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2012年04月14日

【読書】"隣の達人"の読書術@アソシエが興味深かった件


日経ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 05月号 [雑誌]
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 05月号 [雑誌]


【はじめに】

◆今発売中の『日経ビジネス Associe (アソシエ)2012年 05月号』は、待望の本の特集であります!

とはいえ、完全に出遅れた(4/10発売)上に、いつものように、紹介されている本にコメントするのも芸がないので、どうしようかと迷ったワタクシ。

そこで今回は、ビジネスパーソン総勢350人超にものぼるアンケートを元にした、「"隣の達人"の読書術」なるコーナーを取り上げてみようかと。

私もたまに読書法を聞かれることもあるのですが、他人の読書法と言うのは、結構参考になるものですね!


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【"隣の達人"の読書術】

■早朝読書派

●朝5時に起きててすぐの時間を読書に充てています。誰からも邪魔されないうえ、得した気持ちになれます。(しんしんさん/40代/男性)

◆私もたまに、朝早く起きて作業を開始することもありますが、その日の8時に投稿するこのブログの記事を必死こいて書いていることがほとんどです。

そもそも、ネットがつながる環境で読書をするのは、かなり意志の力がいるような。

でも、成功者は朝から本を読んでますよねw

参考記事:ほぼ浮浪者だった僕が成功者と呼ばれるようになるまでに実行した大切なこと10 - 世界はあなたのもの。



■日中読書派

●昼休みに空いている会議室で読書。邪魔するものがないので集中できる。(永井さん/20代/男性)

◆昼休みの私も、職場でネットをしていることがほとんどです。

というか、このタイミングでないとRSSや受信箱に溜まった未読モノを読む時間がありませぬ。

あ、この本は仕事にマジ使えるので、勤務時間中によみましたが、何かw?

つぶれない会社に変わる! 社長のお金の残し方
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■休日派

●休日は小学生の子供が勉強をしている脇で本を読む。リビングに作りつけの勉強机があるので、子供がどんな勉強をしているか分かるし、子供も親の読んでいる本がどんなものか興味を持って質問してくる。コミュニケーションの一部にも役立っているとも思う。(多胡一雄さん/40代/男性)

◆ウチはまだ上の子も3年生なので、勉強中に隣にいたら、つきっきりで見てやることがほとんどです。

ただ、家族で電車で移動する際は、私だけ離れたところで、立って本を読んでおりますがw

おかげで「パパは本が好き」ということになっており、子どもたちもそれなりに本好きになったヨカン。



■アウトプット派

●消せるぺン(フリクション)を持ち歩き、読んで気づいたこと、ヒントになること、感じたことを記入し、ラインを入れる(本と対話するイメージ)。2回目に読む時は違う色のぺンで記入し、2度同じところにラインがあれば、そこが自分の弱みと認識する(その箇所が仕事に直接関係ある場合は、その場で携帯から自分の会社アドレスへメールする)(石川 準さん/30代/男性)

◆いやー、この方はマジすごいっす!

そもそも、私の場合、同じ本を滅多に2回読みませんし(ダメじゃんw)。

他にも「ワードでA41枚にまとめる」「刺さったキーワードが書かれている部分を写真に撮る」等々、マジな方がちらほら……。

皆さん、気合入ってますね。



■仲間派

●課題の本を出して皆で読んでくる朝食読書会を主宰し、参加者同士で気づきや感想をシェアできる場を作っています。他の参加者に伝えるポイントを探しながら読むので、読み込みが深くなるほか、他の参加者の視点が聞けて理解が広がります。さらに、課題の本を手に取ることで、自分では読まない本にチャレンジできるという利点も。プレゼンやコミュニケーションスキルを上げる練習にもなります。朝から前向きにディスカッションすることで、テンションを上げて仕事に向かうことができます。(小久保宏樹さん/40代/男性)

◆さすがにこの方はシロートさんではないと思って、お名前でググったら、この方のよう。

名古屋で朝活!! 朝活@NGO

早朝読書どころか、朝食読書会までされているのは、スゴイと思います。

相変わらず、日々の記事の更新だけで手一杯な私にはとてもとても……。



■複数本平行派

●通勤電車の行きは記憶系(資格関係など)、帰りは歴史小説やリラックスして読めるもの、寝る直前は読んでいて眠くなるもの、休日は頭を使うもの(計算したリネットで調べながら読むので)を読む。(OPSさん/50代以上/男性)

