スポンサーリンク

       

2012年07月13日

【モテ】『メンタリズム 恋愛の絶対法則』メンタリスト DaiGo


メンタリズム 恋愛の絶対法則
メンタリズム 恋愛の絶対法則

【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、テレビ等での露出も多いメンタリスト DaiGoさんの恋愛本

以前、Daigoさんの『人の心を自由に操る技術 ザ・メンタリズム』を、「これはモテネタとして使える!」とばかりにレビューしたのですが、今回は最初からモテ要素満載であります。

アマゾンの内容紹介から。
相手の目線やしぐさを読む、潜在意識に働きかける、いいイメージを埋め込む…暗示や錯覚などメンタリズムのテクニックを恋愛に特化してわかりやすく解説する本。本心の見分け方、ダマされないための方法、気持ちを通わせる技術など、気になる相手を落として夢中にさせる方法を丁寧に解説&大公開する日本初メンタリズム恋愛本。
メンタリズムで恋は思いのままになる

やはりメンタリズムは恋愛にこそ効果がありそうでした!


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【ポイント】

■1.ボディタッチは二の腕に
 欧米人と交流のある方はわかるかもしれませんが、ハグや握手をして触れ合うと、その前よりも相手と身近になった気になりませんか?
 事実、軽いボデイタッチは、相手との距離感を縮め、親近感を抱かせるのに効果的です。(中略)

 男女ともにもっとも触れやすく、警戒心を与えないのが二の腕です。
 入口などで相手を室内にうながすとき、店で席をすすめるとき、出口を指し示すとき、さりげなく「こちらです。どうぞ」と触れられて不快感を覚える人はいないでしょう。
 気になる人の隣に座っている場合なら、何かを聞くとき、笑った拍子に、タイミングを見計らってさり気なく二の腕や、手首から上の前腕部に触れるのも効果的です。


■2.口元で相手の反応を観察する
 相手が言葉を話さなくても、口元を見れば相手があなたの話をどう聞いているかがわかります。
 あなたを否定したり、自分を防御したり、否定的な感情を持っているときは口がキュッと閉じます。話に夢中になっていたり、楽しんでいるときは、唇の間からわずかに歯が見えるぐらい軽く開いているものです。
 ですから、あなたがしゃべっているときに、相手が口を開いていたらもっと深く踏み込んでもOKですが、相手の口が閉じてきたら話題を変えるか、相手が話したがっているか、方向転換が必要です。


■3.女性には横から近づく
 親しい人とは距離が近い。言い換えれば「親しくなる→距離が近くなる」という図式が一般的ですが、人間の習性や特性を利用して相手の無意識に暗示を入れるメンタリズムでは、この法則を逆手にとります。つまり「親しくなりたいなら、距離を詰めろ」です。(中略)

 女性のパーソナルスぺースは前後に縦長に存在し、後ろでも目がついているかのように気にするのが女性です。それに比べ、横なら近付いても意外と平気なのは面白いところ。つまり、声をかけたり近くに寄るなら、テリトリーの幅が狭くなっている横から攻めたほうがいいのです。


■4.断られても次につながる技法「シュガーランプ」
 予定を組んでいたのにダメになったり、ストレートにデートに誘ったけれど断られたり、そういうとき、あなたはどう答えますか?(中略)

「あー了解!忙しいもんね」
 そこにひと言つけくわえるだけで、相手のあなたに対する印象が変わります。
「そうやっていつも○○している(例:仕事に打ち込んでいる)あなたはステキです」
 これはコールドリーディングにもある「シュガーランプ」という技法。「砂糖の塊」のような心地よい言葉をかけて相手の抵抗を弱め、好意的にするための方法です。(中略)

 ポイントは、「嬉しい」「ステキ」といった感情的な言葉で褒めること。相手の「断る理由」にまつわる理由を表現を少し変えて褒めるのです。


■5.ポジティブな言葉でマーキングする
 映画の話をしているとしましょう。
「あの監督の○○っていう作品がすごく好きなんだ。俳優の○○のデビュー作で。知ってる? もしいつかあの作品のロケ地に行くことができたら、幸せだなぁ
「すごく好き」「幸せ」の語句を、大きな声で言うのが最も簡単なマーキングの方法です。(中略)

 このマーキングの目的は、会話全体をポジティブなイメージとして相手にインプットさせること。
 脳は詳細な状況を理解できるわけではありませんから、強調されたポジティブな言葉が無意識のなかで"あなた"と結びつき、その結果、あなた=「好き」「嬉しい」「幸せ」「安心」な人として潜在意識に刷り込まれるのです。


