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2013年10月23日

【モテ】『「なんで、アイツが?」なぜかモテる男の技術』水瀬 翔


「なんで、アイツが?」なぜかモテる男の技術
「なんで、アイツが?」なぜかモテる男の技術


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、久々の(?)「マーケティング系」のモテ本

表紙をご覧頂ければお分かりのように、さらに「プロファイリング」と「心理学」の要素も加味しているという力作です。

アマゾンの内容紹介から。
「友人ゼロ人」「在宅の仕事で引きこもり」で、出会いはゼロ!
「三十代」「不安定な職種」「デブ」「赤面症」「あがり症」「多汗症」と女性から嫌われる要素だらけ!
そんな著者が、どのようにしてモテるようになったのか?
どんな不利な条件であったとしても、華々しい人脈を築き上げ、ガンガンに女性を口説けるようになる知恵と、ほんの少しの本気の行動を本書で紹介しています。
……知らないと損をする、誰にでもできるノウハウ満載です!

情報商材も真っ青の煽り文句にもかかわらず、意外と本質を突く点も多く、思わず付箋を貼りまくってしまいましたw






【ポイント】

■1.自分の「強み」を生かせるイベントを選ぶ
●安定した職種の男性には、婚活色の強いイべントがお働め

●職種が不安定でも、少しでも外見に自信がある男性は大人数のイべントがお勧め

●外見に自信がなく、職種も不安定な男性は、ネット系イべントがお勧め

(詳細は本書を)


■2.髪型と服装を改善する
 まずは、鏡で自分の顔を見てみてください。顔の半分は「髪」ということに気がつきます。次に、アングルを引いて「全身」を見てください。すると、ほとんどが「服装」ということがわかります。
 つまり、人間のほとんどは髪と服装で占められているので、顔のつくりは思うほどの影響力がないのです。実際、「雰囲気イケメン」と呼ばれる男性たちは、顔のつくりが良くなくても、髪型、服装、話し方にこだわってイケメンに見せかけて、女性を口説いています。


■3.女性の感じていることを代弁して声かけをする
 お腹が減っているときに、隣に立っている女性から「お腹減りましたよね」と話しかけられると、自然に話しかけられたと感じるのではないでしょうか。
 このように、気持ちを代弁することで自然な声かけになります。
 というわけで、第一声は「女性が感じていること」を代弁するといいでしよう。ただ、女性が何を感じているのかわかりませんので、「会場」をネタにします。なぜなら同じ会場にいるので、あなたが感じていることを、女性も感じているためです。ただし、極力、悪口にはならないようにしましょう。


■4.感情を表す言葉を入れて、共感をパワーアップする
 共感するだけでも、かなり印象が良くなりますが、さらに印象を良くするために「感情を表す言葉」を使うといいでしょう。具体的には、共感した後に、「嬉しい」「腹が立つ」「悲しい」「楽しい」といった喜怒哀楽や、「好き」「嫌い」などを表します。
感情をあらわす言葉を使った会話の例
女性:「この前、女性専用車両に、男、乗ってきてさ。注意したんだけど、何食わぬ顔でいて」
男性:「いるいる、そういうヤツ(共感)。なんか腹が立つよね(感情を表す言葉)」


■5.合コンでは必ず「恋話」(こいばな)をする
 恋話はべタな話題ですが、興味がない女性はいないと言っても過言ではなく、盛り上がりやすい話題ですし、プライべートの話なので親しみを覚えさせやすいです。また、異性として意識させる有効な手段でもあります。
 つまり、一度で「親しみを覚えさせる」「異性としての魅力を感じさせる」という2つの小目標を達成できる話題なのです。だから、合コンでは、必ず恋話をするようにしましょう。


■6.付き合う前に拘束時間の長いイベントに行かない
 遊園地、水族館、ショッピングモール、ドライブなど、拘束時間が長いイベントは、ふつうは付き合った後にいくところです。だから、合コンのあとに誘っても、女性は「もっと様子をみたいのに、いきなり遊園地?」「楽しそうだけど、よく知らない人とそんなに長い時間、大丈夫かな……」などと考えて、デートの誘いになかなかのってこないものです。
 たとえ誘いにのってきてデートが実現したとしても、長時間2人きりなので、時間が経つにつれて、話すことがなくなっていって、ついには無口になってしまいます。デートの後、はじめて二人で会う緊張感も相まって、疲れが一気に押し寄せて、女性は「付き合った後も、こんな感じなんだろうな。楽しくないし、しんどいだけだし、もう、いいや。別の合コンで知り合った男性に誘われているから、行ってみよう」と考えて、あなたとは連絡をとらなくなります。


