スポンサーリンク

       

2010年08月25日

【完全保存版】『現代を知るための新・「世界の名著100」』@クーリエ ジャポンが秀逸な件


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 10月号 [雑誌]
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 10月号 [雑誌]


【はじめに】

◆今日発売の「クーリエ ジャポン 2010年10月号」

特集が『世界のカリスマ講師が集結! 知性を鍛える「白熱講義」』ということで、初っ端でお馴染み小飼 弾さんが、「Danつながり」で、『モチベーション3.0』をテーマに、著者のダニエル・ピンク氏と対談なさったりしています。

404 Blog Not Found:紹介 - Dan×弾対談@COURRiER Japon2010年10月号

この本のファンとしては、これだけでも「買い」だったんですが、2時間目では『スイッチ!』のハース兄弟も登場。

また、当ブログではご紹介していない名著、『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイアモンド氏や、放課後にはポール・クルーグマン教授までもが講義をされているという豪華さです。

ただ、ネタ的に美味しいのが付録の『現代を知るための新・「世界の名著100」』

この中から、当ブログでも取り上げたことのある名著をピックアップしてみました!


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【目次】

1日でわかる 知の最前線 「世界一の集中講義」

・1限目 現代人を動かす「モチベーション3.0」

・2限目 問題解決への糸口「ブライトスポット理論」

・3限目 『フリー』の著者が唱える「新産業革命」とは

・4限目 SNS時代を勝ち抜く鍵は「脳内ホルモン」

・5限目 『銃・病原菌・鉄』の著者が語る世界の構造

・6限目 ゲーム理論を使えば未来は90%予測できる

・放課後 クルーグマン教授が語る「ノーベル賞までの道」


【現代を知るための新・「世界の名著100」】

◆本来なら絶対取り上げるべき名著も多数収録されていますが、今回は当ブログでご紹介したものの中から11冊だけ。

ヤバい経済学 [増補改訂版]
ヤバい経済学 [増補改訂版]

◆土井英司さんのセミナーで激プッシュされて購入したところ、大当たりだった1冊(こちらは改訂版ですが)。

この年の「ベストビジネス書」にもノミネートする著名人の方が結構いらっしゃった記憶が。

参考記事:ヤバい経済学 [増補改訂版](2007年05月16日)


予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

◆これまた「面白さ」にかけてはピカイチの行動経済学の本。

著者の新刊も原書では出ているようなので、翻訳が待たれるところです。

参考記事:【スゴ本】「予想どおりに不合理」ダン・アリエリー(2008年12月15日)


ある広告人の告白[新版]
ある広告人の告白[新版]

◆こちらも土井英司さんに激プッシュされて購入した1冊。

広告屋さんの単なるマーケ本に留まらない、骨太な内容に目からウロコがポロポロ落ちました。

参考記事:「ある広告人の告白」デイヴィッド・オグルヴィ(著)(2006年07月12日)


フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

◆言わずと知れた「問題作」

これからビジネスを行う上では、読んでおかねばならない本の1冊でしょう。

参考記事:【スゴ本】「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」クリス・アンダーソン (著), 小林弘人(監修)(2009年12月02日)


急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)
急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)

◆マルコム・グラッドウェルの作品の中でも、最もインパクトが大きいと言われている作品。

およそ、マーケティングに携わる方で、この本を読まれてない方はいないのでは?

参考記事:【ティッピング・ポイント】「急に売れ始めるにはワケがある」マルコム・グラッドウェル(2007年07月18日)


デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方 (ハヤカワ新書juice)
デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方 (ハヤカワ新書juice)

◆本書の著者は、"世界屈指のデザインファーム"IDEOの社長兼CEOであるティム・ブラウン

なるほど、こういう問題解決法があるのか、とこれまた「目からウロコ」でした。

参考記事:【問題解決】「デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方」ティム・ブラウン(2010年04月29日)


小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

◆同じくハヤカワ新書juiceから、「起業&仕事術」という、当ブログの人気テーマを扱った本も。

まさに、これからビジネスを立ち上げようという方なら、きっと参考になるはず!