■6.浮気を疑われたときの返し技
「浮気してるんじゃないの?」と疑われたときの返しとして、一番相手を煙に巻ける答え方を教えましょう。

「あなたが思ってるほどモテないのに、やきもち焼いてくれるなんて、嬉しいな」

 相手は疑っていて怒ってるのに、「嬉しい」と返されたことで頭のなかが混乱します。
 私は怒っているのに、どうしてそれが嬉しいの? という具合です。
「モテない」ことをわかっているくせに、「やきもち」を焼いてくれるという強調も、それは単なる勘違いだと暗示させているのです。


【感想】

◆冒頭でも触れたように、DaiGoさんの前作である『人の心を自由に操る技術 ザ・メンタリズム』にも結構モテネタは収録されており、一部は本書ともかぶっております。

下記参考記事の内容から挙げると、「グラスの距離で告白のタイミングを測る」「5秒以上相手の目を見つめる」といったところ。

また、類書でも収録されていることが多い「ダブルバインド」「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」といったところは、前作に続いて割愛させて頂きました。

逆に言うと、こういった「効果がある」と言われている技法は、ほぼ漏れなく収録されているということ。

DaiGoさんの本に興味があって、純粋にモテ本を読みたいなら、前作よりもこちらでしょう。


◆また、本書は要所ごとに「Story」と題してメンタリズムの技法を活用した行動&会話例を収録。

デートや会話の一連の流れの中で、どのようにワザを使うのかを指南してくれています。

最初にいくつか「Story」だけ読んで、どこが「メンタリズム」なのかよくわからなかった漏れワロエナイ……。

もっとも、明らかに狙ってやってることがミエミエだったら効果は望めません。

あくまで基本は、上記ポイントの4番目や5番目のように「さりげなく潜在意識に働きかける」ことですから。


◆引用だけだと理解されにくいので割愛しましたが、「なるほど!」と思ったのが自分にさして興味がなさそうだなと思う人に、あえて

「僕に全然興味ないでしょう?」

「今、最低なヤツ/嫌いなタイプって思ったでしょう?」


と言ってしまうテクニック。

それが図星であれ、普通面と向かってそんなこと言いませんワナ!

もちろん、何も考えずにさらっと言ってしまってもダメで、それを切り出すタイミングや、そう言ってからの攻め方がキモなのですが、説明が長くなりますので詳しくは本書にて(スイマセン)。


◆なお、本書は冒頭で「メンタリズム恋愛チェック」なるものがあります。

これは、いわゆる「心理テスト」に似た部分があり、種明かしをしてしまうとチェックの意味がなくなってしまうので、ネタバレ自重。

私は急いで記事を書く関係上、やらずにサクッと読んでしまいましたが「マジで後悔」しましたw

このチェック、自分自身を分析するのはもちろん、同じ問題を「アプローチしたい女性」にやらせて解説してあげるのも良さそうです。

……こういうのやらせてあげると、女性って喜ぶんですよねぇ(個人的な経験ですがw)。

本書では具体的なサンプルとその分析が男女2名ずつ掲載されていますので、こちらも参考にして頂きたく。


ネタの豊富さと分かりやすさが魅力の1冊!

メンタリズム 恋愛の絶対法則
メンタリズム 恋愛の絶対法則
INTRODUCTION「メンタリズム」で恋は思いのままになる
――――暗示、誘導、錯覚を利用して相手を夢中にさせる!

PREPARATION準備――自己把握……自分を知る

STEP1――出会い……興味を抱かせる

STEP2――誘う……うまく惹きつける

STEP3――デート……心に踏み込む

STEP4――落とす……夢中にさせる

*メンタリズム・プチ用語集


【関連記事】

【モテ】『人の心を自由に操る技術 ザ・メンタリズム』メンタリスト DaiGo(2012年03月04日)

【モテ】「ホムンクルスの目」石井裕之(2007年10月15日)

【モテ】彼女が欲しい? よろしい、ならば『影響力の武器』だ!(2012年02月10日)

【微エロ?】『異性に暗示をかける技術 「即効魅惑術」で学ぶ7つのテクニック』和中敏郎(2011年05月23日)

【モテ】『モテる男の即効フレーズ』が結構スゴ本な件(2010年09月24日)


【編集後記】

◆一昨日ご紹介したこちらの本が絶好調です!

新東京いい店やれる店
新東京いい店やれる店

参考記事:【名著復活!】モテ本『東京いい店やれる店』が『新東京いい店やれる店』となって復活した件(2012年07月11日)

レストランデートでもメンタリズムのテクは色々活用できますので、併せてどうぞw


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「モテ・恋愛」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ
Posted by smoothfoxxx at 08:00
Comments(0)モテ・恋愛このエントリーを含むはてなブックマーク

スポンサーリンク