スポンサーリンク

       

2010年08月29日

【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第4回勉強本ランキング)


【本の概要】

◆今日お送りするのは、「カテゴリ別売上ランキング」

今回のカテゴリは、当ブログ名物の「勉強本」でございます。

ちなみに、前回のこの企画は、何故かホッテントリ入りしてしまったという。

【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第3回勉強本ランキング):マインドマップ的読書感想文 【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第3回勉強本ランキング):マインドマップ的読書感想文

世間的な売上ではなくて、あくまで当ブログのランキングなのに謎。


◆今回の対象期間は、前回からちょうど1年後である、2009年8月29日から2010年8月28日まで。

もうすぐ月間ランキングもあるので、頑張って前回より1日早く記事にしてみましたw

果たしてこの1年間で最も売れた勉強本は?


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【ランキング】

◆今回も20位から上に向かって参ります。


第20位


勝間和代さんの衝撃のヒット作。

「はてブトルネード」の期間が対象だった前々回には、見事1位になっております(前回は10位)。

特にブログで言及していないのに、それから2年後でもランクインしている、というのは、聖幸さんの記事のおかげだと思われ。

参考記事:【勉強本の大本命】「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」勝間和代(2007年04月11日)


第19位


◆勉強本としては珍しい「新書」である本作品。

ガチな戦術本というわけではないのですが、逆に類書とはひと味違う作風が印象的でした。

特にタイトルにもあるように「東大」「医師国家試験」「新司法試験」のいずれかの受験を考えてらっしゃる方なら、一読の価値はあるかと。

参考記事:【難関試験用?】「東大生・医者・弁護士になれる人の思考法」小林公夫(2010年05月10日)


第18位


◆いわゆる「勉強本のガイドブック」とも言えるのがこの本。

私が個人的に高く評価している本の何冊かが「メッタ斬り」にされていたので、紹介するのを躊躇しましたが、逆に本書で高く評価されている作品で私が見逃していたものが何冊かあったため、ブログで取り上げた次第。

著者名を出さずに、こういった本を出すことへの批判もありますが、私が読む限り、書かれている方(グループ?)は、ただの素人じゃありません。

参考記事:【毒舌?】『できるビジネスマンのための「本当に使える」勉強法』が辛口すぐる件(2009年09月22日)


第17位


◆つい先日TV出演も果たされた、川田先生の最新作。

厳密な意味での「勉強本」ではありませんが、エビデンスに則った「正しい脳の知識」が得られるのが特長です。

そしてもちろん、「勉強法」に対する言及もありますので、科学的に脳力をアップしたい方にオススメ!

参考記事:【脳力UP!】「脳力育成HACKS!」に学ぶ7つのポイント(2010年03月17日)


第16位


◆昨日新刊を出された(知りませんでしたよ!)吉永先生の2作目。

当ブログでの紹介記事も多くのブックマークがされて、大人気でしたが、今回は集計期間がその時期をはずれているのに、ランクインしているのがスゴイです。

もっとも吉永先生の場合、「センター試験では物理を3分で、代ゼミ模試では数学を5分で、英語を8分で解答しそれぞれ満点を取る」といった武勇伝の方がスゴイんですがw

参考記事:【記憶ハック】「東大家庭教師が教える 頭が良くなる記憶法」吉永賢一(2009年02月21日)


第15位

  • 発売日 : 2010/05/18
  • 出版社/メーカー : 朝日新聞出版
  • おすすめ度 : (1 review)

◆雑誌『AERA』での記事を中心にまとめられた、勉強ネタのムック本。

当ブログでもご本を紹介しているお馴染みの著者さんたちが、多数収録されておりますし、「勉強会」の記事も読み応えアリ。

アマゾンレビューでは、タイトルに妙な言いがかり(「300%仕事力が上がるわけがない」)をつけられておりますが、極めて真っ当なコンテンツだと思います。

参考記事:本場でも通じる「最強の勉強法」テクニック(2010年05月30日)


第14位


◆この本は、あまり話題になっていませんが、「記憶の仕方」の点において、極めて独自の論点を展開しています。

それは、「人によって記憶のタイプは違う」ということ。

詳細は本書を読んで頂くとして、「映像型」「音声型」「動作型」といったタイプごとに、記憶法は変えねばならない、というのを本で読んだのは多分これが初めてだったと思います。

