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2011年12月24日

【モテマニュアル?】『口説きの技術---恋愛駆け引きの極意』草加大介


口説きの技術---恋愛駆け引きの極意
口説きの技術---恋愛駆け引きの極意


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、「ナンパ塾」でお馴染みの草加大介さんの新作。

今回はナンパに限定されておらず、もうちょっと上のレイヤーと言うか、女性に対する「口説き全般」に関する内容です。

アマゾンの内容紹介から。
「ナンパ塾」塾長として、数々のテクニックを明かしてきた著者が、満を持して公開する最強の口説きマニュアル。路上ナンパからさらに踏み込み、強烈な口説きのテクニックを具体的に伝授!
質問例、会話例等も豊富で、非常に参考になりました!


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【ポイント】

■1.モテないのは心の問題?
 自分はどうせモテないんだと俯いている男性諸君に問いたい。
 あなたがモテないのは、行動した結果としてモテないという結論が出たのではなく、臆病にもその結果をまだ覗き見てすらいないまま諦めているだけではないのか。トライしてもトライしてもふられるという「モテない事実」を突きつけられる前に、自分はどうせモテないと決めつけているだけではないのか。(中略)

 もしそうならば、それはモテないのではない。厳しい言い方だが、あなたが自分の臆病な気持ちに負けて行動さえできていないという、モテる・モテない以前の、あなたの心の問題なのだ。


■2.女性が男性に求めているのは外見だけではない
女性を馬鹿にしてはいけない。あなたが自分の外見ばかりを気にして「俺はブサイクだからモテない」と決めつけているとすれば、それは「女ってのは外見のよさしか求めない阿呆の集団だ」と決めつけているのと同じことだ。あなた自身が「男は外見が全てだ」と決めつけているのと同じことだ。そんな男がモテるはずはない。
 繰り返すが、女性は馬鹿ではない。ちゃんとあなたの内面も見てくれている。


■3.間違った口説き方
 あなたは今までパートナーが欲しいと思った際、どのような行動をとっただろうか。そしてその結果はどうだっただろうか。それはおおよそ次のようなものであったはずだ。
 (1)口説く相手(付き合いたい相手)をたっぷりと時問を使って吟味して決める。
 (2)ターゲット(口説く相手)を一人に絞り込む。
 (3)その相手と付き合おうと強く決意する。(中略)

 モテなかった頃の俺がまさにこの通りだった。


■4.女性は下心が潜む優しさを求めている
 前項で「優しい男はモテる」と説いたが、注意してほしいこともある。優しさにも二種類あるということだ。
 (1)下心が潜まない優しさ。
 (2)下心が潜む優しさ。
 下心とは、相手の気持ちを獲得したいというエゴイズムや相手と●たいという性欲だ。「あなたの優しさはどちら?」と問えば、モテない男性の大半が(1)を選ぶ。エゴイズムや性欲は女性の前では押し殺さなければならないと思っているからだ。そしてそのプレッシャーでとても消耗してしまう。とても苦しくなってしまう。
 しかし、モテない男性には信じられないことかもしれないが、モテる男性が選ぶのは(2)の方なのだ。


■5.最初の誘いは重くしない
重い誘いは相手も気軽には受け取りにくい。最初はあくまでも軽く、「一緒に食事しようよ」程度で充分だ。特に旧知でない女性を誘う時は、向こうはまだこちらの人となりを知らないわけだから、へビーな気持ちやあふれすぎた気合いを感じてしまう誘い方をされると相手は引いてしまう。思いの丈をぶつけるのは、何度かデートして好印象を与えてからでも遅くはない。焦っては駄目だ。


■6.合コンでのアプローチのルール
 二対二で合コンをやった場合、W君がY子にアプローチしたいのなら、X君はY子に連絡をしないのがルールだ。逆にX君がZ子にアプローチするのなら、W君はZ子に連絡などしてはいけない。これは合コンの基本だ。
 当然ながら、合コン終了後に複数の女性にメールをするのも絶対にいけない。「数打てばどれか当たるかも」的な考えもあるだろうが、向こうも友だち同士だ、何人もにメールしていることは必ずバレる。そうなれば間違いなく全滅だ。


