2012年09月14日
【全17冊】未読本・気になる本(2012年09月14日)
Self-help Kitteh / Zach_Beauvais
【はじめに】
◆今日お送りするのは、2週に1度の「未読本・気になる本」のエントリー。……のハズが、今回は前回からなんと3週間も経ってしまいました(サーセン)。
しかもいつもより気になる本も結構多めで、まさに「読書の秋本番」といったところかと。
それでは全17冊、さっそくご覧ください!
いつも応援ありがとうございます!
【未読本・気になる本、全17冊】
外資系の流儀 (新潮新書)
初日からフル稼働を覚悟せよ、会社の悪口は言うな。過酷ながらも魅力ある環境で、どういう人が成功し、どういう人が失敗するのか――。トップエグゼクティブやヘッドハンターに学ぶ「ガイシ」族の仕事術!
◆これはすでに購入済み(まだ未読です)。
著者の佐藤さんは、NHK退職後、コロンビア大学でMBAを取得し、ボストンコンサルティンググループ、さらには外資系テレビ局等に勤務された方とのこと。
どんなにバカな上司の下でも成長できる仕事術
いくら不満を並べても上司は変わりません。尊敬できない上司は「お客様」だと思って仕事をするのです。お客様だと思えば腹も立たなくなるでしょう。実際、あなたの仕事の評価をするのは会社の上司です。見方を変えれば、上司はあなたのお客様そのものです。尊敬できない上司の下でこそ、あなたは成長できるのです。
◆どんな「バカな上司」が登場するのかと思いきや、帯には堂々と「元上司!成毛眞氏推薦!」の文字があって茶吹きましたww
果たして本書に成毛さんは、どのように登場されるのでしょうかw?
僕たちは知恵を身につけるべきだと思う
ハーバードやケンブリッジで教えてくれなかったこと、合理性やロジックだけでは解決できないこと、世界で活躍するエリートたちが最後に気づくこと、机上の空論ではない、これからの世界を生き抜くためのリアルな処世術。
◆タイトルは「自己啓発チック」ですが、著者の森田さんの経歴を見ると「12歳で渡米し、UCバークレー、ハーバード、ケンブリッジ、コロンビア、東大」とかなり豪華なラインナップが。
「知識ではなく、ありったけの知恵を詰め込んだ1冊です」とありますし、これは個人的には「買い」だと思われ。
手帳・ふせん・クラウドを使う ダンドリ上手になる技術 計画力を強くするタスク管理仕事術
本書では、"ハックマニア"の著者3人が日頃実践して成果をあげている「手帳」「ふせん」「クラウドツール」など、身近な道具を活用したタスク管理仕事術を紹介します。
目標達成のためのダンドリ術やスケジュール管理のダンドリ術などにすぐに使える小技が満載です。
◆こちらは一転して、日常業務が捗りそうな1冊。
「すぐに使える小技が満載」ってフレーズに弱いワタクシ……w
外資系金融の終わり―年収5000万円トレーダーの悩ましき日々
『世紀の空売り』も『ウォールストリート投資銀行残酷日記―サルになれなかった僕たち』も超える、金融業界をテーマとした快作が日本人の手によって誕生!
身も蓋もなく、苦笑せずにはいられない人気ブロガーの筆致が冴えわたる。
◆ブログ「金融日記」でお馴染み、藤沢数希さんの新作。
アマゾンの内容紹介では、もっと詳細に解説されているのですが、なかなか面白そうです。
ザ・プレゼンテーション
納得、感動、鳥肌が立つような興奮―。心が動かされるプレゼンテーションにはどんな秘密があるのでしょうか?世界的な著名人やオピニオンリーダーたちのプレゼン制作を手掛けてきた著者がその“手の内”をついに明かします。たんなるハウツーではない本物のプレゼン手法が本書には詰まっています。
◆実は本書はリアル書店でチェック済みです。
ただ、ビジュアルの素晴らしさをテキストだけで表現するのが難しいので、ブログでご紹介するのは難しそうな……。
なぜ日本経済は世界最強と言われるのか
本当はすごい日本経済!
