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2014年02月28日

すぐに使える『オトコとオンナの説明書』テクニック3選


オトコとオンナの説明書―違いがわかると面白い!
オトコとオンナの説明書―違いがわかると面白い!


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、神経内科医である米山公啓先生によるモテ本

丁度先日、男女の性差に関する本の記事をアップしたばかりですが、その中に含めたいようなドンピシャの内容です。

アマゾンの内容紹介から。
嘘…バレないように必死でしゃべるオトコ、しゃべらないオンナ。車と家…アパートに住んでフェラーリに乗るオトコ、持ち家にいて軽自動車に乗るオンナ。二人だけの秘密…本当に二人だけの秘密と思っているオトコ、女友達全員に話してしまうオンナ。男女の行動を徹底分析!

なお、タイトルは久々にホッテントリメーカーのお世話になりました!

ですからテクニックが3つではなくて、いつも通りポイントを7つほど挙げていますので、ご覧くださいませ。





''Suzanne Necker - The quarrels of lovers are like summer storms. Eve'' / QuotesEverlasting


【ポイント】

■1.<失恋したとき>食事がのどを通らない男/過食になる女
 失恋で食事がのどを通らなくなるのは男性の特性ともいえます。(中略)
 一方、失恋をした女性はやけ食いをするケースが多いようです。これは失恋のストレスを食べることで回避しようとする行為です。食べることで快感中枢を満足させて、性欲を満たしているようなものです。脳の中では、食ぺることもセ●クスをすることもドーパミンが出て同じ現象なのです。


■2.<カップルのケンカ>ケンカした日を覚えている女/ケンカしたことすら忘れている男
 ケンカをして怒りで興奮してくると、女性は男性がとっくに忘れている昔のことを事細かにいい出してきます。(中略)
 感情の変化をチェックする扁桃体という脳の場所は、女性のほうが刺激を受けやすくなっています。怒り、悲しみなど感情が激しく変化するとき、扁桃体が刺激され、同時に海馬との連絡を強くします。海馬は記憶で重要な機能を果たしているため、感情が動かされた記憶を即座に忘れない記憶として、大脳皮質にしまい込みます。元々数字に強い女性は日時まで記憶してしまうわけです。


■3.<バレンタインデー>あげた彼のことを思いだす女/もらった数を思い出す男
女性はドキドキしながらチョコを渡した状況をどんなものか覚えていますし、さらに時間や場所もしっかり覚えてしまいます。(中略)
 それに対して、男性にとってのバレンタインデーは、他人との競争になります。他の人より、チョコをたくさんもらっていることに意義を見出すのです。もちろん本命の女性からのチョコは嬉しいのですが、それよりも、たくさんチョコをもらったことのほうが、達成感や優越感を得ることができ、快感もアップするのです。


■4.<レストランで注文>男性が適当に決めてしまうと怒る女/女性がなかなか決めないと早くしろと怒る男
 カップルがファミレスに入ってくるなり、男性が「ハンバーグセットでいいや」といいながら腰を下ろすと、「どうしていつもそう投げやりでやる気がないの」と女性は怒りをあらわにします。(中略)
女性が求めているのは、メニューを見て食べる物を決めて欲しいのではなく、どれにしようか悩んでくれることなのです。「これもいいけど、ああ、これも食べたいね」と、メ二ューを見ながら一緒に迷うことを望んでいるのです。


■5.<お腹が痛いとき>「どうしたの?大丈夫?」と心配する女/「病院に行けば?」という男
女性が「お腹が痛い」といったとき、男性は「医者に診てもらえよ」とか、「病院へ行って調べてこいよ」といういい方をします。女性にとってこれはもっとも嫌な言葉です。女性は断定的で命令的な言葉をいやがりますし、自分の気持ちが分かっていないと思うのです。共感を求めているのに、そこに断定的な結論をいわれると、自分のことを本当に心配していないのだと思うわけです。


■6.<交通事故>警察、職場、保険会社に連絡する男/家族、友人、彼氏に連絡する女
女性は、事故を起こしてしまったとき、真っ先に一番心配しそうな家族や彼氏、友人に連絡を取ります。交通事故の嫌な記憶を消し去りたいという意識も働き、とにかく誰かに話しておきたいと思うのです。
 少なくとも、真っ先に警察に連絡するという発想にはなりません。とにかく知っている人に電話をして、自分の状況を理解して欲しいと思ってしまうからなのです。


