2012年05月13日
【ビジネススキル】このブログで売れている本(第6 回ビジネススキル編)
Kristovskis-meeting-15.jpg / Baltic Development Forum
【はじめに】
◆今日は、定期的に行っている「カテゴリー別売上ランキング」を久々にお送り致します。今回のカテゴリーは、ちょうど1年前と同じ「ビジネススキル」
ちなみに、過去のランキングはこのようになっております。
【ビジネススキル】このブログで売れている本(第5回ビジネススキル編)(2011年05月13日)
【ビジネススキル】このブログで売れている本(第4回ビジネススキル編)(2010年05月15日)
【Amazon】このブログで売れている本(第3回ビジネススキル編)(2009年05月17日)
【ランキング】このブログで売れている本(第2回ビジネススキル編)(2008年05月19日)
【ランキング】このブログで売れている本(ビジネススキル編)(2007年08月27日)
◆今回も「過去1年間」での集計結果。
昨年同様に「昨年5月1日から本年4月末日」という区切りのよい期間にてカウントしております。
その結果、過去1年間における当ブログでのビジネススキルの人気本は以下の通りになりました!
いつも応援ありがとうございます!
【ランキング】
第20位課長になれない人の特徴 (PHP新書)
◆タイトルはちょっと煽り気味ですが、読んでみたらば「なるほど納得」。
下記参考記事の画像のように、付箋を貼りまくった1冊です。
参考記事:【出世作法】『課長になれない人の特徴』に学ぶ7つの出世のコツ(2012年01月20日)
第19位
パラダイムの魔力―成功を約束する創造的未来の発見法
◆1995年(!?)発売の本であるにもかかわらず、私が記事にしたのは今年の2月という出遅れぶり。
マーケットプレイスでも弾数があるのに値崩れしていない「名著」です!
参考記事:【名著】『パラダイムの魔力―成功を約束する創造的未来の発見法』ジョエル・バーカー(2012年02月20日)
第18位
ほんとうに使える論理思考の技術
◆本の帯にある「ビジネスは論理でツカみ、心理で動かす」というフレーズがしっくりくる1冊。
仕事術に『影響力の武器』のエッセンスを加えた、と言えばかなり近い気が。
参考記事:ビジネスは論理でツカみ、心理で動かす」(2011年05月17日)
第17位
伝達力の基本
◆当ブログでは人気の大石哲之さんによる「論理的な情報伝達」指南本。
まさに仕事をするうえで重要なスキルが、これでもか、と詰まっておりますw
参考記事:【57のルール】『伝達力の基本』大石哲之(2011年04月30日)
第16位
アンフェアにたたかえ!―上位1%の成功をつかむ秘密の力
◆「働き方」の本ではあるのですが、自己啓発的な要素も多分に含む問題作。
成功者が語りたがらない「成功するための本当のヒミツ」とは?
参考記事:【成功法則】『アンフェアにたたかえ!』に学ぶ、成功者を支える6つの真実(2011年08月08日)
第15位
会社人生は「評判」で決まる (日経プレミアシリーズ)
◆これまた出世に必要な知識が満載の1冊。
望むポジションに就くためには、仕事が出来るだけではなく、「評判」をもコントロールする必要があるのだな、と。
参考記事:【必読!】『会社人生は「評判」で決まる』相原孝夫(2012年02月17日)
第14位
朝日おとなの学びなおし 経済学 鈴木敏文の実践!行動経済学 (朝日おとなの学びなおし 経営学)
◆セブン-イレブン・ジャパンの鈴木敏文さんの語る、極めて実践的な「行動経済学」。
本書を読むと、なぜセブン-イレブンが強いのかが良く分かります。
参考記事:【行動経済学】『鈴木敏文の実践!行動経済学』(2012年03月03日)
第13位
プロフェッショナルコンサルティング
◆日本を代表するコンサルタントお二人による対談本。
それぞれ単著でも濃いお二人ですから、二人合わさると濃すぎて「胸焼け必至」なクオリティでした!
参考記事:【スゴ本】『プロフェッショナルコンサルティング』波頭 亮,冨山和彦(2011年05月31日)
第12位
スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則
◆名著『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』の続編。
「前作の方がインパクトはあった」という声が多いですが、なかなか本書も充実したコンテンツになっています。
参考記事:【スゴ本再び】『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則』カーマイン・ガロ(2011年06月27日)
第11位
入社1年目の教科書
◆ライフネット生命副社長の岩瀬大輔さんによる、新人向け仕事術本。
王道的なTIPSの中に、時折ハイレベルなものが含まれており、油断なりませぬw
参考記事:【仕事術】『入社1年目の教科書』岩瀬大輔(2011年05月22日)
第10位
米国製エリートは本当にすごいのか?
◆単純な海外留学本と思いきや「あにはからんや」。
これからのビジネスパーソンの進むべき道を示唆する有意義なコンテンツでした。
参考記事:【国際派?】『米国製エリートは本当にすごいのか?』佐々木紀彦(2011年07月21日)
第9位
稼いでいる人が20代からしてきたこと
◆本書は自己啓発テイストが強いものの、稼ぐためには「しっかり働く」必要があるわけでして。
と言いつつ、本書で学んだ「よかったことを3つ書く」という習慣を、私は未だに続けております。
参考記事:社会人なら押さえておきたい『稼いでいる人が20代からしてきたこと』(2011年01月23日)
第8位
仕事で成長し続ける52の法則
◆日経ビジネスアソシエでの連載を書籍化したものだけあって、当ブログ的には親和性が高かったよう。
記事でアイキャッチの画像を多用して「ライフハック系ブログ」風味にしてみたのですが、いかがでしょうかw?
