2011年11月20日
【クチコミ】「思わず人に教えたくなるネタ」7選@『営業部は今日で解散します。』
営業部は今日で解散します。 ~「伝える力」のアイデア帳 ~
【はじめに】
◆先日、「未読本・気になる本」の記事でご紹介した、『営業部は今日で解散します。』。一見良く分からないタイトルとはうらはらに(?)、この本には「思わず人に教えたくなるネタ」が満載でした。
そこで今日は、その中から7つほどご紹介してみようかと。
TwitterやFacebookで流せば、ウケること間違いなし!?
いつも応援ありがとうございます!
【「思わず教えたくなるネタ」7選】
■1.大分空港の巨大な寿司◆大分空港では、手荷物受け取り用のベルトコンベア上を、お皿に乗った巨大な「にぎり寿司」のディスプレイが回ってきます。
これは、大分空港が自治体とともに地元の海産物をアピールするためにつくった一種の広告。
実際、皆笑いながら携帯で写真に撮るとか。
……でも誰か、寿司屋の格好してカートで持ってくとかして欲しいw
■2.世界初の宇宙人に向けた広告
◆UFOマニアの間では有名なエリア51の近くにKFCが作ったもの。
日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社 ニュースリリース
これは上記記事にもあるように、新しいロゴの宣伝のために行われたもので、クーポン配布のキャンペーンも行なわれて、世界中で話題になったそうです。
■3.ロナウジーニョのクロスバーリターン動画
◆当時世界一のテクニシャンと言われていた、サッカーブラジル代表のロナウジーニョ選手の練習風景の動画。
クロスバー相手にリターンが返ってくるのは、1分50秒辺りから。
これはさすがに私も知っていました。
YouTubeの動画のコメントにもあるように、「本当にやってるのか?」「CGだろ」と話題になりましたよね。
■4.ネクタイを着用してはいけないレストラン
◆南カリフォルニアにあるステーキ屋「トラビューコ・オークス」では、「ネクタイを着用してはいけない」というドレスコード(?)があるそう。
ネクタイを着けたまま来たお客さんは、席案内の前に、首にかかった状態でネクタイをハサミで切られてしまいます。
これが話題となって、山の中にポツンと建つ不利な立地にもかかわらず、人気店となり、歴代大統領も何人か訪れているのだとか。
■5.社長自身が広告塔になった「ヨシダソース」
◆アメリカでは知らない人はいないという「ヨシダソース」。
最近本が出て、顔のドアップの書影で度胆を抜かれましたが、米国でのテレビCMはさらに上をいってましたw
シリーズで他にもCMがYouTubeにあるんですけど、みんなこんな感じw
無一文から億万長者となりアメリカンドリームをかなえたヨシダソース創業者ビジネス7つの法則
■6.思わずギフトとして誰かにあげたくなる洗剤
◆ニューヨーク発のランドリー用品のブランド「ランドレス」は、その秀逸なデザインが人気のヒミツ。
The Laundress - Home
確かに、これならギフトとして贈っても喜ばれそうな。
THE LAUNDRESS(ザ・ランドレス) デリケートウォッシュ Lady 60ml
■7.オーナーがベルギー中を旅した果てにつくったお店
◆それがこの「ミスターワッフル」。
ここの評判は「ベルギー大使館に勤める人たちが『日本で最も美味しいワッフルだ』とリピートしているお店らしい」というもの。
そう言われると、確かに食べてみたいし、美味しかったら誰かに伝えてみたいですね。
ベルギーリェージュワッフルのミスターワッフル | Mr.waffle | : ショップアクセス
今度池袋に行ったら、ぜひトライしてみます!
【まとめ】
◆今回は「ネタ」ばかり列挙してしまいましたが、本書はそもそも、自らの会社なり、商品を「世間に知らしめる」技術を伝授するものです。しかも「なるべく、お金をかけずに」というのがミソ。
もし湯水のようにお金が使えるのなら、テレビCMをガンガン流せばいいだけですから、そうできない以上アイデア勝負となります。
……上記のヨシダさんのようにテレビCMでアイデアを出すケースもありますがw
いずれにせよ、ポイントは「思わず伝えたくなるか否か」ということでしょう。
◆そこで考えたいのが、「それ、Twitterで流したい?」「流れてきたらRTしたい?」ということ。
インパクトのある画像や動画。
吹き出すくらいの中身の面白さ。
印象に残るネーミングやフレーズ等々。
「人に伝えたくなる」ような情報は、偶然広まるのではなくて、キチンと意図して作ることができます(ホントに広まるかは分からなくても)。
詳しくは、この本にてご確認を。
流行を発信したいなら必読!
営業部は今日で解散します。 ~「伝える力」のアイデア帳 ~
Prologue 「売り」に行かなくても「買い」に来てもらうために
1 インターネットで広げる
2 「言葉の技術」で広げる
3 サービスや販売方法で広げる
4 デザインを強化して広げる
5 市場と評価を考える
6 配布するものを考える
7 「伝えるアイデア」で気をつけるべきこと
Epilogue ブランドは引力
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【ティッピング・ポイント】「急に売れ始めるにはワケがある」マルコム・グラッドウェル(2007年07月18日)
「クチコミの技術」コグレマサト,いしたにまさき(2007年03月28日)
【編集後記】
◆話題作りという意味では、今でもスゴ本と思うのがこちら。外食の天才が教える発想の魔術
もし、当時Twitterがあったら、どんだけ爆発的な人気になっていたかと思うと、それなくしてもここまで出来るのだな、と思わせられます。
参考記事:【オススメ!】「外食の天才が教える発想の魔術」フィル・ロマーノ(2008年03月20日)
ご声援ありがとうございました!
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