2012年12月14日
【腹凹】『「腹」を8センチ減らす技術』金塚陽一
「腹」を8センチ減らす技術 (晋遊舎新書 S11)
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、「ミス・ユニバース・ジャパン、オリンピックメダリストたちも実践する」というダイエット法のご本。タイトルにもあるように、実例では中年メタボの男性たちが、1ヵ月で「腹周り8センチ減」「 体重3キロ〜4,8キロ減」したという効果的なものです。
アマゾンの内容紹介から。
ダイエットに必要なのは、正しい「知識」。トレーニング、エクササイズなしでも3カ月で-10キロ。気がつけば、疲れ知らずの身体。「金塚式ダイエット」6つの常識。
こ、これなら私にもできそうなヨカン!?
いつも応援ありがとうございます!
【ポイント】
■1.しっかり睡眠を取る読者の方のほとんどが、体重が減るのは活動的な昼間だと思っている人が多いことと思います。けれども、昼間の体重は食事や水分量によって変動しているだけです。脂肪が燃えて、体重が本当に減るのは夜、寝ている間なのです。(中略)
つまり、睡眠がちゃんと取れていないと、心と身体のケアがなされず、エネルギーも消費できません。その結果、脂肪が蓄積されることになり、痩せにくくなってしまうのです。
■2.シャワーでなく湯船に浸かる
シャワーだけではリラックスできず、身体のモードを交感神経から副交感神経へスムーズに切り替えることができません。副交感神経を活発化させるためには、夏は37度ぐらい、冬なら39度ぐらいのぬるま湯に、30〜40分入浴するといいでしょう。そして、入浴後は30分〜1時間以内にべッドに入るようにしましょう。
■3.水を1日2リットル飲む
僕は、痩せたい人には最低でも1日2リットルの水を飲むことをすすめています。水を十分に摂れば体液の精製機能が高まり、必要な水分は体内に収め、不必要なものはすぐに排出できる体になるからです。(中略)
飲むのは、スポーツドリンクや生理食塩水ではなく水が一番です。寝る前にコップ1杯、朝起きた時にもコップ1杯の水を飲み、日中は常にぺットボトルの水をそばに置いて、ちびちびと飲み続けるのが理想です。これはアスリートが身体のために心がけている水の飲み方です。一気飲みをすると体内に行き渡らず、尿や汗として、すぐに放出されてしまうので注意しましょう。
■4.肉を食べるならランチにする
また、肉を食べるなら、夜よりも昼のほうがおすすめです。魚に比べて、肉は消化・吸収に時間がかかるため、活動量が多い昼のほうがエネルギーか消費されやすく、太る危険を避けることかできます。(中略)
ただ、付き合いや打ち上げなどで夜に焼肉を食べる時もあります。そんな時は我慢はしない代わりに、食べる前にヨーグルトや味噌汁などの発酵食品を腸に入れておき、腸を活性化させます。そうすれば、肉を食べた時に、夜でも脂肪を分解して排出しやすくなるからです。
■5.寝る前にヨーグルトを食べる
ヨーグルトを寝る前に食べると、寝ている間に腸の動きを活発にしてくれるので、朝起きた時に便が出やすくなるのです。朝は食べてもその後のトイレで排池してしまうので、朝食べるよりも、夜食べたほうが乳酸菌が腸に滞在している時間が長いので、腸の中の温度で乳酸菌が繁殖して、より腸を活性化させてくれるといえるでしょう。
■6.ウォーキングは最強のダイエット法
正しく身体を動かして歩くと、頭の先から爪先まで使わない筋肉はありません。下半身だけでなく上半身もしっかり勘き、内臓の筋肉もちゃんと動きます。すると、脂肪が一番多い部分から減ってきて、1ヵ月も経てば、「引き締まった!」と十分体感できるはずです。
(具体的な歩き方等の詳細は本書を)
■7.舌回しでたるみを防止する
口元の老化を防ぐには、まずは、よく噛んで食べることか大事。一口につき最低でも20回、できれば30回は咀嚼するようにしてください。(中略)
さらに、口の中で、食事以外の時間に、舌をぐるぐると回すのも効果的。歯と歯茎をなでるように舌を回すのがポイントです。右に20回、左に20回回すと、ほうれい線を予防し、筋肉が鍛えられ、顔が引き締まってきます。
【感想】
◆ワタクシごとですが、ここ1〜2年で結構太りました。基本的には肥満な方ではないですし、見た感じはそれほどでもないものの、とにかく腹が出てきて、とうとう「スーツ」を購入しようにも、上着を肩で合わせると、腹が入らないという……。
相変わらず総カロリーは結構抑えてますし、何故なのだろう、と疑問には思っていたわけです。
そしておそらく、その答えの1つが、本書にもある「睡眠」なのかと。
確かに、昼寝を加えても、1日5時間は寝ていないもので。
◆ちなみに本書で推奨している睡眠時間は「6〜7時間」です。
とはいえ、著者である金塚さんの睡眠時間は平均3時間……って、話が違うじゃん!
