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2012年05月22日

酒井若菜さんの『心がおぼつかない夜に』発売記念握手会に行ってきました


心がおぼつかない夜に
心がおぼつかない夜に


【はじめに】

◆もう1週間以上前のことですが、酒井若菜さんのエッセイ本『心がおぼつかない夜に』の発売記念握手会にお邪魔して参りました。

酒井若菜、二股された過去を告白「後から気付いたんですけど……」 | エンタメ | マイナビニュース

勝間和代さんや本田直之さんのサイン会(講演会の後の)は参加したことはあるものの、タレントさんのサイン会(というか握手会)は初めて。

そこで感じたことや、大事に読んだ『心がおぼつかない夜に』のことなど、つらづらと書いてみようかと……。


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【握手会に行ってきました】

◆この握手会、当日の1週間ほど前から整理券が配布されていて。

私が行ったのは、開始2日目の午前中でした。

その時点で順番は136番。

なんでも初日開始時には、行列までできていたそう。

……ブログもアツいけど、ファンもアツいZE!。


◆当日会場に赴いてみると、ヒモで区切られたスペースに、すでに男女がわらわらと。

これがこの手のイベントのデフォルトかどうかわからなかったのですが、戸惑いながらも整理の方(書店員さん?)にお伺いして後ろの方のスペースに入ります。

酒井さんが眺められるかと思いきや、握手する場所は完全に囲われており、覗けぬ仕様。

そりゃ、「撮影禁止」(ですから画像も一切ありません。スイマセン。)とか色々ありますし、当然ですか。


◆意外だったのが男女比で、かなり女性の方が多かったです。

酒井さんのブログはコメント欄を閉じてることもあって、どういう方が読者だったりファンだったりするのか分からなかったのですが、改めて女性ファンの多さを実感しました。

ただ、男女とも言えるのが、皆さん見たところ「草食系」っぽいかな、と。

まー、元々酒井さんのブログ自体、アメブロらしからぬ内容や文章量(たまに超長文も!)ですから、ある意味当然なのかも。

私は「僕も行きます!」とメッセを下さったオレクロさんと一緒に、コソコソと話をしてましたが、基本的に一人の方がほとんどのようでした。


◆握手会が始まり、番号帯ごとに呼ばれます。

そこからはあっという間。

ほどなく自分の番が来たのですが、何を言うかも考えてなかったので、「初めまして」「いつもブログ読んでます」「頑張って下さい」と三言だけ言って、握手してもらい終了。

今でも手が異様に柔らかかったことだけ覚えています(オレクロさんも手の柔らかさに驚かれてました)。

私もそれなりに(?)女性の手を握ったことや握手したことはありますが、あの感覚はちょっと初めてカモ。

それが芸能人だからなのか、酒井さん独特なのかはわかりませんが。


◆何も気の利いたことも言えなかった私に比べて、熱心なファンの方は、感極まって泣いちゃったりしたみたいです。


後で本を読んで知ったのですが、酒井さんのブログに寄せられるメッセージ(多分、アメブロのメッセージ機能のことかと)は、かなりディープな相談事が多いそう。

皆さん、それだけ酒井さん自身に会いたかったのだと思いますし、酒井さんの言葉によって救われている分、本人に会うと色々な想いが溢れちゃうんでしょうね……。


【『心がおぼつかない夜に』を読んで】

◆私はそんなに昔からの酒井さんのブログのファンだったワケではなくて、確か、本書のタイトルにもなった、このエントリーを読んでからでした。

心がおぼつかない夜に|酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba

この記事、はてブが1000を超えており、私と同じようにこの記事で彼女のことを知った方も多いのではないでしょうか?

