2013年12月29日
【超速レビュー】『マンガでわかるアフィリエイト』に学ぶ7つのNG

マンガでわかるアフィリエイト
【本の概要】
◆今日2本目の記事は、先日アマゾンキャンペーンをご紹介させて頂いた、あびるやすみつさんのアフィリエイト本の超速レビュー。参考記事:【号外】アフィリエイター必読『マンガでわかるアフィリエイト』アマゾンキャンペーンのお知らせ(2013年12月23日)
……って、もう「超速」と言える時期は過ぎているんですが、こまけーこたー(ry
タイトルには「マンガでわかる」とありますが、メインは表紙にあるようなタッチのえいびぃさんのマンガで、それを補足するような形で解説が付されております。
その中から今回は特に「やってはアカン」NGを7つお送りしますので、ご覧ください!
【やってはアカンNG7選】
■1.批判的なレビュー記事は名誉毀損になる可能性も!?「この商品を買わなければ良かった」というレビュー記事は、一般的には、商品に関する事実と、執筆者の「意見」「感想」から構成されますから、「商品の質」などの「事実」を摘示して商品の評価(販売者の評価)を切り下げるような内容であれば、「名誉毀損」にあたる表現行為と言われる可能性があります。
■2.肖像権を侵害しない
肖像権は法律で決められた権利ではありませんが、人が生まれながらに持つ人格権の一種として保護されると考えられています。よって、他人の写真や動画(以下「写真等」)を承諾なく撮影したり、その写真等を撮影された人の承諾なく公表したりすると、肖像権の侵害行為として、民事上、損害賠償を請求される場合があります。
■3.アフィリエイトツールに釣られない
例えばゴールドラッシュの時に「ゴールドを適当に手当たり次第掘っていくロボット」を売っていたとしたら、あなたは買いますか? そんな方法でゴールドは見つからないでしょうし、第一、適当に手当たり次第掘っていくので、他人に迷惑です。「サイトを簡単に作るツール」はそれと同じですから、そんなものを使ってもゴールドは手に入らないわけです。
■4.成果になりだしても調子に乗らない
2013年6月にアマゾン・アソシエイトの料率が変更になるという事件が起きました。売り上げが多ければ最大8%だった料率が、PCソフトとおもちゃは2%、本は3%に下がってしまったのです。ゲームソフトの紹介アフィリエイトを収益のメインとしていた人などは大ダメージを受ける……みたいなことが発生したわけです。(中略)
こういうことを頭に入れておくと、将来のアフィリエイト収益をアテにして会社をやめたり、ローンを組んで車を買うというリスクをおかさずに済みます。
■5.テレビにでているアフィリエイターを盲信しない
何をしているかよく分からないけど、やたら派手な生活をしている人がテレビに出てくる理由は簡単です。番組制作側からすると分かりやすくて画になり、面百いからです。その人が何で儲かっているとかは、犯罪者でなければ関係ありません。良くも悪くもテレビ業界は視聴率至上主義だからですね。
■6.無料なら大丈夫ではない
アフィリエイト関係の塾でもフリーミアム戦略が多くなってきています。ユーチューブの動画は当然無料。そして最初のセミナーまで無科なのですが、それに参加したという事実が、その先の有料セミナーへの参加を後押しします。
マーケティング心理の世界でも「フット・イン・ザ・ドア」と言いまして、簡単な要求からスタートしてて段階的に本命の要求に導いていくというテクニックがありますが、まさにそれです。
■7.超高額アフィリエイトの絶賛記事を鵜呑みにしない
「儲かる情報」系のアフィリエイトは、1万円などの報酬がざらにあります。ダウンロード販売ですから量産コストがかかりません。「儲かる情報」が100円だと信憑性がないかもしれませんが、3万円だと儲かる気がしますよね。開発(執筆)に人件費はかかるとはいえ、ダウンロード販売だと原価はタダみたたいなものです。それを3万円で販売するのですから、宣伝(アフィリェイト報酬)に費用をかけるのは当然ですね。(中略)
その「儲かる情報」の中身は、「儲かる情報を作ってアフィリエイトで紹介してもらおう」という内容ですから、実態は何やねん(笑)ということになりますね。
