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2010年06月15日

【実戦的】「自分らしく儲かるツイッター」田渕隆茂


自分らしく儲かるツイッター
自分らしく儲かるツイッター


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、久々のTwitter本

今までご紹介したTwitter本にもビジネス寄りのものがいくつかありましたが、その多くが単純な「集客」「マーケティング」もしくは「カスタマーサービス」を目的としたものであったのに対し、本書のキモは「儲かる」という部分にあるかと。

ただし、Twitterをやるだけではダメで、大事なのは他のメディアとの連携である、という著者の田渕隆茂さんの主張に深く納得しました。

Twitterを本当に「ビジネス」に活かしたい方なら、一読の価値アリです!


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【目次】

第1章 儲かるツイッターの活用法
 ツイッター開始後34時間で1000人集客した方法とは?
 他の本には書いていない、ツイッターでできる集客とは? ほか

第2章 ツイッターで劇的な集客を果たす方法
 ツイッターのフォロワーさんを増やせば儲かるというのはウソ
 ツイッターの登録と基本操作 ほか

第3章 50万人の読者と、ありえないほどの収入を獲得するまで
 20歳のときに誓った、人生を変えた決断
 10年間変わらないノウハウで結果を出す ほか

第4章 <ツイッター+ブログ戦略>
「無視されるブログ」と「人気を集めるブログ」の違い
 ツイッターの集客を最大限に生かすアメブロの読者登録機能
 役に立つ記事を書き続けて効果を発揮する「アメンバー登録」 ほか

第5章 ブログとツイッターで成功した実例集
 すぐに売り上げが上がるお店ブログの作り方
 ツイッターとブログを連動させて売上147万円達成した補聴器屋さん ほか

第6章 月に100万円売れるメルマガの正体
 メールマガジン(メルマガ)とは?
 メルマガの読者の増やし方 ほか

第7章 人脈を太くして収益アップにつなげる方法
 多くの人が間違っている人脈の作り方
 あなたの客観的価値を作る方法 ほか


【ポイント】

■140文字しかつぶやけないツイッターは、集客のためだけに利用すること

ツイッターは、集客だけのために利用すること。これが結論です。早々と結論を出してしまいましたが、本書を読み進めていけば、この結論に必ず納得してもらえると思います。(中略)

 商品やサービスの販売は、ブログやホームぺージに任せることです。つまり、ツイッターで集客して、販売のためのブログやホームページに誘導すればいいわけです。


■アイコンは可能ならば顔写真で

 ただし、ターゲッ卜層に対してどういった写真が効果的なのか考える必要があります。
 セミナー講師ならスーツ姿で、マッサージ師であれば白衣姿で、といった具合です。


■自己紹介に記載すべき2つの内容

 ●つぶやきに説得力を持たせるための「実績」

 ●ターゲット層から共感を得るための「趣味・共通点」

ポイントは、あなたが好きな趣味を書くのではなく、「相手が共感しやすい趣味を書く」という点です。


■ツイッターで今つぶやいている人をフォローする

 ツイッターは最新つぶやきの日時がわかります。目安は最新から1時間以内。単純にー時間以内につぶやいた人をフォローしていくだけで、あなたがフォローされる確率は一気に上がります。なぜなら、1時間以内につぶやいた人は、今ツイッターを楽しんでいる可能性が高いからです。


■不快に感じたつぶやきの特徴を書き出し、反面教師にする

 試しに、あなたがフォローをためらってしまうつぶやきの特徴を、箇条書きでいいので書き出してみてください。書き出した内容はそのまま、あなたがやってはいけないつぶやきのルールになります。


■人が集まらないで終わるブログの特徴とは

私は、1ヶ月以上更新が止まったブログをいくつもチェックしました。そのときに消えるブログの法則を見つけたのです。
 一言でいうと、「読みたいことではなく、書きたいことを書いているプログ」が消えます。読者に支持されず、アクセスがなくなって消えていく。それは読者目線でブログを書いていないからなのです。


■ブログを作る前にチェックする5項目(抜粋)

 ●ブログの目的は?

