スポンサーリンク

       

2010年07月05日

【伏兵登場?】今月号の雑誌『CIRCUS』の整理術特集が侮れない件


CIRCUS (サーカス) 2010年 08月号 [雑誌]
CIRCUS (サーカス) 2010年 08月号 [雑誌]


【はじめに】

◆普段、あまり買ったことのない、雑誌『CIRCUS』なんですが、今月号は「整理術」ということで思わず購入。

これが結構充実していたので、簡単にご紹介してみます。

そう言えば、この雑誌、表紙は毎号女性タレントだったハズなので、結構本気出してるのかも!?


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【目次】

(整理術の部分のみ)

巻頭大特集 捨てられない人の超整理術

1.基礎編

 症状 「片付けられない」という深刻な病
 解決策 人生が好転する片付けの習慣

2.アナログ編

 デスク 理想的なデスクレイアウトのルール
 書類 仕事がはかどる快適ファイリング術
 カバン カバンの使い勝手が格段に上がる技
 文房具 整理に役立つ快適文房具23選
 手帳 ムダを回避する「マンスリー手帳」
 ノート ひらめきを生む横型「ノート活用法」
 実例 必ず成果が生まれる「実験知」

3.デジタル編

 メール メールは捨てずにアーカイブ
 パソコン データはサーバーに保存すべし


【見どころ】

■1.「片付けられない」という深刻な病

◆ここでの解説は、日本初の「かたづけ士」こと、小松 易さん。

片付けられない人の特徴は"いつか、後で、まとめて"片付ければいい、と考えてしまうことです。

…って、それ、何て俺!

他にも、片付けられない人に共通したパターンとして、こんな点も。

「封書が来ても封を開けないで、その辺に置いておく。ドリンクを飲んだ後のペットボトルもゴミ箱が近くにないからといって、面倒くさがって、その辺に置いておく、というふうに、"取りあえずその辺に置く"という行為を無意識に繰り返している人が多いんです。その積み重ねが"散らかっている"という状態になります。

具体的な解決策については、本書にて。

具体的には『「1個目」に気をつける』『「保管」と「保存」を分ける』なんて項目がありました。

ちなみに、小松さんの最新刊がこちら。

超・オフィス整理術 仕事ができる人はなぜデスクがきれいなのか
超・オフィス整理術 仕事ができる人はなぜデスクがきれいなのか

「仕事できなくてサーセンッ!」と言いたくなるタイトルでございます。


■2.仕事がはかどる快適ファイリング術

◆アナログ編の方からは、まずお約束の書類整理を。

指導はファイリング術の著作も多い、桃山 透さん。

ファイリングのキモは、やはり「クリアホルダー」と、「ボックスファイル」の活用にあるようです。

CIRCUS01













桃山さんの整理術の本も、ついでにご紹介しておきます。

頭のいい人がしている整理・ファイリング術
頭のいい人がしている整理・ファイリング術


■3.整理に役立つ快適文房具23選

◆アソシエ等ではお馴染みの「文房具選」

CIRCUS02













いくつか気になるグッズがある中で、面白そうだったのが、日付スタンプ内蔵の名刺ケース「Dater」。



滅多に名刺をもらう機会がない私ですが、面白そうですw


■4.ひらめきを生む横型「ノート活用法」

◆このパートで登場されているのは、マルマン商品企画部チームの石川悟司さん。

…って、「誰それ?」と思った私ですが、実はこの石川さんが、あのビジネス専用ノートである「ニーモシネ」の生みの親と知り、記事を熟読。

何たって、「累計100万冊」ですからねー。

『いかにして「ニーモシネ」が生まれたか』ということや、石川さんご自身の『「ニーモシネ」活用法』等、「文房具ヲタク」なら、読んでおきたい部分かと。

マルマン A5 ノート ニーモシネ 5ミリ方眼罫 N182 ブラック
マルマン A5 ノート ニーモシネ 5ミリ方眼罫 N182 ブラック


■5.メールは捨てずにアーカイブ

◆ここでは、Gmailを使ったメール術を指南。

正直、「今さら感」がなきにしもあらずではありますが、「会社のメールをGmailで受け取る」というのを、細かく図解入りで解説してくれているのは、初心者には有難いと思われ。

CIRCUS03













【感想】

◆冒頭でも触れましたように、今までほとんど買った記憶がない『CIRCUS』ですが、想定外に楽しめました。

もちろん、アソシエ等に比べると、まだ若干ツッコミが足りないような気もしますが、なかなか頑張ってると思います。

願わくば、同じ整理術の特集をやるにせよ、その雑誌ごとの「色」みたいなものが出せたら良いのではないか、と。

それでもこうして、フルカラーでツールやら文房具が登場するのを見ているだけで、結構満足しちゃってるんですがw


◆なお、厳密な意味での整理術とはちょっと違うのですが、特集の巻頭に、日垣 隆さんの知的生産術が掲載されています。

日垣さんの著作はキチンと読んでいなかったんで知らなかったのですが、20年以上も前に、「インターネットの普及」と現在の「情報過多社会」を予見されていたのにはビックリしました。

そして、大昔から情報がタダになることに備えて、システムを構築していた(そして実際にそれで成功している)わけですから、スゴイとしか言いようがありません。

さらには、「この四半世紀、資料代が100万円を下ったことがない」にもかかわらず、「まだまだ足りない」とも言われているという…。

正直、この部分だけ、ちょっと「異質」でございました。


でも全般的には、整理術好きなら、必見の1冊ですよ!

CIRCUS (サーカス) 2010年 08月号 [雑誌]
CIRCUS (サーカス) 2010年 08月号 [雑誌]


【関連記事】

【整理術】「ダンドリ・整理術 モノグサ私の方法」から学んだ7つのポイント(2010年02月13日)

次世代型「書類・手帳・ノート」の整理術の条件を考えてみるよ(2010年01月28日)

【整理術】「整理HACKS!」小山龍介(2009年06月29日)

【整理術】「もうイライラしない 人生を変える情報整理術」刑部恒男(2009年03月30日)

【整理】「『仕事が速くなる プロの整理術』を読んで(A4とかクリアフォルダとか)(2008年12月10日)


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「ビジネススキル」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ

スポンサーリンク




               

この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。