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2010年09月05日

絶対に失敗しない『口説きの心理テクニック100』マニュアル


口説きの心理テクニック100 (王様文庫)
口説きの心理テクニック100 (王様文庫)


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先月不調だったモテ本

この『口説きの心理テクニック100』は、文庫本とはいえ「書き下ろし」であり、お値段から考えたらコストパフォーマンスはなかなかのもの。

アマゾンの内容紹介から一部引用します。
本書に出会ったあなたは、幸運の持ち主!
「出会う、誘う、オトす」……女性を口説くのに必要な、あらゆる心理テクニックを網羅した1冊! どんなに口ベタな男性でも「すぐ使える」「そのまま使える」!
「ネタが100」もあれば、きっと元も取れるハズ!

なお、タイトルは久々に「ホッテントリメーカー」にお世話になりましたw


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【目次】

<はじめに>その効果、すべて実証済み! いいオンナを落とす100の法則

1章 女心を「面白いほど動かす」心理術

 女は「自分の話を聞いてくれる男」を好きになる
 最初は、自分が話すより相手に話させるほうがいい
 ちょっとの時間でいい、とにかく会う回数を増やそう! ほか

2章 女はいつも、こんな「出会い」を待っている!

 女心をつかむ男は「共通点」を見つけるのがうまい
 「彼はなぜ私に冷たいのだろう」……彼女がそう思ったときがチヤンス!?
 勝負は会う前! 事前に「自分の情報」を伝える効果 ほか

3章 「アプローチ」と「デート」には"必勝法"がある!

 「呼び方を変える」だけで二人の関係はグッと縮まる
 心の壁を一瞬で外す「子どもの頃の話」
 ただの友達か彼氏候補か……ここが分かれ目! ほか

4章 「告白成功」のための秘策

 こんなセリフで、女はあなたを好きだと思ってしまう
 「キレイになったね」という魔法のひと言
 「モテる男」と「女友達が多い男」の違いは何か ほか

5章 女から「●ッチを求めてくる」心理作戦

 彼女のガードを外す「ちよっとした暗示」のかけ方
 「キスしていい?」では、キスできない!
 「今日は特別な日」と思わせる演出をする ほか

6章 彼女がもっとあなたに夢中になる方法

 この"距離感"が「彼(あなた)と離れたくない!」気持ちにさせる
 「モーニングコール」より親密な「モーニングメール」って?
 「疲れてない?」このひと言が言える男に女は弱い ほか


【ポイント】

■1.差をつけるためには持ち物をほめよ
どこをほめれば女性の心にグッと響くのか。意外かもしれないが、服や靴、カバン、アクセサリーなど持ちものに焦点をあてるのが効果的だ。
 当たり前だが、衣料品も装身具も、女性自身が「自分に合うはず」「ステキに見える」と思ったからこそ購入し、身につけているもの。一つのブランドで統一されていたり、個性的だったりと、何かしらこだわりがあるような女性であれば、まさにかゆいところに手が届いたとばかりに、喜んでくれるはずだ。


■2.ほめるツボを知るには「好きな動物」を聞け
「ねえ、どんな動物が好き?」と聞いて、相手が犬とか猫とか何かしら答えたら、続けて「その動物のどこが好きなの?」と聞く。
 その「好きな理由」こそが、彼女が自分をどう思われたいと考えているかを、ずばり象徴しているのだ。
 たとえば彼女が最初の質問に「犬」と答え、理由を「素直で従順だから」と言ったとすれば、彼女は潜在的に、「キミって、素直でかわいいね」と言われたいと願っているということ。


■3.ロンブー淳は「運命」を感じさせて口説く
 淳がかつて付き合っていたという元ホステスのSさんの暴露によると、彼は女性を口説くときに、「キミと出会った日付が車のナンバーと一緒だった」とか、「キミの電話番号の下3ケタが、キミから来たメールの文字数と同じだった」などと言い、「これは運命に違いない」とキメ台詞を使っていたというのだ。
 まわりからするとかなりこじつけの感じがするが、この口説き文句で実際に女性が落ちたというのだから、信じるよりない。
 しかも、この口説き文句で落ちたのはSさんだけでないという。


