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2011年11月28日

【モテネタ7選】『しぐさに隠れた大人の本音』齊藤 勇


しぐさに隠れた大人の本音
しぐさに隠れた大人の本音


【本の概要】

◆今日お送りするのは、タイトル通り「しぐさから本音を読み取る」スキルについて書かれたご本。

以前当ブログにてご紹介した『心を上手に透視する方法』が最近やたらと話題なので、そちらをちょっと意識してみましたw

アマゾンの内容紹介から。
言葉と本音は違うもの。ちょっとした“しぐさ”は、それだけで本音を映し出しています。あの人の心の中を覗いてみませんか?心のサインは気がつかないうちに出ているのです。感じるか感じないかはあなた次第。
下記タイトルにもあるように、各シーンごとにまとめられているうち、今回は特に「モテ」絡みについて、7つほど抜き出してみた次第です。


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【ポイント】

■1.男性の目の前で服の乱れを直す女性は、その人を「男として」見ていない
ブラジャーの肩ひもがチラッと見えたからといって安易に喜んでいてはいけない。なぜなら、男性の目の前で衣服の乱れを気にしていない女性は、その男性を異性として意識していないからだ。さらに、服の乱れに気が付き目の前で無頓着に直すようであれば、全く男としての魅力がないと言われているようなものだ。(中略)

 合コンで前に座った女の子のブラの肩ひもが見られたからといって浮かれていてはいけない。その肩ひもを目の前で直すのか、トイレに行って直すのかが重要なのである。


■2.小首をかしげる女性は、あなたの話に「夢中」になっている
小首をかしけた状態で話に聞き入っている様子であれば、相手の女性はあなたの括に夢中になっているといって間違いない。この場合、うなずきや相づちを打つ回数が少なくなるので、少し不安に思うかもしれないが、それは全くの逆。相手の女性はうなずいたり、相づちを打つことも忘れて、あなたの話に聞き入っているということなのだ。


■3.頬杖をついている女性には、思い切って声をかけてみる
 デートの最中、あなたが話をしているときに彼女が頬杖をつきだしたら、少し注意して様子をうかがった方がいい。(中略)

無意識に頬杖をつくということは、自身の現状に満足していないということがいえるからだ。言い換えれば、刺激を求めているということになるのだ。
 もし、気になる女性か頬杖をついて一人物思いにふけっているのを見かけたら、思い切って声をかけてみてはどうだろう。相手は刺激を求めている状態なので、案外簡単に話に付き合ってくれるかもしれない。


■4.靴の扱いが悪い女性は「尻軽」?
 精神分析者・フロイトの分析では、靴のように物を包む器のようなものは「女性器の象徴」として扱われる。つまり、靴の扱い方がそのまま性意識の扱いといえるのだ。
 靴を丁寧に脱ぎ、そろえて並べている女性は、貞操観念をしっかり持った人だということがいえる。逆に、靴にそれほど意織を払わず、脱ぎ捨てるように雑に扱う女性は、異性との関係についても軽く考えているタイプで、性が奔放になっている女性だといえる。要するに靴の扱いが悪い女性は「尻軽」ということになるのだ。


■5.サヨナラの後相手が振り返らなければ「恋愛対象外」
人は一緒に楽しい時間を過ごすと別れが惜しくなる。そしていったん別れた後も背中に気になる人の視線を感じ、ついふり返ってしまうものなのだ。
 意中の人と別れた後、その背中をずっと眺めてみるといい。もし相手が振り返ってくれれば、相手もあなたを意織していると思って間違いない。次の約束を取り付けたり、次会ったときに思い切って告白するのもありだ。しかし、一度も振り返らなければほぼ可能性はないと考えていい。


■6.レストランでさっさと注文を決めてしまう女性は、相手を異性として「意識」していない
 もしあなたのことを異性として意職しているのであれば、「量か多いものを頼んで大食いだと思われたらどうしよう」「食べにくいものを預んでマナーを間違えたらどうしよい」と、あなたに悪い印象を与えないために最適な注文はどれか、メニューを見ながらあれこれ考えるはずなのだ。
 しかしながら、そんなことに構いもせずにパッと決めてしまうというのは、そもそもあなたを異性として意識していないということになる。


