2013年06月03日
【モテ?】『飲みの席には這ってでも行け!』に学ぶ「コミュ力」アップ7つのポイント
飲みの席には這ってでも行け! 人づき合いが苦手な人のための「コミュ力」の身につけ方
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、タイトルを読んだだけでは「宴会推奨本」のような1冊。下戸の私には関係ないかな、と思っていましたが、実際は「飲み会」に留まらないコミュニケーション全般に関する良書でした。
アマゾンの内容紹介から。
「飲みの席」とはコミュニケーションの場の象徴です。人間関係をつくることは、自分をつくるということ。こうである自分から脱し、コミュニケーションの練習の場≒飲みの席に行く。どんな人、どんな話題、どんな状況にも対応可能な自分をつくる方法を、明大一受けたい授業「モテる言語学」の教授が伝授します。
今回は特に「コミュ力」をアップさせるポイントを7つ選んでみましたので、ご覧ください!
いつも応援ありがとうございます!
【ポイント】
■1.言葉づかいを変えてみる例えば、少し物腰の柔らかい人になるために、「〜だろ?」から「〜だよね?」のように語尾を変えてみましょう。
逆に少し強気な人に見えるように、「行かない?」を、より相手をグイグイ引っ張るニュアンスのある「行こうか」に変えてみましょう。(中略)
こういう風に少し言葉づかいを変えただけで、自分自身も、そしておそらくまわりの人にとっても、イメージやキャラが変わった感じがするのではないでしょうか?
■2.姿勢を変えて大胆になる
姿勢とその効果に関して、社会心理学者のカディという人の研究チームが、とても面白い実験をしています。
背中を伸ばしたり、のけぞったりするような力強い姿勢で2分間座ってもらった被験者と、背中を丸めたり、肩をすぼめたりするような弱々しい姿勢で2分間座ってもらった被験者に、その後ギャンブルをやらせたところ、力強い姿勢をとっていた被験者は86%がリスクを伴う賭けに出たそうです。
一方、弱々しい姿勢で座っていた被験者は60%のみが掛けに出たそうです。つまり、姿勢を2分間変えただけで、より大胆に、勇気を持ってものごとに臨めるようになるということです。
■3.笑顔になる
最近、スぺインの大学の実験で、女性は笑顔の男性により従順になるという驚くべき結果を発表しました。これは、女性のほうが、ことば以外のボディ・ランゲージ的な部分をコミュニケーションにおいて重視するからだと説明する専門家もいます。(中略)
エレガントな話し方の講師の大網理紗さんによると、ふだんより歯を2本多く見せてあげるといいらしいです。たしかにそうすると、今より口角が広がって、より笑顔が笑顔らしくなります。
■4.意識的に身体を変化させる
たとえば、歯のクリーニングやホワイトニングをしたり矯正をするというのも、まわりから「歯が白くてきれい」「歯並びいいね!」なんて言われて自尊心が高まる行為です。歯を堂々と見せて笑えることで、気分が前向きになったりします。
そのほか皮膚科に行って皮膚をきれいにしたり、エステに行ったり、美容整形をしたりといった身体の変化は、より直接的な心の変化を生みます。自分に自信も生まれます。
■5.「さ・し・す・せ・そ」の合いの手を入れる
相手の話の内容について、ついつい「へぇ」「すご〜い」などの単調な合いの手を繰り返してしまっていませんか?(中略)
そこで、コラムニストの五百田達成さんが提唱している、合いの手の「さ・し・す・せ・そ」をお教えします。「さ」すが!
「し」らなかった!
「す」ごい!
「せ」っかくだから、教えて!
「そ」うなんだ!
■6.目を合わすのが苦手なら「何かを一緒に見ながら話す」
たとえば、パンフレットでも、チラシでも、何でもいいので、その話題に関わる何かを一緒に見ながら話すというのも、そちらに視線が行くので効果的でしょう。
珍しい内装の店に行く、きれいな景色が見える店に行く、オープンテラスの店に行く……というのも、あなた以外のところに視線が移りやすくなるので、1つの方法でもあります。
■7.他人を「嫌だ」と思ったら、自問自答する
「他人を嫌だと思ったとき」の処方箋。
それは、嫌なやつに出会ったらなんでそんなに嫌な奴なのかなあと観察してみることです。そして、その嫌な部分は、それは自分自身の嫌な部分ではないのか、妬みではないのかと自問自答をしてみることです。
できれば、自問自答でふと気づいた自分のダメなところや嫌いなところを、見て見ぬ振りをしたりごまかすのではなく、しっかりと向き合ってそんな自分も好きになる。あるいは根気よく改善する。そんなふうに方向転換してみましょう。
【感想】
◆本書の著者である堀田秀吾さんは、明治大学法学部教授であり、アマゾンの著者紹介によると、「研究者らしからぬ熱血指導と画期的な授業スタイル」が支持されて「明治一受けたい授業」にも選出されたのだそう。なるほど、本書のようなコンテンツを授業に散りばめられたら、それは人気も出ます罠w
というか、学生時代にこういうコミュニケーションの授業があれば、どんなに恋愛も捗った事かと。
もっとも、他の男性も同じようにレベルアップするので、自分だけモテモテになるとかではないですがw
◆さて、上記ポイントの2番目の「姿勢」の件について若干補足を。
上記では「自分自身の内面の話」をご紹介しておりますが、これが何と「他の人から見ても違っている」らしく。
例えば、「2分間の姿勢」の後に圧迫面接を受けさせ、その面接の様子だけを他の人たちに見せて、どの人を採用したいか尋ねたところ、皆、「面接前に力強い姿勢をしていた人たち」を選んだのだそう。
また、こうした「力強い姿勢」を取ると、テストステロンというホルモンが20%増加し、「弱々しい姿勢」の人は10%下がったのだとか。
ちなみに、このテストステロンは「モテるホルモン」として知られるもの(ググるとアフィリサイトが多いので特にご紹介はしませんが)。
これはもう、「力強い姿勢」で日々すごすしかありませんねw
◆また今回は割愛したものの、興味深かったのが、いわゆる「中二病」の対処法。
「大変なオレ」を演出したり、「根拠のない自信に満ちた言葉を吐いたりする」のが、「中二病」の典型的な症例です。
これは結局、人付き合いの軸が「自分中心」だからこそ。
ですから逆に「一緒にいる人が心地よいようにする」のが大事なのだそう。
また、相手が「中二病」だった場合は、その人の「承認欲求」を満たすように、ホメてあげればOK。
その場合、ますます相手が「ドヤ顔」になる可能性は大きいですがw
◆本書のタイトルにある「飲み会」というのは、「人と関わる機会」の例えであり、要は「そういう機会を積極的に持て」、ということに他なりません。
ただ、「こもりがち」な学生さんならまだしも、以前から当ブログをお読みの方なら、人と接することの重要性は、既に理解されていると思います。
ですから、そういった状況が得意な方なら、本書はそれほど必要ではないかも。
逆に人見知りだったり、人付き合いが苦手な方なら、きっと本書は役に立つと思います。
別に数式があるわけでもないのに、本が「左開き」なのが若干残念ですが、そういうこと気にするのは、細かすぎますね、ゴメンナサイw
「コミュ力」をアップさせたいならオススメです!
