2013年04月19日
【辛口?】『【完全ガイドシリーズ023】文房具完全ガイド』から選んだ文房具10選
【完全ガイドシリーズ023】文房具完全ガイド (100%ムックシリーズ)
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、最近多い(?)文房具関係のムック本。この手のムックは黒表紙が続いていたので、つい見逃しておりました(ヲイw)。
なお、本書の大きな特徴と言えるのは、「ダメなものはダメ」と言わんばかりに、いくつかの製品に実名でダメ出しをしていること。
メーカー期待の新製品であれ、容赦ありませぬw
とはいえ、disるのは当ブログの趣旨に添いませんので、今回も評価が高かったものの中から新製品を中心に10品ばかりセレクトしてみました。
お気に召すものがありますでしょうか?
いつも応援ありがとうございます!
【文房具10選】
■1.コクヨS&T『キリリ (グルーレス刃)』コクヨ ハサミ[キリリ] (グルーレス刃) ピンク ハサ-P300P
小ぶりだからと侮るなかれ、秘密は刃に施されたグルーレス加工。刃の接する面積を最小限に抑え、粘着テープのノリが接着しにくい。
◆この製品の場合、特に粘着性があるものを切る際に実力が発揮される模様。
私は『フィットカットカーブ』を愛用しているので、乗り換えまではしませんが、お使いのハサミがイマイチの方は、検討されても良いかと。
■2.コクヨS&T『ハリナックス5枚分』
コクヨ 針なしステープラー<ハリナックス>(コンパクト) SLN-MSH205LB
金属針を使わない綴じ込みツール、ハリナックスはそのまま処分することが可能で、それ故にエコ文具の定番という地位を確立した。最新のコンパクトモデルは5枚綴じながら一般ステープラー並みのサイズにまで小型化。扱いやすさが格段に向上。
◆今までの8枚綴りの製品に比べると、大きさもコンパクトになって引き出しにも入るサイズにw
てか、今までのヤツが大きすぎてスルーされてた方にはオススメですね。
■3.パイロット『キャップレス』
万年筆キャップレス マットブラック【F】 FC18SRBMF
ノック式なので手帳片手にすぐ使える。万年筆なのにボールペンのように普段使いできる機動力が魅力
◆以前もご紹介したことがあるのですが、気になるのでもう1度w
この製品の大きな特長がクリップの向きで、ポケットに挿すと通常と逆向きに、ペン先が上を向くようになっています。
■4.コクヨS&T『ドットライナーフィッツ』
ドットライナーフィッツ 青 タ-DM490-07B
ノートにプリントをノリで貼り付ける際、少しでもずれては困る場合にはとても神経を使う。しかしプリント貼り専用のりであるこの製品なら安心だ。時間をかけてゆっくり粘着力が増していくため、塗り立ての状態だったら貼り直しもOK。それでいて時間が経てばしっかり貼り付いてくれるのだ。
◆ドットライナーは、私もノーマル版を使っていますが、こちらはまた違った意味で魅力的。
ちょっとした曲りやズレでも気になる方は、こちらの方が良さそうです。
■5.ニチバン『直線美mini』
ニチバン セロテープ 直線美mini白色 15mm×20m CT-15SCB5
真っ直ぐな切り口で長い時間貼り付けていても汚れが付きにくいことが特徴な直線美。その小巻サイズに対応したカッター付きセロテープだ。持ち運びも容易なコンパクトなデザインは、使用しない時なら縦置きにも対応。収納しやすさも備えている。
◆以前ご紹介した製品は、確かに机の上に据え置きタイプというか、引き出しには入らないサイズでしたが、こちらはかなりミニ。
セロテープのギザギザ切り口が苦手なら、まずこちらからトライ!