■7.話の導入を質問形式にする
 (a)「最近、何か面白いことあった?」
 (b)「先週の週末は何してたの?」(中略)

 オーソドックスなものを8つほど挙げてみたが、切り出すのが難しいと感じるものはないはずだ。そして、どれも女性が心の引き出しの中に何かそれについての会話ネタを持っていてもおかしくないものばかりだ。まずはその引き出しを開けてみる形で会話を始める。つまり、ピッチャーが気持ちよく投げられる球種、投げたいと思っている球種を探るわけだ。


【感想】

◆本記事のタイトルの冒頭に「モテマニュアル?」と付けたように、本書は従来の草加さんの本(と言うか類書を含めて)に比べて、マニュアル的な記載が多かったです。

具体的に言うと、下記目次の第4章以降は、質問例や会話例が中心。

例えば第4章の小見出しを列挙すると「メールアドレスを聞き出す」「食事に誘う」「飲みに誘う」「カラオケに誘う」という具合で、最初の第一声から、最終的な目的までの具体例が掲載されています。

これらを読んで思うのが、やはり「いきなり本題に入ってはイケナイ」ということ。

一番言いたいことに至るまでの過程が、「その発言に必然性を持たせる」仕様になっています。

もちろん、途中で相手の女性から想定外の回答や発言があった場合には、必ずしも思い通りにはいかないワケですが、あらかじめ「話の流れ」をある程度考えておけば、何とか軌道修正できるハズ。


◆一方、面白かったのが第5章で、ここでは「いったん知り合ってから、口説き落とすまでの失敗例」を3例挙げ、どこがまずかったか等の問題を読者に考えさせる、というもの。

あきらかに「それ違うでしょう!?」という点もあれば、女性心理をわかっていないと回答できないものまで、さまざまでした。

個人的には具体例3の「出会い系パーティでの口説き」の問題が結構ツボ。

私は「合コンやらない派」なので分からなかったのですが、「1回合コンやった面子で飲み会をやる」のは×なのだそう(常識なんですか?)。

……私のように「何でだよう?」と思われた方は、本書にてご確認下さい(この記事にコメント頂いても回答致しませんのであしからず)。


◆また、第6章は実際にデートしている際の会話術なので、とりあえず「1対1」まで持ち込めてからの話になります。

基本は「定番的な話題」を中心に話すこと。

「趣味」や「スポーツ」「食べ物」「音楽」「映画」等々、特に初期段階においては、これらの「定番的な話題」だけでも十分会話が続くものです。

さらには、上記ポイントの7番目で挙げたように、これらの話題を「質問形式」で振れば、相手も気持ちよく話せるというもの。

ただし定番ネタだから大丈夫と言って、くれぐれも「自分語り」にならないようご注意を。


◆本書は著者の草加さんによると、「読者が実践することを意識した」作品なのだそう。

確かにモテ本ばかり読んで知識が増えても、それを実践しなければ意味がありません。

特に草加さんの場合、それなりの金額を支払って入塾されている男性を指導してきているワケで、「やれば成果につながる」ことは実感されているでしょうし。

商業出版本で、その成果に少しでも近づけるための切り札が、本書なのかもしれません。


イベントシーズンで成果を出すために!

口説きの技術---恋愛駆け引きの極意
口説きの技術---恋愛駆け引きの極意
まえがき
第1章 間違った思い込みから抜け出そう
第2章 積極的行動のすすめ
第3章 口説きとは何か?
第4章 口説きの基本マニュアル
第5章 恋愛駆け引きの技術
第6章 デートでの会話術
あとがき


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【編集後記】

◆草加さんのDVDは2枚とも持っているのですが、ナンパ初心者の方には、ぜひこちらをご覧頂きたく。

草加大介 ナンパ塾 口説き検定講座 [DVD]
草加大介 ナンパ塾 口説き検定講座 [DVD]

ナンパ塾の生徒さんのナンパの模様に、手に汗握ること必至です!


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