2012年01月16日
リア充による『ハリウッド流☆モテる技術』の逆差別を糾弾せよ
ハリウッド流☆モテる技術
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、映画プロデューサーのマックス桐島さんによる、「ハリウッド仕様」のモテ本。ハリウッドで活躍する「カリスマ衣装係」「スター俳優」「美女店員」「一流スタントマン」といった面々から、モテの秘訣を学びます。
アマゾンの内容紹介から。
モテの極意を追い求めたら、ハリウッドにたどりついた!
本場直伝!「モテ男子」を演出する50のアドバイス。
さすがディスカヴァーさんだけあって、手堅くまとめられているな、と。
そしてタイトルは、「ホッテントリメーカー」で、それっぽいモノを作ってみましたw
いつも応援ありがとうございます!
【ポイント】
■1.モテる男の言葉遣いとは?(1)「なるほど」「そうなんだ」などの同意的あいづちを多用して、相手の心に入りこむ
(2)「だから」「それは」などの忠告や助言をしたい場面でも、あえて何も言わない
(3)「どうぞ」「いいね」などの奨励的あいづちで、相手の意思を後押ししてあげる
(詳細は本書を)
■2.自分の部屋に入るかのように堂々と入場する
パーティーや合コン、会議や打ち合わせなど、人の集まる場所に自分という製品(プロダクト)を置く場合、その登場シーンが印象を決定づける。(中略)
アウェイ感あふれる合コンや、初めてのレストランに足を踏み入れるときも、まるで自分の部屋に入るかのような態度で入場することを心がけると、不思議と緊張感と自意識が高ぶらなくなり、周囲から見ると「妙に場に馴染んでいる」という雰囲気を演出できる。
■3.会話中は相手の左目に視線を集中する
最初は、鏡で自分相手に練習しよう。数分間、じっと視線をそらさずにたたずむ訓練を続け、次は家族や友人などのリアルな環境で試してみるといい。長年のくせでついそらしたくなるだろうが、そこをグッと我慢。ひたすら相手の左目に視線をフィックスするのだ。潜在意識や創造的分野を担当する右脳は左目をあやつるので、左目を凝視されると、人間は正体を見透かされているような気がするらしい。
■4.女性を褒めるには順序がある
まず、洋服の色やデザイン、ブランドなどを褒める前に、それを着こなしている本人自身を褒めちぎることが先。初対面であろうと、相手が複数であろうと、気に入った女性は、率先して褒めること。(中略)
相手の着ている洋服の色やファッションを褒める場合は、「あなたが着ると○○色がさらに際立ちますね」「お顔が○○色をより一層華やかにしますね」という感じで、「あなたがきれいだから服も素敵に見える」というニュアンスで褒め、決して、「服が素敵だからあなたがきれいに見える」と響く表現はしないこと。あくまでも、女性が主役で、色や洋服は脇役なのだということを忘れないのも、モテ男子一流の褒め方なのである。
■5.絶対にモテない「非モテ素振り」ワースト5
ワースト5★周囲ばかり見る
ワースト4★他人の話ばかりする
ワースト3★相手の目を見ない
ワースト2★自分の髪や顔を触る
ワースト1★体の部位をジロジロ見る
(詳細は本書を)
■6.どこでもできる「ヒップアップ成就法」で美尻男子になる
まず、スクワット。ゆっくりと呼吸を忘れずに行うやり方は他のエキササイズと一緒だ。
たった50秒のエキササイズを毎日2回こなすだけでカッコいいヒップが手に入るのなら、自分への投資としては安いものだ。逆にいえば、一日数分間を自分磨きに費やせないような輩は、この時点でこの本を読むのをやめたほうがいい。
次にレッグレイズ。両エキササイズともに5回から始めて徐々に回数とセットを増やしていこう。
(エクササイズの詳細は本書を)
■7.セレブ夫妻が息子のモテ意識を高めるために発信した言葉(抜粋)
「女の子の態度にイライラしないほうがモテるのよ」
「女の子にイヤミやジョークを言われたら、受け流したはうがモテるのよ」
「女の子には、すぐに「ダメ」とか「できない」とか返事しないほうがモテるわよ」
「女の子には、自慢話や身の上話を自分から切り出さないほうがモテるわよ」
「女の子をいつも気にかけてあげるとモテるわよ」
【感想】
◆今まで何冊か、海外で書かれたモテ本をご紹介してきましたが、本書はハリウッドで働きながらも、メンタル的には日本人であるマックス桐島さんが書かれたということで、良い意味で「ハイブリッド」な1冊になっていると思われます。前々から私は、HACKSシリーズのようなコンセプトでモテ本を出してもらえたらな、と思っており、それにかなり近い感じ。