■6.朝雲新聞社『自衛隊手帳』
2013自衛隊手帳
膨大な資料篇が圧巻。自衛隊施設所在地や装備の性能諸元やらがぎっしり。その一方で手帳部分はビジネス手帳の老舗、能率手帳ゴールドや普及版などに準じたレイアウトを採用しており、手帳としての使いやすさは充分に備えている。自衛隊ファンならずとも価値有り。
◆元々手帳を使わない私が言うのもアレですが、ネタ的な意味で興味深い製品かな、と。
合コン等で盛り上がるかな、と、個人的にはそれだけの理由で買ってみたいのですがw
■7.パイロット『コクーン』
パイロット コクーン 油性ボールペン シルバー
微妙な曲線美を描いた流線型のボディが特徴。太めに設計されており、全体の重心も安定しやすく持ちやすい。グリップは別素材を採用し、滑りにくさも配慮されている。また書き味は低粘度油性を採用し、にじみやかすれはほとんどなく、スムーズな筆跡が心地よい。
◆お値段以上に高級そうに見えるボールペン。
打ち合わせの時や、申告書等にサインする際に使ってみたい一品です。
■8.パイロット『ジュース』
パイロット ゲルボールペン ジュース6色セット 0.5 LJU60EF-6C
105円という低価格ながら、ノック式、ラバーグリップ、クリップ付きと基本性能をすべて押えているコスパの高さが魅力。顔料ゲルインキを採用し、発色や書き味も優秀といっていい完成度。また、全30色というカラバリも特徴だ。
◆セットではなく単品での評価ながら、単品での扱いがないので、このセットをセレクト。
文具王の高畑正幸氏曰く「これだけの性能で105円は立派です」とのこと。
■9.オート『ミニモボールペン』
オート ミニモボールペン ブラック NBP-505MN-BK
ノック式としては世界一細い軸径3.7mmというコンパクトサイズが特徴。付属の差込ホルダーに収納すれば、メモ帳などに挟んで携帯しやすい。携帯用ペンとして最適の1本。
◆こちらは以前シャープペンをご紹介していますが、ボールペンも同様にミニミニサイズ。
これさえあれば、ふとアイデアが思い浮かんだ時にペンがない、という状態は避けられそうです。
■10.マークス『ED!T(エディット)デイリープランナー』
マークス EDIT(エディット)storage.it by EDIT 2013年1月 ブラック B6 13DR-ET02-BK
1日1ページ手帳は使いたいけど、「ほぼ日感」が苦手……という人に朗報!今年登場した「ED!T」は、レイアウトはほぼ日手帳に良く似ていながらもクセのないスタイリッシュさで万人に受け入れられやすい作りになっている。
◆そもそも「ほぼ日手帳」を使っていない私には、今ひとつピンとこないのですが、「ほぼ日」の特徴である「お言葉」や「キャラクター」が苦手な人が少なからずいるのだとか。
確かにそういう方にとってはこの製品はありがたいですし、元々の基本性能もアマゾンで見る限りでも充実しているので、今からでも使ってみても良いかも!?
【所感などなど】
◆新学期が始まるせいか、先月から怒涛のごとくの文房具ムックのラッシュでしたwとはいえ、各ムックごとに特徴なりがあるもので、本書は類書に比べると「カタログ的要素」は低め。
その分、「評価的要素」がかなり高く、各製品ごとに5段階評価の「辛口採点簿」が付されています。
ぶっちゃけ、今回私が見て「面白そう」と思ったものでも、星が3つとかだと自重してしまっているワケでして。
◆「辛口」の最たるものが、冒頭でも触れたダメ出しである「がっかり文房具アワード2013」並びに「ガッカリ文房具カタログ」。
こちらは「期待して買ってみたけど、想像以上に使えなくてガッカリ」したアイテムを集めたコーナーです。
当エントリーはdisるのが目的ではないので、具体的な製品名は割愛しますが、気になる方は本書にてご確認を。
もっとも、対象となったのは全部で8品だけですから、業界的にも問題にはならなさそうですが……。
◆もちろん、「いいものはいい」とばかりにオススメ製品も満載ですので、そちらはご安心を。
特にオススメの製品には「ベストバイ」のマークがついているので、それだけチェックしてみるのも良いかもしれません。
たとえば、以前ご紹介しているこちらとか。
日本クリノス トライアングルクリップ 40個入り TRC-40
さすがに定番品は類書ともかぶりますが、それだけ多くの方が評価しているということで。
文房具ヲタなら目を通すべき1冊!
【完全ガイドシリーズ023】文房具完全ガイド (100%ムックシリーズ)
【関連記事】
【文具マニア必見!】『MONOQLO特別編集 文房具完全ガイド』はかなりキテます!(2011年04月14日)【15選】『すごい文房具ゴールデン』からセレクトした文房具15選(2013年03月31日)
ご声援ありがとうございました!
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【編集後記】
◆新製品系のムックでは、こちらが最新のよう。ステーショナリーマガジン 009 (エイムック 2607)
書店でチェックしてこなくては!
ご声援ありがとうございました!
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