2010年11月08日
【モテ】『だからあなたは出会えない』に学ぶ8つのTIPS
だからあなたは出会えない―失敗例から学ぶ婚活の正しい歩き方
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、婚活系の「モテ本」。著者の土屋文明さんは、婚活関連ではmixi内で最大のコミュニティである『結婚活動』の運営をなさっている方だそう。
その経験を活かして、本書では様々な事例が紹介されており、「婚活」のみならず、それに先立つ「出会い」を求めている方にとっても有益だと思われ。
今回は、本書の中から特にためになったTIPSを8つ選びましたので、ご覧下さい!
いつも応援ありがとうございます!
【目次】
第1章 現実をよーく知っておこう
『婚活時代』以前、婚活は笑いものだった
婚活市場は珍獣だらけの動物園だ
ぶっちゃけ、男は女なら誰でもいい ほか
第2章 こんな婚活はダメだ
「婚活するほど自分は落ちてない」の危険
金があってもイケメンでも、会話ができない男は、ただの“つまらない人”
婚活のプロになるなかれ ほか
第3章 ゴールを目指して
無駄な努力をしないため、自分に合った場所で婚活を
出会うノルマは1ヶ月に最低10人
「自分らしく」は捨てて、努力、また努力 ほか
【8つのTIPS】
■1.動くことを躊躇しない何もせずに待っているだけでも月日は過ぎる。歳を取れば取るほど婚活では不利になる。周りの独身者も少しずつ結婚していく。魅力的な異性はどんどん少なくなっていく。結婚せずに残るのは、あなたにとって、あまり好ましくない人たちだけかもしれない。
「何もせずに待つ」ということは現状維持ではない。それは、状況がどんどん悪くなっていくのをただ傍観するということ。婚活においては極めて危険な選択肢だ。
■2.婚活は自分に合った場所で行え
・容姿や会話力に自信がある人はパーティや合コン。
・プロフィールに自信がある人が結婚相談所。
・特技がある人はそれをアピールできる場所(料理教室、アウトドア合コン等)
■3.多くの異性と出会うようにする
もし、あなたの知り合いが就職活動をしていたとして、1ヶ月に2、3社というペースでしか入社試験を受けていなったらどう思うだろうか? あなたは、もっとたくさんの会社を回るようにアドバイスするはずだ。たくさん受ければ受けるほどチヤンスが増えるのだから。
婚活も就活と同じである。たくさんの人と会うほどにチヤンスは高まる。色々な人と会えば、素敵な人と遭遇する可能性も増えるし、自分のことを気に入ってくれる相手が現れる確率も高まるのだ。
■4.結婚に対する緊急度が違う者同士で婚活を共にしない
あなた自身はすぐに結婚をしたいと思っているかもしれないが、友人の方は違うかもしれない。友人は「最高の相手がいないのなら一生独身でも良い!」と考えているかもしれない。その場合、友人と同じスタンスで婚活をすることは命取りであろう。
■5.「可も無し不可も無し」の相手なら必ず二度は会え
初対面で「この人はイイ!」と感じるような相手を探すことは、非常に骨の折れる仕事である。ほとんどの人は「可も無し不可も無し」だ。そういった「可も無し、不可も無し」な人の中から、良い人を探すのが婚活なのである。
だからこそ、初対面でNGを出さずに、2回目も会ってみてほしい。
■6.ネット婚活ではベテランに注意せよ
メールを送る相手として注意すべきは、長期間活動している会員である。彼らは「いつかきっと良い相手が現れるはずだ」という夢を見ている人が多く、望みが高い傾向にある。ボクに言わせたら、相手をするだけ無駄。サイトにもよるが、検索したときの表示順や、ユーザーIDの数字などで、長期間会員は簡単に判別できる。
■7.お見合いパーティでのプロフィールは無視せよ
プロフィールに書いてあることは、ライバルたちも話題に出している。例えば、趣味の欄に「映画」と書いてある女性は「最近どんな映画を見たんですか?」と、間違いなく聞かれている。そこで同じ質問をしても、うんざりさせるのがオチ。そうならないためにも、あえてプロフィールを無視して、全然関係のない話題を出すことが大事だ。
■8.集団戦法を繰り出せ
例えば、飲み会で知り合った女性を誘うとき、最初から1対1のデートでは、女性が警戒心を示すことも多い。が、「今度、みんなで遊びに行こうよ」と誘えば、相手も乗ってきやすい。ついでに女性の友人も連れてきてもらえば、ちよっとした合コンになる。男友たちにも恩が売れて一石二鳥というわけだ。
【感想】
◆当ブログにおいては、「婚活本」はあまり人気がないのですが、本書は従来の婚活本とは少々感じが異なりました。一つには、婚活本のいくつかが「ポジショントーク」の域を出ていないのに対して、本書は最終的なビジネスには結びついていないことがあるのかも。
一応、「SNSのオフ会に参加してみよう」という話は登場しますが、ご自身のmixiのコミュニティを宣伝しているわけでもありません。
実際、本書ではポイントの2番目にあるように、どのチャネルが良い、というのではなく、「自分に合った場所」を推奨しています。
◆また、内容的にも納得できる、というか自分自身が実践していることもありました。
例えば、ポイントの8番目の「集団戦法」の件は、私もお見合いパーティで知り合った女性に、「日を改めての合コン」を提案して、それで3回ほど実施に至ったこともあります。
1対1のデート目的の場合よりも、連絡先を教えてもらえる確率も高かったですし、これは結構オススメ。
ただし、「幹事MAXの法則」が発動してしまうので、それなりの相手を選ぶ必要はありますがw
◆逆に、「プロフィールは無視せよ」というのは目からウロコ。
確かに、お見合いパーティで、時間を区切ってどんどん相手を変えていく形式のものですと、話す内容は、目の前に置かれたプロフィール用紙の内容になってしまいがちです。
下手をしたら、相手の女性は何十回も同じことを聞かれている可能性もあるわけで、それはウンザリします罠。
おまけに、相手を見ないでプロフィール用紙ばかりを見ることにもなりかねないので、ダブルで良くないな、と。
今後お見合いパーティに行かれる方には、このポイントは是非押さえて頂きたく。
◆なお、今回は引用量の関係で割愛してしまったのですが、本書には具体的な婚活エピソードが多数収録されています。
ただし、本の構成の都合上なのか(?)、「ネタになるようなレアもの」が多い分、汎用性には若干乏しいような気がw
もっともそれらは、婚活界においては「レアケース」ではなくて、逆に「よくある話」なのかもしれません。
「自分は大丈夫」と思っていても、今現在成果が出ていないのなら、本書のような本を読んで確認すべきかと。
会員数1万人以上の婚活コミュニティのエッセンスを濃縮した1冊!
だからあなたは出会えない―失敗例から学ぶ婚活の正しい歩き方
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【編集後記】
◆てっきりモテ本かと思いきや、動物界のお話が面白そうなご本。遺伝子が解く!その愛は、損か、得か (文春文庫)
でも、人間も動物ですから、得るところはあるハズ!?
ご声援ありがとうございました!
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