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2012年02月15日

【固形蛍光ペン】「テキストサーファーゲル」の対抗馬、「シャーピー ジェル ハイライター」が出ていた件


シャーピー ジェル ハイライター 5色セット
シャーピー ジェル ハイライター 5色セット

20160111追記:上記商品が現在アマゾンで取り扱いがないため、こちらをどうぞ。

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シャーピー ジェル ハイライター 5色セット


【はじめに】

◆「裏写りしない蛍光ペン」として、私も「週刊税務通信」を読む際に必ず使っているのが、ステッドラーの「テキストサーファーゲル」。

テキストサーファー ゲル PP袋入 3色セット 264 PB3 JP
テキストサーファー ゲル PP袋入 3色セット 264 PB3 JP

参考記事:【固形蛍光ペン】ステッドラーの「テキストサーファーゲル」を試してみました(2009年10月26日)

このタイプの「固形蛍光ペン」としては、唯一の製品だと思っていましたが、なんとシャーピーから同様のタイプが、昨年秋に発売されておりました。

その名も「シャーピー ジェル ハイライター」

しかも、テキストサーファーゲルにない「ブルー」と「グリーン」も含まれているというのですから、「文具ヲタ」としては、買うしかないでしょうw

さっそく、簡単にご紹介しておきます!


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【使用レポート】

◆まずは5色揃ったところから。



カラフルなんで、何かもう、使う前からニヤニヤしてしまう自分w

テキストサーファーゲルとの比較のために、イエローを出してみます。

まずボディから。



ちょっと意外だったのが、軸がまん丸ではなくて、やや平べったくなっている(楕円形)こと。

左が「シャーピー ジェル ハイライター」で、右が「テキストサーファーゲル」になります。



なお、固形の芯は、「テキストサーファーゲル」と同様に、お尻の部分を捻って出す仕組み。


◆次に、おなじみの(?)「週刊税務通信」を使って、実際にマーキングしたところを。



ひっくり返しても、「テキストサーファーゲル」と同じく、裏写りしていません。



具体的な固形インクの違いまでは分からないのですが、芯に関しては、「テキストサーファーゲル」と同じのような気がします。

参考までに、通常の液体タイプの蛍光ペンの裏写り具合を。



「これ、表にマーカーしたところじゃなくて、裏写りなんだぜ…」

紙質のせいなんでしょうけど、もう液体タイプには戻れませぬ。


【テキストサーファーゲルとの違い】

◆通常の液体タイプの蛍光ペンとの違いについては、以前書いたテキストサーファーゲルの記事をご参照いただきたく。

ここでは、上記と一部かぶりますが、「シャーピー ジェル ハイライター」と「テキストサーファーゲル」の違いについて簡単に触れてみたいと思います。


■1.色が5色揃ってる

◆「シャーピー ジェル ハイライター」は、「テキストサーファーゲル」の「オレンジ」「ピンク」「イエロー」に加えて、「グリーン」と「ブルー」の全5色。

新たに「寒色系」が加わったことは、マーキングする際にも便利と言えば便利でしょう。

私自身は、塗り分ける必要がない用途にしか使っていないため、基本的にはイエローしか必要ないものの、普段使いでこちらの蛍光ペンを使うのであれば、あった方が良いはず。

また、イラストやお絵かき等に使う場合でも「寒色系」は必要かと。


◆ただし、その肝心の「寒色」のクオリティについては、若干微妙。



「グリーン」はいいのですが、「ブルー」はちょっと薄めすぎるような。

この画像だと分かりにくいものの、かすれたような感じになってます。

色分けのためなら別ですが、この色単独ではちょっと使えないと思われ。


■2.蓋をしなくとも2週間大丈夫?

