スポンサーリンク

       

2013年06月02日

【超速レビュー?】『ひらめく人の思考術: 物語で身につくラテラル・シンキング』を読みました


ひらめく人の思考術: 物語で身につくラテラル・シンキング (ハヤカワ・ノンフィクション)
ひらめく人の思考術: 物語で身につくラテラル・シンキング (ハヤカワ・ノンフィクション)


【はじめに】

◆先日の「未読本・気になる本」の記事でご紹介した、木村尚義さんの『ひらめく人の思考術: 物語で身につくラテラル・シンキング』

「ラテラル・シンキング」自体、一般的なビジネスパーソンだと、若干とっつきにくいのに加えて、「物語形式」ということで、当ブログのようなスタイルのブログだと、なかなかメイン記事としては取り上げずらく、読後も放置したままとなっておりました。

とはいえ、このままスルーするには惜しい良書ですので、メモ書き程度に簡単にレビューをば。


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【超速レビュー】

■登場人物・ストーリー等

◆アマゾンの内容紹介に、ストーリー等が特に書いていないので、ここで簡単にご説明を。

主人公は、卸会社に勤める、さえない営業マン・安良木アキラ

彼がたまたま幼馴染で東大卒の伴藤ミコの仕事上のトラブルを、「ラテラル・シンキング」で解決したことから、物語は動き始めます。

そのお礼にと、ミコにランチをご馳走になったアキラは、たまたま入ったに過ぎないその店の店主・叶 マミに、「ラテラル・シンキング」のセンスを認められ、教えを受けることに。


◆ところが、会社でのアキラは、営業成績の悪さから、リストラのピンチに直面します。

ノルマ達成までの残された時間は3ヶ月半なのに、営業に励むことなく、とある商店街の復興に奔走するアキラ。

一方、ミコが「六本木ミッドヒルズ」で行うイベントも、当日になって最大のピンチを迎えてしまいます。

果たして2人は「ラテラル・シンキング」を用いて、これらの問題を解決することができるのか……?


■本書で登場する「ラテラル・シンキング」の問題の数々

◆本書では、実際に物語中で発生した現実問題を解決するパターンと、「ラテラル・シンキングの問題」として出題されるパターンの2通りがあります。

いずれにせよ、答えを書いてしまうと、ネタバレなので、問題のみいくつか抜粋して。

・ラベルのない缶詰の中身を区別するには?

・11個のマンゴーを3人で分ける方法は?

・1つしかない茶碗を、3人の家来にほうびとして与えるには?

・ある青年が、3日の間に1000個の電球を売ってくるように命じられたが、どうやって売ればいい?

・広いフロアでは行動予定表が遠くの社員から見えないのだが、どうしたらいい?

・1個400円の高級トマトは、どうやったら売れる?

・30万通のDMに間違った電話番号を記載してしまい、もう発送済み。今からどうしたらいい?


……答えが気になる方は、本書にてご確認を。

いや、ぶっちゃけ、アマゾンの内容紹介にある問題より、こっちの方が気になると思うんですがw


【所感などなど】

◆上記では触れておりませんが、主人公である安良木アキラが「ラテラル」であるのに対し、エリート街道を歩んできた伴藤ミコは、もろに「ロジカル」。

最初はアキラの突拍子のない発想をバカにするのですが、それにより問題が解決していくのを目の当たりにし、彼女も考えを改め「ラテラル・シンキング」を学ぶことに。

とはいえ、生まれつきそのような発想をしてきたアキラと違って、ミコ(や私たち)はある程度の「発想の道筋」は必要です。

そこで登場するのがオズボーンチェックリストの中から、選ばれた次の5つ。
1.代替

2.大小

3.再利用

4.結合

5.逆転
本書の中では、問題に直面したアキラが、このうちのどのチェックリストを用いたか書かれているので、これまたご参考まで。


◆また、本書はそのストーリーも楽しめました。

上記で書いたような、アキラやミコの「運命」や、マミの過去、そしてマミと同じ「過ち」を犯してしまったアキラの苦悩……。

正直なところ、本書でのアキラのように、降りかかる問題をサクサク解決できていたら、彼自身、今までもうちょっと営業成績が良くてもよかったのではないか(ry

まぁ、これも1つの「成長物語」ということでw


ロジカルにラテラルを加えたら、鬼に金棒です!

ひらめく人の思考術: 物語で身につくラテラル・シンキング (ハヤカワ・ノンフィクション)
ひらめく人の思考術: 物語で身につくラテラル・シンキング (ハヤカワ・ノンフィクション)

【関連記事】

【水平思考】「コトラーのマーケティング思考法」(2009年02月06日)

20秒で理解するラテラルシンキング(2008年11月30日)

【水平思考】「イノベーション・シンキング」ポール・スローン(2007年08月25日)

「すばらしい思考法 誰も思いつかないアイデアを生む」マイケル・マハルコ(2006年05月16日)


【編集後記】

◆同時期に発売されているラテラル・シンキングのご本。

ずるい成功術 ~10人の「勝ち組」に学ぶラテラルシンキング~
ずるい成功術 ~10人の「勝ち組」に学ぶラテラルシンキング~

これまた未読本記事でご紹介済みですが、今回の本が面白かったので、こちらもチェックしたいところです。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「ビジネススキル」へ

この記事のカテゴリー:「アイデア・発想・創造」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ

スポンサーリンク




               

この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。
                               
この記事へのコメント
               
書評ありがとうございます。
とても励みになります!

ロジカルシンキングはマスターすると便利なのですが、同じような企画や製品サービスになりがちです。

だから、どこの会社も同じようなものをつくっては、足の引っ張り合いや競争ばかり。
どうしても、ギスギスしてしまう。

こうして、ブログに公開していただけると、
ラテラルシンキングをみんなが知る事になり、もっと楽しくなると思うのです。

ラテラルシンキングで世の中を面白くするプロジェクトにご協力いただけて感謝です。

また、ブログ主さんに本書が少しでもお役に立てれば、嬉しいです。

では、今日も良い事が起きますように!
Posted by 木村尚義 at 2013年06月04日 10:07
               
>木村尚義さん

著者様直々のコメントありがとうございます。
ご本、大変楽しめました。

実際にマミさんやアキラ君のように、ラテラルシンキングが使いこなせたら、人生が違った楽しみ方ができそうですよね。

私はまだまだ修行が足りませんが、今後も引き続きよろしくお願い申し上げます。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2013年06月05日 07:21