2013年03月27日
【発売記念キャンペーン有】『2分でわかる! ビジネス名著100冊のエッセンス』水野俊哉
2分でわかる! ビジネス名著100冊のエッセンス
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、ビジネス書のソムリエ・水野俊哉さんによる、「名著早わかり」。100冊ものビジネス書を、それぞれ見開き2ページに凝縮してくれているという、「読まずに知ったかぶる」にはありがたい1冊です(ヲイw)。
アマゾンの内容紹介から一部引用。
世界の名著から話題の新刊まで、ビジネス書のベストセラー100冊のいちばん重要な「エッセンス」のみを凝縮。
1冊1見開きで、大事なところをすっかり押さえられる、超便利な一冊です。
今回は、本書の中から特に個人的に思い入れのある本を12冊ピックアップ。
本書の発売を記念して行われる、豪華特典付きのキャンペーンのお知らせも掲載しておりますので、お見逃しなく!
いつも応援ありがとうございます!
【ビジネス名著12選】
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門
発売当時は、「タックスへイブン」「PT」などという単語が非現実的に思えたものだが、その後オフショアの海外ファンドを使った租税回避のスキームや、新富裕層の海外移住がニュースで報じられるようになった。「経済的な成功」を求める生き方は一歩間違えると新宿西口のホームレスになるリスクをも孕んでいる。しかし、それでも自分の頭で冷静にリスクとリターンを計算して生きろと橘氏は言いたいに違いない。どの本を読んでも外れがないのも橘氏の特徴である。
◆個人的に大好きな著者さんである橘玲さんの、まさに私が最初に読んだ1冊。
橘さんが「黄金の羽根」と呼ぶ「制度の歪み」こそが、この日本における「金儲けのパスポート」なのだと思われ。
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか
本書では、なぜ社長の言うことに皆従ってしまうのか? (権威) 有名人の言うことを無条件に信じるのか?(社会的証明) 親しい同僚からの頼まれごとをOKしやすいのか?(好意) など、人間心理のメカニズムが様々な例を挙げて解説されている。そのため本書を読むことで、交渉やセールスで優位に立つこともできる。しかし最も良い活用の仕方は、これらテクニックを悪用してくる相手にダマされないために事前に手口を知っておくことだろう。マネジメントクラス以上であれば必読の書である。
◆言わずと知れた(?)当ブログ「イチオシ」のビジネス書。
配ったり人にあげたり、前版もいれたら5冊買ってますw
参考記事:【速報!】最強のビジネス本「影響力の武器」の[第二版]がいよいよ登場!!(2007年08月18日)
7つの習慣―成功には原則があった!
同書は有名な「時間管理のマトリックス」をはじめ、多くのビジネス書の元ネタというか原流となっている不朽の名著。ビジネス書としては全世界の歴史上最高の売り上げを誇る。(以下、訳者による「はじめに」より) この原稿を書いている途中にスティーブン・コヴィー博士の訃報が届いた(自転車事故による負傷が原因だと言われている)が、博士の説いた原理原則の力は、今後も多くの人のパラダイムをチェンジさせ続けるだろう。誰が読んでも何かしら得るところのある、何度も読み直したい一冊。
◆本書はブログを始めてから読んだ本であるにもかかわらず、当時の実力では太刀打ちできず、結局未だに記事にはしていません。
初めて出たセミナーで隣に座った方に薦められて読んだのも、今となっては懐かしい思い出です。
アイデアのつくり方
僕もこれまでアイデアに関する本を何十冊と読んできた。その中でも優れた部類に入る本はいっぱいあるし、これからも発売されるだろう。しかし、どんな優れたアイデア本だとしても、その本質はすでにヤング氏に書かれてしまっている。我々にできるのは細かいシチュエーションをつけ加えたり、道具や手法のアップデートをする程度だ。「60分で読めるけど一生あなたを離さない本」という帯のコピー文はまったく大げさなものではない。
◆アイデア本は、私も結構読んでいるツモリではおりますが、多くの著名人がイチオシになさっているのがこの本。
個人的には「特殊知識と一般的知識を十分に収集する」というのが「目からウロコ」でした。
参考記事:「アイデアのつくり方」 ジェームス・W・ヤング (著)(2006年04月14日)
10年後に食える仕事、食えない仕事
本書のマトリックスは縦軸がスキルタイプ、横軸が日本人メリットになっている。国内の職業で給料が高いものと低いもの(あるいは管理職と現場職)、職場がグローバルで報酬が高いものと低いものという単純明快な分析がヒットの要因だろう。ゆえに3章までは非常に読み応えがある。しかし、4章以降は、将来的な予測がメイン。こちらに関しては今後どのように情勢が変化するかわからない。とはいえ、分析自体が読み物として抜群に面白いのは確かだ。
◆当ブログでも大人気となったキャリア本。
マトリックスは水野さん自身も得意とするところだけに、本書の分析もお気に召されたのかも。
