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2011年12月26日

【書店員に聞く】「年末年始お薦めビジネス書」@日経産業新聞



Owl Bookshop, Kentish Town, NW5 / Ewan-M



【はじめに】

◆12月22日の日経産業新聞22面に掲載されていたのが、「年末年始お薦めビジネス書」という記事。

丁度昨年の今頃も、同じような記事がありましたね。

参考記事:【書店員お薦め】「新年 飛躍への1冊」@日経産業新聞(2010年12月10日)

さて、今年のテーマは「日本再生 考えるヒント」

3人の書店員さんが、それぞれ4冊ずつ年末年始に読みたいビジネス書を推薦されています。

当ブログでは、ほとんど紹介していなかったので、大変勉強になりました!


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【書店員さんお薦めビジネス書】

■紀伊国屋書店新宿本店・水上沙央里さん

◆水上さんの選んだ中からは、こちらを。

この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講
この世で一番おもしろいミクロ経済学――誰もが「合理的な人間」になれるかもしれない16講
 経済学の考え方を面白く感じながら学べる本として、「この世で一番おもしろいミクロ経済学」をお勧めしたい。マンガのような体裁でとっつきやすく、ユニークな視点で説いているのが特徴。経済学に出てくる言葉や仕組みを、身近な事例を題材に教えてくれる。
この本、ちょっと前にはてな界隈でも話題になっていましたよね。

一方こちらは、当ブログでも紹介済み。

どうする? 日本企業
どうする? 日本企業
 「どうする?日本企業」は、組織の陥りがちなワナについて具体的な事例を通じて学べる。「イノベーション」など必要と思われている概念について、独自に問い直している視点も斬新。手にとってみてほしい。
個人的には、かなりお勧めだというのは、下記参考記事からもお分かりになると思うのですが、今ひとつ当ブログとしてはあまりお買い上げ頂かなか(ry

参考記事:【目から鱗の経営本】『どうする? 日本企業』三品和広(2011年08月21日)


■三省堂書店有楽町店・岡崎史子さん

◆岡崎さんのセレクトの中では、この本が気になっております。

清貧と復興 土光敏夫100の言葉
清貧と復興 土光敏夫100の言葉
 「清貧と復興 土光敏夫100の言葉」には励まされる。大物財界人の言行録だが、逃げずに改革などに全力を尽くす姿勢に感銘を受けた。何らかの組織で責任を負う立場の読者なら、心構えなど参考になる部分も多いはずだ。
組織ではないですが、個人事業主として、責任を負う立場なので、読んでみたいな、と。

その他の3冊については、ちと食指が伸びなかったのですが……。


■ジュンク堂書店池袋本店・高見圭一さん

◆ジュンク堂の高見さんからは、ちょっと毛色の変わった(?)1冊が。

采配
采配
 プロ野球の中日ドラゴンズの落合博満前監督の著書「采配」は、落合氏が、優勝したチームで、どうやって人材を育てたかという視点で味わえる。職場の後輩に手取り足取り接するのではなく、どう責任感を持たせるかといった点で、学べる部分は少なくない。
私もこの本は、かなり気になっているのですが、何せ野球をまったく観ないもので(ルールくらいはわかりますが)、記事を書いても説得力皆無。

なかなか悩ましいところです。

そしてもう1冊も変化球。

だから、僕らはこの働き方を選んだ 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル
だから、僕らはこの働き方を選んだ 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル
社員の自主性を重んじ、個人事業主の集合体のような運営をしている不動産会社のルポといった内容。組織の一員として、リーダーに頼り過ぎない自立した働き方を描いており、示唆に富む。
また、上記「采配」とは「対となるような視点を提供してくれる」とのことです。


【感想】

◆今回はとにかく「惨敗」でした。

12冊紹介されている中で、読了済みなのはたった1冊。

しかもその1冊もご紹介はしたものの、あまり(というかほとんど)お買い上げ頂かなかったというアリサマです。

……やはりテーマがブログとアンマッチなのか。


◆そう言えばこの1年も、得意なジャンルの本を中心に取り上げてきましたが、ホントはこれではいけないな、と思っております。

ただ、読者の皆様は、硬めのジャンルのご本は、当ブログ経由では読まなくとも、他のどこかのブログでチェックされてらっしゃるのではないか、と。

結果、皆さんはバランスよく読書しているのに、私は偏ったまま、という可能性もなきにしもあらず。

でもウチのほかにモテ本なんて記事にされる方、あまりいらっしゃいませんものね。

……と言い訳してみるテストw


◆もちろん、紙面では3名の書店員さんが、真面目に選書なさっているので、問題なし。

そのまま12冊書店で買って、年末年始に読破するのもよいかもしれません。

私個人としては、上記の中では、やはり「この世で一番おもしろいミクロ経済学」が気になります。

でも、経済学苦手なので、記事のほうは期待なさらないで下さいませ。


残りの7冊が気になる方は、図書館等でご確認下さい!


【関連記事】

【書店員お薦め】「新年 飛躍への1冊」@日経産業新聞(2010年12月10日)

【目利きがオススメ】「夏休みお薦めビジネス書」@日経産業新聞(2010年08月09日)

【お知らせ】日経産業新聞に選書が掲載されました【ネタではありませぬw】(2010年04月01日)

【上半期ビジネス書】「売れ筋から関心読み解く」@日経産業新聞(2009年07月08日)

【メモ】「新任管理職にお薦めの本」@日経産業新聞(2009年03月13日)


【編集後記】

◆何やらこんな本が出ていました。

ベストセラービジネス書の「すごい!仕事術」
ベストセラービジネス書の「すごい!仕事術」

「ベストセラー作家18人のビジネス書21冊のエッセンスを凝縮」って、こちとら商売あがったりですよ。

(ノ∀`)アチャー


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