2013年09月10日
【全16冊】未読本・気になる本(2013年9月10日)

Moby's important reading / Kathleen Tyler Conklin
【はじめに】
◆今日お送りするのは、当ブログ恒例の「未読本・気になる本」のエントリー。今回も、なんとか「ほぼ2週間ペース」をキープできました。
今回の特徴としては、やや翻訳本が多い感じ。
それでは、全16冊、御覧下さい!

【未読本・気になる本、全16冊】

まずは、自信をつけてしまえ!
自己啓発のカリスマが書く「自信のつくり方」。多くの成功者を対象に研究してきた著者の結論は、「自信」である。本書では、自信を高めるための心の持ち方、長所を生かす方法、逆境の乗り越え方など「自信をつくる」ための理論と方法が、段階的に述べられる。
◆お馴染み、ブライアン トレーシーの新作のテーマは「自信」。
原著も本国では好評のようですし、これは要チェックですね。

脱社畜の働き方~会社に人生を支配されない34の思考法
東大卒、起業、就職を経て、日本の労働の矛盾に気付いた「脱社畜ブログ」著者が本音で語る。
◆「脱社畜ブログ」の管理人である日野瑛太郎さんの処女作。
私は全然リアル書店で見かけないんですが、ご本人が言われているのとは逆パターンで、パッと見『伝え方が9割』だと思っていたのが、実はこの本だったという可能性が高そうなw

相手の心を読む! 透視心理学大全
心のサインは体や行動に現れる! 「つま先の向きで好意の度合いがわかる」「ポケットに手を突っ込むのは隠し事のサイン」「ボディランゲージが急に増えたらウソをついている」「無意識に時計に手をやるのは帰りたいから」……気になっているあのコの心の中も、ライバルのあいつの心の中も、すべてマルっとお見通し!! ビジネスに恋愛に、生活に、どんなシチュエーションでも使える最強の透視心理学大全、480ページの大ボリュームでお届け!
◆今や出版界のトレンドとも言える「大全スタイル」(「分厚い」「何冊かの本のリミックス」「1000円前後」)の流れをくむ1冊。
丁度宝島社から何冊か齊藤先生のご本が出ているので、その辺のリミックス版ではないか、と。

明日が変わる座右の言葉全書 (できる大人の大全シリーズ)
たったひと言が、人生を照らす一筋の光になる!迷いが消える、自信をつくる、運を引き寄せる…手元に置いて人生の指針としたい、賢者の名言事典!
◆こちらもタイトルは微妙に違いますが、「大全スタイル」を踏襲しております(そもそも「本家」の著者さんですしw)。
既に土井英司さんがメルマガで紹介済みですが、お持ちでない方は、この機会にぜひ。

スポーツ・インテリジェンス―オリンピックの勝敗は情報戦で決まる (NHK出版新書 415)
メダルの数も情報次第!スポーツ界の裏側で起きている知られざる戦いの実態―「情報」を「戦略」へと結びつける秘訣を第一人者が説く。
◆「祝!東京五輪決定」というワケで、こんな本もご紹介w
ちなみに個別の競技では、全日本女子バレーの事例を扱ったこの本が面白そうです。

ウォール街の物理学者 (ハヤカワ・ノンフィクション)
物理学・数学のエキスパートでありながら、コンピュータと理論を武器にウォール街を席捲した“クオンツ”たち。金融界にとっては異分子の彼らが、なぜ破格の成功を手にしたのか?「予測不能なもの」との知的格闘が、八方ふさがりの危機に突破口をひらく!
◆お値段もそれなりにしますが、それ相応の厚さな1冊。
金融に無縁だった理系の人間が、投資会社に採用されていくところなど、以前ご紹介した『競争優位で勝つ統計学』を彷彿とさせます。

起業はGO IT ALONE!――最小投資・最小人員で大きく成功する方法 (PROFESSIONAL & INNOVATION)
最小限の投資で事業を始めている。1~6人の小人数で会社が運営されている。といって、小規模事業を目指しているわけではない。個人の力を最大限に増幅させ、超組織で大きく仕事をするための、リアルですぐ役に立つ起業指南書。
◆この本の場合、タイトルとサブタイトルでその内容を明確にしているかとw
事業を「小さく始める」辺りは、やはり以前ご紹介した『小さく賭けろ!』に通じるものを感じます。

「世界」を変えろ! 急成長するスタートアップの秘訣
影響力と訴求力を兼ね備えた「注目の起業家41組(計43人)」への詳細なインタビューに基づいて、彼ら彼女らのスタートアップや事業シナリオ、社会的使命に対する考え、思い、 経験に裏付けられた的確なアドバイスなどをまとめた書籍。
インタビューを通じて、「起業への道筋」「会社の変遷」「具体的な起業戦略・戦術」「成功に至るポイントや助言」「将来像」の5項目について明らかにする。
◆こちらも起業本なのですが、先程の本より具体例が豊富な感じ。
なお、翻訳は「POLAR BEAR BLOG」の小林啓倫さんです。

なぜ、間違えたのか?
わたしたちはよく、誤った判断を下してしまう――。
自分を過小評価するよりも、過大評価することのほうがはるかに多い。
何かを手に入れるときよりも、失う危険があるときのほうが、はるかに素早く反応する。
このような傾向を知っていると、自分の行動がどんな間違いにつながるかを予測できるようになる。
本書ではそんな、誰もが陥ってしまう「思考の落とし穴」を52項目、ユーモアあふれるイラストとともに、切れ味鋭く解説する。
世界各国で話題となっているドイツ発のベストセラー、待望の邦訳!
◆翻訳本が続いてしまいましたが、この本も面白そう。
それにしても「思考の落とし穴」が52もあるだなんて、そりゃ「間違え」ます罠……。