以来、RSSリーダーに登録し、2年半近く読み続けているワタクシ。

タレントさんのブログで、定期的にキチンと読んでるのは、この酒井さんのブログだけです。


◆そんな大事なブログが書籍化された本書。

軽々しく言葉を拾って、私のブログに載せてしまうのが失礼な気がしないでもなく……。

と言うか、「こういう本にまで付箋を貼って読んでいるのか?」と思われると恥ずかしいですね。

でも、心に残ったフレーズをいくつか。


◆まずは、「傘と長靴をたずさえて」というお話から。

ブログに悩みを寄せられた悩みの数々に、こんな風にアドバイスされています。
 ご自身の悩みを、私に教えてくれたみなさん。
「誰だって悩みを抱えている。みんな辛いのよ」なんて言いません。
 降り止まない雨はない、なんて言われても、今すぐ止んでくれないと意味がなかったりしますもんね。
 それに、雨はまたいつか必ず降るものだと知っているから「こんな想いをこれからも繰り返すのか」と思うと怖いですしね。
 どうか、素敵な傘と、酒落た長靴を見つける喜びを。
 色のない雨の日を、自分で彩っていけたら、雨が縞麗に見える日もきっと来るよ。
 だいじょうぶ。
もう1つ、「トカトントン」という明治神宮に参拝に行かれた時の記事から。
 私はあらためてお願いをしました。
 私に、もう少しだけ、優しさと強さをください。
 今の幸せな私なら、何かできるかもしれないから。
 辛い思いなしている人が多すぎる。元気な私が優しく強くなれば、読者のかたや友人達の弱ってしまった心に、ほんの少しでも元気を分けられるかもしれない。
「何様のつもり?」なんて自問している場合じゃない。
「私なんか」なんて自分を見下している場合じゃない。
 だって私、元気なんたもの。
何と言う深い優しさ……。


◆しかも震災後に初めてパソコンから投稿した「声のお守りください」というエントリでは、酒井さんのある「秘密」(?)が明かされています。
 私が何故いつも一人でいるのか。これについては今まで何度か書いてきましたので今回は省きますが、実はこれにはもう1つ、理由があります。
 それは、誰かが泣きそうなとき、確実に連絡がとれる人でいたいから。(中略)

 友人や知人が辛くなったとき、寂しくて不安になってしまったとき、パニックを起こしそうになったとき、咄嗟に電話やメールができる相手がいたら、保険になる。私はその保険になりたい。
ブログ読者さんだけでなく、周りの方への気遣いもスゴイです。

てか、絶対真似できない……。


◆他にも素敵なエピソードやディープなメッセージがザクザクあって、とても速読する気にはなれませんでした(マジで)。

……と、発売1週間以上経ってから記事を書く言い訳をしてみるテスト。

とにかく酒井さんのブログは、上記でも触れたように「アメブロらしからぬ」長文ではありますが、それ以上に言葉の選び方や感性が独特のものがあります。

情報伝達を主たる目的とするビジネス文書のお手本にはなりませんが、「人の心を動かす文章」を考える際には、きっと参考になると思われ。


「発売10日で3刷決定」とヒットの予感!

心がおぼつかない夜に
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【関連記事】

【爆笑】「こんな息子に母がした」おぐらなおみ(2010年02月06日)


【編集後記】

◆そんな酒井さんの小説も読んでみたいところ。

こぼれる
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既にマーケットプレイスでしか入手できないので、お早めに。


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この記事へのコメント
               
こんばんは。
酒井さんはもう全体的な雰囲気が柔らかくて吸い込まれそうでしたよ。もちろん手も!この本夜は寝る前にゆっくり読むのにぴったりです☆
Posted by オレクロ at 2012年05月22日 22:43
               
リンク先の記事を読みましたが、非常に心打たれる内容ですね。

握手会も行きたかったです。

女優さんのブログでは、北川景子さんのブログもお勧めです。
Posted by がってん at 2012年05月23日 00:28
               
>オレクロさん

お疲れ様でした〜!
酒井さん、素敵でしたよね〜☆
この本も、枕元に置いておくことにします。
数年後またこの本の続きが出たら、また握手会現地で(笑)!

>がってんさん

リンク先の記事だけでなく、他にも心に来るお話がこの本にはたくさん収録されてますよ〜!お勧めです!
そういえば北川さんのブログも「アメブロらしからぬ(笑)」長文ですよね〜。
私は酒井さんの「メッセージ回答キャンペーン(?)」の時に「なんでアメブロなんですか?」という質問をして掲載されたんですが、お二人とも別のブログサービスでいいようなw
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2012年05月23日 05:16