参考記事:【必読!】『10年後に食える仕事、食えない仕事』渡邉正裕(2012年02月04日)
僕は君たちに武器を配りたい
混迷する時代を生きていく若者へ向けての瀧本氏の渾身のメッセージが詰まった一冊だ。僕自身、起業して経営者としての経験を経て、作家、コンサルタントとして自由になれた。自由と言うのは経済的な自由もあるが、社会によって植えつけられた固定観念から完全に解放されたという意味も持つ。本書で配られた「武器」は21世紀を生き抜くためのフレームワークだ。『ネクスト・ソサエティ』『10年後に食える仕事、食えない仕事』も合わせて読んで欲しい。
◆ビジネス書大賞2012の大賞に輝いた、瀧本哲史さんのデビュー作。
それにしても、これだけ濃厚な作品を、スマッシュヒットとなった新書と一緒に出されるとは、今考えてもスゴイことだったな、とw
参考記事:【スゴ本!】『武器としての決断思考』瀧本哲史(2011年09月22日)
予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版
行動経済学はノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンとエイモスト・べルスキーを開祖とする新しい学問であるが、現在多方面から注目を集めている。行動経済学は、人間の行動心理に着目している(カーネマンはなんと心理学者だった)。つまり、人間が判断を誤りやすいことは誰でも知っているが、どのように行動すべきかではなく「なぜ、そのような行動をするのか?」を研究対象としている。この学問を学ぷことは他ならぬ僕たち自身のことを知ることになるので非常に興味深い。
◆当ブログでは前版をご紹介済み。
レビューで「前作(前版のこと)を持っているのだったら、あまりお薦めできない」と言うのを見て自重してしまいましたが、その後もアリエリー氏の作品は欠かさず読んでますし、本書も時間を見て読んでみるツモリです。
参考記事:【スゴ本】「予想どおりに不合理」ダン・アリエリー(2008年12月15日)
ハイパワー・マーケティング
日頃からビジネス書を読む方なら「このテーマはあの本と同じじゃないか?」「この事例はどこかで読んだことがあるぞ?」と思うかもしれない。なぜなら、それは著名なマーケターや著者が本書をネタ元にしているからだ。本書はマーケティングのありとあらゆるノウハウが詰め込まれた叡智の結晶ともいえるが、事例も豊富で、非常に読みやすい文章で書かれている。マーケティングを学ぷためには費用対効果も高くお得なー冊だろう。
◆ブログを始めた当初に読んで、非常に衝撃を受けた記憶があるのがこの本。
絶版となっているようで、アマゾンの中古でも現時点で4000円弱という高値が付いております(お求めはお早めに!←アサマシw)。
参考記事:(再読)【マインドマップ書評】「ハイパワー・マーケティング」 ジェイ・エイブラハム (著) 金森重樹 (監訳)(2005年07月25日)
プライスレス 必ず得する行動経済学の法則
人間の織り成す社会には、モノの値段にかかわる行動経済学の法則が潜んでいる。本書から見えてくることは、訴訟、商品価格、メニューなどの価格に対する人の対応や反応は、主観的にはそれなりに筋が通っていても客観的に見ると決して合理的でないということだ。タイトルの「プライスレス」は「値段はあってなきが如し」という意味にもとれる。日常生活からビジネスまで応用できる非常に示唆に富んだ本なので、せひ読んでみて欲しい。
◆今回挙げた本の中では、唯一未読の作品。
何故に大好物の行動経済学の本を読んでないのか、自分でも不思議なんですがw
成功者の告白 (講談社プラスアルファ文庫)
個人的にこの本を読み返すのは10回以上になるが、「あなたが起業すれば、ほぼこの本に書かれているとおりになるでしょう」と言っておく。人間に未来は予測できない。しかし、神田氏は膨大なサンプルと理論を集約して「典型的なパターン」を示すことに成功している。実際に起業を経験した人間ほど「まさにこの通り!」と共鳴するだろう。起業の華々しい部分だけではなく、金と欲のうずまいたダークサイドが描かれている。
◆神田昌典さんの作品の中で、オススメ本を挙げてもらうと、『60分間・企業ダントツ化プロジェクト』と並んで、よく名前が出るのがこの本。
私は成功者でもないので、未だ経験していませんが、「家庭崩壊」は勘弁……。
スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
本書はご存知のとおりベストセラーになったのだが、つい中身を知りたくなるような身近なテーマを取り扱っているのがよくわかる。普段、なんとなく疑問に思っていることが、わかりやすく丁寧に説明されているので、友人や職場との会話のネタ本としても役に立ちそうだ。100円単位の話から、生活全体に影響する話まで幅広く論じている点も見逃せない。司じ著者による大手銀行や証券界社が販売する金融広告のウソをズバリ書いた『金融商品にだまされるな!』も好著。
◆本書はタイトルを見てスルーしていたのですが、いざ遅ればせながら読んでみたところ、意外と真っ当な内容でビックリ!?
