2014年01月13日
【全16冊】未読本・気になる本(2014年01月13日)
Reading Cat / zeevveez
【はじめに】
◆今日お送りするのは、2週に1度の「未読本・気になる本」のエントリー。新年第1回目ということで、一応、前回からほぼ2週間でしっかりお届けしたいと思います。
なお、今回は、各社の新年分が一通り出揃った後のせいなのか、予約分が多めに。
また、いつもに比べて新書が目立つのも、今回の特徴かと。
それでは、全16冊、ご覧ください!
【未読本・気になる本、全16冊】
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)
「ギブ&テイク」とは、この世の中を形成する当たりまえの原理原則に思える。しかしこれからの時代、その“常識”が果たして通用するのかどうか―著者の問題提起が、アメリカで大論議を巻き起こしている。人間の3つのタイプである、ギバー(人に惜しみなく与える人)、テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)、マッチャー(損得のバランスを考える人)。このそれぞれの特徴と可能性を分析したするどい視点。世界No.1ビジネス・スクール「ペンシルベニア大学ウォートン校」史上最年少終身教授、待望のデビュー作!!
◆既にHONZで田中さんが絶賛している作品。
著者が『全米トップ・ビジネススクール「ウォートン校」の史上最年少終身教授』というのも気になるところです。
ハーバード×慶應流 交渉学入門 (中公新書ラクレ)
経験や駆け引きに頼る「交渉術」では「交渉力」は向上しない。交渉には「論理的思考」と「事前準備」と「信頼」が不可欠だ。ハーバード大学で「交渉学」の権威フィッシャー教授から直接学んだ著者が、ビジネス現場等の豊富な例を交えて、問題解決に必要な「交渉学」をわかりやすく解説。
◆一方こちらの本の著者である田村さんは、タイトルにもあるように「慶應大学〜ハーバード・ロー・スクール修士課程修了」。
内容紹介にある『本家ハーバード直伝、日本版「三方よし」の交渉学』とは、果たして!?
スマホは人気で買うな! (日経プレミアシリーズ)
ビール500ml 缶が350ml 缶より安く売っている店があるのはなぜ? 学習塾がなぜ無料の夏期講習をするの? 儲かっているコンビニオーナーの一番の心配事は? モノの値段など身近なクイズで経済学思考が身につきます。
◆スタバ本でお馴染みの、吉本先生の新刊。
先生のご本は、結構好きでよく読むのですが、当ブログでの人気はなぜか今ひとつなのが(ry
偶然の科学 (ハヤカワ文庫 NF 400 〈数理を愉しむ〉シリーズ)
世界は直感や常識が意味づけした偽りの物語に満ちている。ビジネスでも政治でもエンターテインメントでも、専門家の予測は当てにできず、歴史は教訓にならず、個人や作品の偉大さから成功は測れない。だが社会と経済の「偶然」のメカニズムを知れば、予測可能な未来が広がる…。より賢い意思決定のために、スモールワールド理論の提唱者が最新の科学研究から世界史的事件までを例に解き明かす、複雑系社会学の話題の書。
◆昨年出た単行本の文庫化。
ただし、中古本でも現時点で1400円超という人気作なので、未読の方は、この機会にぜひ!
伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則 (Asuka business & language book)
『文章を書くときに文章のゴールを考えず、思いつくままに書きすすめてしまい結局何が言いたいのかわからなくなる』このような人は多い。短時間に正確で伝わる文章を作成する87のテクニック。
◆文章術本も私の好物の1つなのですが、最近は類書とのネタかぶり具合で本を選んでいます。
ただ、著者の山口さんは、お初なので、この本はチェックしておきたいところ。
一流役員が実践している仕事の流儀
一流の役員と呼ばれる人たちが普段の仕事ぶりはどのようなものなのか。
意外に一般の社員が見聞きする機会はないと思いますが、やはり役員にまで上り詰めている方々の仕事ぶりは並ではありません。
そこには出世につながるだけの裏付けがあるのです。
本書では、その出世の秘密を40個にまとめ、「平社員は…、部長は…、役員は…」という比較形式で明確な差を解き明かしていきます。
◆前作『一流役員が実践している仕事の哲学』が好評だった、安田 正さんの、シリーズ第2弾。
単純な二者の比較ではなく「平社員」「部長」「役員」という三段オチ(?)なのが、このシリーズの魅力ですネw
戦略的ストーリー思考入門
自分の考えを実現するために、納得でき共感を呼ぶストーリーをいかに作り、そして上司やビジネスドライバーなどの関係者にいかに伝えていくか。
それを“9つの原則"にまとめ、紹介していきます。
同時に、ストーリーを活用する主な場面を6つあげ、それぞれの場面でのストーリーの作り方、伝え方を具体的に解説しています。
◆何やら似たようなタイトルの本がありましたが、こまけーこたー(AA略
「ストーリー」の威力は理解していても、実践するのはなかなか難しかったりしますので、この本はひょっとしたら、大化けするんじゃないか、と。
説得とヤル気の科学 ―最新心理学研究が解き明かす「その気にさせる」メカニズム
もっと勉強をしてほしい、自発的に行動してほしい、家事を手伝ってほしい……
本書では心理学の最新の研究結果を示しながら、人を説得しヤル気を引き出すメカニズムを科学的に解き明かします。
本書で紹介するストラテジーを実践すれば、こちらの希望に気持ちよく応じてもらうことができるようになります。
『インタフェースデザインの心理学』の著者最新刊。
