2010年07月22日
【DVD付き!】『あの人の「特別な存在」になる法則』石井裕之
あの人の「特別な存在」になる法則〜コールドリーディングDVDブック〜
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、「DVD付き」のコミュニケーションのご本。「コールドリーディング」で御馴染みの石井裕之さんの作品を紹介するのは、かなり久しぶりです。
本書は、その内容もさることながら、圧巻なのが約1時間もの長さの付録DVD。
石井さんご自身が、コールドリーディングを実演する映像は、大変参考になりました!
いつも応援ありがとうございます!
【目次】
はじめに
第1章 コールドリーディングで「特別な存在」になる
「特別な存在」とは「素敵な人」のことではない
「わかってあげる」ためには「技術」が必要
なぜ、ニセ占い師は信用されるのか? ほか
第2章 コールドリーディングの初級テクニック(1) ストックスピール
ブログやツイッターがトラブルになりやすい理由
フォーラー効果
ストックスピール ほか
第3章 コールドリーディングの初級テクニック(2) Weタイプ/Meタイプ
たったた2つのタイプで0K
あなたはWeタイプ/Meタイプ?<自己診断テスト>
Weタイプの特徴 ほか
第4章 コールドリーディングの初級テクニック(3) サトルティ
「ずるさ」の話術
相手から情報を引き出す
相談にのるのがうまくなる ほか
第5章 中級テクニックへのヒント ミスをさばく話術
「仮免」を取得したら
ミスをさばくテクニック
シフトの公式 ほか
付録 ツイッター&メールで使える! 短い文章で心をつかむ技術
おわリに
【DVDメニュー】
1.コールドリーディングとは
2.ストックスピール
3.Weタイプ Meタイプ
4.NOのさばき方
5.石井裕之によるデモンストレーション
購入特典:無料コールドリーディングレッスンのご案内
CM「コールドリーディング"虎の穴"極 KIWAMI」
【ポイント】
■あの人の「特別な存在」になるためには、「わかってあげる人」になればいい誰もが「わかってほしい」と思っている。でも、実際には「わかってくれる人」の数は圧倒的に少ない。つまり、「わかってくれる人」というのは、需要過多にして、圧倒的に供給不足だということです。
だからこそ、「わかってくれる人」は、ただそれだけで「特別な存在」なのです。
■コールドリーディングは「きっかけ」を作る技術
コールドリーディングは、本来は「騙しの話術」なのですが、この「信じさせる」という部分については、恋愛や仕事、カウンセリング、コーチング、教育など、あらゆる健全なコミュニケーションにも正しく活用することができるのです。
たとえば営業のシチュエーションを考えてみてください。
初対面のお客さまがあなたを信頼してくれて、積極的にニーズを語ってくれたなら、お客さまにより喜んでいただけるいい提案をすることができるはすです。
■「誰にでも当てはまる文章」を使ってコールドリーディングをする「ストックスピール」
ストックスピールというのは、だいたいどんな人にでも心当たりがありそうなことや、統計的に当たる確率の高いことを言っているだけなのです。
しかし、そもそも占いを受けに来る人というのは、人間全般に共通する話を聞きたいわけではありません。「自分のこと」に関心があって相談に来るのです。
だから、このような誰にでも当てはまるようなことを言われても、あえて「自分のケース」に当てはめて考えようとするわけです。
■Weタイプの特徴
Weタイプは、「わたしたち」を基準に感じ、考え、行動します。(中略)
Weタイプの人と接するときには、「情に訴える」のぢがいちばんです。
「あなたのおかげで」とか「みんなが感謝しています」と言えば、喜んで何でもやってくれます。
落ち込んでいるときにも、「みんながついているから」「私が支えてあげるから」と、一体感を強調するような言葉で励ましてあげると、元気を出してくれます。
■Meタイプの特徴
Meタイプは、「わたし」を基準に考え、感じ、行動します。
「わたし」を重視するということは、悪く言えば「利己主義」ですが、よく言えば「自立している」ということです。(中略)
感情表現が乏しいので、近寄りがたい印象がありますが、実際にはかなりの寂しがり屋です。
だから、気軽に声をかけてくれる人がいると、その人のことが好きになります。
■We/Meタイプの考え方の、仕事での活用例
先ほど、Weタイプは、会議室などで左側(本人にとっての左手側)に座りたがり、Meタイプは右側(本人にとって右手側)に座りたがる傾向があるという解説をしました。(中略)
