し、買い物客の行動を徹底分析。
「ウィンドウ・ショッピングをしている人は5パーセントもいない」
「店舗の半分以上を回って買い物している人は2パーセントもいない」など買い物客の意外な実態と
「買い物かごの置き場をかえるだけで、店の売り上げは11パーセント増加」
「品数を40パーセント減らして、売り上げが20パーセント増加」など
店・商品が選ばれるための方法を伝授します。
◆内容紹介を読む限り、『なぜこの店で買ってしまうのか』に通じる感じ。
それにしても「視線カメラ・バーチャル店舗・fMRI」というのがどんなものか大変気になります!
【編集後記】
◆すぐ上で『なぜこの店で買ってしまうのか』のアマゾンリンクを探していて出くわしたのがこちら。なぜこの店で買ってしまうのか ショッピングの科学
「ウェブの発達や企業のグローバル化を経たいま、変化したショッピング環境を踏まえ全面改稿した」とのことなので、こちらもチェックせねば!
ご声援ありがとうございました!
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