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2011年08月20日

【マル秘10選】『「アイデア帳」に収めておくべき38の見出し例』から選んだ10パターン


セールスライティング・ハンドブック 「売れる」コピーの書き方から仕事のとり方まで
セールスライティング・ハンドブック 「売れる」コピーの書き方から仕事のとり方まで

【はじめに】

◆つい最近、はてブ界隈で話題になったのが、こちらのエントリ。

タイトル決めテクニックの基本6ヶ条。WEB屋が知っておくべき最低限のこと。 - ジャスウィル社員ブログ タイトル決めテクニックの基本6ヶ条。WEB屋が知っておくべき最低限のこと。 - ジャスウィル社員ブログ

書かれていることは、ごもっともなんですけど、もっと具体例が知りたい方もいらっしゃったのではないか、と。

そこで今日は、以前ご紹介した上記『セールスライティング・ハンドブック』に収録された『「アイデア帳」に収めておくべき38の見出し例』という部分から、10パターンほどご紹介してみます。

参考記事:【スゴ本】『セールスライティング・ハンドブック 「売れる」コピーの書き方から仕事のとり方まで』ロバート・W・ブライ(著),鬼塚俊宏(監修)(2011年04月10日)

実際に当ブログで「ホッテントリメーカー」で作成したタイトルを中心に、該当するものも併記しましたので、あわせてご覧ください


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【『38の見出し例』から選んだ10パターン】

■1.数字や統計を用いる
「1本の植物から1万7000もの花が咲くなんて聞いたことがありますか?」
◆そもそも、タイトルに数字を入れるのはお約束のTIPS。

以前書いたホッテントリメーカー記事でも触れたように、私も数字が入ったタイトルをできるだけ使うようにしております。

こちらは、書名とそれ以外の部分の両方に数字が入っている記事タイトル(ホッテントリメーカー不使用)。

【10選】『最強の文房具394』から選んだ注目のガジェット10選 【10選】『最強の文房具394』から選んだ注目のガジェット10選


■2.推奨する
「今すぐ購入すべき5つのハイテク株」
「〜すべき」というフレーズは、クリックを誘います。

下記エントリも「押さえておきたい」というフレーズで、クリック誘因。

社会人なら押さえておきたい『稼いでいる人が20代からしてきたこと』 社会人なら押さえておきたい『稼いでいる人が20代からしてきたこと』


■3.証言を使う
「もう手放せない、そんな感じです」
◆どちらかと言うと、「証言」というより「感想」なんですけど、こんなエントリもあります。

これは凄い!『上達の技術』を便利にする7つのツール これは凄い!『上達の技術』を便利にする7つのツール

また、ホッテントリメーカーは使ってませんが、こちらもカッコ内の部分が「証言」ですね。

【その発想はなかったわ】「語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾ」水野麻子 【その発想はなかったわ】「語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾ」水野麻子


■4.読み手の好奇心をかき立てる
「今すぐ買うべきインターネット株――ヒント:あなたが想像しているようなものではありません!」
◆これは「いったいなんだろう?」という読者の興味を惹くパターン。

下記エントリでは書名自体がぁゃιぃのに加えて、「絶対に公開してはいけない」でダメを押してます。

絶対に公開してはいけない『「裏モテ」の秘策』 絶対に公開してはいけない『「裏モテ」の秘策』

一方下記の記事では、単純に書名自体で好奇心をかき立てられたのではないか、と。

「女の子の取扱い説明書」について最低限知っておくべき3つのこと 「女の子の取扱い説明書」について最低限知っておくべき3つのこと


■5.秘密の伝授を約束する
「ウォール街だけが知っていた秘密のロジックを公開」
◆上記の「好奇心」にも関係しますが、さらにクローズドな情報であることを強調。

下記エントリは、あまりにあざといと感じた方が、はてブのタイトルを何度も修正され、そのたびに別のどなたかが元に戻す、という「投稿した私を放置したやり取り」が繰り広げられたという。

リア充がひた隠しにしていた「靴の扱い方・選び方」 リア充がひた隠しにしていた「靴の扱い方・選び方」


■6.特定層の読み手にターゲットを絞る
「児童書を書いてくださる方を求めています」
◆これはターゲットを絞ることで「あ!私のことだ!」と思わせるテクニック(事例はちと違う気もしますが)。

