スポンサーリンク

       

2012年12月08日

【モテ?】『こうしたらウマく口説けた!』がなかなかやりおる件


こうしたらウマく口説けた! (宝島SUGOI文庫)
こうしたらウマく口説けた! (宝島SUGOI文庫)

【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、Google先生的にはかなりキワドイ1冊!?

App Storeで発売され、総合1位を獲得した「某アプリ」を書籍化し、さらに新章を追加して、文字数を大幅に増加(4万字⇒12万字)したものが、本書『こうしたらウマく口説けた!』です。

私はアマゾンの内容紹介を読んで「これはブログで取り上げるのは無理」だと思っていたのですが、リアル書店で立ち読みしたところ、「理系チック」かつ「目標に対するアプローチがマーケティング的」なのにあらビックリw

著者である松平P作さんの本業が「マーケティングリサーチのためのシステム開発」なのだと知り、なるほど納得した次第です。

とは言え、普通に記事を書いたら問題なので、かなりオブラートに包みますが、なにとぞご了承頂きたく……。


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【読みどころ・他】

■1.「某アプリ」について

iPhoneアプリで稼ごう


◆冒頭でご紹介した「某アプリ」ですが、おそらくちゃんとタイトル書いた時点で、Google先生的にはアウト。

禁止コンテンツ - AdSense ヘルプ

リンク貼る事自体も危ないので、タイトルをアマゾンの内容紹介でご確認した上で、各自ググって頂ければ、と。

……それにしても、アップルもこの手のアダルティなモノにはうるさいんじゃないんですか??

ところがこのアプリ、「発売の2日後にはアップストアのブックカテゴリーで1位となり、その2日後には総合1位となった」のだそう。

私は良く分かっていないのですが、これって結構スゴイことらしいです。


■2.著者の経歴とその目標

歌舞伎町で待ってます―風俗嬢れもんの青春物語


◆その松平さんですが、本書によると「20年の歳月と数千万にお呼ぶ私財を投下」して、風●嬢の攻略法を編み出した、とのこと。

そして、その目標が「非本●系」の風●で「最後までやる」(!?)。

しかも、オプション等のお金の力を借りずにそれを成し遂げることが、松平さんのこだわりなのだとか。

なんぞそれwww

ただし、その目標に対する取り組み方が、そこら辺の風●好きとはひと味違うところでして……。


■3.業態によって違う成功率


Kyoto Love Hotel District / likeablerodent


◆この「戦い」(?)は、女性と対面するずっと前から始まってます。

というのも、まずお店の業態によって、目標の成功率が違ってくるから。

ここでは具体的に業態を書くことはできませんが、この辺は「お店側が当局に●●されるリスク」に関係している模様。

まさに資本主義!

さらに、地域によっても違いがあるそうで、この辺はお店の所在地が「激戦区か否か」によるところが大きいようです。


■4.ホームページからの情報で分析する


East Village Pin-Up (Bettie Page) / Tony Fischer Photography


◆リアルナンパとは違い、お店のホームページ(HP)には、女性の情報が満載。

ここを読み解くことが、成功への確率をより一層高めます。

見るべきは、たとえば「お店の在籍女性の平均年齢」

当然なのかもしれませんが、平均年齢より下の子よりも上の子の方が、成功率は高いのだそう。


◆次に「昼番か夜番か」と、「出勤日数」

詳細は本書に譲るとして、これも理由を読んで「そういうものなのか」と納得した次第です。

もう1つ、「可能なオプションプレイの内容」によっても「傾向」があるそうなのですが、こちらは「目からウロコ」!?

Google先生の絡みで詳しく書けないものの、私が(と言うか普通世間一般的に)考えていたのと真逆だったと言う……。


■5.必勝会話術


She is my drug / kainr


◆もちろん、目標達成するためには、女性との会話も抜かりなくこなす必要があります。

本書では、松平さんが実際に使って「成功に繋がった」言葉を10個収録。

この辺は「最重要項目」なので、「ネタバレ自重」せざるをえません。

……と言いつつ、ナイショ(?)でご紹介しておくと、例えばこんなのが。

「こういう店で、君が本当の恋人だったらな、なんて思ったのはじめてだよ」

個々の言葉ごとに、その意図するところも解説されていますので、そちらもご確認頂きたく。


【所感などなど】

◆この辺までが第1章で、例の「某アプリ」のメインコンテンツになります。

一方、続く第2章では「道を極めるための奥義」を展開。

ここでは、目標を達成することを「戦い」になぞらえて、なんと『孫子』からの言葉を多く引用しているんですねw

ちなみに、本書で用いられた書き下ろし文は、松平さんが「最もわかりやすく、かつ、最も的確」と評したこの本から引用されています。

孫子 (講談社学術文庫)
孫子 (講談社学術文庫)