思わずその後は、著者である吉本佳生さんの作品が出るたびにチェックし続けております。
参考記事:【今さらでつが(汗)】「スタバではグランデを買え!」吉本佳生(2008年09月16日)
リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)
リクルートを創業した江副氏が現役時代を回顧しながら、その経験を元に経営についての考えを語っている。第二章には「私が学んだ名起業家の一言」と銘打って、トヨタ自動車の豊田英二氏、セコムの飯田亮氏、経営の神様・松下幸之助氏、本田技研工業の本田宗ー郎氏、ソニーの井深大氏、ソフトバンクの孫正義氏などなど、多くのベンチャー精神あふれる経営者との話が語られている。江副氏の考え方もさることながら、実に濃い内容の一冊だといえるだろう。
◆数々の名起業家を輩出しているリクルートの創業者であった江副氏。
本書を読むと、そんなリクルートの秘密が明らかになることウケアイですし、個人的にも結構オススメな1冊です。
参考記事:「リクルートのDNA」江副浩正(2007年03月22日)
【所感などなど】
◆本書のタイトルには「ビジネス書名著100冊」とありますが、フラットな状態から100冊を選んだのではなく、いくつかのテーマに沿って、選書されているよう。具体的には、下記目次をご参照のこと。
ただし、各章ごと同じ冊数ではなく、例えば一番多い第3章「話題のビジネス理論、経済学に触れる」で24冊、逆に一番少ない第4章の「エコ、スピリチュアルの世界」は、その半分の12冊となっています。
そして、ブログで記事にしている/していないにかかわらず、既読だったものは43冊。
名著ばかり集めてあるはずなのに、「半分も呼んでいない私は、ぶっちゃけどうなの?」という感じですw
◆そもそも、最近の読者さんはご存知ないかもしれませんが、水野さんのデビュー作も、ビジネス書(成功本)のガイドブックだったワケでして。
成功本50冊「勝ち抜け」案内 How to Improve Your Reading Skills for Success in Life (光文社ペーパーバックスBusiness)
参考記事:【成功本!】『成功本50冊「勝ち抜け」案内』水野俊哉(2008年02月05日)
ページ数の違いはあれど、かたや1冊で50冊やっているところを、本書は100冊ですから、情報としては「広く浅く」ならざるを得ないのはしょうがないところ。
本書の各作品ごとの構成も、概要部分とエッセンス(要約)部分が大部分で、終わりに「水野的考察」と題された所感的なパートが付されているという仕様です。
「50冊時代」のマニアックな切り口も捨てがたいですが、本書はある意味ノーマルというか、意外と(?)忠実に根幹部分を抽出している感じかな、と。
この1冊で、「ビジネス書通」になれることウケアイです!