◆「テキストサーファーゲル」の方は、「キャップを外したままでも2,3日大丈夫」とメーカーサイトではうたっています。

STAEDTLER Japan

それに対して、「シャーピー ジェル ハイライター」は「2週間」といきなり約5倍の期間を提示。

SharpieR | シャーピー ジェル ハイライター

ぶっちゃけ、インクは多分同じだと思うのですが、オフィシャルに違いを明記しているのは事実です。

……ホントは試してみたかったのですが、時間がないので割愛(スイマセン)。


■3.芯が楕円形なので、塗る幅を変えられる

◆そもそもこういった固形の蛍光ペンは、紙に当てる角度を調節することで、塗る幅を変えるのが難しいです。

というのも、使用することで芯が削れて、どんどん太くなってしまうから。

ただし、「シャーピー ジェル ハイライター」は上記画像のように「楕円形」の芯のため、細い幅と太い幅を使い分けることによって、塗る幅を変えることが可能です。

特に、文字全体をマークするのではなく、下線を引きたいような場合には、重宝するのではないか、と。



先ほどマークした「週刊税務通信」の同じページに、細い幅で下線を引いてみました。

この画像だと分かりにくいですが、結構幅が違うので、使い分けには便利そう。


■4.キャップをお尻にはめることができる

◆「テキストサーファーゲル」は、外したキャップをはめるところがなく、それがちょっと気になっていました。

それに対し、「シャーピー ジェル ハイライター」は通常の蛍光ペン同様、お尻の部分にはめることが可能。



なお、はめたままでも、捻って芯を出すことができます。

おかげで、キャップを失くすリスクが軽減されました。


【所感などなど】

◆簡単ですが、こんなところで。

まず、「液体か固形か」という使い分けについては、前回の「テキストサーファーゲル」の記事で行いましたので、割愛。

次に同じ固形で「シャーピー ジェル ハイライター」と「テキストサーファーゲル」のどちらを使うか、という点については、少なくとも私は「シャーピー ジェル ハイライター」がファーストチョイスになりそうです。

というのも、固形タイプを使う場合、「イエロー」がほとんどであり、寒色(特に「ブルー」)の問題点が無視できるから。


◆また、上記で挙げたように、外したキャップをお尻に装着できる点や、太い線と細い線を引き分けられる点も大きいです。

やはり、後続の製品なだけあって、諸問題をクリアにしているのではないか、と。

後分かってないのが、「インクの持ちがどのくらいか」、という点。

ちなみに、キャップを外した長さだと、両者ほとんど同じくらいですから、それほど差はないと思われ。





とりあえず、当分『「シャーピー ジェル ハイライター」推し』でいかせて頂きます!

シャーピー ジェル ハイライター 5色セット
シャーピー ジェル ハイライター 5色セット


【関連記事】

【固形蛍光ペン】ステッドラーの「テキストサーファーゲル」を試してみました(2009年10月26日)

【文房具】ノック式蛍光ペンを比較してみました(2009年02月12日)

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【なんと8色!】色鉛筆「マルチ8」を買ってみました(2008年02月26日)


【編集後記】

◆固形、という意味では、我が家で子供たちが使っているコレもそうですね。

ぺんてる くるりら 12色セット GTW-12
ぺんてる くるりら 12色セット GTW-12

「クレヨンタッチの色鉛筆」で、固形式蛍光ペン同様に、お尻を捻って芯を出すため、折れにくく手も汚れないという逸品です。

小さなお子さんのいるご家庭にオススメ!


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この記事へのコメント
               
smoothさん大変ご無沙汰しておりますm(__)m

あの…ひとことお伝えしたいことがありますので
コメントさせていただきます。

数年前携帯電話からは
smoothさんのブログから注文が出来ませんでしたよね^^;
私その時約束しました。
「携帯電話からでも注文出来る時代が来たら
励まして下さったりコメント下さったりした
smoothさんへの感謝の気持ち、お礼として
出来る限りsmoothさんのブログから注文する様にしますね」
って。
約束、果たしますm(__)m

これからもがんばって下さい(*^-^*)
Posted by 瑠璃 at 2012年02月15日 21:12
               
>瑠璃さん

こちらこそ、大変ご無沙汰しております!
最近は、かつて仲良くして下さった皆さんのところにも、あまりお邪魔してなかったのですが、瑠璃さんもお元気でいらっしゃいましたでしょうか?

注文の件は、確かに覚えておりましたが、ホント、お気遣いなく〜(汗)。

あの頃のブログ仲間の方でも、既に何人も著者デビューされてますし、私も負けずに、このブログで頑張りたいと思います。

今後ともよろしくお願いします!
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2012年02月16日 07:05