◆結構無理やり(?)な当てはめ方もありましたが、個人的にピンと来たのが「必勝法とは、地味なものの積み重ねである」というお話。
「必勝法」というと、「一撃必殺の技」のような派手なものを思い浮かべる人が多いと思うし、私もそういうものを求めたことがあった。
 が、今はそうは思っていない。勝利とか、成功というものは、地味で小さいことの積み重ねの上にしかない、と私は思っている。
 そして、孫子もこう言っている。

善なる者の戦うや、奇勝無く、智名無く、勇功無し。(形篇)

 これは、「本当に優れた軍人の戦い方を見ると、そこには、世間を脅かせるような奇抜な勝利はなく、智将だとの名声もなく、勇敢な武功もない」という意味である。
なるほど、HPから情報を読み取ってターゲットを設定し、会話を工夫し、(ここでは書けませんが)思いやりのあるプレイを心がけることで、成功率は高まるのだな、と。

何でも松平さんは、だいたい「中5日のペース」で挑戦して、「ここ5年間で負けなし」なのだそう。

ぶっちゃけ「この方がもうちょっと違う目標を持ってくれたら」と思う部分もあるのですが、「何らかの目標に対するアプローチを極めようとした本」として秀逸だと思います。


◆なお、私はいきつけのリアル書店で中身を確認して購入したのですが、さすがにレジで女性店員さんに本書を差し出すことはできず。

タイミングを見計らって、男性店員さんの順番が来た瞬間を狙って、レジに向かいました。

ところが、その男性店員さんが、急にかがんで作業を始めてしまい、別の女性店員さんに「こちらにどうぞ」と呼ばれる始末。

……もうあのお店、行けないポ。

         / ̄ ̄ ̄ \
      /   :::::\:::/\  
     /    。<一>:::::<ー>。    よりによって、お店でタダでやりたい 
     |    .:::。゚~(__人__)~゚j    男だと思われてしまうとは……。
     \、   ゜ ` ⌒´,;/゜   
    /  ⌒ヽ゚  '"'"´(;゚ 。  
   / ,_ \ \/\ \
    と___)_ヽ_つ_;_ヾ_つ.;._



やっぱりアマゾンアタックが宜しかったようでw

こうしたらウマく口説けた! (宝島SUGOI文庫)
こうしたらウマく口説けた! (宝島SUGOI文庫)

【関連記事】

【モテ】『キャバクラ嬢の「私が口説かれた言葉」』中谷彰宏(2011年05月06日)

【起業のヒント!?】『風俗的マーケティング』モリコウスケ(2011年01月08日)

【起業のヒント】「耳かきエステはなぜ儲かるのか?」鬼頭宏昌(2010年07月19日)

【ネタ?マジ?】『ラーメン二郎にまなぶ経営学 ―大行列をつくる26(ジロー)の秘訣』牧田幸裕(2010年12月12日)


【編集後記】

◆こちらはキャバクラ嬢のゲット版。

非モテ男の逆襲! たった30日で9人のキャバ嬢を落とし、 NO 1も虜にした真実の口説きテクニックノウハウ 「キャバゲッチュー」CD-ROM版
非モテ男の逆襲! たった30日で9人のキャバ嬢を落とし、 NO 1も虜にした真実の口説きテクニックノウハウ 「キャバゲッチュー」CD-ROM版

お値段が高くて、ちと手が出ないのですが……。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「モテ・恋愛」へ

この記事のカテゴリー:「マーケティング」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ

スポンサーリンク




               

この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。
                               
この記事へのコメント
               
初めまして、この本をさっそく買ってみました。

意外と第一章の目標やら成功に関する考え方が、ビジネス本よりも分かりやすく書かれていて、びっくりしました。

ただ、ブックカバーなしだと人前じゃ読めないのが難点ですね(笑)

Posted by 凛 at 2012年12月10日 07:39
               
>凛さん

初めまして!
コメントありがとうございます。

またご本のお買い上げも感謝です!
おっしゃるように、ただの「風●本」として切り捨てるには惜しい内容ですよね〜。

私も久しぶりにカバーつけてもらいましたが、それより記事に書いたように、行きつけの書店員さん(しかも女性!)に見られたのがショックでしたw

今後ともよろしくお願いします!
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2012年12月10日 23:04