■7.自分から重い話をして女性にも重い話をさせる
人は、その人に関する話を聞くと、同じくらい重い話を返したくなります(心理学で「自己開示の返報性」と言います)。
 つまり、2軒目の店で、プライべートの話、重い話をすることで、女性からプライべートの話をさせることができるのです(百パーセントではありません)。
 プライべートの話や重い話をするということは、女性はあなたに親しみを感じている証拠です。もしも、女性に「そこまで話すの?」と思うほど、重い話をさせることができれば、その日のうちに口説けることでしょう。


【感想】

◆冒頭でも触れたように、本書の「柱」は3つあって、それが「マーケティング」と「プロファイリング」と「心理学」。

このうち「心理学」については、モテ本の中でももっとも多く取り扱われているものであり、TIPSとしては、類書でも目にする機会が多いと思います。

一方「プロファイリング」とは、主に「相手がどういうタイプなのか」を見抜くもの。

例えば、靴の汚れている子やカバンがごちゃごちゃな子は、体を許しやすい、といったようなお話です。

この辺は、ナンパ本ではお馴染みではないか、と。


◆そして「マーケティング」については、まず「どの戦場で戦うのか」というお話から。

著者の水瀬さんの場合、「在宅の仕事」ゆえに、職場での出会いはナシで、ルックス的にもストリートナンパは難しい状況でした。

そこで繰り出したのが「出会い系のイベント」。

具体的に何系のイベントかについては、上記ポイントの1番目の通りです。

この記事を書くにあたって「職種が安定しているか否か」「外見に自信があるか否か」を切り口に、「2軸4象限」の表にまとめようとしたものの、AAで描くのが難しくて断念しましたが、なるほど確かに。


◆さて、イベントで女性と知り合えたら、本書で推奨されているのが、そこで口説くのではなく、「自ら主催したイベントに呼ぶ」こと。

ホームパーティやバーベキュー、ボーリングやテニス等のスポーツなど色々ありますが、結局のところ「合コンを主催する」のがもっとも無難である、と。

しかも、出会い系のイベントの段階で、男性参加者にも声をかけておいて、合コン要員とする、というのにはちょっと驚きました。

大昔に、私も出会い系のイベントに1人で出かけて女性に声をかけ、後日合コンをしたことが何度かありましたが、その時の男性の面子は会社の同期や後輩であり、現地調達や以前から声をかけておいた「男性ストック」ではありませぬ。

ご自分の会社が中小企業等で、女性のウケが良くない方なら、ウケの良いステイタスの男性を釣っておくと良いかもしれませんねw


◆ちなみに本書における「ゴール」とは、付き合う女性を見つける、のではなく「セ●ロスをする」こと。

詳細は本書の第4章に詳しいのですが、ナンパ本でないモテ本で、このように「割り切った」スタンスなのは珍しいな、と。

また「プロファイリング」をして口説くことも含め、良く言えば「ロジカル」、悪く言えば「マシーン」的な部分があるのは、是非が分かれそうです。

まぁ「ハートフル」な要素とは、ある意味真逆であり、これはこれで「徹していて」良いのかもしれませんけど。

……奥歯に物がつまったような言い方でスイマセン。


女性読者には顰蹙買うかも知れませんが、結構スゴ本だと思います!

「なんで、アイツが?」なぜかモテる男の技術
「なんで、アイツが?」なぜかモテる男の技術
第1章
「マーケティング×プロファイリング×心理学」口説きのメソッドとは?
第2章
「ガンガン女性と仲良くなれる」出会いイベント攻略法
第3章
「イベント主催、三百回は軽く超える」達人によるイベント術
第4章
「デート三回以内でセックス」できるメソッド
第5章
「あなたの悩み&疑問」解決します!


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【編集後記】

◆今日の本に関連して。

もう合コンに行くな―3時間で女をオトす恋愛戦略「ナンパマーケティング」 (ベストセレクト 783)
もう合コンに行くな―3時間で女をオトす恋愛戦略「ナンパマーケティング」 (ベストセレクト 783)

マーケティング的要素を含んだ本として、中々に秀逸。

私がチェックしているナンパ師の中でも、何人かの方がこの本を推奨していました。

レビューは上記関連記事にて。


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