2012年12月23日
【モテ】男女本特集@ブルータスを読みました
BRUTUS (ブルータス) 2013年 1/15号 [雑誌]
【本の概要】
◆現在発売中の「BRUTUS (ブルータス) 2013年 1/15号」の特集は「男を知る本、女を知る本。」。全部で212冊もの「男女本」が紹介されてます。
その中でも、特に当ブログ的に気になったのが、「男と女のモテ本研究」というページ。
今回は、そこで取り上げられている本のうち、当ブログで記事にしたものを列挙してみようかと。
本誌を読む際の参考になれば幸いです。
いつも応援ありがとうございます!
【「男と女のモテ本研究」掲載本より】
●モテる技術「裏モテ」の秘策―女のためなら手段選ばず!
A●男優から大学教授まで幅広い識者が語るモテの秘策。
◆この本を読んだ当時は、まだ当ブログがモテ本を積極的に扱っていなかったこともあって、登場されている皆さんの本もまだ全然読んでいませんでした(伊東明さんとか)。
改めて下記記事を読むと、そのバリエーションの多さにビックリしますし、最初にこういう本をガイド代わりに買う、というのもなかなか賢いやり方だと思います。
参考記事:絶対に公開してはいけない『「裏モテ」の秘策』(2009年02月10日)
ハリウッド流☆モテる技術
ハリウッドを渡り歩いた映画プロデューサーが教えるモテ男子の演出法。
◆タイトルは「ホッテントリメーカー」で珍しくハズしてますが、本の中身はいたってまとも。
なるほど、アメリカのモテ男はこうして口説いているのだな、と。
参考記事:リア充による『ハリウッド流☆モテる技術』の逆差別を糾弾せよ(2012年01月16日)
肉食女子に食べられちゃう技術
1,077人とエ●チしたというカリスマナンパ師が肉食女子に食べられる=セ●クスができる戦略を教える。
◆この本は当ブログでの記事は削除済み(スイマセン)ですが、なかなか面白かったです。
特に、「ねるとんパーティ」や「異業種交流会」でのナンパといった「状況別ナンパ法」について詳しいのが特徴かと。
モテ・バイブル
「モテない男のナンパ塾」も開講する著者が恋人や結婚相手を見つけるためのモテ技術を560ページにわたり解説。
◆著者の藤田サトシさんのトーク術が、個人的にちと苦手なものの、本書の場合、そのバックアップメンバーの豊富さが魅力的。
下記記事にもあるように、ファッションや心理学で専門の方にフォローされている分、クオリティは高くなっています。
参考記事:【モテ】「モテ・バイブル」藤田サトシ(2009年03月27日)
●口説きテク
口説きの技術 (角川oneテーマ21)
メディアを巻き込んだダブル不倫騒動で話題の著者が、女性の口説き方からジャーナリストとしての交渉術を明かす。
◆山路さんの場合、口説きテクとして一番際立っているのが「女性の話の聴き方」。
本書ではその部分だけマスターできたら、それだけで元は取れると思います。
参考記事:【キャスターキラー?】山路 徹氏に学ぶ『口説きの技術』7つのポイント(2011年12月12日)
●合コン
合コンの達人 (ベストセレクト)
合コンに700回以上参加したという著者。その経験に導かれた、30代のための成功する合コンマニュアル。
◆私自身があまり合コンの経験がないのでアレですが、本書収録のテクニックは、結構役に立つと思います。
ただ、装丁がレトロ(?)なせいか、ブログ記事も今一つ盛り上がらなかったのが、残念なところ。
参考記事:すぐに使える『合コンの達人』テクニック6選(2012年04月30日)
S●X
女整体師が教える 快感のスイッチ (メディアファクトリー新書)
セ●クステクニックとしての「ほぐし」を紹介。親指一本でできる女性の体と心の開き方。
◆装丁やタイトルほど、本書は内容的にはいやらしくないので、ご安心を(?)。
下記記事でもマッサージの仕方や言葉づかいについてまとめておりますが、自分で読んでも納得しまくりというw
参考記事:【モテ】『女整体師が教える 快感のスイッチ』に学ぶ5つのポイント(2012年06月30日)
モテる男は知っている 女が夢中になるセックス(文庫ぎんが堂)
数万人への女性への聞き取りを基にした、女目線の理想のセ●クスを伝授。
◆この本の記事も、内容的には大人しいものの、さすがに書名が書名だけに削除済みw
