2013年12月17日
【翻訳本】この1年で人気のあった翻訳本20冊【2013秋】
Books / Rodrigo Galindez
【はじめに】
◆今日お送りするのは、カテゴリー別売上ランキング。過去3年、丁度1年前にお送りした、「翻訳本ランキング」の2013年版です。
【翻訳本】この1年で人気のあった翻訳本20冊【2012秋】(2012年11月17日)
【翻訳本】この1年で人気のあった翻訳本20冊【2011秋】(2011年10月15日)
【翻訳本】この1年で人気のあった翻訳本20冊【2010秋】(2010年10月16日)
実は先日の勉強本ランキングが2ヶ月遅れたのと同様、本記事も昨年より1ヶ月遅れとなっておりまして。
ひと月に2つもカテゴリー別のランキングをやるのもどうかと思ったのですが、さすがに年をまたぐのもマズい、ということで、ぴったり1ヶ月遅れの今日、アップすることにした次第です。
……来年はどちらもキチンとお届けしますので、どうかお許しを。
こんな時期にやったら、2013年の年間集計のようですが、対象期間は過去3回同様、10月〜9月の1年間(2012年10月1日〜2013年9月30日)。
それでは、全20冊、ご覧ください!
【翻訳本売上ランキング】
第20位パワー・クエスチョン 空気を一変させ、相手を動かす質問の技術
◆とにかく「337」という質問例の数に圧倒されたのが、この本。
「適切な質問」をすることが、いかに大切かを学ぶことができました。
参考記事:『パワー・クエスチョン 空気を一変させ、相手を動かす質問の技術』アンドリュー・ソーベル,ジェロルド・パナス(2013年03月25日)
第19位
ビジネスで失敗する人の10の法則
◆発売されたのは2009年とちょっと前なのですが、下記記事にもあるように某ビジネス書著者さんからのツッコミにより熟読。
なるほど、名著と言われるのも納得の1冊でした。
参考記事:せっかくだから『ビジネスで失敗する人の10の法則』について語るぜ!(2012年10月21日)
第18位
女が好きになる男 その行動、話し方、接し方の法則
◆この本の場合、ご紹介したのは今回の集計期間外だったのですが、しぶとくランク入りを達成。
翻訳本にしては珍しい(?)、「草食系モテ本」です!
参考記事:あの芥川賞作家もびっくり 驚愕の『女が好きになる男』(2011年05月21日)
第17位
相手を思いのままに「心理操作」できる!―常に自分が優位に立つための「応用力」
◆はてブ人気記事でもあった「但し、イケメンに限らない為の恋愛本30冊」というエントリー(現在移転中?)で知ったモテ本。
マーケットプレイスでは未だほぼ底値で入手できるので、コスパ的に考えても、かなりオススメだと思われ。
参考記事:【会話術】相手を傷つけないようにモノをいう「8つのポイント」(2011年05月08日)
第16位
たった1分間で相手を引きつける話し方13のテクニック
◆タイトルだとテクニックは「13」ですが、実際にはものすごい数のネタが収録されている1冊。
今ならまだ、マーケットプレイスで比較的お求めやすいブツが残っております!
参考記事:【話し方】「たった1分間で相手を引きつける話し方13のテクニック」アラン・ガーナー(2010年06月06日)
第15位
ヤル気の科学 行動経済学が教える成功の秘訣
◆『その数学が戦略を決める』のイアン・エアーズ教授が、昨年出された力作。
「コミットメント」について、多角的に掘り下げております。
参考記事:【スゴ本!】『ヤル気の科学 行動経済学が教える成功の秘訣』イアン・エアーズ(2012年10月30日)
第14位
最強の集中術 新装版
◆当ブログでは「集中力」に関する本を多数ご紹介してきておりますが、その中でも個人的には「ベスト」と思っている作品。
なお、上記アマゾンのリンクは、新装版の方を掲載しております。
参考記事:【スゴ本】「最強の集中術」はキテます!(2008年04月02日)
第13位
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
◆言わずと知れた(?)、私にとっての「オールタイムでのベストビジネス書」。
下記参考記事は、一応「ノーマルバージョン」ですが、今回のランク入りは「モテネタバージョン」によるところが大きいかも!?
参考記事:【速報!】最強のビジネス本「影響力の武器」の[第二版]がいよいよ登場!!(2007年08月18日)
第12位
成功する練習の法則―最高の成果を引き出す42のルール
◆本書が出た当初は、書影でスルーしてたのですが、実際に読んでみたら「あらビックリ」な名著だったという。
土井英司さんも「珠玉の一冊」と評価されていました。
参考記事:これは凄い! 『成功する練習の法則』を便利にする8つのツール(2013年07月22日)
第11位
90秒で好かれる技術
◆下記レビューは、未だ当ブログにおける「被ブクマ数1位」を誇っております。
やはりサイドバーの人気記事でトップに表示されていると、露出の面ではかなり違う気が。
参考記事:友達には秘密にしておきたい『90秒で好かれる技術』(2011年08月19日)
第10位
「先延ばし」にしない技術
◆前回に続いてランクインした仕事術本。
ただ、今回のランク入りは「Kindle版」の発売によるところが大きいです。
参考記事:ビジネスの達人がこっそり教えてくれる『「先延ばし」にしない技術』の真実(2012年01月09日)
第9位
スタンフォードの自分を変える教室
◆日版、トーハンの両方で、2013年年間ベストセラーのビジネス書1位だったのがこちら。
未読の方は、とりあえず押さえておかれることをオススメします。
参考記事:【オススメ!】『スタンフォードの自分を変える教室』ケリー・マクゴニガル(2012年11月02日)
第8位
ヤバい経営学: 世界のビジネスで行われている不都合な真実
◆下記参考記事が「はてブホッテントリ」入りしたこともあって、多くの方にお買い上げ頂きました。
また、今はランクが下がっておりますが、長らく検索エンジンでもアマゾンの次辺りに表示されていたという……。
参考記事:お前らもっと『ヤバい経営学』の凄さを知るべき
第7位
1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法
◆本田直之さんが翻訳を担当されたことで注目を集めた1冊。
タイトルとはうらはらに、結構「真っ当な」起業を提唱されていて良かったですw
参考記事:【必読】『1万円起業』緊急レポート(2013年09月11日)
第6位
才能を伸ばすシンプルな本
◆世間ではほとんど話題になっていませんが、個人的には「激オススメ」したい1冊。
12位の本もそうなのですが、科学的に「上達」「習得」を論じるのが、今後のトレンドになるのではないか、と。
参考記事:【スゴ本!】『才能を伸ばすシンプルな本』ダニエル・コイル(2013年06月08日)
第5位
価格の心理学 なぜ、カフェのコーヒーは「高い」と思わないのか?