◆最近個人的なブームの「科学的自己啓発書」の流れに沿った1冊(多分w)。
また、上記内容紹介にある、この本著者の既刊である『インタフェースデザインの心理学』という本も、めっちゃ面白そうです。
1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ 4倍値上げしても売れる仕組みの作り方 (SB新書)
扱う商品は「ガトーショコラ」1つだけ。
値段もサイズも店も1つだけ。
街の小さな路面店でありながら、驚異のビジネスモデルでスイーツをトップブランドに育て上げた。
弱者が強者を凌駕する計算され尽くした“一点集中マーケティング"。
紆余曲折の末にたどり着いた、どの業界にも通じる儲けのカラクリを隠すことなく公開する。
◆本もさることながら、この著者のお店である「ケンズカフェ東京」は、食べログでも4点を超える高評価。
これは、本を読む前に、まずこの「ガトーショコラ」からレビューしなくては(違
論理的に説得する技術 相手を意のままに操る極意 (サイエンス・アイ新書)
私たちは日常生活や仕事の現場で、さまざまなタイプの人たちに説得を試みる必要があります。
この説得には説明力のほか、相手の心理を想像する力や、説得しやすい状況をつくる力などが求められます。
そのため、論理的に説得する技術や、人間の心理法則の知識が欠かせません。
本書では、論理的に説得する技術を、心の法則とともに学び、どんな場面でも想像力を働かせ、相手の心をつかみ、思いやりあるコミュニケーションをとれる方法を解説します。
◆お馴染み「サイエンス・アイ新書」から、こんなお堅いテーマの本がw
正直、フルカラーでやる内容ではないと思いつつ、毎回想定外に「深い」のがこのシリーズの特長なので、この本も油断なりませぬ……。
世界エリートの「失敗力」 (PHPビジネス新書)
一流大学のMBA入学資格にはなぜ「失敗から学んだ経験」があるのか。
世界は完璧な人ではなく、転んでなお立ち上がる人を求めている。
◆当ブログでは、以前、『外資系の流儀』をレビューしたことのある、佐藤智恵さんの新刊。
アマゾンの内容紹介が薄いんですが、「PHPビジネス新書」だけに抜かりはないと思われ。
失敗の整理術 耳の痛い話はすべて日記につけよ (PHPビジネス新書)
年上ばかりの部下、オール野党の議会、捏造スキャンダル――。
終わりの見えない困難と挫折を乗り越えた男の思考法・仕事術とは!
◆同じ「PHPビジネス新書」からはもう1冊、前横浜市長である中田 宏さんの仕事術本が。
逆境での働き方を学ぶなら、この方はかなり適任だと思います。
人生も仕事も変える「対話力」 日本人に闘うディベートはいらない (講談社+α新書)
サンデル教授のハーバード白熱教室の解説で知られる小林正弥教授が、
日本人の対話力を上げるノウハウを初めて紹介する。(中略)
今、内面の充実を望んでいる日本人が増えているなか、潜在的に対話の力は求められています。
嫌われ者のソクラテス対話術から、アラフォー女性の人生相談まで、実例を多く取り入れながら対話力を身に着けていきましょう。
◆すいません、サンデル教授の本を全然読んでいない私は、本書の著者である小林正弥さん自体を存じ上げていませんでした。
ただ、副題である「日本人に闘うディベートはいらない」というのは、なるほど、と思った次第です。
サラリーマンこそ最強の職業である (マイナビ新書)
左遷、リストラ、減給、うつ……。
いろいろ悩みはあるけれど、それでもサラリーマンこそ最強の職業である。
忙しさに追われ、ついつい忘れがちになってしまうが、サラリーマンには他の職業にないメリットがたくさんある。
本書はそのサラリーマンのメリットを再発見していく一冊だ。
「このまま会社勤めをしていていいのか?」あるいは「起業するほどバイタリティはないけど、サラリーマンでいることもなんとなく不安でいる」あなたにこそ、本書をおすすめしたい。
◆逆に、本書の著者の金田博之さんの著作は、仕事術系の作品が多いので、当ブログではお馴染みかと。
とはいえ、本書は金田さん初の新書なので、やっぱり楽しみなワタクシw
東大生が選んだ「英語」勉強法
グローバル時代、必須のスキルである「英語」。
現役東大生が難関試験を突破したユニークで、効果的な英語勉強法を大公開。
◆当ブログでは、以前似たような装丁の『東大生が選んだ勉強法』をご紹介済み。
その英語版ということなので、英語を勉強されている方は、要チェックでお願いします!
その言葉だと何も言っていないのと同じです!
本書では、マジック・ワードを反面教師として、面接、会議、プレゼン、スピーチ、論文、レポート……など「自分の考え」を論理的に伝えるメソッドを解説していきます。
「一生懸命伝えているつもりでも、どこか薄っぺらい」という自覚のある人から、「あの人の話は、なぜ軽いのか?」と周囲から見られている無自覚で使っている人まで必読の1冊です。
◆マジックワードとは、「1人ひとりができることをする」「悩ましい問題である」「意識改革をすべき」「組織一丸となって」といった「中身のない言葉」のこと。
確かに、聞いていて違和感はないものの、結局「中身がない」という話はよくありますよね……と、自分の事を棚に上げて言ってみるテストw
【編集後記】
◆当ブログでレビューするのは、ちと難しい1冊。例のプール
この画像サイズですと分かりにくいですが、大きめサイズで見たら「ハイハイww」となる(ただし成人男性のみw)「日本一有名な」プールの本。
登場するDVDを列挙したら、一発でGoogle先生にアドセンス停止される事ウケアイですw
ご声援ありがとうございました!
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