2013年06月12日
【ビジネススキル】このブログで売れている本(第7回ビジネススキル編)
Kristovskis-meeting-17.jpg / Baltic Development Forum
【はじめに】
◆今日は、定期的に行っている「カテゴリー別売上ランキング」を超久々にお送り致します。今回のカテゴリーは、1年以上前に行った「ビジネススキル」。
ちなみに、過去3回のランキングはこのようになっております。
【ビジネススキル】このブログで売れている本(第6回ビジネススキル編)(2012年05月13日)
【ビジネススキル】このブログで売れている本(第5回ビジネススキル編)(2011年05月13日)
【ビジネススキル】このブログで売れている本(第4回ビジネススキル編)(2010年05月15日)
◆いつも通り、今回も「過去1年間」での集計結果で。
前回同様、「昨年5月1日から本年4月末日」という区切りのよい期間にてカウントしております。
……もっとも、今年の5月は本業が忙しく、うっかり記事にしそこねてしまったので、集計の締めから1ヵ月以上開いてしまったのですが。
いずれにせよ、過去1年間における当ブログでのビジネススキルの人気本は以下の通りになりました!
いつも応援ありがとうございます!
【ビジネススキルランキング】
第20位伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い
◆タイトルからして、土井英司さんの『「伝説の社員」になれ!』を彷彿とさせますが、こちらも負けじとハードコア。
この本で述べられている位ガッツリ働いたら、それは伝説にもなります罠。
参考記事:【仕事術】『伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い』 小宮 謙一,紫垣 樹郎(2012年08月09日)
第19位
出来る人ほど情報収集はしないもの! ─情報洪水に溺れないために (WAC BUNKO)
◆著者の津田さんは「東大法学部卒、MBA取得、BCG勤務」といわゆる「エリート街道」を歩まれてきたお方。
本書では、ただ情報を集めるだけで思考を伴わない情報収集を「高級ルーティンワーク」と呼んで、警鐘を鳴らしています。
参考記事:【結論思考】『出来る人ほど情報収集はしないもの! ─情報洪水に溺れないために』津田久資(2012年10月07日)
第18位
権力(パワー)に翻弄されないための48の法則〈上〉
◆かなり昔に出た本なのですが、「ナンパ師の必読書」と『ザ・ゲーム』に書かれていたこともあってか、ランクイン。
ただし下記参考記事にも書いたように「他人を自分に依存させておく」あたりは、普通にビジネスでも使えそうです。
参考記事:【出世の心得?】『権力(パワー)に翻弄されないための48の法則〈上〉』が予想通り濃厚だった件(2011年05月24日)
第17位
平凡な仕事をすごいプロジェクトに変える教科書
◆著者の安東さんは、起業本の名著・『はじめの一歩を踏み出そう』のマイケル・E・ガーバー氏に直接教えを受けたというお方。
本書は、その『はじめに〜』にも登場する「3つの人格」の考え方を、現在の仕事上の「プロジェクト」に応用することにより、問題を解決するというものです。
参考記事:【オススメ】『平凡な仕事をすごいプロジェクトに変える教科書』安東邦彦(2013年02月15日)
第16位
ヤル気の科学 行動経済学が教える成功の秘訣
◆『その数学が戦略を決める』でお馴染み、イアン・エアーズ教授による「コミットメント」研究本。
翻訳者の山形浩生さん曰く「行動経済学的な知見を、具体的な手法につなげている」という、実に役に立つ1冊です!
参考記事:【スゴ本!】『ヤル気の科学 行動経済学が教える成功の秘訣』イアン・エアーズ(2012年10月30日)
第15位
入社1年目の教科書
◆ライフネット生命副社長の岩瀬大輔さんによる、新人向け仕事術本が、今年も見事ランクイン。
どうもNAVERまとめで、新人向けの本を集めたまとめがアクセスを集めて、そのおかげの模様。
参考記事:【仕事術】『入社1年目の教科書』岩瀬大輔(2011年05月22日)
第14位
「テンパらない」技術 (PHP文庫)
◆下記参考記事がホッテントリ入りしたこともあってか、なかなかの好順位につけたのが西多昌規先生の書き下ろし文庫本。
「本番に弱い」「緊張しやすい」方にオススメのTIPSが満載です!
