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2011年05月06日

【モテ】『キャバクラ嬢の「私が口説かれた言葉」』中谷彰宏


キャバクラ嬢の「私が口説かれた言葉」
キャバクラ嬢の「私が口説かれた言葉」


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、結構前に出ている中谷彰宏先生のモテ本

たまたまメンズサイゾーの記事の最後に掲載されていたのを見かけて、初めて知りました。

アマゾンをチェックしたところ、意外なまでの高評価だったため、思わずアマゾンアタック!

中谷先生のご本にしては珍しく、実際のキャバクラ嬢に3名に話を聞いて構成されているという1冊でした。

ちなみに今回は、できるだけキャバクラに限らない、一般的なモテテクを抽出しておりますので、どうぞご覧くださいマセ。


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【ポイント】

■1.電話番号は1人しか聞かない
合コンでも、5対5の合コンで、全員に「電話番号書いて」と回すよりは、1人しか聞かないという意思表示をはっきりすることだ。
「そのほうが、女のコもうれしい。その他大勢よりも、『1番』とか『おまえだけは』ということが、女のコは好きです」


■2.メールの内容は明るくひがまず
 明るい話、ほめる話、笑える話を書いたメールがたくさんくるのはいい。
「かわいいなと思います」(中略)

「暗いだけじゃなくて、『どうせオレなんか』とからんだりする人が多いんです」
 ひがんでしまう。
 女性を楽しませれば、自分も楽しい。
「結局は自分も楽しくなるんです。でも、そう考えてくれる人は、あまりいないんです。女のコも、気をつかってくれるコがいないと言っているのは、よく聞きます」


■3.仲間をほめる
 数人の男友達と行ったら、連れの男性をほめよう。
 そのほうが女のコにモテる。
 モテない君は、自分ばかり自慢しようとするから、ますますモテなくなるのだ。
 お互いが、ほめ合うことで、みんながモテるのだ。


■4.後から来たコに何を話していたか教えてあげる
「私とお客様といて、さらに新しい女のコが来るでしょう。私たちは、新しく入ってきたコに『〇〇ちゃんです。よろしく』と、気をつかうんです。でも、気をつかってくれるお客様が、あまりいないので、会話に入れてあげたりという全般的なことができる人は、すごいなと思います」
 僕は、最低限、後から来た女性の名前を聞いてあげる。
 そして、今どんな話題だったかを教えてあげる。
 全然違う話をしていても、新しい女性が釆たら、「今ね、1番へンなエッチをしたのは、どんなだったかという話をしていたんだよ」と言えば、入りやすくなる。


■5.女性との会話の内容を忘れない
 間隔は、あけばあくほどいい。
 内容は、小さけれぱ小さいほどいい。
 覚えていることは、しつこいとは言われない。
「何かの時に、『おまえ、この間、こんなことを言ってただろう』と言うんです。『ああ、言ってたね』という感じだけど、さりげない時に、『でも、おまえは〇〇じゃん』と言われると、(そんなくだらないことをよく覚えているな……)と思って、ちよっとうれしい」
 女のコは、くだらないことを覚えていてくれると、うれしいのだ。


■6.ちょっとした変化に気づく
 女のコの変化に気づくことだ。
 小さな工夫に、気づいてあげることだ。
「特に女性は、髪型ですね。たまに、髪をアップにしても気づかない男性もいます。『いつも、どうだっけ?』なんて言う。だから、あえて自分から『今日、どう?』と言います」(中略)

 何回も来ればいいというものではない。
「前に来た時はどうだったか」という変化を覚えていてあげるのが、最高のほめ言葉だ。


【感想】

◆冒頭で触れていますように、本書は下記目次にあるキャバクラ嬢3名に話を聞いた上で構成されています。

ただし、「小見出し+本文+まとめ」という組み立て自体は、いつもの「中谷本」と同じ。

上記ポイントにもあるように、本文の中に発言が引用されているのが、いつもとはちょっと違う部分です。

ただ、この辺それぞれのテーマに対して、各キャバクラ嬢の方の話がマッチしきれていない、と感じる部分が若干ありました。

ですから、まず初めに中谷先生が書きたいことがあって、お店でそういう質問をされてるのではないか、と。

逆に、そうではなく、フリートークの中からこれだけネタを抽出されたのだとしたら、「さすが中谷先生」と言わざるを得ませんが。


◆また、上記ポイントでは出来る限り汎用性のあるネタを選んだつもりですが、本書のほとんどは、「いかにキャバクラ嬢にモテるか」、というお話にフォーカスされています。

ただこれもまた、男性によって望むモノがバラバラであり、中谷さんのように「まずその場が楽しいのが大事」という方もいれば、取材に同行した出版社の方(アカイ君・仮名)のように「真剣な付き合いがしたい」という方もいて、さらに多くの男性のように「Hできたらいいな」という方もいるわけでして。

キャバクラ嬢的には、中谷さんのようにお店で楽しんでもらうのが一番なこともあり、ある種の「予定調和」的な部分も無きにしも非ず。

いや、でも実際、中谷さんのテーブルにいたら、男も女も楽しそうですけどねw

何たって、ベッドの中でも笑わせようとしているそうですし。


◆もっとも、キャバクラであろうとなかろうと、モテるために大事な本質的な部分は「余裕があるか否か」ではないか、と改めて思ってみたり。

お金に汚いというか、セコいお客さんは嫌われますし、普通の合コンでもワリカンにしようとしたりすると顰蹙を買うのは、結局同じこと。

また、自慢をしたり、相手を見下したりする行為がマイナスに働くのは、キャバクラに限ったお話ではありません。

そういう意味では「これはキャバクラだけでのお話なんだ」とナメると、痛い目に合うのかも…?


◆本書は絶版なのですが、マーケットプレイスでもそこそこのお値段が付いているので、積極的にオススメしにくいのがツライところ。

私自身は生まれてこのかた、1度しかキャバクラ行ったことがなく(しかも連れられて)、キャバクラ嬢とお付き合いする、という願望がよく分からないのですが、そういうお望みのある方には、救いの1冊なのかもしれません。

ちなみに本書内には、キャバクラ嬢の3名の写真や、中谷先生直筆(多分)の似顔絵が収録されていますので、これまた興味のある方は要チェックで。


ちょっと変化球気味のモテ本を、どうぞ!

キャバクラ嬢の「私が口説かれた言葉」
キャバクラ嬢の「私が口説かれた言葉」
相原未来(ニュークラブラビエス・新宿歌舞伎町)

 「オレはモテる」というフリをしない男性が、モテる。
 「今日しよう」としない男性が、今日できる。
 うますぎる話は、結局、コストがかかる。 ほか

浜崎ひとな(ショーガールネオン・新宿歌舞伎町)

 ストレートに、言ってもらうほうがいい。
 追われると引いてしまうのは、指名も、普通の恋愛も同じ。
 印象づけられれば、「いい人」では終わらない。 ほか

まり子(クラブレイ・六本木)

 さわやかでも、しゃべらない人は、苦手がられる。
 後から来たコに、何の話をしていたかを教えてあげる男性が、モテる。
 努力しなければ、楽しめない。 ほか


【関連記事】

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【編集後記】

◆今日の気になる本。

企画の特効薬U34
企画の特効薬U34

個人的には、面白そうだな〜と思います。


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この記事へのコメント
               



記事もコメントも楽しかったw
Posted by ラストリゾート at 2011年11月02日 10:28
               
>ラストリゾートさん

あざーっす!!
今後ともよろしくお願いします!!
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2011年11月03日 08:48