■7.口を閉じて笑っている人は、「愛想笑い」の可能性大
 人は何か言いたくないことがあると、無意識に口をつぐむ性質を持っている。笑顔を浮かべているにもかかわらず、口が閉じている場合は、本心を隠した愛想笑いということがいえるのだ。特に女性にはその傾向が強く表れる。(中略)

 逆に、あなたの話に歯を見せて笑ってくる人は、信頼を持って本心で接してくれているということになる。


【感想】

◆「なるほどねー」と思うものもあれば、「それはどうなの?」と思うものもあり、考え方のバリエーションを増やす意味では参考になりました。

例えば初っ端の「目の前で服の乱れを直す」というのも、「電車の中で化粧をする」のに比べれば、まだマシ(?)かと。

また、5番目に挙げた「サヨナラの後振り返らなければ対象外」というのも、相手次第という気がしないでもなく。

あ、でも私は一応、サヨナラした後は、見えなくなるまで相手を見送っていましたが、大抵振り返ってくれるモンですよ、ハイ。


◆また、4番目の「靴の扱い」の件は、この記事で言ってるところの「だらしがない」特徴の1つでしょう。

つまり、「落ちやすい」という意味では納得。

もっともこの辺は、「家でのしつけ」の問題もあるので、「フロイト関係ない」可能性もあります。

結局「家のしつけが厳しい」と、「カラダ関係もまじめ」な場合と「反動で奔放になる」場合があるので、何とも言えないような。

同じように、6番目のレストランの注文も、ウチの母のように、相手関係なく、どこに行ってもすぐ決められない人とかいますからね〜w


◆ところで本書は、立正大学心理学部教授の齊藤 勇先生の「監修」となっています。

「著者」ではなくて「監修者」というのは、実際に執筆には直接携わってない可能性もあるのでしょうけど、最終的には内容の是非について、責任を負ってくれるハズ(多分)。

とはいえ、本書の内容は、齊藤先生独自の理論というのではなく、心理学的にはひろく言われているものが多そうです。

何たって、巻末に「参考文献」が20冊ほど掲載されていて、さらに「その他多数の文献等を参考にさせていただきました」とあるくらいですから。

つまり本書は、『「心理学本」のまとめ本』のような位置づけだと考えれば良いのだと思います。


◆なお、本書は冒頭で触れたように、内容的には「モテネタ」だけではありません。

職場や友人、道行く人などなど、しぐさを分析する対象はさまざまです。

『自分のデスクに部下を呼びつける上司は、自分に「自信」がない』なんて、あまりワロエナイ話もありました。

サクっと読めるので、『心を上手に透視する方法』に挫折した人でも大丈夫w


ナンパや恋愛の参考にして頂きたく。

しぐさに隠れた大人の本音
しぐさに隠れた大人の本音
第1章 しぐさや行動に表れるオトコ心とオンナ心 恋愛・恋人編
第2章 しぐさが教えてくれる上司や同僚のホンネ 仕事・職場編
第3章 しぐさやふるまいから読み取れる友達のウラ心理 友人・知人編
第4章 他人のしぐさに隠された意外な心理 日常でよく見かける編


【関連記事】

【読心術】『心を上手に透視する方法』トルステン・ハーフェナー(2011年09月05日)

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【性格判断】「一瞬で相手の性格を見抜く技術」で参考になった7つのポイント(2010年07月04日)

【ウソ看破?】「相手の隠しごとを丸ハダカにする方法」デビッド・J・リーバーマン(2010年04月02日)


【編集後記】

◆コミュニケーション系の本として、気になる1冊。

人を引きつけ、人を動かす きらりと輝く人になるコミュニケーション・テクニック70
人を引きつけ、人を動かす きらりと輝く人になるコミュニケーション・テクニック70

パッと見分からなかったのですが、翻訳書なんですよね。

これは、要チェックや〜!!


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