【感想】
◆自分自身もアフィリエイターの端くれとして、色々と参考になるお話が沢山ありました。まず、初っ端の名誉毀損ですが、「買わなきゃよかった」レビューが、即、訴えられるわけではありません。
ただし、本書によると「刑法上または民法上は、不特定多数の人が認識する可能性のある状態で、他人の社会的評価を低下させる『事実』をあきらかにすれば、名誉毀損にあります。この「事実」は、真実か虚偽かを問いません」とのこと。
当ブログの場合、「買わなきゃよかった」ものを買ってしまった場合は、表面上「買ってない」ことにしているので、そういう問題はないのですがw
……いやだって、「本の目利き」として信頼を得ようとしているのに、「ダメでした。(ゝω・)テヘペロ」というのは、いかんでしょうに。
そう言う意味で、アマゾンで☆1つばかり付けている人の目は、どういうフシ(ry
◆またポイントの2番目の著作権については、本書の著者であるあびるさんの、このサービスを使えば、大抵の場合はおk。
●ブログ用の写真検索さん
ただし、使えるのはあくまで「アマゾンの商品画像」だけなので、タレントさんであれば、本でも写真集でもカレンダーでも、何でもいいから出してもらわないとw
あと、鬼門なのはジャニーズ全般で、これはもうアマゾンだけではなく、ネット全体のお話なので、どうしょうもないですね……。
Amazon.co.jp: 嵐: DVDストア
楽天ブックス: 嵐 の検索結果 1/8 ページ
この桜井君も、拡大して見ると、写真じゃなくてイラスト(?)ですし。
◆なお、今回ご紹介したネタは、本書の第3章まで。
ここら辺までは、私レベルの「アフィリ初心者」(ブログは9年目ですがw)でも理解できます。
しかし、これ以降の第4章は少々歯ごたえがあると言うか、第3章までとは毛色がかなり違うと言うか。
まず第4章ではAPIについて言及。
アプリケーションプログラミングインタフェース - Wikipedia
さらに、第5章では、あびるさんの独立〜アフィリエイトでの会社経営までの物語が語られています。
ここは、ある程度アフィリエイトで結果を出せて、外注を使ったり、会社形式を検討されている(もしくは会社設立された)方なら、必読かと。
いつもブログやTwitterでは飄々と(?)されているあびるさんにも、こんなご苦労があったとは。
◆本書はこのように「アフィリエイト」の持つさまざまな面にスポットを当てています。
ただしノウハウ本と違って、「買って読めば、即、儲かる」というのとは少々違うと言いますか。
それゆえ、まったくの初心者よりは、多少経験があるか、中級者の方が刺さるのではないでしょうか。
私も本書を読んで、初めて知ったこともありましたしw
読みやすいですが、中身は濃い1冊!

マンガでわかるアフィリエイト
第1章 アフィリエイトってそもそもなんなの?
第2章 アフィリエイトなら楽して稼げるの?
第3章 アフィリエイトなら大儲けできるの?
第4章 サイト運営を効率化することはできないの?
第5章 作者はどうやってアフィリエイトで成功できたの?
【関連記事】
【号外】アフィリエイター必読『マンガでわかるアフィリエイト』アマゾンキャンペーンのお知らせ(2013年12月23日)【辛口?】『本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ』あびる やすみつ(2010年06月02日)
【ブログ運営】私がブログを書く際にお世話になっている7つのサービス(2011年08月14日)
【プロ・ブロガーに俺はなる!】『必ず結果が出るブログ運営テクニック100』コグレマサト,するぷ(2012年03月23日)
【編集後記】
◆あびるさんの前作もついでにご紹介。
本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ
レビューは上記関連記事にてご確認を!
ご声援ありがとうございました!
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