すべての論理思考はパズルが教えてくれる
帰納、演繹、アブダクション、トートロジー……楽しくパズルを解きながらロジカルシンキングの基本を身につけられる画期的な1冊。
◆サブタイトル(?)にある「ロジカルシンキングが無意識のうちに習得できる画期的なパズルが完成」というフレーズが気になっておりますw
なお、著者の東田さんは、他の著作を見る限り、ガチなパズル研究家のよう。

トヨタの育て方
トヨタの「5S」や「カイゼン」などの原点は「現場・人を育てる」ことに対する姿勢です。そんなトヨタのマネジメント手法を、オフィスワーカーにも応用できるビジネスツール&自己啓発スキルとして紹介! 「6割いいと思ったらやれ」「現場は2つ上で見なさい」など、トヨタらしい自己啓発の名言も満載の一冊。
◆最近は色々と「トヨタ本」が出ていますが、元は「トヨタ在籍40年以上の現場での実績と管理監督者の経験をもつベテランが『トレーナー』となり、トヨタ時代の豊富な経験を活かしたOJT(On the Job Training)により、現場のコア人材を育て、変化に強い現場づくり、儲かる会社づくりを支援する」というコンサル会社、OJTソリューションズがその走りかと。
本書はそのOJTソリューションズの最新作であり、人材育成に役立ちそうです。

ゲームのルールを変えろ――ネスレ日本トップが明かす新・日本的経営
★思いついたことの98パーセントは実行せよ!
★マーケティング、営業、流通、採用・育成・評価…本物のリーダーは仕組みを変える。
★ネスレ日本100年の歴史で、史上初の生え抜き日本人CEOに就任した著者が語る、世界に通用する日本的経営とは?
◆ご存知の方も多いと思いますが、親会社のネスレは世界最大の食品・飲料会社。
著者の高岡さんは、その日本法人の「初の生え抜きCEO」なんですけど、実はまだ50代前半ということで、個人的には興味津々です。

デジタルでスッキリする 書類整理ハックス
本書は、「片付けるためには捨てる必要がある」という、昔からいわれ続けてきたことに同意します。
しかし「とにかくバサバサ捨てまくる」という方法は採用しません。その代わり、「捨てていい状態を作り上げる」という方法をおすすめします。そのためにはスキャンする必要があります。それも面倒くさくないようにスキャンする必要があるのです。
捨てられませんでしたか?
大丈夫です。捨てられるようになります。いったん捨てられるようになれば、整理への苦手意識など吹き飛びます。それどころか「整理の達人」の仲間入りだってできるでしょう。それも、大事なモノは捨てることなく。
◆佐々木正悟さんの久しぶりのハック本は、スキャンの指南をしてくれる模様。
私も職場の複合機で、比較的簡単にスキャンできる割にはそれを活用していないので、この本はチェックするつもり。

LINEビジネス成功術-LINE@で売上150%アップ!
メッセージやクーポンでユーザーを店舗に集客できるLINE@は、最近話題の「O2O(オンライン・トゥー・オフライン)」サービスの一種だと言えます。
本書では、LINEの新しいビジネス向けサービスをどう利用するのか、ということだけでなく、インターネットを使った集客というものをどう考えていけばいいのか、どうつきあっていけば成功するのか、といったところにまで踏み込んで解説します。
◆ワタクシ事で恐縮ですが、実はウチの本業の顧問先が、LINEを活用するツモリらしい、とのこと。
自分がLINEをやっていないのは、PHSなのでしょうがないのですけど、仕事に関係してくるとあらば、この本を読んで勉強しなくては。

アグリゲーター 知られざる職種 5年後に主役になる働き方
近い将来、サラリーマンは1社だけに帰属するのではなく、2社以上と仕事をするようになる だろう――。
本書調査ではこんな結果が明らかになった。組織の枠にとらわれず、社内外で活躍できる人 たちを「アグリゲーター」と呼ぶ。才能ある人、技術、チャンスをどん欲に巻き込み、プロ ジェクトを遂行する。そんな個人の力を活かすことで、巨大企業も生まれ変わる。
トップコンサルタントとビジネス誌記者が描く「個人と企業の再生論」。
◆タイトルといい、装丁といい、てっきり翻訳本かと見間違えたワタクシ。
見間違えついでに「アリゲーター」だと思ったのは内緒でw

速読暗記勉強法
速読して、大量の情報を素早く取り込むために本書では、「破リーディング」「速読ノート」「構造ノート」といったノート術を紹介しています。
上手にノートをつくり、スマホなどを使って繰り返し情報を読むことで、知識が定着しやすくなりますし、難解な文章の本質をつかむこともできるようになりますから、難関国家資格や難関大学を目指す人にもぜひ手にとってもらいたい一冊です。
◆当ブログでは、これまで何冊か牛山さんのご本を取り上げてきましたが、おしなべてクオリティは高かった記憶が。
最近の勉強本は、どうもコンサバチックなのが多いので、本書には結構期待しております。
【編集後記】
◆これまた変化球な本を最後に。
どうして人はキスをしたくなるんだろう?
内容紹介もふるっていて
「ゆるキャラ」のみうらじゅんと「あまちゃん」の宮藤官九郎。と、思わずアマゾンアタックを誘発しそうな感じですw
日本のサブカル界を牽引してきた永遠の中2コンビが、くだらなすぎて今さら人に聞くのは恥ずかしい素朴な疑問に真っ向から挑む!

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