2分でわかる! ビジネス名著100冊のエッセンス
1.誰もが知る世界の名著
2.2010年以降の近年話題作イッキ読み
3.話題のビジネス理論、経済学に触れる
4.エコ、スピリチュアルの世界
5.一度は読みたいベストセラー
6.名経営者の人生、考えに薫陶を受ける
【発売記念キャンペーンのお知らせ】
◆冒頭で申し上げたように、本書の発売を記念して、3月25日からキャンペーンがスタートしております。2分でわかる! ビジネス名著100冊のエッセンス 発売記念・購入者キャンペーン開催
■日時
●2013年3月25日(月)〜3月31日(日)
■特典
●【特典1】 4月13日『2分でわかる!ビジネス名著100冊のエッセンス』発売記念トークショー3名様ご招待
新刊発売を記念して行われるスペシャルトークショー「ビジネス名著1万冊分のエッセンス」(出演:水野俊哉、内藤忍、藤井孝一)にキャンペーン応募者から抽選で3名様をご招待
●【特典2】 有名書評ブロガーによる「ビジネス名著100冊のエッセンス」+α書評PDFプレゼント!
有名書評ブロガー、ビジネス書著者による『ビジネス名著100冊のエッセンス』で紹介していない本の書評集です。こちら応募者全員にプレゼント!
●【特典3】 水野俊哉 著作からご希望の1冊 全国10名様プレゼント!
水野俊哉全著作14作品の中からご希望の1冊をプレゼントします。
●【特典4】 『ビジネス名著100冊のエッセンス』発売記念 水野俊哉インタビュー音声ファイルプレゼント!
作品執筆に専念するためにTV出演をはじめマスコミ露出NGで活動しているビジネス書作家 水野俊哉の貴重なインタビュー音声になります。
新刊『ビジネス名著100冊のエッセンス』執筆の動機など知られざるエピソードを熱く語っています。本をお読みになった後は、音声でもお楽しみください。
●【特典5】 水野俊哉 出版セミナー理論編 4月24日木曜日 3名様ご招待!
全国600名が受講し、書籍化もされた(『ビジネス書のトリセツ』)大好評 ベストセラービジネス書がすらすら書けるセミナーにご招待します!(通常 参加費1万円)
ビジネス書のオモテとウラの話がぎっしりつまった中身の濃いセミナーです。
●【特典6】 藤井孝一さん『2013年春の起業ネタ祭り』ペア5組10名様ご招待(通常4200円)
詳細はこちら http://www.shumatsu.net/communication/spring2013.html
●【特典7】 内藤忍さん(資産設計デザイン研究所)『いつも忙しい時間貧乏をやめる7つの方法』(あさ出版)を5名の方にプレゼント!(サイン入り)
●【特典8】 天才工場 吉田浩さんプロデュース 本田健さん『あなたのお金はどこに消えた?』(PHP研究所)を希望者全員に1人1冊プレゼント!
●【SPECIAL特典1】 『ビジネス名著100冊のエッセンス』を10冊以上購入の方を4月19日金曜日水野俊哉主催「SCMセミナー」4thへご招待します(先着3名様)
●【SPECIAL特典2】 『ビジネス名著100冊のエッセンス』を100冊以上購入の方を水野俊哉SCMセミナー4thシーズンに半年間、受講料無料でご招待します!
●【SPECIAL特典3】 『ビジネス名著100冊のエッセンス』を200冊以上購入の方を水野俊哉出版セミナー実践編 第15期平日コースもしくは水野俊哉出版セミナー実践編 第16期日曜日コースに半年間、受講料無料でご招待します!
申し込みフォームその他の詳細は、キャンペーンサイトをご覧ください!
2分でわかる! ビジネス名著100冊のエッセンス 発売記念・購入者キャンペーン開催
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【アマゾンキャンペーン有】『「ビジネス書」のトリセツ』水野俊哉(2009年08月01日)【Amazonキャンペーン有】『成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内 』水野俊哉(2008年08月25日)
【成功本!】『成功本50冊「勝ち抜け」案内』水野俊哉(2008年02月05日)
【42人の座右の書】『スミスの本棚 私の人生を変えたこの一冊』(2011年09月15日)
【読書の王道】『自己啓発の名著30』三輪裕範(2011年06月13日)
【スゴ本】アナタが「アメリカCEOのベストビジネス書100」を読むべき6つの理由(2009年11月17日)
もしものときのための「トップMBAの必読文献」6選(2009年11月15日)
【編集後記】
◆昨日のお買いもの。成功する人の「語る力」: 英国首相のスピーチライターが教えるライティング+スピーチ
これもまだ未読なんですが、面白そうです。
ご声援ありがとうございました!
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