微妙に違うような感じもしますが、当ブログではこんな記事もありました。

ダメ人間のための『魔法のシートで行う驚異のタイムマネジメント』の5つのコツ ダメ人間のための『魔法のシートで行う驚異のタイムマネジメント』の5つのコツ


■7.時間的要素を入れる
「待っている間にすぐ購入できます」
◆「時間的」といいつつも、実際にはとにかく「短時間」「短期間」であることを強調するのがお約束。

すぐに使える「ロジカルシンキング・リーディング」テクニック5選 すぐに使える「ロジカルシンキング・リーディング」テクニック5選

なお、ホッテントリメーカーでも「2時間で分かる」「5分で理解する」といったタイトルがよく生成されます。


■8.よそでは得られない独占情報を提示する
「ほとんど知られていない『トレーダーの秘密兵器』で500%以上の利益」
◆これも上記5.に近いパターン。

下記エントリは微妙に違うものの、とにかく「一般的に知られていない情報である」ということがクリックを呼び込みます。

意外と知られていない「グーグル時代の情報整理術」のテクニック10選 意外と知られていない「グーグル時代の情報整理術」のテクニック10選


■9.読み手の不安に触れる
「大半の中小企業が失敗する理由――とその解決策」
「不安」ということで言うなら、当ブログでは数多く採用しております。

おそらく最も多用しているパターンの1つかと。

本当は恐ろしい『20代で使ってはいけない100の言葉』 本当は恐ろしい『20代で使ってはいけない100の言葉』

いまさら聞けない「『必ず覚える!1分間アウトプット勉強法』」超入門 いまさら聞けない「『必ず覚える!1分間アウトプット勉強法』」超入門

知らないと損する「記憶力」活用法 知らないと損する「記憶力」活用法


■10.なぜ―理由形式の見出しを使う
「なぜ、ほとんどの女性が、理想のプロポーションを手に入れられないのか?」
◆そもそも書名で良く使われるのが、この「なぜ〜」のパターン。

下記エントリは、おそらく当ブログで最初にホッテントリ入りした記事だと思うんですが、ひとえに本のタイトルの「なぜ〜」のおかげだと思います(ホッテントリメーカー不使用)。

【起業&仕事術】「なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?」ティモシー・フェリス 【起業&仕事術】「なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?」ティモシー・フェリス


■おまけ:権威を利用する

◆これは何故か「38の見出し例」に含まれていないのですが、当ブログ的には打率の良いパターン。

ホッテントリメーカーの本領発揮です!?

東大教授もびっくり 驚愕の『仕事で成長し続ける52の法則』 東大教授もびっくり 驚愕の『仕事で成長し続ける52の法則』

マッキンゼーが選んだ『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?』の10個の原則 マッキンゼーが選んだ『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?』の10個の原則

他にも「現役東大生」「京大生」なんてのもありましたね。


【感想】

◆38の見出し例には、もっと強力だったりユニークだったりするモノもあるのですが、当ブログで該当する例がないため、それらは割愛させて頂きました。

よく見かけるパターンとしては「命令文」「挑発」あたり。

ただ、本来が本を紹介するブログである以上、書名を記事タイトルに入れるのは当然として、ホッテントリメーカーが作ってくれないことには使いようもありません。

……いえ、別に使わないといけないワケじゃないですが。


◆なお、今回の引用元となった『セールスライティング・ハンドブック』は、見出しだけでなく、本文コピーやDM、さらにはテレビCMの書き方までを指導するという大変なスゴ本です。

出版されたのが今回の震災直後ということもあってか、ほとんど黙殺されてしまってますが、アサマシエイター的には、今年読んだ本ベスト3には入れたいくらい。

実際にセールスライティングをなさっている方はもちろん、一般のブロガーにも役立つこと必至!

出た当時見過ごされていた方は、ぜひ検討してみて下さい。


目指せ、ホッテントリ!?

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Eメール・マーケティングの書き方
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【関連記事】

【スゴ本】『セールスライティング・ハンドブック 「売れる」コピーの書き方から仕事のとり方まで』ロバート・W・ブライ(著),鬼塚俊宏(監修)(2011年04月10日)

そろそろ「ホッテントリメーカー」について、ひとこと言っておくか(2011年06月17日)

【77のテクニック】「キャッチコピー力の基本」川上徹也(2010年07月26日)

【フツウにスゴ本】「ザ・コピーライティング」ジョン・ケープルズ (著), 神田昌典 (監修)(2008年10月20日)

「10倍売る人の文章術」ジョセフ・シュガーマン(著)金森重樹(監訳)(2006年05月08日)


【編集後記】

◆上記関連記事にも載せた、キャッチコピー関連の本を改めてご紹介。

キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック
キャッチコピー力の基本 ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック

ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則
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全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術
全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術

いずれも一読の価値がある良い本です!


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