■7.<ストレス>ストレスが溜まると黙る男/ストレスが溜まるとしゃべる女
 ご存知の通り、女性は元々おしゃべりが大好きです。それにも関わらず、男性に対してさらに多弁になるときは、ストレスが溜まっているときだと判断すべきです。
 女性同士の話し合いはそれ自体が快感となっていますが、男性に向かっての話はストレス発散に使われることが多いのです。この場合、男性は話の内容に引き込まれてはいけません。男性はただただその話に耳を傾けて、共感している態度を示せばいいのです。


【感想】

◆今までも「男女の性差」に関する本は何冊もご紹介してきましたが、この本はその中でも特に「男女間の違い」について特化しています。

上記ポイントでもお分かりのように、個々の論点について、男女それぞれの特徴を列挙。

結構この手の本を読んでいるつもりの私でも、今回本書で指摘されて、「なるほど確かに」と思う点が色々とありました。

たとえば、最近の話題として上記ポイントの3番目のバレンタインデー。

独身時代、「どんなチョコか」とか「どこでもらったか」等はあまり気にならなかったのですが、確かに「チョコの数」にはこだわっていました。

極端な話、「本命から1で、他がゼロ」よりも「本命がいなくて、他から10」の方が嬉しかったくらいww

……ぶっちゃけ、結婚して子供がいる今でもそうなんですが、いかんせんチョコ自体もらえないことが(涙目)。


◆また、上記ポイントの6番目に関連して、女性の芸能人(?)が事件だか事故を起こした際、警察や救急に連絡をせず、まず身内に電話した、というお話があった気が(記憶がうろ覚えなのでアレですが)。

これも「後ろめたいことがあったのでは?」という印象を受けがちですが、女性としては、半ば「自然な行為」なんですね。

逆に男性が同じことをしたら、それこそ不自然ということになりそうな。

もっとも、そういう業界には業界なりのしきたり等があるかもしれませんので、「男女の性差」は関係ないのかもしれませんが。


◆ところで今回のエントリーでは、「男性の読者さんに、特に知っておいて欲しい点」を中心に挙げております。

ですから本書には、「女性の読者さんが知っておくと良い話」も当然あって、中でも「なるほどww」と思ったのが、「セクシーな下着で旦那を誘惑できると思っている女/妻の下着にまったく興味のない男」というもの。

確かに、女性誌等でたまに「セクシーな下着で、夫をびっくりさせる」的な話を見かけますが、実はこれって、思いっきり「女性目線」であって、妻のセクシー下着を見た旦那は「逆に性欲を失って」しまいます。

というのも、「男性が女性の下着に興味を持てるのは、あくまで自分のものになっていない段階で、他人であることが重要」だから。

既婚、ないしはパートナーのいらっしゃる女性読者さんにおかれましては、その辺ご理解のほどを……。


◆ちなみに本書は、先日の「男女の性差本の記事」でご紹介した本を何冊も読んでらっしゃる方にとっては、必然的に既知の内容も多いのではないでしょうか?

また、純粋に「モテネタ」というには微妙な、あまりモテに使えないお話もちらほらありました(「常に充電しようとする男/電池がなくならないと気付かない女」等々)。

それでもこうして、「男女の性差」をまとめて読めると、必ず女性への接し方にプラスになるハズ。

いずれにせよ、お手軽なお値段の割には、コンテンツとしては秀逸だと思います。


モテたい方なら、一読の価値アリ!

オトコとオンナの説明書―違いがわかると面白い!
オトコとオンナの説明書―違いがわかると面白い!
第1章 恋愛・結婚編
第2章 食事・買い物編
第3章 お金・趣味編
第4章 対応・対処・判断編
第5章 感情・感覚・状態編


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【編集後記】

◆ちょっと気になる本。

婚外恋愛 (メディアファクトリー新書)
婚外恋愛 (メディアファクトリー新書)

これって、要は「不倫」ってことですよね?

うーん、レビューは難しそうですが、ちょっと読んでみたし……。


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