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2013年06月24日

【モテ?】『Q.「仕事ができない」「容姿もさえない」「彼女いない歴=年齢」の男性に1ヵ月で彼女を作ってください。』竹内謙礼


Q.「仕事ができない」「容姿もさえない」「彼女いない歴=年齢」の男性に1ヵ月で彼女を作ってください。
Q.「仕事ができない」「容姿もさえない」「彼女いない歴=年齢」の男性に1ヵ月で彼女を作ってください。


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、これまた「未読本・気になる本」の記事でも注目を集めていた1冊。

主にネットショップや中小企業を対象とした経営コンサルタントとして有名な竹内謙礼さんの、恋愛を題材にしたマーケティング本です。

相変わらずアマゾンに内容紹介がないので、版元サイトから一部引用。
もてない「ダメ男・佐々木君」がマーケティングのエキスパートである上司のアドバイスで見事彼女をゲットするまでの物語で、「SWOT分析」やターゲットマーケティング、マーケティングミックスなどの手法を無理なく・わかりやすく解説。初めてマーケティングを学ぶ人、基礎からもう一度学び直したい人にぴったりである。

正直なところ、思ったよりもガチな内容でしたw


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【ポイント】

■1.「マーケティング環境分析」を行う
「そうね、佐々木君を取り巻く『環境』つまり佐々木君の周りにどれだけ女性がいて、どんなライバルの男性が存在しているのかを把握したり、佐々木君白身の外見や性格、年収を調べたりすることが第1ステップの『マーケテイング環境分析』になるわね。その後、第2ステップの『標的市場の選定』に進むわけ。ここでは、佐々木君にぴったりの女性がいる『標的市場』を見つけ出すことが、最初にやる作業になると思うわ」


■2.「マーケティングミックス」の最適化を図る
「ダイエットしたり、身だしなみをしっかりするのも、自分自身の"商品"の改善策だったりするわよね。他にも、自分を売り出すために婚活サイトに登録したり、積極的に社内のサークル活動に参加したりするのも、茜の言う広告プロモーションの最適化につながることになるのよ。それらの活動をすべてひっくるめて一番"いい男"に見せるのが、あたなにとっての『マーケティングミックスの最適化』なのよ」


■3.「セグメンテーション」で対象を絞り込む
「自分の好みだと思われる女性を数人まで絞り込んで、その子たちと満遍なくお話をして、その中から、自分に好意を持っていそうな女性だけを選んで、その人をターゲットにしてアタックをかける……だったら、どうかしら?」
「それだったら、僕、大丈夫のような気がします」
 佐々木の表情が明るくなった。
「いきなり一か八かで1人に絞るんじゃなくて、ある程度、自分とつきあってもいいという複数の人たちと会ったほうが、なんとなくいい人と出会えそうな気がします」
「それと同じことよ。広すぎてもダメ。かといって絞りすぎてもダメ。これがセグメンテーションの難しいところだったりするのよ」


■4.プロダクト・ポートフォリオ・マーケティング(PPM)で資源を最適化する
「この『PPM』と、佐々木さんをモテ男にするための改善策が、どう関係してくるんですか?」
 茜の質問に、美緒は「佐々木君の『PPM』をまずは作ってみるのよ」と言って、新たな『PPM』に佐々木の特徴や性格などを書き記した。
「佐々木君の持っている々限られた経営資源々を、どうやって有効に使ってポートフォリオを組めばいいのか考えたんだけど、どうかしら」
 美緒が『PPM』を書き終わったとたん、茜は腹を抱えて笑い始めた。
「この『PPM』、ちょー面白いんですけど!」

(詳細は本書を)


■5.「価格」はこちらの都合だけで決めてはいけない
「そんなにあるんですか!」
「これでも少ないぐらいですよ。ここでデートの常識をマスターしないと、彼女ができたとたんに3時間ぐらいでフラれちゃいますよ」
「でも、デートになったら、ありのままの自分をさらけ出せば――」
 佐々木が言葉を続けようとしたとき、美緒が「それは違うわ」と言って、茜と佐々木の会話に割って入ってきた。
「"ありのまま"なんてダメよ。自分の価値を自分自身で高めなければ、市場で高い"価格"で自分のことを売ることができないわよ」


■6.最適なチャネルを考える
「ということは、佐々木さんを"消費者"である女子社員に流通させるために、私たちは最適なチャネルを見つけ出さなくてはいけないってことですね」
 茜は顔をほころばせながら、前のめりになって美緒に話しかけた。
「そうね。最初は、中間業者としてお見合い相談所か合コンをセッティングしようかと思ったけど、ここは『0段階チャネル』の直販が良さそうね」(中略)
「美緒先輩、ここは『1段階チャネル』でいくのはどうですかね。私の社内の同期入社の女子社員を使って、佐々木さんを売り込むのに協力してもらうんですよ」