 ●目的達成のための集客ターゲットとは?

 いろいろとありますが、あなたがブログを使ってやりたいことを最初に決めてください。そうしないと、ツイッターでどういう人を集めればよいのか決まりません。
 多くの人はブログを如める場合、いきなりブログタイトルやブログテーマを決めることからスタートしますが、ブログの目的を決めることのほうが先なのです。


■すべての記事の一番下に必ず、お店の情報を書く

これは携帯ユーザー対策です。携帯でブログを見ている人は、パソコンとは違う見え方をしています。サイドバーなどは見えずに、本文だけ見える形式になっています。ですから、すべての記事の一番下に商品やお店の情報を掲載しておくのです。


【感想】

◆冒頭でも触れたように、ビジネス寄りのTwitter活用本は、当たり前ですが、主に「Twitter」について言及しています。

確かに、Twitterで集客して送り込んだ先が、元から有名な企業(たとえばDELLとか)ならば、単純にTwitterの活用法だけ工夫すればいいのかもしれません。

しかし、個人事業主や中小企業の場合、集客だけしても送り込んだサイト(ブログやホームページ)が整備されていないと、最終的な「ビジネス」には結びつかないわけで。

そういう意味では、本書で提言されているように、「Twitterで集客し、サイトで商品やサービスを販売する」、という仕組みを構築することは非常に重要

この「Twitterとブログの連携」をいかに構築するか、がTwitterを利用したビジネスのキモになってきます。


◆そして、本書で強く勧められているブログが、アメーバブログ(アメブロ)

一部では、「PVが界王拳並み」だとか、「恋愛脳」とか言われているアメブロですが、こと「ネットでビジネス」をやるには好都合なシステムなのだそう。

詳しくは書きませんけど、私も「ネタがあったら挑戦してみたい」と思ったくらい、「なるほど」な理由がありました(アメブロガーには常識なのかも?)。

少なくとも、このライブドアブログにはない機能なので、正直うらやましい気がしないでもなく…。


◆なお、アメブロでなくとも、Twitterとブログの連携は可能ですし、そのTwitterでのプロフィール欄の作り方や、フォロワーの増やし方等、類書ではあまり見ないテクニックがちらほら。

この辺り、さすが著者の田渕さんは、以前からネットビジネスで名を馳せてらっしゃっていた方だけのことはあります。

また、直接的なビジネスをやらないビジネスパーソンであっても、ブログやTwitterをてこ入れしたいのであれば、これらのテクニックは有益だと思われ。

今からブログとTwitterを両方始める方であっても、本書の通りにやれば、きっと手応えを感じることができるのではないでしょうか。


◆ちなみに、本書の第5章では、「ブログ+ツイッター」で成功した実例が収録されています。

それぞれに成功の要因があり、これらを読むだけでも「自分のビジネスにどう活かすか」のヒントになりそう。

実は、皆、ツイッターがなくともブログだけでもビジネスとしては廻っていそうなのですが、ツイッターの持つ「地域性」という特徴によって、集客に拍車がかかっている感じ。

その意味では、Twitterはリアルビジネスとの相性も良いのかもしれません。


実践すればきっと結果が出ると思います!

自分らしく儲かるツイッター
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【関連記事】

【これは使える】「できる100ワザ ツイッター Twitterパーフェクトテクニック」(2010年03月16日)

フリーで使える「ビジネス・ツイッター」100選(2010年03月07日)

シンプルでセンスの良い「Twitter使いこなし術」一覧(2010年01月13日)

【スゴ本】『「ツイッター」でビジネスが変わる』ジョエル・コム(著),小林啓倫(訳)(2009年11月07日)

【Twitter】「Twitter マーケティング」を読みました!(2009年10月23日)


【編集後記】

◆今日ご紹介したご本とよく一緒に買われているのがコチラ。

あなたのビジネスを10倍加速させる!『実践twitterマーケティング』―ツイッターを売上げにつなげる教科書
あなたのビジネスを10倍加速させる!『実践twitterマーケティング』―ツイッターを売上げにつなげる教科書

これもなかなか奥が深そうデス。


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