参考記事:【暗記の真実】『東大の先生が実践する「ロジカル」暗記術』に学ぶ5つのポイント(2009年08月28日)


第13位


◆はっきり「勉強本」とはうたっていないのですが、集中する対象を見ても明らかに勉強向けなのが、この本。

むしろ、勉強本によく書かれている「王道ルール」を丁寧にまとめている、と言えます。

著者名に齋藤 孝サンのお名前がありますが、齋藤先生はご自身の勉強法について述べたパートがあるだけで、基本部分は「現役東大生のアンケート」に基づく「真っ当な勉強法」といった感じかと。

参考記事:【東大式】「現役東大生だけが知っている!集中力を高める34のルール」(2010年03月24日)


第12位

  • 椋木 修三
  • 定価 : ¥ 840
  • 発売日 : 2009/02
  • 出版社/メーカー : 経済界
  • おすすめ度 : (1 review)

◆当ブログでは『図解超高速勉強法』がお馴染みの、椋木先生の新書勉強本。

正直、椋木先生の過去の著作と内容的にかぶっている部分もあるのですが、新書でこのクオリティを実現しているのは、さすがだと思います。

そういえば、発売当初、書籍名でググって上位表示されていた当ブログは、その後見事に転落していたのですが、今般、再度ググってみたところ復活していたのも、ランキングに関係あるのかも(今だけ?)。

参考記事:【濃縮】「新超高速勉強法」椋木修三(2009年02月28日)


第11位

  • 福田 稔
  • 定価 : ¥ 1,470
  • 発売日 : 2009/07/10
  • 出版社/メーカー : ぱる出版
  • おすすめ度 : (2 reviews)

◆著者の福田 稔さんのお持ちの資格は「中小企業診断士、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任者、ファイナンシャルプランナー」といった、社会人ならぜひ目指したいもの。

実際に、資格スクールでの講師の経験もあり、「働きながら資格を取る勉強法」については、大変お詳しいです。

さらに本書では「仕事術」にも通ずる、「マネジメント」の考え方が展開されており、ビジネスパーソンにはしっくりくると思われ。

参考記事:【資格取得!】「難関資格が働きながらラクラク取れる勉強法」福田 稔(2009年07月23日)


第10位


◆つい先日ご紹介したばかりの、「いいとこ取り」の勉強本。

巻末の参考文献を見ると、いかに本書が様々な本のエッセンスで出来上がっているのかが良く分かります。

文庫本とはいえ、本当に侮れない1冊かと。

参考記事:すぐに使える「超効率勉強法」テクニック6選 (2010年07月30日)


第9位


◆これも比較的最近ご紹介した、「記憶」に特化した勉強本。

原書自体はかなり古いのですが、書かれている内容は、今も十分通用するものです。

「数字」「年号」「人の名前」等々、覚える対象ごとに、違うスタイルが推奨されているのは流石ですね。

参考記事:知らないと損する「記憶力」活用法(2010年06月25日)


第8位


◆以前、当ブログでも旧版をご紹介済みの、柴田先生の新刊勉強本。

旧版からいくつか項目が増えたのと、さらに「Q&A」が追加されたのが特徴です。

書かれていることはかなり「ビター」なので、「ガチで資格を取りたい人」にオススメ。

参考記事:【再びオススメ】「試験勉強の技術―東大・司法試験に一発合格」柴田孝之(2010年03月18日)


第7位


◆当ブログとしては比較的珍しい、資格取得等を目的としていない「広義の勉強本」

実は、野口先生のご本を読むのは、本書が初めてだったりします。

ただ、思ったよりも使えると感じましたし、試験を受けない普通のビジネスパーソンなら、むしろこういう勉強本を読むべきではないかと。

参考記事:【勉強】「コンサルタントの勉強法」野口吉昭(2009年12月22日)


第6位

  • 定価 : ¥ 840
  • 発売日 : 2008/03/10
  • 出版社/メーカー : 宝島社
  • おすすめ度 : (6 reviews)

◆前回のランキングから1年経って、当ブログにおける、被ブクマ数トップの座は奪われたものの、未だお買い上げのある勉強本がコチラ。

ただ、左サイドバー掲載の人気記事で取り上げているのは、英語に関するほんの一部分だけなので、下記参考記事の下の方もぜひ読んで頂きたく。

ムック本らしく、各著者さんの美味しいところをてんこ盛りした1冊です。

参考記事:【英語学習】「留学なしでTOEIC985点 彼女は何を選んで勉強したのか」&「カリスマ税理士のオススメ英語書籍」(2008年03月19日)