【感想】

◆まず最初に申しあげておかねばならないのは、本書は確かに「恋活」「モテ」を題材にはしていますが、あくまで「マーケティング本」であるということ。

当エントリーは、特にモテネタ部分についてのみ抜粋しているので、これだけ読んだら「モテネタ満載」な印象を受けますが、実際はそこまでではありません。

まずは、マーケティング理論の各項目(「SWOT」「4P」「PPM」等々)について、マーケティングのプロである"美緒"によって解説が。

それに続き、その解説の理解を深めるために「じゃ、婚活(実際にはまず彼女を作るところからなので、恋活だと思いますが)に当てはめるとどうなの?」という話として、上記ポイントのような引用部分が登場する仕様です。

とは言え、話の中心は「もてない男」である佐々木君に「いかに彼女を作らせるか」なので、どの項目の話でも最終的には「佐々木君」に結びついてくるのですが。


◆ただ、話の都合上、佐々木君が「実はモテる要素がある」設定になっているので、汎用性についても、ちと不明w

「メガネ取ったらイケメンだった」とかではないのですが、それに匹敵する反則技です(ネタバレ自重で)。

もっとも、この辺は、「いい商品だけど売れないモノ」を「売れるようにする」のがマーケティングの真骨頂なので、ある意味しょうがないかな、と。

ですから逆に、「見てくれがパッとしないので服を見繕う」「眉を整えてイケメン風にする」みたいな「非マーケティング」的な施策も出てこないのが、いつものモテ本とは少々違うと思います。


◆ところで、「恋愛×マーケティング」というアプローチは、実はモテ本では意外と多くありません。

有名なところでは、当ブログでも著作を何冊かご紹介している織田隼人さんのこの本とか。

「MBA」恋愛戦略―最強のマーケティング理論で説く彼女獲得のしくみと方法
「MBA」恋愛戦略―最強のマーケティング理論で説く彼女獲得のしくみと方法

もう1冊、ちょっと古いですけど、故・藤田憲一さんのこの本とか。

恋愛で覚える・恋愛に使える驚くほどマーケティングが身につく本 (CK BOOKS)
恋愛で覚える・恋愛に使える驚くほどマーケティングが身につく本 (CK BOOKS)

本書は、どちらかというと藤田さん寄りな感じ。

「マーケティングの基礎を理解したい」人にとって、「一番身近なテーマ」としてあるのが「恋愛」であり、それを物語形式にすることで、さらに理解しやすくしていると言えそうです。

と言うか、冒頭で「ガチな内容」と申し上げたように、思ったよりも「マーケティング本」的に、しっかりしてたのが意外だったというw


◆ただ、必ずしも本書が恋愛の役に立たないか、と言うとそういうことはありません。

例えば、たまたま「佐々木君」は社内での活動になりましたが、身近に女性がいない方にとっては「市場」を探すところからが恋愛のスタート。

そのためには「自分が他の男性より魅力的に見える」必要があるわけで、自分自身の「SWOT分析」や「ポジショニングマップ」も重要になってきます。

そうしたものも本書では、実際に「佐々木君バージョン」で作成されているので、真似して記入することも可能。


読みこなせば、知らぬ間にモテているかも!?

Q.「仕事ができない」「容姿もさえない」「彼女いない歴=年齢」の男性に1ヵ月で彼女を作ってください。
Q.「仕事ができない」「容姿もさえない」「彼女いない歴=年齢」の男性に1ヵ月で彼女を作ってください。
第1章 マーケティングを駆使すればダメ男もモテ男になる
第2章 SWOTを知らなきゃ仕事も恋愛もできない 
第3章 ポジショニングマップでわかる“結婚できる男” 
第4章 4PとPPMを使って市場で独り勝ちする方法 
第5章 男の牴然吻瓩浪燭之茲泙襦 
第6章 わかっているようでいてわからない本当のプロモーション
第7章 顧客維持のマーケティングによる恋愛術 


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【モテ】『モタク モテるオタクになる恋愛ガイド』アルテイシア(2012年05月29日)

【モテ】『もう合コンに行くな―3時間で女をオトす恋愛戦略「ナンパマーケティング」 』リーマンナンパマスター(2009年02月22日)


【編集後記】

あからさまに「マーケティング」を謳ってはいませんが、アプローチとして「マーケティング的だな」と思うのがこの本。

もう合コンに行くな―3時間で女をオトす恋愛戦略「ナンパマーケティング」 (ベストセレクト 783)
もう合コンに行くな―3時間で女をオトす恋愛戦略「ナンパマーケティング」 (ベストセレクト 783)

多分絶版だと思うのですが、知らぬ間にプレミアが付いてしまっているので、Kindle化を希望。


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