■4.「子どもの頃の話」で一気に親密になれ
さらに深い仲になりたいなら、子どもの頃の話をするといい。子どもの頃の話をするという行為は、相手の心の壁を取り外し、さらに親密度を高めてくれる心理効果がある。
 人は誰しも、子どもの頃は大人に比べて"我"の壁が低いため、どんな相手ともすぐに心を開いて仲良くなれるが、成長するにつれてその壁が高くなる。しかし、思い出話をすると、その瞬間だけは子どもの気持ちに戻ることができるため、"我"の壁もまた低くなるのだ。


■5.お薦めボディタッチ「頭をなでる」
 後ろからギュッと抱きしめる行為は、相手が自分をかなり信頼し、かつ愛情がないかぎり嫌がられる可能性が高いが、頭をなでるくらいなら、付き合う以前の初々しい二人でも十分可能。
 子どもの頃、親に頭をなでられた記憶がよみがえるのか、大人になっても頭や髪に触れられるとたいていの人は気持ちよく感じるもの。
 とくに女性の場合、頭をなでられると、相手に守られているという安心感を覚えるというのだ。


■6.「行こう」ではなく「行ってみたい」と言わせよ
 デートに誘って拒否されるパターンとしてよくあるのが、「おしゃれなバーを見つけたんだけど、飲みに行かない?」という誘い方。
 もちろん悪くはないが、それよりもまず、誘いは抜きで「〇〇に新しいバーができたよね。雑誌に載ってたけど、見た?」と、一話を振ってみよう。(中略)

女性をデートに誘うなら、先に向こうに「行きたい!」と言わせるように仕向ける。これだけで、承諾率は俄然アップするに違いない。


■7.自然に手を触るなら「ネイル」に注目せよ
 男からするとネイルアートなんてまったく興味の湧かないシロモノかもしれないが、女性にとってはおしゃれのステータスの一つ。
 なにしろ、店で1回アートをしてもらうだけで5000円〜1万円はかかるため、贅沢なおしゃれなのだ。それだけお金をかけているだけに、ほめられてうれしくないはずがない。
「そのネイル、かわいいね」とでも言ってあげれぱ、彼女は喜んで手を差し出してくることだろう。こうなればしめたもの。


■8.二人の間の障害物は何でも取り除け
 たとえば、向かい合って座ったレストランのテーブルの上に調味料やに調味料やメニューが置かれていて、それが二人のあいだを遮るようならば、彼女に気づかれないように、そっとテーブルの端へ寄せてしまう。これだけで心理的な壁も消えるのだ。
 同様に、バーカウンターで並んで座るような場合は、くれぐれもあいだにバッグなどは置かせないように注意したい。また、腕を組んだり、足を広げるようなポーズは、相手に拒絶の心理を持たれてしまうため、NGだ。


【感想】

◆今回上記ポイントでご紹介したのは、そのほとんどが第3章までのもので、それ以降の部分から抜き出したのは、比較的最初の段階でも使える、8番目のポイントだけでした。

と言うのも、第4章以降は、「何度かデートしている前提」ですし、第5章に至っては、「いかにベ●●●ンに持ち込むか」というお話。

もちろん、そういうテクニックも必要ですけど、「ボトルネックはそこじゃないだろ」という。

やはり、それまでの部分で、「ワザ」を磨くべきだと思われ。


◆個々のネタについて見ていくと、「好きな動物を聞く」というのは、結構使えそうな感じ。

なお、本書によると、この方法は「お笑い界のモテ男が、某週刊誌で推薦していたテクニックの1つ」なのだとか。

ただし、聞いた直後に即使うのではなく、「後日ほめる機会にさりげなく使う」のがミソ。

合コンなどの短期決戦なら、早めに聞いておいて、2次会で使うと良いかもしれません。

ちなみに「動物は嫌い」と言われたら、好きな芸能人や好きな花でも代用可能だそうです。


◆また、「頭をなでる」というテクは、私個人はにわかには信じがたいのですが、恋愛系のウェブサイトが行ったアンケートで、「男性からされて一番キュンとくるボディタッチ」の第2位だったのだそう(1位は「後ろからギュッとされる」)。