参考記事:【勉強法てんこ盛り】『「究極」の勉強法』は読みどころ満載!(2008年03月16日)


第5位

  • 佐藤 伝
  • 定価 : ¥ 1,365
  • 発売日 : 2007/12/01
  • 出版社/メーカー : 中経出版
  • おすすめ度 : (18 reviews)

◆つい昨日、自己啓発本を紹介したばかりの、佐藤 伝さんの実践的勉強本

とにかく、勉強法に関する小ネタの数では、他に類を見ないほど。

佐藤さんは、ご実家が学習教室だっただけに、効果がありそうな方法が満載です!

参考記事:【学習ハック!】「1日5分 頭がよくなる習慣」佐藤 伝(2008年01月09日)


第4位

  • 齋藤 孝
  • 発売日 : 2009/12/17
  • 出版社/メーカー : 講談社
  • おすすめ度 : (7 reviews)

◆前回からの1年間で、一番衝撃を受けたのは、実は本書でした。

齋藤 孝先生は、多作な著者さんだけあって、当ブログとしてはスルーしがちなんですが、本書は別。

資格試験を受ける人と受けない人の両方に「激オススメ」できる、本当に数少ない本です。

参考記事:【勉強法】「実力がワンランクアップするヒント集」から選んだ10のポイント(2010年01月05日)


第3位


◆最近文庫化された、宇都出雅巳さんのヒット作。

当ブログでも何度か言及しているとおり、本書の中で繰り返し言われているのは、「繰り返し、速く読む」ということ。

記事にしたのは3年以上前なのに、前回の7位から、とうとうベスト3入りを果たしてしまいました。

参考記事:「速読勉強術」宇都出雅巳(2007年02月03日)


第2位

  • 荘司 雅彦
  • 定価 : ¥ 1,470
  • 発売日 : 2007/06/26
  • 出版社/メーカー : 講談社
  • おすすめ度 : (45 reviews)

◆前回同様2位につけたのが、当ブログ「イチ押し」「戦術本」

この本もご紹介してから3年以上経っていますが、今でも関連書籍として、記事内でコンスタントに取り上げています。

勉強本の「戦術タイプの作品」としては、この本を超えるものが未だ出ていないと思うので、今後もプッシュすることになりそうな。

参考記事:【スタディ・ハック】「最短で結果が出る超勉強法」荘司雅彦(2007年07月02日)


第1位

  • 椋木 修三
  • 定価 : ¥ 1,400
  • 発売日 : 2004/11
  • 出版社/メーカー : 経済界
  • おすすめ度 : (20 reviews)

◆この本が1位というのは、もはや「勉強本」というくくりではなく、今回の集計期間での総合トップであることからも当然でした。

昨年1年間でも一番お買い上げ頂いた本ですし、今年もその最右翼でもあります。

何らかの資格試験を受ける人でないと、その価値を十分に享受できないハズなのに、ここまで支持されているのも、すごいな、と。

参考記事:【記憶&速読】「図解超高速勉強法」椋木修三(2008年05月04日)


【感想】

◆前回も申し上げたのですが、ここで再度触れておきますと、このランキングは、あくまでも「過去1年間の間に売れた勉強本」であって、それ以上でもそれ以下でもありません。

最近は、当ブログの検索エンジンでの評価が以前より改善されたため、新規の訪問者さんによるお買い上げも増えたようなのですが、やはり一番お買い上げ頂けるのは、記事投稿後1週間以内の当ブログの常連さんによるものです。