◆通勤の行きと帰りや、時間帯で本を読み分けていらっしゃる方は多いよう。

私の場合は、そのような余裕はなく、

●新刊本はできるだけ早く読んで記事にする

●やや古い本は、その合間に読んで、読み終えた時点で記事にする

というパターンです。

ましてや、基本的には、紹介できない本を読む時間的余裕がないので、異質のジャンルに手を出しにくい、というジレンマも。



■立ち読み派

●通勤時間の読書タイムは、背筋を伸ばして姿勢を正し、立って読む。集中して速く読むことができます。(ハナレ10さん/20代/男性)

◆私も基本は「立ち読み」派。

特に電車等で座れる場合でも、あえて立って読む方が集中できます(座ると眠くなりますしw)。

特に携帯プレイヤーでインスト系の音楽をかけながら読むと、本の内容に集中できる気が。



【所感などなど】

◆今まで、色々な著者の方の読書法は、その方の著作なり、こうした雑誌等で知り得ることはできました。

ただ、そのなかでどれだけ私たちが実践できるかと言うと、微妙なこともあります。

例えば、勝間さんが片っ端から自炊していたりとか、本田さんが朝風呂で本を読むとか言われても、経済的、時間的にむずかしかったりするわけでして。

その点、こうした私たちの「仲間」の読書法は、等身大と言うか、真似できるものばかり。

そういう意味では、全てを取り入れるのではなく、良さげなものを試してみる、というスタンスが良いと思います。


◆今回は、各項目ごと、ピンと来たものを1つずつ選んでみましたが、誌面ではこれら以外にも沢山の読書法が。

また、項目自体もいくつか割愛しておりますので、当ブログの読者さんなら、この部分だけでも一読の価値はあると思います。

もちろん、雑誌全体としての特集も、いつも通り「読み応えアリ」。

キャッチコピーの「仕事に効く400冊!」は伊達ではありませぬ。


読書好きなら要チェックです!

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 05月号 [雑誌]
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 05月号 [雑誌]
●Special 1 今、読むべき本
仕事に効く400冊(010p)
プロローグ 本とは、水たまりである(005p)
この特集の読み方(012p)

●必読15テーマ! 目利きが徹底ガイド(013p)
ビジネススキルを磨く 問題解決力/リーダー力/会議力(014p)
自分を鍛える 自己啓発/発想力/歴史小説/中国古典(020p)
自分を整える 健康管理/メンタルケア/子育て(028p)
社会を知る 社会保障/次世代エネルギー(034p)
世界を知る 中国ビジネス/韓国/中東(038p)

●達人に学ぶ読書術(045p)
「つまずいても戻るべからず」 宮崎哲弥さん (評論家) (046p)
「本は人から借りるべし」 藤野英人さん (ファンドマネジャー) (048p)
「バトル本」 を読み解く(050p)
「読書集中力」 を磨く(052p)
読む力を 「本棚」 で鍛える(054p)
“隣の達人” の読書術(056p)

●仕事に効くマンガ(060p)
サラリーマンの生き方 「マトリックス分析」 (061p)
リーダーの仕事を知るマンガ 10 (064p)
教養を身につけるマンガ 30 山崎浩一さん (コラムニスト) (066p)

●本の力を、もっと(071p)
3.11の本 あの日のことを、これからのために(072p)
本棚の本 あの人の本棚をのぞいてみよう(076p)
「岩波新書」 の研究(080p)
ビジネスパーソンが選ぶ 「人生の糧になる本」 (082p)
128人が40字で語る 「私にとっての読書」 (084p)


【関連記事】

【キタコレ!】アソシエの『超実践 読書術』がかなりキテる件(2011年09月21日)

【読書術】『頼れる!読書術』@週刊東洋経済(2011年01月18日)

【超実践!?】『1年後に夢をかなえる読書術』間川 清(2012年03月25日)

【備忘録】当ブログの人気「読書本」はコレだ(2012/01)!(2012年01月29日)

【読書術】『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。』千田琢哉(2011年07月30日)


【編集後記】

◆内田先生がこんなご本を。

街場の読書論
街場の読書論
ブログ「内田樹の研究室」と、各媒体への寄稿記事より、「読書」と「表現」に関するものを厳選、大幅に加筆・改訂。
なるほどこれは、読んでおきたいな、と。


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