つまり、プレゼンのトークの中で、右の人たちに向けてはWeタイプ向けに「感情」を強調して話し、左の人たちに向けてはMeタイプ向けに「論理的」に伝えれば、もっとも効果的だと言えるわけです。
■サトルクエスチョンの例
「あなたの身近に、イニシャルがMの人がいます」と断言したら、外れる可能性が出てきます。しかし、「イニシャルにMのつく人に、心当たりはありませんか?」と聞いただけなのだから、決して外れることはない。
しかし、たまたま何かに当てはまったときには、「当たった」と驚いてもらえる。
つまり、ノーリスク・ハイリターンなのです。
■短い文章で心をつかむには「あいまい(一般論)」から「具体的な事実」という流れで書く
「初対面のお客さまに会うのって、ちよっと怖いけれども、わくわくして、生きてるって実感が得られますよね」という一般論から、「明日は、14時にコールド商事の鈴木部長に〜」という「具体的な事実」へと流れています。
コールドリーディングのセオリーどおりの流れですから、相手の心を巻き込むことができるわけです。
【感想】
◆本書は、今まで出版された石井さんの「コールドリーディング」関係の本をお読みの方であれば、それほど目新しい内容ではないと思います。思えば私が初めて読んだのが、2005年12月ですから、随分経ったものだな、とw
「Weタイプ/Meタイプ」とか初めて読んだ頃は、まだこのブログが「モテ本ブログ」になるとは、夢にも思ってなかったですよ。
今なら「鞄をかけてない方の側から声をかけると成功しやすい」なんてネタは、「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!」って感じですがw
◆タイトルにある「特別な存在」になるためには、ポイントの最初で挙げたように、「わかってあげる人」になる、ということ。
これはまさに「モテるため」には大事なことです。
ただし、恋愛の話だけではなく、ビジネスの現場でも活用できるシーンは多いわけで、例えば数多い競合の中から選ばれるためには、顧客のことを「わかってあげる」必要があると思われ。
さらには一歩進んで、相手が「WeタイプかMeタイプか」を見極めてアプローチせよ、と。
このあたりは、DVDで実演されていますので、ご参照アレ。
◆ただ、DVDで登場される方々(石井さんの門下生?)よりもこなれているのが石井さんご自身であり、DVDの終わりの方では、冒頭でも触れたように華麗なコールドリーディングのテクニックを披露されています。
テキストで文字面だけで見ていてもわからない「間合い」や「イントネーション」「表情」等、「なるほど、こうやるのか」と納得した次第。
別に口説いているワケじゃないんですが、相手の女性が心を開いていくのが良く分かります。
「…これは合コンで使えそうなヨカン」←ヨメバレしたら殺されますがw
◆本書は、石井さんの著作を全く読んでない方には、よい導入本になると思います。
また、すでに読まれたことのある方には、DVDが、より大きな価値を持つハズ。
いずれにせよ、1時間のDVD付きで1,050円という価格は魅力的。
とりあえず私は、本書&DVDで指導されたように、「相手がWeなのかMeなのか」を観察する習慣をつけるつもりでおります。
コールドリーディングを基礎から学べる1冊!
あの人の「特別な存在」になる法則〜コールドリーディングDVDブック〜
【関連記事】
◆今回は石井裕之さん特集で。【潜在意識】『「もうひとりの自分」とうまく付き合う方法』石井裕之(2007年12月07日)
【モテ】「ホムンクルスの目」石井裕之(2007年10月15日)
「催眠誘導」石井裕之(2007年02月19日)
『「心のブレーキ」の外し方』石井裕之(2007年01月21日)
★「なぜ、占い師は信用されるのか?」 石井裕之 (著) 【マインドマップ付き】(2005年12月05日)
【編集後記】
◆記事をほとんど書き終えてから知ったのですが、今日ご紹介の本は、昨日から8/2までキャンペーンが行われております。『あの人の「特別な存在」になる法則』リアル書店キャンペーン!!期間限定・豪華特典プレゼントキャンペーン!
「リアル書店」と言いつつも、
とのことなので、宜しかったら。購入する書店はどこでもかまいません。
リアル書店キャンペーンですが、近所に書店がない方、ネット書店での購入でも応募いただけます。
ご声援ありがとうございました!
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