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2012年01月10日

【モテビジ?】『男は女で修行する。』に学ぶモテるための7つの考え方


男は女で修行する。 ~ビジネス運を上げる60の法則~ (だいわ文庫)
男は女で修行する。 ~ビジネス運を上げる60の法則~ (だいわ文庫)


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、お馴染み・中谷彰宏さんによるモテテイストのビジネス書。

完全なモテ本かと思って購入したら、むしろビジネス色が強くて、ちょっと戸惑ったというw

アマゾンの内容紹介から。
女は、デキる男を見極める。女は、男の価値を試す。そして男は、女の厳しい目で見られることで成長する。デキる男とはみな、女で苦労し、女から学ぶ。女が男のどこを見ているのかを知ることで、モテる男、デキる男になるノウハウ60を紹介。ビジネス運や男の価値をさらに上げるための中谷流・成功のヒントを伝授する。

今回は特に、「モテるための考え方」を7つ抜き出してみました。


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【ポイント】

■1.ごちそうしても恩を着せない
 男は、ごちそうする行為自体がカッコいいことだと勘違いしています。
 でも、女は、この人はごちそうしているのにちっともいばらないことを評価するのです。
 恩着せがましくないというところで評価をします。
 ごちそうしたから評価するだろうと思いこんだら、甘いのです。


■2.一生懸命に「ありがたい」「うれしい」をつける
男には、常に「大きいか、小さいか」という感覚があります。
 大きいと自慢するし、小さいと卑下します。
 女には、そういう価値軸がありません。
 女は、「ありがたい」「うれしい」「かわいい」という価値軸です。
 一生懸命やることがいい、悪いということで判断するのではありません。
 一生懸命さに、プラスありがたい、うれしいという気持ちが伴わなければ、「いいな」とは思わないのです。


■3.女は成功の大きさではなく、失敗の大きさで男を判断する
 男は、成功の大きさで自分を大きく見せようとして自慢話をします。
 でも、女が魅力を感じるのは、その人のギャップです。(中略)

 こんなにしっかりしている人がこんなにだらしないというところに落差を見つけて、魅力を感じるのです。
 ところが、男は、こんなにしっかりしているというところばかりを見せようとします。
「オレはこんなにしっかりしている、だから魅力を感じるだろう」と思っているのですが、実は女は、そんなことに魅力は感じないのです。


■4.モテない男は出せればいいと思っている
 射●した後に優しい人が本当に優しい人です。
 ●ったら帰りたいと思う人は、や●たいだけの人です。(中略)

 モテない男は、「セ●●ス」イコール「●精」と考えています。
 そこには予感も余韻もありません。
 プロセスが存在しないということです。
 そういう人はツボに針を打たれてピュッと出たらそれでいいのです。


■5.昔話をしないで思い出を作る
 男は、昔話をします。
 女は、思い出話をします。
 昔話は、そこに余裕がないので、成功談だったり自慢話だったりします。
 思い出話は、「あれは大変だった、つらかった、でも今思うと涙が出てしまう」というような、胸がキュンとする話です。
 同じ過去の話をするにしても、ただの古くさい昔話か、思い出話かで、男への印象が違ってきます。


■6.負けることで人生を豊かにする
 負けたことがない男は、チャレンジしていないのです。
 こういう人は、失敗談を語れません。
 自慢話ばかりします。
 人生において負けたことがないということは、最大の敗因です。 
 人生を豊かにできるかどうかは、あなたがどれだけ負けたかで決まります。 
 それは、どれだけチャレンジしたか、どれだけフラれたかということです。


■7.翌朝仕事が早い時にデートできる男がモテる
 いい女の誘いは、必ず、次の日の朝が早い時です。
「明日、朝早くから仕事だから、今度、次の日が休みの時にね」
 という男は、モテません。
 次の日が、休みでなければ、デートもできないような男は、仕事もできません。
 モテる男は、朝までデートして、そのまま仕事に走っていける男です。


【感想】

◆本書は、冒頭で申しあげたように、どちらかと言うとビジネス書的なニュアンスが強い作品でした(そもそもサブタイトルが「ビジネス運を上げる60の法則」ですし)。

ただ、中谷さんの本の「お約束」で、本の最初に「この本は3人の人のために書きました」とあって、対象読者が挙げられているのですが、その中の1つが「モテるようになりたい男」

つまり本書は「モテたい男」が読んでしかるべきコンテンツが含まれているということ。

そして上記ポイントでは、その「モテ」に関連するものを中心に拾った次第です。


◆その「モテネタ」関して、本書では「女性的な視点・感性」を男性が理解し、そのマナーに則った行動をとるとモテる、というお話が中心。

特に男性については、「前時代的な感覚」を振りかざす「団塊の世代」や「バブル世代」の男性が、やり玉に挙げられており、若い世代から見た場合、「オトコって今はそんなんじゃなのに」と思われるかもしれません。

もっとも、こういった性差のお話は、子どもの頃から正面切って習うことがないので、知らないとそのまま大人になってしまうもの。

そういう意味では、本書を読むと、「なるほど女性はこう考えているのか」と腑に落ちることウケアイだと思います。


◆それにしても、上記ポイントを読むだけでも、耳イタイ方はいらっしゃるのではないでしょうか?

ご馳走したらモテると思い、一生懸命であることを評価して欲しいと思い、成功体験を語り、昔話をし、イったら帰りたくなる。

最後のは別としても、言われなければ気づかないし、知っていても、つい忘れがちな指摘が他にも多々ありました。

……それでも翌朝早い時の夜中のデートはマジ勘弁ですが(私の場合)。


◆また本書の場合、小見出しのタイトルだけでも興味深いものがいくつもありました。

●男は勝ち負けにこだわる。女はドラマにこだわる。

●男はハプニングを避け、女はハプニングを期待する。

●男は、ハダカに色気を感じ、女は、姿勢に色気を感じる。

●モテる男は、朝顔を育てるのがうまい。
etc etc ...

実は、リアル書店で本書の目次をチェックした際、一番最後の朝顔の話が気になって読んだのですが、これが結構腑に落ちましてw

コツは「水をやりすぎないこと」と「掘り返さないこと」。

これが、どうモテに結びつくのかは、本書にてご確認を。


「中谷流・モテて仕事ができる男」になるために!

男は女で修行する。 ~ビジネス運を上げる60の法則~ (だいわ文庫)
男は女で修行する。 ~ビジネス運を上げる60の法則~ (だいわ文庫)
第1章 女は、デキる男を見極める。
第2章 女は、大きい小さいにこだわらない。
第3章 女は、最後まで何度も、楽しむ。
第4章 女は、気持ちのよさを最優先する。
第5章 女は、ガマンしない。
第6章 女は、ココ一番では目をつぶらない。
第7章 女は、稼ぐだけの男を信用しない。
第8章 女は、男の価値を試す。


【関連記事】

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【モテ】『20代にしておきたい17のこと <恋愛編>』本田 健:マインドマップ的読書感想文(2011年11月15日)


【編集後記】

◆ディスカヴァーさんから、男性向けのモテ本が?

ハリウッド流 モテる技術
ハリウッド流 モテる技術

これはちょっと気になりますね!


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この記事へのコメント
               
恋愛に限らず、「あえて厳しい状況下に身を置き、楽しむのがプロ」だと、どこかで聞いたことがあります。

まあ、俺は常に楽な状況に身を(以下略)。
Posted by デッドリー at 2012年01月11日 20:21
               
>デッドリーさん

確かにハードな状況にあえて身を置くと、成長はしそうですけどね〜。
おっしゃるように、私もなかなかそこまでは(笑)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2012年01月12日 03:59