肝心のセ●クスうんぬんよりも、まずは相手をゲットするために「多くの女性の声」を参考にしたいところです。
●アラフォー男
いま20代女性はなぜ40代男性に惹かれるのか (講談社プラスアルファ新書)
女性が求める包容力と男性が求める安らぎがつなぐ、異世代間恋愛
◆発売当時、世間的にも話題となった1冊。
本のタイトル的に「若い女性の好きなオサーン」が多数買った印象がありますが、確かにバブル世代と今の若い女性は「相性が良い」のかも。
参考記事:【モテ】バブル世代男性に学ぶ7つの恋愛テク(2009年09月07日)
本当のモテ期は40歳から (メディアファクトリー新書)
40歳過ぎても恋のチャンスはある。モテる「おじさん」は何が違うのか? そのセオリーを学ぶ。
◆この本によると、オジサンでもモテる秘訣は「外見」「コミュニケーション」「出会い」の3つに違いがあるそう。
特に「外見」の部分は、類書ではあまり掘り下げられていない項目も多く、参考になりました。
参考記事:【モテ】『本当のモテ期は40歳から』青木一郎(2012年02月29日)
●婚活
あなたが結婚できない本当の理由 3日でできる自己改造術 (アスキー新書)
大学教授である著者が、結婚の現在を分析。結婚できない理由を知ることから始める自己改造術。
◆アマゾンレビューでは叩かれてますが、個人的には「良薬口に苦し」系の本だと思います。
特に対談で登場する「花婿学校」の大橋清朗さんの「本音トーク」は、ご自分の本では見られないほど辛辣ではないかとw
参考記事:【3日でおk?】『あなたが結婚できない本当の理由 3日でできる自己改造術』諸富祥彦(2011年08月12日)
3カ月で結婚できる おとこの婚活本。
「結婚はいつかなんとかなる」は勘違い。出会いの作り方から、次につなげるまでの方法など婚活の基本を学ぶ。
◆さすが結婚相談所の方が書かれている本だけあって、「結婚」というゴールへの最適解がしっかり書かれています。
もちろん、その前提である「彼女作り」にも本書の教えは有効ですので、未読の方にはぜひチェックして頂きたく。
参考記事:【力作!!】『3カ月で結婚できる おとこの婚活本。』西田昌史(2010年12月17日)
「婚活」の会話にはツボがある!~男のための話し方トレーニング~ (プレイブックス 901) (青春新書PLAYBOOKS)
短時間で好印象を与える会話術を指南。「選ばれる男」になるための会話力トレーニング本。
◆著者の大橋さんは、上記『あなたが結婚できない本当の理由』で、本音トークをされた方。
この本では特に「会話」について掘り下げられていますが、個人的に大橋さんのご本なら、まず『また会いたくなる人 婚活のためのモテ講座』から読んで頂きたい所です。
参考記事:【会話力】『「婚活」の会話にはツボがある!〜男のための話し方トレーニング〜』大橋清朗(2009年06月03日)
●仕事術
苦手な人ほど上手にできる 女性の部下の活かし方 (メディアファクトリー新書)
"女性の部下"の扱いが苦手だという管理職に向けた、すぐに実践したい女性を扱う31のルール。
◆「職場」も立派な出会いの場であることを考えると、女性社員との付き合い方は、「モテ」において大きな要素となってきます。
私自身、かつては失敗した経験があるだけに、この本の教えは身に染みて理解できました。
参考記事:【31のルール】『苦手な人ほど上手にできる 女性の部下の活かし方』前川孝雄(2012年11月04日)
デート研究
新東京いい店やれる店
東京で生活する大人の男性が女性を口説くための店を、季節感へのこだわりとともに紹介。
◆この本の記事は、書名が書名なだけに詳細部分について削除したのですが、正直そこまでする必要はなかった気が(今さら)。
内容的には、「レストランデートによる女性の口説き方」、と言うと分かりやすいかも。
参考記事:【名著復活!】モテ本『東京いい店やれる店』が『新東京いい店やれる店』となって復活した件(2012年07月11日)
●非モテ
理系男子のための恋愛の科学
非モテ系男子を救う、「モテ理論」セミナー。東大医学部出身の著者が、科学で「モテ」を解き明かす。
◆本書の帯には「東大で多くの非モテ系男子学生を救った伝説の恋愛セミナーを再現!」との文字が!?
