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2012年10月05日

【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第6回勉強本ランキング)



Studying / Aaron Jacobs



【本の概要】

◆今日お送りするのは、「カテゴリ別売上ランキング」。

今回のカテゴリは、当ブログでは定番である「勉強本」でございます。

ちなみに、この企画は大人気で、おかげさまで過去3年間、以下のように皆さまにブクマして頂いておりまして……。

【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第5回勉強本ランキング) 【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第5回勉強本ランキング)

【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第4回勉強本ランキング) 【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第4回勉強本ランキング):マインドマップ的読書感想文

【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第3回勉強本ランキング) 【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第3回勉強本ランキング):マインドマップ的読書感想文


◆ところで、本来この企画は、前年9月1日から当年8月31日までを集計して、9月初めに発表するところ、すっかり失念しておりました。

2ヶ月遅れたモテ本ランキングに続いて、何たる失態!

ただしラッキーなことに、9月には勉強本の記事を投稿していなかったので、対象期間は、前年同様9月〜8月にしております(2011年9月1日〜2012年8月31日)。

果たしてこの1年間で最も売れた勉強本は?


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【ランキング】

第20位

仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法
仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法

◆この本は、どちらかと言うと、テクニックよりもマインド面に比重を置いた作品。

本書の著者の多田健次さんの勉強本としては、以前ご紹介した『資格試験の合格技術』の方がテクニカルな記述が豊富ですが、本書のような新しい方向性もアリだと思います。

参考記事:【頭と心】『仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法』多田健次(2012年03月24日)


第19位

暗算力を身につける (PHPサイエンス・ワールド新書)
暗算力を身につける (PHPサイエンス・ワールド新書)

◆勉強本というにはちょっと異色ですが、暗算が速いのと遅いのでは、計算系の試験に差がつきそう。

もちろん、本書の内容をお子さんに教えて、お受験対策にも使えるハズ。

参考記事:【メモ】『暗算力を身につける』から選んだ5つの暗算TIPS(2011年10月26日)


第18位

「1分スピード記憶」勉強法
「1分スピード記憶」勉強法

◆何冊もの勉強本を出されている宇都出雅巳さんの、現状での最新勉強本。

勉強法について、「択一式」と「記述式・論述式」の2つに分けて解説している点が特徴です。

参考記事:【勉強法】『「1分スピード記憶」勉強法』宇都出雅巳


第17位

地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)
地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)

◆個人的に密かにプッシュしているのがこちら。

斎藤 孝先生は当たりハズレがあると思うのですが、本書は「大当たり」な1冊です。

参考記事:【勉強法】「実力がワンランクアップするヒント集」から選んだ10のポイント(2010年01月05日)


第16位

頭の回転が速くなるすごい!法 (知的生きかた文庫)
頭の回転が速くなるすごい!法 (知的生きかた文庫)

◆タイトルとはうらはらに(?)、本書もメンタル面の記述が多かったです。

なお、下記参考記事にある「自分の行動を実況中継する」というのは、プレッシャーに効果があると思われ。

参考記事:【能力開発】『頭の回転が速くなるすごい!法』佐々木豊文(2011年08月29日)


第15位

どんな試験も1年で合格! 資格試験<超効率>勉強法
どんな試験も1年で合格! 資格試験<超効率>勉強法

◆つい先日某サイトではてブを集めまくり、現在品切れ中の1冊。

書かれていることは比較的オーソドックスなので、著者の井藤先生の著作を1冊も読まれてない方なら、一見の価値アリかと。

参考記事:【効率的】『どんな試験も1年で合格! 資格試験<超効率>勉強法』井藤公量(2012年05月10日)


第14位

頭の働きが「最高によくなる」本: 仕事も勉強も、面白いほどはかどる! (知的生きかた文庫)
頭の働きが「最高によくなる」本: 仕事も勉強も、面白いほどはかどる! (知的生きかた文庫)

◆タイトルを読んで「頭脳開発」の本かと思っちゃいそうですが、「頭」を良くするのではなくて、「頭の働き」を良くする内容が満載でした。

しかし、年に1度の資格試験を、良いコンディションで迎えられなかった経験のある私にとっては、あの頃読んでおきたかった、と思わせられました。

参考記事:知らないと損する『頭の働きが「最高によくなる」本』活用法(2012年05月25日)


第13位

マンガでかんたん!暗記丼 歴代の首相も!世界の国名も!難読漢字も!
マンガでかんたん!暗記丼 歴代の首相も!世界の国名も!難読漢字も!