参考記事:【起業&仕事術】「小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則」(2010年02月26日)


天才! 成功する人々の法則
天才! 成功する人々の法則

◆上記でも登場した、マルコム・グラッドウェルの自己啓発本。

本書を読んで、何が何でも「1万時間はブログ続けよう」と思いましたw

参考記事:【勝間さん激賞!】「天才!成功する人々の法則」がいよいよ発売へ!(2009年05月13日)


アイデアのちから
アイデアのちから

◆こちらも冒頭で登場したハース兄弟の名著

マルコム・グラッドウェルの『急に売れ始めるにはワケがある』の続編的位置づけ、ということで、私の周りでも高く評価する方が多かったです。

参考記事:【オススメ】「アイデアのちから」が予想以上に面白かった件(2008年11月25日)


ツイッターノミクス TwitterNomics
ツイッターノミクス TwitterNomics

◆タイトルに「ツイッター」と入ってはいますが、むしろツイッター以外の内容が多いのが本書。

ソーシャルメディアへの取り組み方を考える上ではマストだと思われ。

参考記事:【非Twitter本】「ツイッターノミクス」に学ぶソーシャル・メディアの4つのポイント(2010年03月13日)


最新脳科学で読み解く 脳のしくみ
最新脳科学で読み解く 脳のしくみ

◆私が知る限り、この本が最も最新の脳科学データに基づいて書かれている本です。

「私たちは脳の10%ほどしか使っていない」と、今でも思われている方は必読!

参考記事:【脳科学】「最新脳科学で読み解く 脳のしくみ」サンドラ・アーモット,サム・ワン(2009年05月02日)


【感想】

◆実はこの「100冊のガイド」ですが、キチンとジャンルが分かれていて、その中から数冊ずつ選ばれています。

そもそも当ブログで扱う書籍もかなり片寄ったところもあるため、1冊もご紹介できないジャンルがいくつか。

●世界・各国情勢
●世界経済
●ビジネス評伝
●世界が見たニッポン
●歴史

と、いくつか、というより半分くらい1冊も読んでないジャンルがある始末です(サーセン)。

この辺は、実際にガイドの方でご確認いただきたく。


◆なお、このガイド、1冊1冊にキチンと160字ほどの解説が付されているので、選ぶ際には非常に参考になるかと。

しかも全部翻訳本というのが有難いところ。

やはり翻訳本はハズレを引く可能性が低いので、時間があるときにじっくり読むにはピッタリです。

今度所用で、日帰りの遠出をするので、その時に読むべき本をこのガイドからも選ぶツモリのワタクシ。

すでに、そのつもりで何冊か買ってあったのですが、さらに読みたい本が増えてしまいましたよ…。


特集+100冊ガイドの合わせワザで「買い」の1冊!

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 10月号 [雑誌]
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 10月号 [雑誌]


【関連記事】

【翻訳本】この1年で人気のあった翻訳本20冊(2009年10月12日)

【2008】今年ご紹介した翻訳本ベスト13(2008年12月30日)


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「読書・速読」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ

スポンサーリンク




               

この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。
                               
この記事へのコメント
               
たびたび失礼します。
マルコムさんの本が多い。すごいな。

クーリエジャポンもう出たんですね。わたしも買いにいきます。
Posted by タカダヨシヒコ at 2010年08月26日 00:24
               
>タカダヨシヒコさん

グラッドウェル氏の作品は、さすがに最新シリーズはありませんでしたけど、過去の分は両方とも掲載されていました。

ただ、ホント、うちでご紹介してない名著が沢山ありましたよ。
お恥ずかしいかぎりです…。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年08月26日 00:29
               
>1日でわかる 知の最前線 「世界一の集中講義」

>・6限目 ゲーム理論を使えば未来は90%予測できる

6限目で紹介されていた教授の書いた本がおすすめです。

「ゲーム理論で不幸な未来が変わる!」―21世紀のノストラダムスがついに明かした破綻脱出プログラム
原書名:THE PREDICTIONEER’S GAME(Mesquita,Bruce Bueno de)
メスキータ,ブルース・ブエノ・デ【著】〈Mesquita,Bruce Bueno de〉 田村 源二【訳】
徳間書店 (2010/05/31 出版)




Posted by エピクロス at 2010年09月14日 15:57
               
>エピクロスさん

いつも情報ありがとうございます!
ご紹介の本、リアル書店でチェックしてきますね!
ありがとうございました。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年09月15日 06:36