2010年12月17日
【力作!!】『3カ月で結婚できる おとこの婚活本。』西田昌史
3カ月で結婚できる おとこの婚活本。
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、久々の「婚活本」。今まで何度か申し上げているように、当ブログでは「モテ本」は人気があるのに、「婚活本」は、ほとんど反響がありません。
ただし、この本は「婚活」のみならず、「彼女作り」にも、十分対応可能な良書だと思われ。
「結婚」と書いてある部分を「お付き合い」と読み替えれば無問題!
これからのイベントシーズンに向けて、フリーの男性なら読んでおきたい1冊です!
【目次】
はじめに
STEP1 まず、今どきのリアルな結婚事情を理解しよう
どうして結婚できないか?その“からくり”を教えます
昔の人は、現代の独身者にモノを言う資格がありません ほか
STEP2 あなたの「結婚セールスマン」を探せ!
回転寿司のネタになれ!
出会いの回転数を上げる方法 ほか
STEP3 「また会いたい」と言ってもらえる初対面での接し方
女性と初めて会うときの心構えの“基本のき”
“もう一度会ってもらう”ことが初対面における最重要ミッション ほか
STEP4 無理をしなくてもできる外見改造術
「人は、見た目が9割」は本当か?という永遠の疑問に対する最終回答
ファッション・ダメ夫の例を反面教師にしよう ほか
STEP5 出会って2回目からプロポーズまでスムーズに進める方法
あなたは結婚まであと10ミリのところにいる!
プレゼントはすべきか、すべきではないか ほか
おわりに
【ポイント】
■1,自分の結婚適齢期の計算方法たとえば20歳の女性と結婚したいと考えている39歳の男性がいたとします。
私はこの男性の結婚適齢期は"もう過ぎている"と考えます。なぜなら一般生活の中で、39歳の男性が20歳の女性と出会う機会はそうはなく、かつ恋愛までに発展する確率はかなり低いだろうなと考えるからです。(中略)
要は、自分の結婚適齢期は、まず、自分が結婚相手として許容できる年齢を思い浮かべてみて、次にその年齢の女性が自分の結婚の申し込みを承諾するかどうかを考えてみれば、おのずとわかるのです。
こうして考えてみて、結婚適齢期がもう過ぎてしまっていたという方は、自分が相手に求める年齢を少しずらしてみてはどうですか? 一見シビアなようですが、相手に求める年齢を少し変えるだけで、自分の適齢期を自分で操作できるのです。
■2.自分自身が寿司ネタになって廻る気持ちになる
婚活とは、出会う機会を設けることがすべてです。
結婚相手を見つけるには、人に会わなければいけません。(中略)
少し高そうなお寿司屋さんに行って悠然と構えて、「黒マグロください」なんて悠長なことをやっていても始まりません。
とにかくたくさんのネタと会うこと。もっと言えば、自分自身が寿司ネタになって廻る気持ちになってください。
■3.なるべく自然な形で出会いの設定をお願いする方法
まず、わりと仲のいい友人や同僚に結婚セールスマンになってもらうのは比較的簡単です。呑み会やコンパの開催をお願いしまくればいいのです。
割り勘にしようと思ってはいけません。
出会いの場をセッテイングしてくれた人の呑み代は著ってあげるということにすれば、みんな喜んで結婚セールスマンになってくれます。
■4.婚活パーテイは出会いの場となりうるか?
男女の出会いの形として積極的に行動を起こすという点では、私も参加に大賛成です。
ただ、私の経験から、こうしたカップリング・パーテイで彼氏・彼女を見つけられる(られた)方は、たとえそれに行かなかったとしても、いずれは普段の実生活でも、彼氏・彼女ができた人だったような気がします。
つまり会場に集まった大勢のライバルを蹴落として、次のデートの約束ができるくらいの方なら、もとから高い恋愛能力を持っていたのではないかと思うのです。
■5.知らない女性に気軽に声をかけられるようになる魔法とは?
それは、「自分で声をかけるのではなく、誰かに頼まれて声をかけさせられている」と自己暗示をかけるという方法です。(中略)
自発的行動では、恥ずかしさと根性なしが相まってナンパには死んでも行けないあなたも、先輩に命令されたら行きますよね?
先輩に命令されたからやるも自分で行動を起こすも、結果的には「知らない女性との初コミュニケーションに挑戦する」という事実は同じです。
そこです!
自分の中の"誰か"に強制されてやらされている、と考えてみてくたさい。
いきなり動けるようになります。
■6.初対面における最重要ミッションは「もう一度会ってもらう」こと
結婚へ進むための最大の難関は、「2回目に会う約束」を獲得できるか否かです。
これが、すべてと言っても過言ではありません。
逆に言えば、2回目に会うことを承諾してもらえさえすれば、あとは結婚まで案外スムーズに進みます。
■7.究極の最初のデートスボットはお寿司屋さん
出会いの場所はさまざまですが、とりあえず最初が肝心です。
これまでの仲人歴13年。数々の成功事例から生み出した究極の最初のデートスポットはずばり、お寿司屋さんです(回っているお店ではなく、止まっているお店です)。(中略)
要は日常生活であまり行かない、少しだけ高級な場所に連れていくのです、手馴れた感じで。
これで女性は、ああこの人は大人のしっかりした男性だという魔法にかかってしまいます。
■8.香水の破壊力はバカにできない!