◆装丁がかなりライトなので、お遊びのように取られそうですが、これがまたどうして「ガチ」な暗記本。

語呂合わせに特化しており、自分で作る際の参考にもなります!

参考記事:【語呂合わせ】『マンガでかんたん!暗記丼』が、結構キテる件(2011年12月02日)


第12位

脳力200%活用!究極の勉強法 (別冊宝島 1515 スタディー)
脳力200%活用!究極の勉強法 (別冊宝島 1515 スタディー)

◆前回に続いて登場したムック本。

本自体は決して英語学習がメインではないものの、左サイドバーの人気記事で掲載されているため、コンスタントにお買い上げ頂いております。

参考記事:【英語学習】「留学なしでTOEIC985点 彼女は何を選んで勉強したのか」&「カリスマ税理士のオススメ英語書籍」(2008年03月19日)

参考記事:【勉強法てんこ盛り】『「究極」の勉強法』は読みどころ満載!(2008年03月16日)


第11位

勉強上手
勉強上手

◆お馴染み成毛眞さんが、巷に溢れる勉強本や勉強法をバッサリ斬って捨てた(?)1冊。

とはいえ、本書の第3章の勉強本ガイドブックは、勉強本マニアなら、一読の価値アリです!

参考記事:【知的生産?】『勉強上手』成毛 眞(2012年06月28日)


第10位

試験勉強という名の知的冒険
試験勉強という名の知的冒険

◆お手軽なノウハウを詰め込んだ作品とは一線を画した、かなり高度な勉強本。

問題の作成側からの視点で、その解法を探る、というのは、実際に身に付けることができたら、かなり有効な気が。

参考記事:【トラップ?】『試験勉強という名の知的冒険』に学ぶ6つのひっかけのパターン(2012年05月05日)


第9位

即戦力をつくる記憶術 (トクマブックス)
即戦力をつくる記憶術 (トクマブックス)

◆幻の名著『スーパーエリートの受験術』で「この本は絶対に必要です」と力説されていた1冊。

下記記事のせいではないと思うのですが、マーケットプレイスでも、もはや手が出ないプレミアが付いてしまいました。

参考記事:【スゴ本?】『即戦力をつくる記憶術』渡辺剛彰(2012年07月14日)


第8位

コツコツできない人でも短期間でスイスイ受かる! 超快速勉強法
コツコツできない人でも短期間でスイスイ受かる! 超快速勉強法

◆前回のランキングで彗星のように現れ、不動のトップ3に見事食い込んだのがこの本。

資格試験に短期間で勝負をつけたい方なら必読の1冊です。

参考記事:【超快速】『コツコツできない人でも短期間でスイスイ受かる! 超快速勉強法』庵谷賢一,安田史朗(2011年08月25日)


第7位

読むだけですっきりわかる最短勉強法 (宝島SUGOI文庫)
読むだけですっきりわかる最短勉強法 (宝島SUGOI文庫)

◆約6年ほど前に出て絶版となっていた『受験・資格にらくらく合格する最短!勉強法』の復刻本。

文庫本ながらもかなりクオリティが高いので、前版をお持ちの方以外には広くオススメしたいところです。

参考記事:【勉強法】『読むだけですっきりわかる最短勉強法』後藤武士(2012年06月14日)


第6位

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)
医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

◆本書は厳密には勉強本とは言いにくいのですが、勉強を開始する前に読んでおけば、その後の進捗がよくなりそう。

認知特性というファクターから、その人にあった勉強法を探っています。

参考記事:【6つのタイプ】『医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン』本田真美(2012年06月19日)


第5位

速読勉強術 (PHP文庫)
速読勉強術 (PHP文庫)

◆17位の本の著者でもある宇都出雅巳さんの出世作(書影は文庫本になります)。

「繰り返し、速く読む」というやり方は、シンプルながらも効果があると思われ。

参考記事:「速読勉強術」宇都出雅巳(2007年02月03日)


第4位

脳が冴える勉強法―覚醒を高め、思考を整える (NHK出版新書 369)
脳が冴える勉強法―覚醒を高め、思考を整える (NHK出版新書 369)

