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2011年03月13日

【Twitter】緊急時におけるツールとしてのTwitterスゴス【今さらですが】


Twitterエントリ












【はじめに】

◆まずは被災地の皆様に、心からお見舞い申し上げます。

また、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

まだ今回の地震による被害状況も正確には分かっておりませんが、この2日ほどで、改めてTwitterの底力を痛感致しましたので、備忘録代わりにまとめておこうかと。

今まで肝心な時によくクジラが出てくると思っていたのに、少なくともここ数日は獅子奮迅の活躍ぶりは見事だと思われ。

題して「緊急時におけるツールとしてのTwitter」(今さらですが)!


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【緊急時におけるツールとしてのTwitter】

■1.安否確認のためのツール

《アートフォトフレーム》不安な雲1/美瑛町〔富良野・高橋真澄〕

◆私もヨメも、自宅から徒歩圏内に職場があるので、家族の安否はそれほど心配しておりませんでした。

ただ、たまたまムスコが発熱していて近所の病児保育に預けており、そのお迎えをどうするか、という相談をしたかったのですが、これが予想通り大変で。

地震直後から携帯はつながりませんし、固定電話も初めのウチはダメ(最初に復旧したらしいですが)。

皆がTwitter上で、「Twitterで連絡できた!」と言ってるのを横目に、ダメ元で携帯メールを打ち続けてました。


◆結局連絡が取れなかったため、私も仕事を切り上げていったん自宅に帰ったのですが、既にヨメはムスコをピックアップして帰宅済み。

なお、携帯がつながらなかった時点でヨメは連絡を取るのを諦めたとのこと。

私が近所で働いているからいいようなものの、近場じゃなかったらどうしてたことやら。

もちろん、ネットができる環境じゃなかったらどうしょうもないのですが、今後のことも考えて、Twitterのアカウントを夫婦揃って改めて取得しようかと思いました。


■2.非常用連絡網のためのツール

お母さんと赤ちゃんのふれあいタイム ベビー・ヨガ [DVD]

◆そのムスコの通う保育園では、お父さん、お母さんともに、通常のお迎えの時間までに来られなかった子どもさんが何人かいたそう(そりゃそうだ)。

ここは都内の保育園だし、おそらく両親ともに都内勤務の方がほとんどでしょうからまだしも、郊外の街の保育園だったら、下手したら夜遅くまで誰もお迎えに来られないケースもあったと思われ。

それ以前に子どもの様子とかも知りたいハズ。

こんな時、保育園でTwitterアカウントがあれば、いいな、と。

実際、ググってみるとオフィシャルのアカウントがある保育園もちらほら。


◆ただ、それをやみくもに要求すると、ただでさえ忙しい保育園や保育士さんに負担が大きくなるのは確かです。

また、日頃から運用している場合、プライバシーの問題とかもありそうな(園も保護者も全部鍵付きでやるか?)。

ならば、災害非常時に限定して運用する、というのもアリかもしれません。

迎えに来れないご両親のお子さんを、その友達のお母さんが一時的に自宅で預かって寝かしつける、なんてこともTwitterなら申し出たりお願いすることもできるのではないでしょうか。

……って、私が勝手に何とかできる問題ではないのですが。


■3.情報収集のためのツール

140 Characters: A Style Guide for the Short Form

◆本来は、これが一番メインなのですが、こと今回のケースでは情報が錯綜していて、いかんともし難い部分があったのも事実。

ただ、テレビの生放送(とUstream)やラジオに次ぐ即時性と、フォローする人が適切であれば、従来メディアを上回る情報補完性がTwitterにはあります。

もちろん、ガセネタが出回り、それを100人超の人がRTしていれば、思わず信じてしまいそうですが、ほどなくそれを否定する情報が流れてきたり。

要は脊髄反射的に反応しないで、いったん「それってどこ情報よ?」とソース元を確認するようにすれば良いかと。

また、140字では伝えきれない情報については、リンクが流れてきますし、常に最新の情報を得たいのならば、やはりTwitterは外せないでしょう。


◆なお、皆さんそうだと思いますが、地震直後は通常のネタが多かったものの、時間が経つにつれて、ほぼ地震関連ツイートばかりにTLがなったはず。

それでも関係ない情報が多い、と思われた方は、ハッシュタグやリストを上手く活用されると良いと思います。

特に、地域情報を通常のTLで得ようとすると、それ以外のツイートが多すぎるので。

ハッシュタグの例:#miyagi

リストについては、適切なものが見当たらなかったので、ご存知の方はコメントでもブコメでも教えて頂けると助かります。


【所感等】

◆日頃からTwitterに疎い私の思った事柄なので、「今さら感」がさく裂していたらすいません。

正直、Twitterは必要とする情報に対して不要な情報が多すぎる(フォローする人を厳選しても)ので、時間がある時でないとアクセスもしないのですが、ここ数日はほとんど開きっぱなし。

ところが日頃使わないものですから、Twitterクライアントが使いこなせない有様。

愚直に上から読んできて、誰かのアカウント踏んでしまってからTLに戻ると、最新のものから読み直しという状態です。


◆また、こういう情勢の時ですから、皆さんツイートされる内容も今回の地震関係が中心で、情報が均一化しているような感じ。

テレビも現状では地震関係の特番がほとんどです。

それなのに昼間近所に買い物に行ったら、パン等の一部の食料品が品切れになっている事を除くと、ごく普通の日常の風景だったりして、異常な違和感が。

どちらも現実ですし、それぞれに対して対応していかないといけないな、と思いました。


【編集後記】

◆被災地に対する寄付についても、色々サイトやWebサービスがあるようなのですが、私はたまたま目に付いた堀江貴文さんのところでやってみました。

堀江貴文 東北地方太平洋沖地震の救済支援! - JustGiving Japan

できることからコツコツと。


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この記事へのコメント
               
私も改めてツイッターのすごさを痛感しました。携帯では繋がらなかったのにすぐにツイッターだと連絡がつきました。私も妹がいるのですぐにフォローしました。情報も早いので(中にはデマもあったりしますが・・)常に見ている状態です。ツイッターがすべてではないですが、今回すごい利用して助かっています。長文失礼しました。
Posted by mishia at 2011年03月17日 08:23
               
>mishiaさん

私は今まで、どちらかというとTwitterに対してネガティブな感想もあったのですが、今回の件で、見直しました。
相変わらずヨメは「まんどくさい」みたいなんですが、やはり連絡手段は複数あった方がいいですよね!
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2011年03月18日 06:00