◆この本も、下記参考記事がホッテントリになったことにより、見事ベスト5入り。
さすが、元は2万円超で販売していたマニュアルがベースになっているだけあって、濃厚なコンテンツでした。
参考記事:【スゴ本】『価格の心理学 なぜ、カフェのコーヒーは「高い」と思わないのか?』リー・コールドウェル(2013年02月17日)
第4位
モテる技術 (ソフトバンク文庫)
◆コスパで言ったら最高レベルのモテ本。
元々コンスタントにお買い上げ頂いてはいたのですが、やはり「AKB喰いナンパ師」さん推奨というのが大きかったです。
参考記事:【モテ】あの"幻の名著"「モテる技術」が文庫本になって復活した件(2008年07月11日)
第3位
ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル (フェニックスシリーズ)
◆同じくこの本も、「AKB喰いナンパ師」さんお墨付きの1冊。
下記記事は集計期間外なのですが、新たに出た「Kindle版」は、多くの方にお買い上げ頂きました。
参考記事:【速報】"究極のナンパバイブル"こと『ザ・ゲーム』が新版で発売される件(2012年07月31日)
第2位
ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた (知的生きかた文庫)
◆当ブログでのド定番モテ本。
何たって、「2012年年間総合ランキング」2位であり、本年度もトップ候補の1冊であります。
参考記事【モテ】「ベストパートナーになるために」ジョン・グレイ(2007年08月09日
第1位
ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル (フェニックスシリーズ)
◆今回見事1位となったのは、2013年イチオシのこのモテ本でした。
下記記事はそれほどブクマが付かなかったものの、発売前の告知記事の段階で、実はかなりお買い上げ頂いていたという。
参考記事:【オススメ!】モテ本『ザ・ゲーム 【30デイズ】』がやっぱりスゴかった件(2013年07月13日)
【感想】
◆前回のランキングでは、比較的真面目な本が多かったのですが、今回は一昨年の傾向に逆戻り!?なんと、上位4冊がすべてモテ本という結果となってしまいました。
ただし、20冊全部を見ると、「ガチ」なモテ本は5冊止まり。
お馴染みの『影響力の武器』や、モテネタ記事経由でお買い上げのあった『相手を思いのままに「心理操作」できる!』を入れても7冊と、まぁ平常運転といえばそうなのかも。
……もちろん、通常のビジネス書レビュー系のブログでは、こんなことはないのでしょうがw
◆一方、今回特徴的だったのが、6位や12位の本のように、スキルアップすることをテーマにした本。
「科学的な自己啓発本」という意味では、9位の『スタンフォードの自分を変える教室』や15位の『ヤル気の科学』も同様だと思います。
もちろん、私が好きなので、多めに読んでいるという事はあるにせよ、上記でも触れたように、今後のトレンドの1つになるのではないでしょうか?
できれば、このベクトルでガチな勉強本やモテ本も出てくれるとありがたいな、と。
◆そして今回も、ホッテントリメーカーで作ったタイトルは、猛威をふるいましたw
20冊中7冊というのは、1/3超であり、やはり少々使いすぎの気が。
ただし、一応弁解(?)しておきますと、基本的に翻訳本の場合、著者名で検索されることが少ないため、タイトルが凡庸だとアクセスが少ない傾向がありまして。
ですから逆に、元の書名に「フック」のある本は、そのまま素直にタイトルにしております。
例えば5位の本がそうなんですけど、記事をキチンと読まずに(長文なのがいかんのですがw)ブックマークコメントしている方が結構いました。
この辺は、今後もうまく使い分けていきたいな、と。
今年はもう1ヶ月を切っておりますが、引き続きよろしくお願い申し上げます!
【関連記事】
【翻訳本】この1年で人気のあった翻訳本20冊【2012秋】(2012年11月17日)【翻訳本】この1年で人気のあった翻訳本20冊【2010秋】(2010年10月16日)
【翻訳本】この1年で人気のあった翻訳本20冊(2009年10月12日)
【2008】今年ご紹介した翻訳本ベスト13(2008年12月30日)
【編集後記】
◆ちょっと気になる「翻訳本」。エンジニアに学ぶ101のアイデア
このシリーズは、毎回眺めておりながら、なかなか購入には至っていないのですが、今回のは面白そうです!
ご声援ありがとうございました!
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