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2011年06月03日

意外と知られていない『上手な愛し方』のテクニック10選


上手な愛し方 The Rules of Love
上手な愛し方 The Rules of Love


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、「モテ本」と言うよりかは、「ガチ」な「恋愛本」

世界的ベストセラーである『人生のルール』の著者、リチャード・テンプラーによる「愛ある関係を築き、長続きさせるための"大人の恋愛指南書"」が本書です。

アマゾンの内容紹介から一部引用。
本書には“知られざる秘密の恋愛テクニック”は載っていません。あたりまえのことだけれど、なかなか実行できない、たいせつなことだけが集められた愛のルール集。
「この人だ!」と思える人を見つけ、関係を深め、いつまでも新鮮で長続きさせるために、そしてふたりが成長していくためのノウハウが詰まった1冊です。
その「あたりまえ」なことを、私たちが日頃どんなに忘れがちであるかが本書を読んで痛感できました。

なお、タイトルは「ホッテントリメーカー」作でございます。


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【ポイント】

■1.相手を都合よく変えることはできない
 こんな性格の人とはいっしょに住めない、そう感じるような相手とは、はじめから関わらないことだ。「ちょっと性格に問題はあるけど、だいじょうぶ。いつか変えてみせる」なんて、考えてはいけない。あなたか探すべき相手は、都合よく変えられる人物ではなく、そのいらつく習慣さえ、がまんできる相手でなければならない。


■2.決断は1年相手をよく見てから
 いっしょに住む、結婚する、子どもをもつ、住む場所を変える――こうした大きな決断をする前に「1年待って」と言うのは正しい要求だ。相手が「すぐに決めて」と急かすようなら、にっこり微笑んで「大切な決断だから、1年かけていっしょに考えたい」と伝えればいい。


■3.過去の恋人を基準にしない
 逆の立場から考えてみよう。パートナーが、あなたは顔も知らない昔の相手を基準に、あなたを見ていたらどう感じるだろう? 勝手な解釈をされたら腹が立つはずだ。
 過去を基準に新しいパートナーを見ていては、ありもしない問題をあえて生み出すことになってしまうのだ。


■4.親しき中にも礼儀あり
 ふたりの関係を大切にしたいなら、おたがいへの思いやりと敬意なもつことが基本だ。マナーを守り、尊敬を忘れずに言葉を交わそう。
「お願いしたいんたけど……」とか、「ありがとう」とか「できたら……してもらえる?」なんて言い方は、過去の遺物ではない。時代遅れに感じるくらいの礼儀正しさを取り戻す必要かあるのだ。


■5.パートナーの幸せを優先に考える
 自分の幸せよりまず相手の幸せを考える――強く良好な関係を作るには、こうした考え方が絶対不可欠である。これなしで幸せな関係な築いているカップルはいない。
 ふたりが同じように考えるからこそ、うまくいくのだ。パートナーが相手を優先して考えれば、もう一方もゆったり構えて、自分の希望やニーズをあと回しにできる。自分のことに必死にならなくてすむようになるのだ。


■6.文句があればちゃんと言う――ただし、ユーモアを忘れずに
 たとえば、妻とわたしはあるシステムを構築している。
「ところで、今後の参考にと思って言うんだけど……」と笑顔で妻が切り出せば、わたしが無意識にやったなにかについて言いたいのだなとわかる。
 もうひとつ押さえておきたいポイントは、相手に伝える前に、自分か同じことを言われてかまんできるかどうかを考える、ということだ。


■7.親友よりパートナーを大事にする
 親友がうっかリテーブルに飲み物をこぼしてしまったら、あなたは特に問題にせず、笑いとばすのではないだろうか。
 では、パートナーが同じ失敗をしたら、同じように反応するだろうか。そうならいい。それこそ正しい選択であり、言うことはない。このルールがあるのは、残念ながら、あまりにたくさんの人が、パートナーからきちんとした扱いを受けていないせいである。


Couple / Chang'r



【感想】

◆本書は見開き2ページで1つのルールを簡潔に紹介するスタイルをとっており、その数全部で88。

今回はいつも通り7つだけ選んでみましたが、これはあくまで私個人にとって重要と思われたことであり、それ以外にも大事であろうルールはたくさんありました。

と言うより、この88のルールのどれか1つを守らないことが、カップルの「別れの原因」になってもおかしくないくらい。

瞬間的なものよりも、ルールを守らないことによって、相手にじわじわ不満が蓄積されていくようなタイプが多い印象を受けました。

その手のルールって、下手したら相手はまったく気にしていなくて、言われなかったら別れるまで(別れた後も?)気がつかないような。

そういう意味では、多くの方に本書を読んで、地雷を踏んでないか確認して頂きたいところです。


◆本書の多くのルールの根底にあるのが、「相手を思いやる」ということ。

付き合う前や、付き合い初めの頃は当たり前のようにあった「思いやり」がなぜ失くなってしまうのか。

他人には言わないような失礼な言葉を、なぜパートナーに投げかけてしまうのか。

たまに、人の目の前で、冗談めかして自分のパートナーを罵倒するような発言をする人がいますが、それでパートナーが傷ついているとは考えていないのでしょうか?

自分の父親にそういう傾向があったので、私はできるだけ気にしているのですが、それでもたまにヨメに対してカチンとくると、ひと言嫌味を言いたくなってしまうワケでして。

本書を読んで、深く反省……。


◆そして「思いやり系」以外で「確かに」と思うのが、初っ端の「相手を都合よく変えることはできない」というルール。

スペック重視で付き合ったり結婚したりする方は、相手の性格等で「ここだけは気になるけど結婚したら変わるかも」などと期待しない方が賢明です。

実際、周りを見てて思うんですけど、「浮気性のオトコは結婚しても治りません」(キッパリ)。

他にも、アルコール依存やギャンブル、暴力といったところも、一時的には治まるように見えても、逆戻りする可能性は高いそう。

結婚するなら、そういう部分を自分が受け入れられるかどうかを考えてから決めるべきかと。


◆本書は、当ブログでご紹介する恋愛本としては珍しく、男女ともに向けたものになります。

ただ、どちらかと言うと、男性が読んで反省すべき点が多いような。

ですから男性の方が直接読むだけでなく、例えば、ご自分のパートナーに不満のある女性の方が、そのお相手に読ませるべく、まず読んでみるのもいいかもしれません。

もちろん、フリーの方が本書を読んで常日頃から言動を意識すれば、異性から「パートナー候補」として、見てもらえる可能性は高くなるハズ。

他人に対する「思いやり」は、その人からにじみ出るものですから。


愛ある生活を送るために!

上手な愛し方 The Rules of Love
上手な愛し方 The Rules of Love
1章 ほんとうの愛を見つけるための19のルール
第2章 愛を育てるための47のルール
第3章 別れのための5つのルール
第4章 友情についての16のルール
第5章 すべての愛のための4つのルール


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【編集後記】

◆今日の作品が「ココロ」を大切にする本なら、こちらは「カラダ」なのか?

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でも読んでも、このブログではご紹介できないポ……。


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