世界中が「ここ10年の勝者は日本」と断言する理由
日本人だけが知らない、日本経済の底力と魅力
ブログやメールマガジンで支持を集め、『AERA』、『SPA! 』での連載も好評の投資銀行家・ぐっちーさんによる堂々のデビュー作!!
◆いつのまにか、活動場所を引っ越しされていたぐっちーさんの書籍デビュー作。
内容はタイトル通り「フジマキ御大の正反対の主張」だそうです。
なぜか「目にとまる人」になる100のルール
■ビジネスでは、ちょっとした行動の違いで、仕事の成果も、周囲に与える印象も大きく違ってきます。
■同じような仕事をしていても、とても高く評価される人もいれば、逆に、きちんとやっているのにまるで評価されない人もいます。
■その違いは、ほんのわずかな仕事のやり方、行動の仕方の違いです。
そして、それは「仕事の基本」を少し超えたところにあります。仕事をきちんとやっているだけでは、いけないのです。
◆装丁とタイトルだけだったらスルーしかねないところなのですが、著者が『いつも目標達成している人の勉強術』の福田 稔さんと言うことなので、話は別。
アマゾンの著者紹介にある「超実践的なプログラム」という「スーパー社会人養成講座」の再現なるか!?
ビジョナリー・カンパニー 4 自分の意志で偉大になる
今回は初めて外部環境を変数に入れ、不確実でカオスのような時代に他を圧倒して成長している偉大な企業7社を導き出した。
10X型企業がそれだ。10X型企業とは同業よりも最低10倍以上のパフォーマンスを上げているスーパー・エクセレント・カンパニーのことだ。
その10X型企業の特徴を同業の有力企業と比較する「一対比較法」で鮮明に描き出した。
◆「ビジョナリー・カンパニー」シリーズも本書で4作目。
なお上記「10X型企業」の具体例については、アマゾンのページをご参照のこと。
あたらしい書斎
書斎にあこがれはあっても、実際に持つことは意外と難しいもの。本書では、加速を続ける現代に「集中して考える」時間を取り戻すため必要な場として、書斎の役割を設定。1畳の空間、IKEAの家具、無料で使えるクラウドのサービスで、現代の事情に合わせた「あたらしい書斎」を作る方法を解説します。
◆ご存知いしたにまさきさんの新刊は、アマゾンに現時点で記述がないので、上記内容紹介は版元サイトからの引用。
なお、そのサイトに本書の目次があるのですが、かなり面白そうであります。
手帳活用パーフェクトBOOK
老舗手帳メーカーの知恵を結集した手帳のノウハウ集。
選び方や記入の仕方など基本の使い方から、カスタマイズや目的別記入ノウハウなど応用レベルの使い方まで、豊富な実例をカラーページを交えて詳しく紹介します。
そのほか、手帳ユーザーの「困った! 」を解決する「手帳お悩み相談室」、作家の冲方丁さん、お笑い芸人の中田敦彦さん(オリエンタルラジオ)、元テニスプレーヤーの杉山愛さんほか、各界で活躍する著名人が愛用の手帳について語るインタビューページなど、さまざまな切り口で構成。
手帳初心者から上級者レベルの手帳の達人まで楽しめるつくりになっています。
◆今年もそろそろ手帳のシーズンがやってきます。
手帳を使わないクセに、こういう本が気になってしまう性分は、自分でもいかがなものかと思われ。
マインドコントロール式説得術 (マイナビ新書)
みなさんは「マインドコントロール」という言葉にどんな印象をもっていますか? 相手を操り人形にしてしまう、自発的にものごとを考える力を奪ってしまう、そんな怖いイメージを持たれている方も多いでしょう。
しかし、マインドコントロールは非常に洗練された説得術です。その理論と技法をマスターすれば、日常生活やビジネスの現場で、思うままに人を操れてしまいます。 本書は説得学の権威である榊博文氏に、世の中に意外なほど溢れているマインドコントロール的アプローチについて、解説してもらいました。
さあ、あなたも使い方次第で「毒」にも「薬」にもなる禁断のテクニックをご覧ください。