したがって、集計対象期間にその1週間が含まれていない本は、いきなり大きなハンデを背負うわけで、むしろランクインしていることの方がスゴイと言いますか。

前回のランキングに入っていて、今回漏れた中には、単純に売上冊数だけ比較すれば、まだまだ上のものもありました。


◆と言いつつも、今回のトップ3は、いずれも1年以上前にご紹介した作品です。

このことに関しては、前回も言及したように、新司法試験の合格者であるsunさんのこちらの記事によるところが大きいわけでして。

勉強方法を考える上で役立った本:新・単なる勉強記録

詳しくは前回の記事を読んで頂くとして、いずれにせよ、「専門家のお墨付き」というのは、「非常に大きな力になる」ということを痛感しております。

何たって、この記事で推薦されていた3冊が、ドンピシャでベスト3になっているわけですから、その影響力は認めざるを得ないかと。


◆また、今回の特徴としては、「"ストレートな勉強本"以外の本」が比較的多かった感じ。

「記憶」「暗記」「集中力」「脳力」等、勉強本とはいえ、特定の分野に特化した本が散見されました。

ただこれは、勉強本自体が「飽和状態」になりつつあると私が感じているため、こういったジャンルの本に多く手を出していることも、その原因だとは思います。

もっとも、飽和状態と言いつつ、新刊の勉強本が出れば必ずチェックしているんですがw


◆今後も、「私の嗜好」ゆえ、勉強本は他のジャンルよりは優先的に取扱うことになると思います。

もちろん、そのためには「一定のクオリティ」を保持していることが前提なのは当然。

新刊はどうしても限界があるので、過去の「隠れた名著」の発掘に精を出すかもしれません。

というわけで、今後ともよろしくお願いします!


【関連記事】

はてなブックマーク人気記事:勉強・語学

【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第3回勉強本ランキング)(2009年08月30日)

【勉強本】このブログで売れている本(第2回勉強本編)(2008年09月22日)

【Amazon】このブログで売れている本(勉強本編)(2007年12月16日)

カリスマ税理士が執筆のために100冊会計本を読んだ中からガチでオススメする5冊(2010年08月26日)


【編集後記】

◆最近土井英司さんのメルマガで食指が動く本が多いです。

ハーバードの「世界を動かす授業」 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方
ハーバードの「世界を動かす授業」 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方

この本も、要チェックですね。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「私と100冊の勉強本」へ

この記事のカテゴリー:「ランキング・未読本紹介等 」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ

スポンサーリンク




               

この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。
                               
この記事へのトラックバック
               
【はじめに】◆今日お送りするのは、いつもより1日遅れの「アマゾンアソシエイト売上ランキング」。 昨日アップされた小飼さんは、とうとう60位からっすかー! 404 Blog Not Found:Amazonアソシエイト決算2010.08 参考までに、当ブログの過去3ヶ月の各月のランキングは....
【Amazon】このブログでの人気本(2010年08月ランキング)【マインドマップ的読書感想文】at 2010年09月02日 08:03
               
Clean Study Bag / The Master Shake Signal 【本の概要】◆今日お送りするのは、「カテゴリ別売上ランキング」。 今回のカテゴリは、当ブログでは定番である「勉強本」でございます。 ちなみ ...
【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第5回勉強本ランキング)【マインドマップ的読書感想文】at 2012年10月08日 13:46
               
Studying / Aaron Jacobs 【本の概要】◆今日お送りするのは、「カテゴリ別売上ランキング」。 今回のカテゴリは、当ブログでは定番である「勉強本」でございます。 ちなみに、この企画 ...
【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第6回勉強本ランキング)【マインドマップ的読書感想文】at 2012年10月08日 13:48
                               
この記事へのコメント
               
はてぶの量がヤバいですね!!前回の!
それだけの質があるという事ですね。今回の記事も同じくらいいくと良いですね!!
Posted by タカダヨシヒコ at 2010年08月29日 22:01
               
>タカダヨシヒコさん

コメントありがとうございます。
前回のブクマは、私もワケが分かりませんでした。
おそらく、色々な条件等が重なった結果ゆえのホッテントリ入りだと思います。

ですから今回のブクマ数が妥当(むしろ多い)ですし、下手にホッテントリ入りすると叩かれかねない内容なんで、これで良いかと。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年08月30日 02:58
               
ランクイン、ありがとうございます。

うれしいです。

今回の新刊は、ひっそりと出ているんです。

発売直後のAmazonランキングとしては、過去の3冊と比べても、最低なわけですが、「書店さん店頭で売れたらいいなー」と思って、ひっそりと。

『思考』ですから、本当に根底の内容なので、末永く皆様のお役に立てる本になることを願っています。
Posted by 吉永賢一 at 2010年09月05日 07:21
               
>吉永賢一さん

著者様直々のコメントありがとうございます。
新刊に関しては、従来の読者層とは必ずしもかぶらないので、マーケティング的にはちょっと大変かな、と思ってます。
その点、当ブログであれば、それなりにはかぶっているので、何とかできたらいいのですが…。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年09月06日 05:51