2011年07月17日
【10選】『最強の文房具394』から選んだ注目のガジェット10選
最強の文房具 (別冊宝島) (別冊宝島 1786 カルチャー&スポーツ)
【本の概要】
◆今日お送りするのは、昨日の記事でも取り上げた文房具ネタのムック本。アマゾンには表記がないのですが、出版社サイトには「394」とあるように、計394アイテムを収録した力作です。
アマゾンの内容紹介から。
ストレスフリーな文房具で仕事の効率は3倍にアップする! かすれないペン、針のいらないすテープラーなど、デキる人なら知っている超定番文具から、デザイナーズ文具、左利き専用文房具まで網羅した大ボリュームの一冊。手帳のカスタム方法、デジタル自炊術、一筆箋の活用術などビジネスに役立つ文具術もわかりやすいビジュアルで見せる完全保存版です。『「書類・手帳・ノート・ノマド」の文具術』『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』の美崎栄一郎氏が監修です。今回は、本書の中から、未だ当ブログでご紹介していない注目商品ばかり10個ご紹介します!
いつも応援ありがとうございます!
【注目のガジェット10選】
■1.トンボ鉛筆 オルノシャープペン OLNO/オルノ【ラベンダー】 SH-OL44
「オルノ」はボディをポキポキ折って芯を出す、新感覚のシャーペンだ。握った状態のままで筆記の動線のを邪魔しない。ヤマる人はハマる、と太鼓判を押しておこう。
◆握った状態のままで芯を出せるシャーペンとしては、「デルフル」他、いくつかありますが、「ボディを折る」というのは多分初めて。
なお、通常のシャーペンと同じく、ボディのお尻をノックしても芯は出るとのこと。
■2.コクヨS&T キャンパスジュニアペンシル
キャンパスジュニアペンシル 1.3mm【ブルー】 PS-C101B
お尻から直接太い芯を入れる珍機構がなんか変。これは子供の誤飲防止に尾栓を外れない構造にした結果。スーッと芯が飲み込まれていき、逆さに振っても出てこないのはなんとも不思議な感覚。
◆ウチのように子供がいる家庭は安心(って4歳児が誤飲するとは思えませんがw)ですけど、それ以上に1.3mmという太い芯が魅力。
ほとんど鉛筆感覚で、スケッチやアイデア出し等に使えそうです。
■3.トンボ鉛筆 アクアピット強力ペンタイプ
AQUAPIT ボールペン型のり PT-WP
どう見てもペンだが、れっきとした水性のり。細かいところに書く(?)だけで強力粘着の実力派。ペンケースに忍ばせておくだけで、いざというときに便利なのは間違いない。
◆今現在、私のカバンにはテープ式のりを常備しているのですが、それなりにかさばる割には、結局まだ使ったことが無いので、検討しているところでした。
確かにこの細さなら、ペンを1本余計に持ち歩くのと変わらない感覚です。
■4.三菱鉛筆 はん蔵
三菱鉛筆 印鑑ホルダーはん蔵 紺 HLD502.40
ハンコを入れるだけで、そのまま連続捺印できるワンタッチ式印鑑に早変わりする印鑑ホルダー。押し感はなめらか。透明枠に目印があり狙いは外さない。もう朱肉は不要だ。
◆以前当ブログでは、「ハンコ・ベンリ」という商品をご紹介したことがありましたが、構造的にはほぼそちらと同じ感じ。
ただ、アマゾンで送料がかからない分、気軽に注文できるカモ。
■5.ゼブラ データツールU1
ゼブラ データツールU1 黒 ATU1-BK
データツールU1には、別売りのmicroSDカードを差し込んでおく。外出先で急にUSBメモリが必要になった場合に大活躍。ゼブラの技術を注ぎ込んだ3色ボールペンも機能的だ。
◆日本初の「microSDカードリーダー」付ボールペン。
レビューにもあるように、microSDカードを紛失しないためには、確かに有効かもしれません。
■6.プラス カモフラージュホルダー
PLUS カモフラージュホルダー A5サイズ 5枚パック カラーアソート FL-128CH-5P CAS 89-436
ファイルの中を他人に読まれると困る。それを防止するのがこちら。模様がカモフラージュして、文字が見えにくくなるファイル。しかしタイトルなど大きい文字は見えるから何の資料かは判別できるのも◎。
◆アマゾンのページだけだと分かりにくいので、メーカーサイトにてご確認を。
値段は普通のクリアホルダーに比べるとお高いのですが、それだけの機能はあります。
■7.ミドリ/デザインフィル 多機能定規(テンプレート付)
CARD SIZE STYLE/カードサイズスタイル 多機能定規(テンプレート付き) 235-003
6cmまで目盛りが入った部分は通常の定規として、四隅はR定規として使える。楽しいテンプレート部分を活用し、人間や犬、木などを手帳にアクセントとして書き込んでみては。
◆図形や矢印などを、手帳に書きこむ際には、かなり便利そう。
ただ、カードサイズに収めた分、資料作り等に使うには、ちょっと小さい感じですね。