◆著者の榊 博文さんの過去の著作である『説得と影響―交渉のための社会心理学』という作品は、アマゾンでもプレミアが付いているよう。
雰囲気的に『影響力の武器』辺りが好きな方なら、要チェックかと。
ファーガソンの薫陶 勝利をもぎ取るための名将の心がまえ
サッカー日本代表の10番、香川真司が加入した名門マンチェスター・ユナイテッド率いて26年。
70歳の指揮官、アレックス・ファーガソンは如何にしてスター軍団を束ね、玉石混淆のプロサッカー界で輝き続けるのか――。
◆海外サッカーファンならお馴染み、というか上記にあるように、日本代表の香川真司が移籍した「マンチェスター・ユナイテッド」の監督であるアレックス・ファーガソンの著作。
ただし、「サッカーネタ」というよりは「仕事術」寄りの内容のようです。
Steve Jobs Special ジョブズと11人の証言
2011年12月に放送され、大反響を呼んだNHKスペシャル『世界を変えた男 スティーブ・ジョブズ』。同局のスタッフの努力により、ジョブズの素顔を知る人々の貴重なインタビューが多数収録されたものの、放送時間枠の都合上、番組では伝えきれなかった貴重な証言の数々を、活字としてできるだけ詳細に再構成し、書籍化したのが本書です。
◆ジョブズの自伝本で、ミリオンを達成した講談社さんから、今度は「証言本」が(登場人物については、アマゾンのページにてご確認を)。
私はNHKの番組自体を見逃しておりますので、この本は必読かな、と。
ビジネスについてあなたが知っていることはすべて間違っている
価格設定、コスト削減、予算、社員の動機づけ……
ビジネスの世界で定説とされていることは、実は間違いだらけ。
高度に文明が発達した現代においてなお、私たちは「原始人の脳」に支配され、石器時代の思考パターンから抜け出せないのだという。
ビジネスの定説をことごとく覆し、変化の時代に対応した新しい思考パターンによる成功への道筋を説く。
あらゆるビジネスシーンの常識が覆される!
◆タイトルが挑発的なので、つい紹介してしまいましたが、著者名でググっても本書の情報以外ヒットせず。
どうやら新人さんらしいのですが、とりあえずこの本からチェックしなくては……。
リーダーを目指す人の心得
サラリーマンが組織内で昇進するための正攻法を説いた最強のビジネス書!
ペプシ工場の清掃夫から国務長官にまで上り詰めた米国史上屈指のリーダーが、いかに働くべきか、リーダーとはどうあるべきか、余すところなく語る。
今なお「ビジネスの黄金律」として世界中で熱狂的な支持を受けている「パウエルの13のルール」に、本書では初めて具体的エピソードを添えて紹介。
『スティーブ・ジョブズ』の訳者井口耕二の訳で贈る、すべてのビジネスパーソン必読の1冊!
◆あのコリン・パウエル氏の「初の」ビジネス書。
アマゾンの内容紹介によると「逸話が満載」らしいですし、これは「マスト」でしょう。
30歳キャリア官僚が最後にどうしても伝えたいこと
名門私立高校から東京大学、そして経済産業省へ。
連日のように浴びせられる官僚批判によって、霞が関を去っていく優秀な官僚があとを絶たない。
「三十路の官僚のブログ」で給料を公開して話題騒然の著者が、真実の官僚像を知ってもらうため、そして仕事への意欲を失う若手官僚を増やさないために、等身大の想いで問題提起を行なう。
◆著者の宇佐美さんのブログは、給料公開した記事がホッテントリ入りしたことで私も知っていました。
ブログを拝見する限り、まだそれほどコンテンツを書かれてないようですが、版元がダイヤモンドさんなので、クオリティは大丈夫なハズ。
【編集後記】
◆本編ではご紹介しにくいのですが、これは是非読んでみたい1冊。スティーリー・ダン Aja作曲術と作詞法
アルバムをリアルタイムで聴いていた世代としては、見逃せませぬ!
ご声援ありがとうございました!
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