例えば、『イケてる「モテ技」トップ10』あたりは、ハック本に近いかも。
また、上記ポイントでは『「非モテ素振り」ワースト5』をご紹介していますが、本書では逆パターンの『「モテ素振り」ベスト5』も収録されております(詳しくは本書を)。
……ただし、「眉毛で話す」というのは、一般的な日本人には顔の構造的に難しいと思いますが、その対極にある、最近話題の「眉芸」をご覧くださいw
注:動画削除されました💦
◆その『「非モテ素振り」ワースト5』のワースト3が「相手の目を見ない」というのには、私も激しく同意。
ただ、相手の目を見る場合に、ポイントの3番目にあるように「左目を見ると良い」というのは、初めて知りました。
その情報元は、俳優のロレンゾ・ラマス。
何やら画像を見ると、肉食系の「オレオレキャラ」っぽいですが、本書によれば会話もスマートですし、キャラ的には非常に謙虚な感じです。
なるほど、「気は優しくて力持ち」(古杉w)なのが良いのかも。
◆そのロレンゾは肉体美ですが、現在ハリウッドでは「スリムマッチョ」が人気なのだとか。
これはモテ以前に、適度に鍛えられた身体は、仕事にも遊びにもHにも積極的になれるから。
と言うワケで、本書の第6章では「モテボディのつくり方」が伝授されています。
確かに顔を変えるのは難しいですが、体は地道に鍛えれば、誰でも変えることが可能。
そういう意味では、本書で紹介されているエキササイズをキチンと続けていれば、現状よりはモテる可能性は高くなるかと。
◆ところで、女性を褒めるのに「順番がある」とは、ついぞや知りませんでした。
それどころか、持ち物とかアクセサリーのみ褒めていた記憶がw
それ以前に、本人を「褒め"ちぎって"」もなかったですし。
ちなみにマックスさんご自身も、「洋服やコーデートの良さを褒めていたかも」と、この褒め方には「目からウロコ」だったようです。
◆また、他に割愛した中で興味深かったのは、こんなところが。
●日常生活に活用できる「モテトーク集」
●悩みや欲求不満を聞く男子はモテる
●羨ましいと思ったら妬む前に「すごいね!」と言う
●モテ男子のキラー口ぐせを真似る
●実年齢が露出する「●年齢」の加齢を防ぐ
最後の「●年齢」(ネタバレ自重)の件では、そのトレーニングに励むジェニファー・ティリーに「それ、効くの?」と聞いたマックスさんに対し、ジェニファー曰く「10年後に聞いてよ。あのとき一緒に始めればよかったって、きっと思うわよ……」。
それを聞いたマックスさんは、同じトレーニングを始め、10年後その効果に感謝したのだとか。
ハリウッドのキーパーソンのアドバイスがこの1冊に!
ハリウッド流☆モテる技術
Plan 1 ハリウッドの肉食女子に「モテの基本」を教わる
Plan 2 ハリウッドのカリスマ衣装係に「モテの技術」を教わる
Plan 3 ハリウッドのスター俳優に「モテキャラ演出術」を教わる
Plan 4 ハリウッドの美女店員に「モテ会話の極意」を教わる
Plan 5 ハリウッドVIPルームの用心棒に「モテしぐさのツボ」を教わる
Plan 6 ハリウッドの一流スタントマンに「モテボディのつくり方」を教わる
Plan 7 ハリウッドのセレブ夫婦に「モテ男子の育て方」を教わる
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この記事へのコメント
期待通り、さっそくにありがとうございます。いつも思うのは、本体の本より、スムースさんの紹介記事のほうがわかりやすい、というか、ツボを押さえていることです!ありがとうございました!
Posted by 干場弓子 at 2012年01月16日 12:04
>干場社長
社長自らコメントありがとうございます!
なかなか私好みというか、ハックっぽい作りがさすがだと思いました。
この本が好調ならば、今後も男性向けのモテ本よろしくお願いしますw
社長自らコメントありがとうございます!
なかなか私好みというか、ハックっぽい作りがさすがだと思いました。
この本が好調ならば、今後も男性向けのモテ本よろしくお願いしますw
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2012年01月17日 03:49
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