2010年10月09日
【モテ】『きっとうまくいく「ナンパ」の本』に学ぶ「普通の人向け」の8つのポイント
きっとうまくいく「ナンパ」の本 (フランス書院ノンフィクション新書)
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、「普通の人向け」(?)のナンパ本。発売はちょっと前なのですが、アマゾンの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」で何度も見かけるので、つい買ってしまいましたw
ストリートで声をかけるよりも、どちらかと言うとお店や受付といった「シチュエーションを選んで」アプローチすることを推奨しているのが、本書の特徴。
著者の河内さんの肩書きが「実践派サラリーマンナンパの達人」というだけあって、ガチなナンパ師とはひと味違う、等身大のテクニックがかえって新鮮でしたw
そこで今回は、「普通の人がナンパするのに参考になるポイント」を8つ選んでみましたので、ご覧下さい!
いつも応援ありがとうございます!
【目次】
第1章 まったくモテなかった男が(ry
第2章 ストリートナンパなんかメじゃない!史上最強のシチュエーション・ナンパ法
第3章 女が絶対に断れない、声かけからラブホまでの必勝パターン
第4章 ターゲット別攻略法 こんな女が落ちやすい
第5章 究極のテクニック!ワルのナンパ術
第6章 女のコが足を止める、「きっかけの一言」
【ポイント】
■1.小さな成功体験から積み重ねよ今から考えたらひどい声のかけ方をしていたとは思うが、同時によくもまあ、めげずに続けたものだと我ながら感心してしまう。
恐らく小さいながらも戦果があったからだ。たまに喫茶店まで付き合ってくれた女のコがいた。これは収穫だった。(中略)
これからナンパを始めようと思うひとは、小さな成功から目指してほしい。いきなり「即セックス」などは求めず、女のコが立ち止まってくれた、話に付き合ってくれた、喫茶店まで来てくれた……等々。それがナンパを続けていこう、という原動力になる。
■2.ナンパを損得で考えない
パチンコしているときにフィーバーしたり、球が出てくることはものすごく楽しい。ナンパも同様に、女のコと一緒にいる時間と過程を楽しむということが大前提なのだ。これを損得で考えてしまったら、キャバクラや風俗に行く方が、一回あたりの単価も安いということになってしまう。(中略)
女のコに声をかけて楽しい時間を過ごす、ナンパ自体を楽しむっていう気持ちという風に考えないといけない。ヤレるヤレないというのは、その延長にあるラッキーなオマケ程度に考える方がいいのだ。
■3.女のコに対して自然にふるまえ
あなたが女のコに対してネガティブに感じるのは、女のコ=彼女、または、女のコ=性の対象、として見ているという証拠にほかならない。まずは失敗や恥をかくことを恐れず、女のコを同じ人間として見るように心がけて、見方を変える必要がある。
逆にモテる男というのは、女のコに接する際も構えることなく自然にふるまっているはず。女のコがつねに周りにいるような男は、これが自然にできているのだ。こればかりは女のコと接する機会を増やす以外に方法がないので、こういった意味でも女のコには積極的に声をかけ続けよう。
■4.安心感を高めるには複数で声をかけよ
もう一つ成功率を上げるなら、三〜四人の集団で声をかけて、同人数程度の女のコの集団を狙うというやり方だ。
僕の経験敬上、とりわけ女のコを見てカワイらしい粒のそろった連中だったら成功する可能性が高い。とりあえず「ごはんに行こう」とか「話を聞いてくれる?」といった類いの誘い方をするのだ。複数の方が一人よりも安心感が高い。単なるストリートで一対一だと、やはり怖がられる可能性が高いのだ。
■6.カルチャースクールの無料体験講座を狙え
カルチャースクールは、無料体験講座を使うことをおすすめする。
というのも、もちろん一番手っ取り早いのは実際にカルチャースクールに通うことだが、これではお金がもたない。(中略)
こういった料理や油絵、刺繍など、講座のほとんどが、人妻あるいは家事手伝いという名のフリーターで構成されているといっても過言ではない。スポーツクラブでのシチュエーションと同様、男一人であるという条件を逆手にとって、周囲の女性たちに猛烈に自己アピールするのだ。特に人妻と出会いたいと考えている人なら、ここを使わない手はないだろう。