初対面に近い段階で「後ろからギュッと」は無理ですから、次善の策としては、「アリ」だとは思います。

しかも、私の大学のゼミの後輩で、「クラブナンパ」で成果を上げている男が、同じことを言っていたんですよね……。

とりあえず飲み会で、軽く頭を「ポン」と触る程度から試してみるのが無難かと。


◆飲み会といえば、本書には「居酒屋アート」として、箸袋の折り紙練習キット「モテもと」が紹介されていました。

詳細については、こちらのGIGAZINEさんの記事が詳しいかと。

割り箸の袋を使った究極の折り紙テクニック「モテもと」をマスターする - GIGAZINE 割り箸の袋を使った究極の折り紙テクニック「モテもと」をマスターする - GIGAZINE

作者の方はご本も出されていますね。

おとなの箸袋おりがみ おかわり―超ウケる! (セレクトBOOKS)
おとなの箸袋おりがみ おかわり―超ウケる! (セレクトBOOKS)

そういえば、最近もこんな記事がホッテントリ入りしてましたっけ。

割り箸の袋に鶴を合体させる折り方 | nanapi[ナナピ] 割り箸の袋に鶴を合体させる折り方 | nanapi[ナナピ]

これらも、ハマれば破壊力はありそうなw


◆本書は、以前ご紹介した『超効率勉強法』と同じく、いくつかの本やサイトの情報から、ネタをピックアップして作られているようです。

巻末の参考文献等も30冊、10サイト以上あり、なるほどネタが100もあるのも当然かと。

そのネタも初級者向けから、結構な上級者がやっても「クサい」と言われそうなものまでさまざまでした。

やはりここは、100あるうちの1つでも2つでも実践して、「元を取る」のが正しい使い方ではないでしょうか?


とにかく、「ネタの数で勝負」です!

口説きの心理テクニック100 (王様文庫)
口説きの心理テクニック100 (王様文庫)


【関連記事】

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【モテ】あの"幻の名著"「モテる技術」が文庫本になって復活した件(2008年07月11日)


【編集後記】

◆結構前の本で、何度か類書でも登場していた本が、今回も参考文献の中に。

即効「魅惑術」 30分で異性をゲット!
即効「魅惑術」 30分で異性をゲット!

これはいいかげんに、買ってご紹介すべきなんでしょうか?


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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この記事へのコメント
               
相手にいい印象をもってもらうという意味ではどんな場面でも使えそうなテクニックですね。全部が全部ではなさそうですがw
Posted by タカダヨシヒコ at 2010年09月05日 15:34
               
ご無沙汰しています
お元気ですか?

基本的な質問で申し訳ありません
こういう本は、どういう人がどういう目的で
購入するのでしょうか?
Posted by さやすず at 2010年09月05日 22:24
               
>タカダヨシヒコさん

いつもコメントありがとうございます。
ご紹介してない部分では「いい印象」というより「ベッドイン」が目的だったりするので、かならずしもどんな場面でも、というわけではないです(笑)。

>さやすずさん

ご無沙汰しております。
mixiは「超完全放置」なので、ホント申し訳ないです。
ご質問の件に関しては、さやすずさんが、今現在独身男性で、彼女がいないことを想像していただければよろしいかと。
逆に私は二児の父だったりするので、感覚的にちょっと難しいんですが(笑)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年09月06日 05:53
               
おはようございます

出勤前のポチです

Posted by ソフトテニス部の顧問 まあ君の日記 at 2010年09月06日 07:02
               
>まぁ君さん

ポチありがとうございます。
なのに、こちらはポチできずにスイマセン!!
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年09月07日 04:32