著者の西内さんは『東大の先生が実践する「ロジカル」暗記術』なんて本を出されているだけあって、確かにロジカルです。
参考記事:【文系でもおk】『理系男子のための恋愛の科学』西内 啓(2011年07月03日)
リア充宣言
非モテが目指す、リア充になるためのガイドブック。恋愛初心者に心構えから教える超初歩からの恋愛術指南。
◆普通の男子より、さらに恋愛カースト的に低い(?)扱いの「オタク」が、リア充を目指すという1冊。
アキバblogさんの記事に本書の画像がありますので、気になる方はご確認のこと。
参考記事:【モテ】「リア充宣言」オタク開発委員会(2009年05月04日)
モタク モテるオタクになる恋愛ガイド
自身も"恋愛圏外"にいた成り上がり系だという著者。だからこそ語れるモテないオタクが幸せいなるための恋愛術。
◆その「オタク」を旦那に持つアルテイシアさんの手による本書は、「モテ本オタク」の私も脱帽の出来。
ブログでの恋愛相談の内容も反映されており、オタク関係なく、全ての男子必読の内容だと思います。
参考記事:【モテ】『モタク モテるオタクになる恋愛ガイド』アルテイシア(2012年05月29日)
●浮気防止
彼のケータイ見る? 見ない?? 動かぬ証拠、51の見つけ方
ケータイ、PCから浮気の証拠を押さえる恐るべき技術本。ハッキングの方法まで伝授する本格派。
◆本書は男性向けではなく女性向けのコーナーからなんですが、「こうされると浮気がバレやすい」ということが分かる意味では、男性向けも言えるかとw
とにかく、浮気は携帯絡みでばれることが非常に多いので、心当たりのある方あ、本書を読んで用心して頂きたいところです。
参考記事:【モテ?】『彼のケータイ見る?見ない??動かぬ証拠、51の見つけ方』今野裕幸(2011年10月21日)
【所感などなど】
◆本コーナーは、「男性向け」「女性向け」に分かれているので、ほぼ半分である「女性向け」の本がノーチェックでした。一方「男性向け」でも読んでいない本がちらほらありましたが、基本的にこれらは全て書店にてチェック済み。
さすがに「男性向け」で漏れている「未紹介モテ本」はありませんでした。
というか、元々「男性向けのモテ本」は作品自体が少ないため、書店に行くたびに該当コーナーを見て、(´・ω・`)ショボーンとしているのですがw
◆ただ、今回少々疑問だったのが、「ナンパ本」のカテゴリがなかったこと。
「モテる技術」で、『肉食女子に食べられちゃう技術』と『モテ・バイブル』が挙げられていただけで、その他非常に多くのナンパ本が軒並みカットされています。
この辺は、本特集が男女ともに読まれるという前提ゆえなのかも知りませんが、モテ本マニアとしては残念なところ。
次回はぜひ、「ナンパ本」カテゴリを作って頂き、光を当てて頂きたいと思います。
◆なお、このコーナーの最後には、これらのモテ本を読まれた上での、速水健朗さんと雨宮まみさんの対談もアリ。
今回は割愛してしまいましたが、ここも本特集における読みどころの1つです。
もちろん、下記目次にもありますように、他にも読むべきところや興味深いコーナーがございますので、モテ本好きの読者さんは、ぜひチェックして欲しいと思います。
多面的にモテ本を考えるために!
BRUTUS (ブルータス) 2013年 1/15号 [雑誌]
特集 男を知る本、女を知る本。 なぜ男は○○○なのか? なぜ女は○○○なのか? 男女の謎は、この本が解き明かしてくれます。 南ちゃんが男たちの"永遠のヒロイン"である理由。男の理想vs女の妄想!? 男女の溝はマンガで知る。 男はこんな本を読んで女を研究している、女はこんな本を読んで男を研究している。男と女のモテ本研究。 個性派本屋がつくった「男棚」「女棚」。 本当の男と女はフィクションの中にいる。 男を知る言葉、女を知る言葉。 三島由紀夫、シモーヌ・ボーヴォワール オスカー・ワイルド、宇野千代 伊藤整、パール・バック 赤塚不二夫、小森和子 岡本太郎、岡本敏子
【編集後記】
◆そのナンパ本で当ブログイチオシの1冊。口説きの理論―ナンパの鉄人が極めた最強のワザ (宝島社文庫)
プレミアが付いている分、オススメはしにくいのですが、中身はかなり濃いです。
参考記事:【モテ】『口説きの理論―ナンパの鉄人が極めた最強のワザ』がパネェ件(2010年05月13日)
ご声援ありがとうございました!
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