■7.会話を終了させない「自問自答形式」を使え
例えば「キミ、OL? まあそうだよねえ」「飲みに行くの? まあ、そんな感じだろうね」と、要するに、向こうが返すべき返事を自分でしてしまうというもの。
これはただ単に自問自答を繰り返しているだけで会話は成立してないが、会話自体は、一応は途切れさせることなく進んでいる。普通なら返事が返ってこないというその瞬間に会話は終わってしまうところだが、これは自分で返すことで生き延びているというわけだ。
これはものすごくバカバカしい行為なので「アホだなあ」って言いながら吹き出してくれる女のコもわりといるのだ。ダメモトで使ってみるぶんには、やってみて損はないはずだ。
■8.ワンフレーズのメールで感触を確認せよ
僕の経験上、ナンパした女に久しぶりに会おうとしてメールを投げて、即返ってきたらこれはすぐに電話した方がよい。これも会社でいう、営業活動の一環みたいなもので、DM送って反応がよければいける、といった感じのものだ。僕はこの使い方が多い。「元気?」や「ありがとう」「また飲もう」など、とにかくワンフレーズがキホン。下手に長引くと足を残す可能性もあるし、会ってコミュニケーションがとれるのであれば、そちらの方を重視しているのだ。
【感想】
◆本書の著者である河内真佐久さんは、雑誌『裏モノJAPAN』で創刊号以来ナンパ記事を連載されているお方。私も独身時代は、誌面で度々お名前を拝見しておりました。
『裏モノJAPAN』自体は、上記リンク先をご覧頂ければお分かりのように、結構「きわどいネタ」が多く、単発的に「ナンパネタ」が紹介される時も、そこに登場するナンパ師のやり方は、結局真似できなかったりします(したことないですがw)。
それに対して、連載として毎号登場していた河内さんのナンパは、「普通の人向け」。
上記ポイントで挙げた項目も、モテ本を読み漁った自分にとっては、ぶっちゃけ「目からウロコ」というほどでもありません。
◆とはいえ、目次の第1章にもあるように「1000人ゲット」を達成している河内さん。
その陰には当然のように、「成功」の10倍以上の「失敗」がありました。
そこで留意すべきは、「どのように成功の確率を上げていくか」であり、自ら「凡庸な外見」を自覚する河内さんは、「ストリートナンパ」ではなく、「シチュエーションナンパ」や「オリジナルナンパ」に注力されています。
本書には、「自分向けのスタイル」を判断する簡単なテストがあるので、それでご確認頂きたく。
……私はどうも「オリジナルナンパ向き」って、ホントにやったらヨメにぬっ殺され(ry
◆また、ポイントの2番目にあるように「ナンパを損得で考えない」というのは、継続していく上では大切なことだと思います。
「最終的な結果(ゲット)だけにこだわるなら、風俗の方がマシ」という風に考えていたら、失敗するたびに落ち込んじゃいそうな。
そのためには、やはり「過程も楽しむ」ことが大事かと。
例えば、「旅先で声をかける話」も載っているのですが、こういうのも全部ひっくるめて「旅の楽しさ」でしょうし。
そういえば私も、友人の結婚式のために神戸に行った際に、繁華街でキレイな女性に声をかけて、オススメのお土産を教えてもらったことがありました。
「旅の恥はかきすて」じゃないですが、やればできるもんだな、とw
◆本書にはもちろん「テクニック」や「小ワザ」も紹介されているのですが、一番参考になったのは、やはりナンパの「楽しみ方」かもしれません。
成功したら嬉しいのはもちろんですが、成功しなくとも「ナンパという行為」自体を楽しめるようであれば、数をこなすこともできるでしょうし。
また、そのくらい余裕を持っている方が、ガッついてない分、成功の可能性も高くなりそうな気もします。
逆説的なようですけど、「結果にこだわらない」ことが結果につながるのだと思われ。
普通の人でもやればできるんです!
きっとうまくいく「ナンパ」の本 (フランス書院ノンフィクション新書)
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【編集後記】
◆さて、そんな『裏モノJAPAN』で気になるのがこの辺の号。今日ご紹介した本には、ネット系のネタはなかったので、この辺で補足してみてもよいかもしれませんw
ご声援ありがとうございました!
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