飲みの席には這ってでも行け! 人づき合いが苦手な人のための「コミュ力」の身につけ方
第1章:なぜ「人づきあいが苦手」だと言える?
第2章:まずは「1つだけ」変えてみる
第3章:「ことば」が変われば世界は変わる!?
第4章:「コミュ力」の鍛え方――苦手意識を逆手にとれ!
第5章:それでもイタい自分を救う方法
【関連記事】
【オススメ!】『コミュニケイションのレッスン』鴻上尚史(2013年05月28日)【好印象?】『100%好かれる1%の習慣』松澤萬紀(2013年04月21日)
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【編集後記】
◆まだ1ヵ月近く先ですが、これはスゴ本なヨカン!モテの定理 女心を知り、恋愛勝者になる究極の戦略【DVD付き】
今まで男性専用のモテ本を出されてなかったぐっどうぃる博士が、いよいよこの市場に参戦です。
しかもDVD付きとのことですから、クオリティも期待できそうな。
ご声援ありがとうございました!
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こんにちは。
男の趣味や幸福論の本なども紹介して頂けないでしょうか? あと、「スゴ本」のカテゴリがあると嬉しいです。
趣味が、乃木坂46のブログへコメント位なので(恥)。
『7つの習慣』『思考は現実化する』を買って仕事と婚活の自信をつけるべきですかね(笑)
これからも、楽しいブログを期待してます!
男の趣味や幸福論の本なども紹介して頂けないでしょうか? あと、「スゴ本」のカテゴリがあると嬉しいです。
趣味が、乃木坂46のブログへコメント位なので(恥)。
『7つの習慣』『思考は現実化する』を買って仕事と婚活の自信をつけるべきですかね(笑)
これからも、楽しいブログを期待してます!
Posted by ネコッチ at 2013年06月03日 17:34
>ネコッチさん
コメントありがとうございます。
「男の趣味」は範囲が広すぎて、何をご紹介したら良いのか(汗)。
「幸福論」はカテゴリーの自己啓発の辺りをご覧頂ければ、類書があると思います。
「スゴ本」というのは、全ジャンル対象になってしまうので、ちと難しいかな、と。
また、私の判定ではなくて、はてブが多く付いたか否かということなら、左サイドバーの人気記事をご覧頂きたく。
また、仕事と婚活なら、当ブログの「ビジネススキル」と「恋愛・モテ」カテゴリーをご覧ください。
今後ともよろしくお願いします!
コメントありがとうございます。
「男の趣味」は範囲が広すぎて、何をご紹介したら良いのか(汗)。
「幸福論」はカテゴリーの自己啓発の辺りをご覧頂ければ、類書があると思います。
「スゴ本」というのは、全ジャンル対象になってしまうので、ちと難しいかな、と。
また、私の判定ではなくて、はてブが多く付いたか否かということなら、左サイドバーの人気記事をご覧頂きたく。
また、仕事と婚活なら、当ブログの「ビジネススキル」と「恋愛・モテ」カテゴリーをご覧ください。
今後ともよろしくお願いします!
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2013年06月04日 04:13
smoothさん
いつも携帯から見ているので、パソコンから、はてブを確認してみます。
洋服や健康ネタの本も購入させて頂きました。
お返事ありがとうございました!
いつも携帯から見ているので、パソコンから、はてブを確認してみます。
洋服や健康ネタの本も購入させて頂きました。
お返事ありがとうございました!
Posted by ネコッチ at 2013年06月04日 18:15
>ネコッチさん
なるほど、携帯からだとはてブが見づらいのでしょうか?
基本的に人気記事は上からはてブが多く付いた順に並んでいますので、タイトル等ご覧になって、興味のある記事をお読み頂ければよいと思います。
また、ご本のお買い上げも感謝です(涙)。
今後とも当ブログをよろしくお願いします☆
なるほど、携帯からだとはてブが見づらいのでしょうか?
基本的に人気記事は上からはてブが多く付いた順に並んでいますので、タイトル等ご覧になって、興味のある記事をお読み頂ければよいと思います。
また、ご本のお買い上げも感謝です(涙)。
今後とも当ブログをよろしくお願いします☆
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2013年06月05日 07:23
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