参考記事:意外と知られていない『「テンパらない」技術』のテクニック10選(2012年07月10日)
第13位
戦略的グズ克服術―ナウ・ハビット
◆結構前の作品なのですが、奥野宣之さんの『「処方せん」的読書術』にて推奨されていたのがこちら。
さすが、当ブログで人気の「時間管理術」ネタだけあって、手堅くお買い上げ頂きました。
参考記事:【時間管理術】『戦略的グズ克服術―ナウ・ハビット』ネイル・A・フィオーレ(2012年05月16日)
第12位
「グズグズ癖」とキッパリ手を切る200のアイデア 人生を浪費しないための超時間管理術
◆続いてこちらも「時間管理術」本。
さすがに「200」もネタがあれば、1つくらい役に立つのがあって当然だと思います。
参考記事:【グズ解消?】『「グズグズ癖」とキッパリ手を切る200のアイデア 人生を浪費しないための超時間管理術』野間健司(2013年02月03日)
第11位
稼いでいる人が20代からしてきたこと
◆本書で学んだ「よかったことを3つ書く」という習慣を未だに続けているワタクシ。
おかげで、もともと能天気だったのが、さらに拍車がかかってしまった気がw
参考記事:社会人なら押さえておきたい『稼いでいる人が20代からしてきたこと』(2011年01月23日)
第10位
アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】
◆前回このランキングで見事1位だったのがこちら。
相変わらず、下記参考記事にもある「M&M'sチョコレートによるチェック」の話が、TwitterやTumblr等で拡散されていました。
参考記事:マッキンゼーが選んだ『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?』の10個の原則(2011年06月23日)
第9位
できる人の仕事のしかた
◆下記エントリーのタイトルは「ホッテントリメーカー」で作ったものですが、実際に「キレイゴトでない」お話が多々。
出世するためには、こういうテクニックも必要なんだな、と。
参考記事:今こそ『できる人の仕事のしかた』の闇の部分について語ろう(2013年01月06日)
第8位
最強の集中術 新装版
◆これまた結構前にご紹介した本(上記リンクは新装版)なのですが、NAVERまとめで「集中術」を扱ったエントリーによってアクセスが集中し、結構お買い上げ頂いた記憶が。
とりあえず、色々読んだ中でも「集中するためのTIPS」の量では、この本が一番だと思われ。
参考記事:【スゴ本】「最強の集中術」はキテます!(2008年04月02日)
第7位
結果は「行動する前」に8割決まる 世界上位2%だけが知っている「達成思考」仕事術
◆20位の本の内容も「ガチ」でしたが、それに劣らずこの本のノウハウも、かなり濃厚。
「世界レベルで通用する働き方」を知りたいなら、ぜひご一読を。
参考記事:【仕事術】『結果は「行動する前」に8割決まる 世界上位2%だけが知っている「達成思考」仕事術』金田博之(2012年12月05日)
第6位
一流役員が実践している仕事の哲学
◆テーマごとに「平社員、部長、役員」「三流、二流、一流」のスタイルを比較することで、出世できる仕事術を探った1冊。
実はこの本は、半分近くがKindle版の売上だったりします。
参考記事:友達には秘密にしておきたい『一流役員が実践している仕事の哲学』(2013年01月19日)
第5位
コクヨの5ステップかんたんロジカルシンキング
◆前作、『コクヨの1分間プレゼンテーション』が好評だった、下地寛也さんの2冊目の著作。
数あるロジカルシンキングの本の中でも、分かりやすさはピカイチだと思います。
参考記事:【これは分かりやすい!】『コクヨの5ステップかんたんロジカルシンキング』下地寛也(2013年02月13日)
第4位
「先延ばし」にしない技術
◆発売時の前回と同様4位につけたこの本。
こちらも確かに良い本なんですが、今回は特にKindleでの売上高が加算されたことが、この順位に結びついていますね。
参考記事:ビジネスの達人がこっそり教えてくれる『「先延ばし」にしない技術』の真実(2012年01月09日)
第3位
戦略思考トレーニング (日経文庫) (日経文庫 I 49)
◆下記参考記事に、ブクマが500超付いたことにより、当然のようにランクインしたのがこの本。
その記事内の問題を解いてみて、興味が出たなら「アマゾンアタック」推奨w
参考記事:『戦略思考トレーニング』が想像以上に凄い件について(2013年04月20日)
第2位
統計学が最強の学問である
◆世間的も話題になった、西内 啓さんの新作が順当にベスト3入り。
実はこの本も、Kindle版の売上が紙の本に匹敵するほど健闘してくれました。
参考記事:【データ分析】『統計学が最強の学問である』西内 啓(2013年01月27日)
第1位
トヨタの片づけ
◆2012年の当ブログ最多ブクマ数だった下記記事により、栄えてこの本がビジネススキル本ランキングの第1位となりました。
オフィスでの整理整頓本としては、なかなか秀逸だと思います。
参考記事:お前らもっと『トヨタの片づけ』の凄さを知るべき(2012年11月22日)
【感想】
◆例年より1ヵ月遅れでお送りした「ビジネススキル」ランキングでしたが、いかがだったでしょうか?前回も申しあげたように、そもそも「ビジネススキル」というカテゴリ自体が広範囲なため、毎回このランキングの作成には手間がかかってしまいます。
「仕事術」「時間術」あたりはまだいいんですが、「微妙なモノ」は、紹介記事のカテゴリを確認した上で載せているという。
イメージとしては、「仕事に関係する本」の中から、マーケティングやブランディング、さらには経営や起業がテーマな本を外す感じですね。
◆さて、そのランキングですが、今年は例年以上に「仕事術」系が好調だった気が。
ざっと見て半分くらいが「仕事術」もしくはそれに準ずるものだと思います。
特に「時間術」系は、4位、12位、13位と珍しく(?)3冊もランクイン。
かく言うワタクシは、この記事をヒィヒィ言いながら明け方に書いているのですが……(ダメじゃんw)。
◆ところで今回興味深かったのが、Kindle版の健闘です。
上記のそれぞれの本のコメントでも触れているように、Kindle版の数字がなければランクインできなかった本が何冊もありました。
実際、2位、4位、5位、6位、と上位陣が軒並みKindle効果でランクインしたという有様。
今後、「当ブログでどのようにKindle本を扱うのか」という問題については、近いうちにじっくり考えないといけないかな、と……。
というわけで、皆さま、今後ともよろしくお願いします!
【編集後記】
◆ちきりんさんの新刊もいよいよ登場!未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる
これも読まねばならないかな、と……。
ご声援ありがとうございました!
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