世の中には「こうすればモテる」という、いわゆる"モテ本"が氾濫しています。
職業柄、私はそんな本が出ると片っ端から読んでいます。ただその手の本は過去に出版されたものの焼き直しが多く、実際に女性と出会って役立つかと考えると「?」なことが多いのが残念です。
しかし、そうしたモテ本によく書かれている事柄の中で、一つだけ私も賛成するものがあります。
それは、
「香水をつければモテる」
という点です。
【感想】
◆冒頭でも触れたように、本書は「婚活本」なのですが、「モテ本」としてもかなり秀逸。ただでさえ、抜き出した部分が多いのに、他にも付け足したいポイントが多々ありました。
例えば、小物ネタとして「女性はどんな財布を使っているか見ている(中身ではなく)ので、センスの良いものを買う」とか、実は意外な「行っても無駄な出会いの場所」等々。
特に「無駄な場所」の方は、別のモテ本ではオススメスポットとして挙げられていたのもあったりして、ちょっとフクザツな気持ちになりましたw(詳細は本書にて)
◆そして「私自身が運転しないから」という安易な理由でカットしてしまいましたが、「車を使うときの見落としがちな10のチェック項目」は、車をお持ちの方なら要チェック!
とりあえず1つだけ「そうだよね〜」と思ったのをご紹介しておくと、「運転中は他人に優しくしてポイントを稼げ!」というもの。
レストランで給仕してくれる人とかに対してもそうなんですけど、とにかく女性は、男性が「自分以外の第三者に対する態度」をよく見ています。
彼女にだけ優しい態度を取っていても、こういうところでボロが出ますし、逆にいつもとは打って変わって(?)「他人に優しいドライバー」になれば、株も上がることウケアイかと。
◆また、ポイントの5番目で出てきた「誰かに頼まれて声をかけさせられている」というクダリは、草加大介先生のナンパ塾で、先生に「あの子に声かけてきて!」と指示されて、鵜飼の鵜のように(?)ひたすら声をかけ続ける塾生を彷彿とさせました。
草加大介 ナンパ塾 口説き検定講座 [DVD]
参考記事:【DVD】「草加大介 ナンパ塾 口説き検定講座」を買ってみました(2009年09月14日)
確かにこういうシチュエーションで指示されると「好みじゃないんで」とか「ダメだと思います」なんて言い訳はありえません。
そして実際、紹介記事でもあるように、「声かけ」には成功しているわけですから、ナンパに限らず「女の子への声かけ」が苦手な人は、意識してみると良いかも。
◆そして一番「ドキッ」としたのは、冒頭のライフチャート。
例えば35歳の男性が女性と出会って速攻で結婚し、ハネムーンベイビーが出来たとしても、その子の大学進学時には、男性は55歳になっています。
最短で、しかも一人目でこうですから、遅くなったり二人目が生まれた場合、果たして大学に進学させてやれるのか?
「子供はいらない」「子供は一人でいい」という風に思ったとしても、「そんな男性を女性はどう見るか」、と考えると、さらに結婚が遠のいてしまいそうな。
実際に結婚する、しないは別としても、「恋愛活動を始めるのは早ければ早いほどいい」と思わざるをえません。
もっとも、本書を読むと、なまじよく出来ているがため、「本気で頑張ればすぐ結婚できそう」と思える分、「まだいいや」とならないか、心配なんですがw
独身の先輩に是非薦めたい、必読の1冊!
3カ月で結婚できる おとこの婚活本。
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【編集後記】
◆神田昌典さんの新作は、成功法則ネタのようです。日本人の成功法則
神田さんのファンとしては、読んでおかねば…。
ご声援ありがとうございました!
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この本読みました。
かなり項目も細かいし、女性が読んでもいい本でしたよ。
がつがつしたパーティよりも、趣味やボランティア、納得です。
ホント恋愛、結婚、出産・・・早ければ早いほどいいと思います(~_~;)
かなり項目も細かいし、女性が読んでもいい本でしたよ。
がつがつしたパーティよりも、趣味やボランティア、納得です。
ホント恋愛、結婚、出産・・・早ければ早いほどいいと思います(~_~;)
Posted by あきのり♀ at 2010年12月17日 13:27
>あきのり♀さん
女性の方からのコメント感謝です。
著者が真摯な方のようですし、記事には書きませんでしたが、「高学歴女性」の部分で登場するカップルさんのお話には、ちょっと胸がアツくなりました。
私自身は結婚したのが40手前なので、本書に書かれているお話は結構納得がいくものでした。
ヨメも私が自営業じゃなかったら、結婚しなかったかもしれませんし…。
女性の方からのコメント感謝です。
著者が真摯な方のようですし、記事には書きませんでしたが、「高学歴女性」の部分で登場するカップルさんのお話には、ちょっと胸がアツくなりました。
私自身は結婚したのが40手前なので、本書に書かれているお話は結構納得がいくものでした。
ヨメも私が自営業じゃなかったら、結婚しなかったかもしれませんし…。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年12月18日 04:23
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