2011年04月11日
【Amazonキャンペーン有】『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』千田琢哉
死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、「20代向け」の著書を数多く出されている千田琢哉さんの最新作。既に土井英司さんのメルマガで取り上げられたので、ご存知の方も多いかと。
アマゾンの内容紹介から。
『20代で伸びる人、沈む人』など、20代読者から圧倒的な人気を誇る著者による、気づきの言葉集! 人生は出逢った言葉の質と量で決まる!これが、コンサルタントとして、3,300人のエグゼクティブと10,000人のビジネスパーソンにインタビューをして、著者が下した結論。だから、著者はこう言います。「20代でやっておくべき、たった一つのことを挙げるならば、とにかく、たくさんの良い言葉のシャワーを浴びておくことだ」と。本書の100の言葉を武器に、20代を駆け抜けろ!なお、アマゾンキャンペーンのお知らせもありますので、最後までご覧くださいマセ。
いつも応援ありがとうございます!
【ポイント】
■1.周囲から認められる前に、自分で自分を認めてあげる成功者たちにインタビューしていて、共通していた驚くべきある事実がある。
それは、周囲からその成功者が「すばらしい」と認められる前から、成功者たちは自分で自分を「すばらしい」と認めていた、ということである。
つまり、世間で騒がれる前からすでに自分という人間がすばらしい人間であることを、自分が知っていたということだ。
■2.雑用から逃げると、死ぬまで雑用させられる
雑用の法則がある。
それはあなたが嫌だからといって雑用から逃げ続けると、一生その雑用に追われ続けることになるというものだ。(中略)
逃げた雑用は、あの手この手で必ず時差を経て自分の身に降りかかってくる。
雑用から逃れる方法はたった1つだ。
20代のうちに、雑用から逃げないことだ。
■3.時間感覚の同じ人間同士が、階層を作っている
ピラミッドを構成しているべースとなる本質は、経済力でも社会的地位でもない。時間感覚だ。
時間感覚が鋭い人はピラミッドの頂点に向かい、時間感覚の鈍い人はピラミッドの底辺に向かう。
その結果として、経済力や社会的地位が顕在化しているだけの話なのだ。
■4.一緒にいて居心地がいい上司が、将来のあなた
普段一緒にいて居心地がいい上司だからといって、必ずしもその上司が尊敬の対象ではないだろう。
一緒にいて居心地がいいということは、まさに今の自分と同レべルの人間だということに他ならないからだ。(中略)
30代になって成長して夢を実現させていきたいのであれば、多少居心地が悪くても、将来こうなりたいという上司にどんどん近づいていくことだ。
未来が変わる。
■5.打ち負かすのではなく、包み込む
交渉では勝つのではなくて、相手を包み込んでしまうことだ。
相手と自分の目指している方向性に一致する部分はないか、それを発掘して提案した側が主導権を握る。
■6.抽象的ではなく、具体的に攻める
学校秀才タイプに多く見られるインテリは、抽象論で攻めてくる。
抽象論は、いつも正論で反論の余地がないからだ。
そんなインテリ連中に、一発お見舞いしてやる方法がある。
抽象論で攻めてきたら具体的に質問してやることだ。
具体的とは「数値」と「固有名詞」のことだ。
具体的に突っ込んだ質問をすると、相手はしどろもどろになる。
■7.沈黙は、相手に破らせる
交渉中に何度か沈黙になる瞬間が訪れる。
このとき交渉に弱い人は、必ず自ら沈黙を破ってしまう。
沈黙に耐えられないからである。
あなたの交渉がいつも不利になってしまうのは、耐えられない沈黙を破るために発した余計なひと言なのだ。
【感想】
◆本書の著者の千田さんは、大学時代に4年間で1万冊の書籍を読み、これまで3300人のエグゼクティブと1万人のビジネスパーソンと対話してきたのだそう。そして本書は、それらすべての書籍と、すべての人たちから得た「言葉」から厳選されたものであるとのこと。
なるほど、1つひとつが濃厚なのも納得です。
具体的には、下記目次の章ごとに、合計100の言葉が収録されているのですが、そのほとんどがいわゆる「大ネタ」。
100全部を紙に書いて貼っておいてもおかしくない位です。
◆本書ではその言葉を見開きの右ページに、解説を左ページに収録。
単純に読むだけなら、文字数がそれほど多くないこともあり、あっと言う間に読了できるハズです。
ただし、こういったフレーズ集は、本田直之さんの『トリガー・フレーズ』同様、読み返してナンボ。
手元に置いといて、パラパラめくるだけでも、本書で言うところの「たくさんの良い言葉のシャワー」になると思われ。
◆もちろん、タイトルにもあるように、20代でこういった言葉に接することは有意義だと思うのですが、30代や40代の方でも、読んで得るところは多々あります。
また、そういう世代の中間管理職の方なら、部下のマネジメント等に流用(?)できるのではないか、と。
例えば「雑用から逃げると、死ぬまで雑用させられるゾ!」みたいな。
向こうも本書を読んでいて、「●●さんと一緒にいると居心地がいいんですよね〜」(それって同レベルってこと?)みたいに返されたらイヤですけど。
◆なお、私は千田さんの本を読むのは初めてなのですが、フレーズ集だけあって、本書は過去の著作とかぶっている部分があるのだそう(アマゾンレビューより)。
それゆえ、過去の著作をお読みの方にとっては微妙ですが、逆に初めての方なら、本書は結構なクオリティだと思います。
……と言いつつ、目次を見て、最初に読んだのが「2番目に好きな人と、エッチしない」だったのは、ここだけの秘密。
「1万冊+3300人+1万人」のエッセンスをこの1冊に!
死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉
CHAPTER1☆LIFE 人生
CHAPTER2☆WORK 仕事
CHAPTER3☆TIME 時間
CHAPTER4☆TEAM 組織
CHAPTER5☆STUDY 時間
CHAPTER6☆INFORMATION 情報
CHAPTER7☆NEGOTIATE 交渉
CHAPTER8☆FRIENDSHIP 友情
CHAPTER9☆LOVE 恋愛
CHAPTER10☆DECISION 決断
【Amazonキャンペーンのお知らせ】
◆本書の発売を記念して、本日よりアマゾンキャンペーンが行なわれております。キャンペーン/次代創造館
■期間
●2011年4月11日(月)〜4月17日(日)
■特典
●特典その1…音声ファイル「死ぬまで仕事に困らないために20代で聴いておきたい千田琢哉からのメッセージ」
●特典その2…PDFファイル「会社に頼らない人生を送るために20代で使ってはいけない10の言葉」
◆申込フォームその他詳細は、キャンペーンサイトまで!
キャンペーン/次代創造館
【関連記事】
社会人なら押さえておきたい『稼いでいる人が20代からしてきたこと』(2011年01月23日)【スゴ本】『20代で人生の年収は9割決まる』土井英司(2010年12月21日)
【名言集】『トリガー・フレーズ―自分にスイッチを入れる170の言葉』本田直之(2010年12月02日)
【名言集】『ショーペンハウアー 大切な教え』(2010年10月07日)
【名言】「スティーブ・ジョブズ名語録」桑原晃弥(2010年08月05日)
【編集後記】
◆今日ご紹介した本に関連して、文字数少な目なものの、非常に濃い本を。ビジネススクールで学ぶ 101のアイデア
個人的には、ビジネスパーソンへのプレゼントに良い感じ。
ご声援ありがとうございました!
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