■8.VICTORINOX SWISSCARD LITE
多機能ツールの代名詞VICTORINOX社製の、緊急時に役立つカードツール。ハサミやナイフ、ピンセットなど13種類の精密ツールを、このサイズに収めてしまった技術に感服。
◆自分で買う、というより、男子としてはプレゼントでもらえると嬉しいものかも。
また、震災以降、いつ何があるか分かりませんから、こういうサバイバル系のツールは個人的にも欲しいです。
■9.テラダモケイ よく飛ぶ紙飛行機便箋
建築家、デザイナーの寺田尚樹氏による、紙飛行機を折れる便箋。楽しい仕掛けに、受け取った相手もくすっと笑ってしまうはず。付録には紙飛行機便箋フライトマニュアルも。
◆引用部分を読むと、「手紙を受け取った側が紙飛行機を折れる」ようですが、YouTubeの動画やリンク先の「機体形状解説」を見る限り、「飛ばしてポストに入れる」ための仕様のようw
以下動画にてご確認ください(1分14秒当たりが一番の見どころデス)w
■10.MoMA ロバート・サブダ ポップアップカード,プレゼント
思わず「わぁっ」と声が出そうなポップアップカードは、飛び出す絵本として世界的に人気のある、ロバート・サブダ&マシュー・ラインハート作。
◆私は職場の近所に伊東屋があるので、結構グリーティングカードは買ってる方だと思うのですが、サブダが出しているとは知りませんでした。
値段的にも普通のポップアップカードとほとんど変わらないので、ぜひストックしておきたいところです。
【所感などなど】
◆この手の文房具のムックも、色々なところから出ている結果、後発モノはどうしても不利な戦いを強いられております。例えば、本書から最初にネタを選んだ時には、ビビビと来たものが20近くあったのですが、ブログ内をググってみたら、かなりの数が既にご紹介済みだったという。
もちろん、ムックとして別にかぶっていてはいけないワケではないですし、実際、ボールペンの話をするなら、ジェットストリームやフリクションボールを載せない方が不自然です。
とはいえ、当ブログのように執拗に(?)、文房具ムックを取り上げているような場合は、当然それら定番モノは外さざるをえず。
もっとも、フリクションボールでも、「3色バージョン」が出たら、喜んで速攻載せますがw
◆また、第2章ではアプリ関係も載せているのですが、これは私がiPhoneやAndroidを持ってないので丸ごと割愛(すいません)。
何らかの目的を達成するためには、アナログでもデジタルでも良いワケで、私のようにアナログオンリーというのは、紹介者としてちょっとマズいような。
たとえば、ちょっとした文章だったら、ハンディスキャナを使わずに、カメラで撮影してテキストに変換できるアプリもあるようですし。
私は相変わらず「miniScanEYE3」で、地道にテキスト化してますケド。
◆本書は文房具好きなら、押さえておくべき1冊かと。
ただし、同じ美崎さんの手によるものでも、『[書類・手帳・ノート・ノマド]の文具術 楽しんで仕事の効率をあげる!』と比べると、カタログ的な色合いは強いことにご留意を。
まぁ、アソシエの文房具特集やこういった文房具ムックがお好きな方は、カタログチックな方がむしろツボだったりしますがw
いずれにせよ、値段から考えたらかなりパフォーマンスは良いと思います。
眺めているだけでシアワセになれます(文房具好きならw)
最強の文房具 (別冊宝島) (別冊宝島 1786 カルチャー&スポーツ)
第1章 ペンのコーディネイト術
第2章 整理に効く“断捨離”文具
第3章 ノート・手帳の快適化
第4章 コミュニケーションに役立つ文房具
第5章 気持ちをアゲる文房具
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【編集後記】
◆既に先月出ていた本らしいのですが、文房具に関連して。仕事ができる人の勉強机の作り方
色々と勉強になりそうな感じです。
ご声援ありがとうございました!
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この記事へのコメント
はん蔵は3・4年前から使っています。朱肉が内蔵されているので、別に用意する必要が無いし、作りもコンパクトだしオススメですよ♪
Posted by デッドリー at 2011年07月18日 09:08
>デッドリーさん
お!「はん蔵」ユーザーが意外なところにw
私は記事にも書いたように、「ハンコ・ベンリ」を持っているので、買い替えしようか検討中デス。
お!「はん蔵」ユーザーが意外なところにw
私は記事にも書いたように、「ハンコ・ベンリ」を持っているので、買い替えしようか検討中デス。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2011年07月19日 01:06
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