実はその分、金塚さん睡眠の質を上げることに注力していて、寝室環境等(ウォーターベッド等w)にお金を惜しんでいないのだそう。
6〜7時間の睡眠を確保できない人は、入浴や寝具、照明に気をつけて、まずはその質を高めることから始めましょう。かくいう私も、今の子育て&ブログ執筆体制だと、「6〜7時間睡眠」はちと難しいので、その分良質な睡眠を摂るしかないかな、と。
◆ところで、本書で何度も言及されているのが、「水を飲む」ことの重要性。
寝る前に1杯、起きて1杯、入浴中もペットボトルを1本、と1日中飲んでいる感じです。
注意事項としては、上記では触れていませんが、冷やさずに「常温で飲む」こと(たとえ夏でも)。
なお、金塚さんおすすめのミネラルウォーターの1つが、おなじみのこちら。
I LOHAS(い・ろ・は・す) 555ml×24本
発泡水なら「天然の発泡水がおすすめ」とのことなので、我が家では1年中常備のこちらを、冷蔵庫に入れずに飲むことにしました。
San Benedetto(サンベネデット) ナチュラルスパークリングミネラルウォーター 500ml×24本 [正規輸入品]
◆ところで私が苦手な(?)「運動」については、金塚さんはジム等に通うような「特別なエクササイズは不要」というスタンスです。
……金塚さんの肩書きを見ると『「PUMA」のフィットネス・ランニングアドバイザー』なんですけど、いいんじゃろかw?
その代り、日常生活の「立つ」「座る」「歩く」といった動作について、指南されており、この辺は以前ご紹介したこの本にも通じるかと。
1日1回背伸びするだけで人生と体形は変わる (メディアファクトリー新書)
参考記事:【健康】『1日1回背伸びするだけで人生と体形は変わる』植森美緒(2012年11月03日)
短時間睡眠や疲労に効果のあるという、金塚さんご提案の「アナトミックスストレッチ」については、図解もされていますので、詳しくは本書にて。
◆以上見てきたように、本書のダイエットは、特別な能力(料理等)や器具を必要とするものではありません。
その代り「劇的に痩せる」こともないハズです。
本書では、冒頭で触れたように「中年メタボの男性たち」の体験談が「before & after」で(写真入りでw)収録されているのですが、見た目的にも数字的にも「痩せた」というより「引き締まった」という感じ。
そしてそれこそが、私たち「中年太り」の男性が目指すところではないかと。
今日から水飲みます!(←そこかよ、と言うw)
【関連記事】
【健康】『1日1回背伸びするだけで人生と体形は変わる』植森美緒(2012年11月03日)【勝間流ダイエット?】『やせる!』勝間和代(2012年10月17日)
【全米ベストセラー】「シャングリラ・ダイエット」(2008年06月12日)
【ダイエット】「いつまでもデブと思うなよ」岡田斗司夫(2007年09月06日)
「人はなぜ太るのか」岡田正彦(2007年02月05日)
【編集後記】
◆今年もこの本が出る季節になりました。このマンガがすごい! 2013
あまりマンガには詳しくないので、毎年この本だけは買って、お勉強しているワタクシw
ご声援ありがとうございました!
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