参考記事:東大教授もびっくり 驚愕の『仕事で成長し続ける52の法則』(2011年05月07日)
第7位
プロフェッショナルサラリーマン ― 「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術
◆古くからのブログ仲間であった俣野成敏さんのデビュー作は、ひいき目ではなく評判が高い1冊(7万部突破)。
全てのビジネスパーソンにとって、参考になると思います。
参考記事:完全『プロフェッショナルサラリーマン』マニュアル 改訂版
第6位
武器としての決断思考 (星海社新書)
◆昨年ブレイクした著者さんとしてお馴染みの、瀧本哲史さんの新書。
本書によって、ディベートの考え方が身近に感じられた方も多かったのではないでしょうか。
参考記事:【スゴ本!】『武器としての決断思考』瀧本哲史(2011年09月22日)
第5位
思わず人に教えたくなる!「問題解決」のネタ帳 (青春文庫)
◆当ブログでは、出された本がおしなべて売上好調な岩波貴士さんの、3冊めの文庫本。
600円であれだけネタが得られたら、コストパフォーマンス高過ぎです!
参考記事:【アマゾンキャンペーン有】『思わず人に教えたくなる!「問題解決」のネタ帳』(2011年08月10日)
第4位
「先延ばし」にしない技術
◆本書は自己啓発書としても秀逸なのですが、特に仕事のやり方に関しては見逃せない点が多々あったので、ビジネススキルのカテゴリーで。
「実行力」を身につけたい方なら必読の1冊です!
参考記事:ビジネスの達人がこっそり教えてくれる『「先延ばし」にしない技術』の真実(2012年01月09日)
第3位
僕は君たちに武器を配りたい
◆つい先日発表された「ビジネス書大賞2012」で、見事大賞となった瀧本哲史さんの単行本。
これからの日本で生き抜くために、ぜひとも読んでおくことをオススメします。
参考記事:【オススメ!】『僕は君たちに武器を配りたい』瀧本哲史(2011年09月23日)
第2位
10年後に食える仕事、食えない仕事
◆当ブログの第1四半期売上1位である、「MyNewsJapan」の渡邉正裕さんによるキャリア本。
現在のところ、本年度年間売上1位の大本命であり、内容的にも納得できるオススメ本です。
参考記事:【必読!】『10年後に食える仕事、食えない仕事』渡邉正裕(2012年02月04日)
第1位
アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】
◆チェックリストの重要性を、「これでもか!」とばかりに主張し続けたこの本が、ビジネススキルの1位となりました。
下記参考記事にもある「M&M'sチョコレートによるチェック」の話は、はてブやTwitterでも多くの方が取り上げて下さったようです。
参考記事:マッキンゼーが選んだ『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?』の10個の原則(2011年06月23日)
【感想】
◆そもそも、この「ビジネススキル」というカテゴリーは範囲が広すぎるため、昨年の同じエントリーで、「読書ネタだけでも分けねば」と言っていたのでした。今般、晴れて(?)「読書・速読」カテゴリーを新たに設け、それらを除いてカウントしたのが、今回のランキング。
多少は内容的に整ってきたと思うのですが、どうでしょうか?
……と言いつつ、今度は「キャリア・出世」ネタ本が目に付くので、いずれそちらも別カテゴリーにしようかと考えてみたり。
もっとも、あまり細かく分け過ぎても、読者さんにとっては「どこに入っているか」が分からない本もありますから、難しいところなのですが。
◆昨年は、大石哲之さんが2冊送り込みましたが、今回は「時の人」瀧本哲史さんが、ベスト10に2冊という快挙を。
しかも、この2冊がデビュー作(2冊同時発売)というのですから、今後の活躍が期待されます。
ちなみに、この瀧本さん、ディベートの他にも「特技」がおありなので、いずれそっち方面でご本をだされるかもしれません。
ただ、ご自身のブランディングを考えると、あまり手を広げすぎない方がいいような気もしますし、多作作家になってクオリティを下げるような真似はされなさそうな。
◆また今回のランキングでは、従来の単純な「ライフハック」「仕事術」系の本に加えて、上記で触れた「キャリア」のような一段上のレベルから見た本が多かったように思います。
これは、今まではやること自体には疑いがなくて、それを「どうやるか」に関心があったところ、今や「やること自体」に疑問がある、ということかと。
あくまで当ブログにおける「トレンド」ではありますが、結構な量を読まれる「ビジネス書読者さん」が多いだけに、今後そのような流れになる可能性はあると思います。
……下記編集後記の本もそうですしねw
皆さま、今後ともよろしくお願いします!
【編集後記】
◆というわけで、さっそく来年のランキングに入っているかもしれない1冊をご紹介。グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる
ブログMy Life After MIT Sloanでお馴染み・Lilacこと倉本由香利さんが、いよいよ著者デビューなさいます。
これは楽しみですね!
ご声援ありがとうございました!
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