◆14位の本と同じく築山 節先生の作品。

ただ、こちらは完全に「勉強法」の本であるため、築山先生の著作のファンの方で勉強本を買われるなら、こちらがファーストチョイスでしょう。

参考記事:【脳を整える?】『脳が冴える勉強法―覚醒を高め、思考を整える』築山 節(2012年01月11日)


第3位

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)
受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)

◆脳科学の第一人者である池谷裕二先生の2002年3月出版の名著『最新脳科学が教える 高校生の勉強法』に、大幅加筆して10年ぶりに登場した新版。

「脳」をうたった勉強本の中では、本書がピカイチだと思います。

参考記事:【オススメ】『受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法』池谷裕二


第2位

最短で結果が出る超勉強法 (講談社BIZ)
最短で結果が出る超勉強法 (講談社BIZ)

◆何度もシツコク申し上げているように、戦術系の勉強本の中では、未だベストとも言える1冊。

今回で堂々(?)「4年連続2位」という結果となりました。

参考記事:【スタディ・ハック】「最短で結果が出る超勉強法」荘司雅彦(2007年07月02日)


第1位

図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!
図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!

◆そしてこちらが「4年連続1位」の勉強本。

かつては勉強本のみならず、当ブログの年間ランキングで2連覇を果たしているくらいなので、ある意味当然なのかも。

参考記事:【記憶&速読】「図解超高速勉強法」椋木修三(2008年05月04日)


【感想】

◆今回も、複数年連続登場の定番本と、新規の作品とがミックスされたランキングとなりました。

上記で申しあげているように、1位と2位の本は、4年連続で登場していますが、その他にも5位と12位の本も4年連続ですし、17位の本は3年連続。

さらに、8位の本はまだ2年目ですが、次回以降も期待できそうです。

そして、今年初登場の本が、来年以降どう健闘してくれるのか……?


◆ちなみに、今回の1,2,5位の本のランクインについては、毎年申し上げているように、この記事によるところが大きいのは明らかです。

勉強方法を考える上で役立った本: 新・単なる勉強記録

詳しくは2009年の記事の「感想」部分をご覧頂きたくとして、要は「新司法試験を全国2位で合格されてらっしゃる方」が当ブログの記事をご紹介下さったんですな(sunさん、ありがとうございます)。

さすが司法試験合格者のリコメンドは影響力が大きいです。

やはり、「専門家のお墨付き」は違いますね。


◆一方、今回特徴的だったのが、今までは暗記や勉強の「テクニカル」なお話が多く載った本が人気だったところ、「マインド」や「メンタル」「コンディション」といった要素にフォーカスした作品に注目が集まったことかと。

14,16,20位辺りの本は、従来あまり見かけなかったタイプの勉強本です。

また、13位の「語呂合わせ」や19位の「暗算」ような「一芸」的な本も人気でした。

やはり、勉強本も5冊、10冊と読むと、モロにネタがかぶっていたり、同じことを表現を変えて言ってるモノが多い、というのが分かってしまい、食傷気味になったのかも!?


◆以前も申しあげたように、一時の勉強本ブームの頃に比べると、最近は勉強本自体が減ってきていると思います。

加えて、私自身もなまじ勉強本を読み込んでいるため、多少見る目が厳しくなっているかもしれません。

挙句の果てには、先月のように、1冊も勉強本をご紹介しないこともあったり。

もっともその前の月である8月にご紹介した2冊は、月間ランキングにすら入れなかったのですが。

……うーん、ますます精進しなくては。

というわけで、皆さま、今後ともよろしくお願いします!


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【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第5回勉強本ランキング)(2011年09月08日)

【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第4回勉強本ランキング)(2010年08月29日)

【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第3回勉強本ランキング)(2009年08月30日)

【勉強本】このブログで売れている本(第2回勉強本編)(2008年09月22日)

【Amazon】このブログで売れている本(勉強本編)(2007年12月16日)


【編集後記】

◆これから出る勉強本。

「朝晩1分」からのラクラク勉強 ココからはじめる!  「記憶術」
「朝晩1分」からのラクラク勉強 ココからはじめる! 「記憶術」

著者の高島さんの勉強法は王道系なので、当然チェックするツモリです。


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