2010年05月15日
【ビジネススキル】このブログで売れている本(第4回ビジネススキル編)
【はじめに】
◆今日は、定期的に行っている「カテゴリー別売上ランキング」をお送りします。今回のカテゴリーは、当ブログでもっとも記事の数が多い「ビジネススキル」。
ちなみに、過去の同カテゴリーでのランキングはこのようになっております。
【Amazon】このブログで売れている本(第3回ビジネススキル編)(2009年05月17日)
【ランキング】このブログで売れている本(第2回ビジネススキル編)(2008年05月19日)
【ランキング】このブログで売れている本(ビジネススキル編)(2007年08月27日)
◆ここ2年ほどは、毎年5月に行っているので、丁度1年ぶりということになります。
ただし、対象期間は従来はブログ開始からその時点までとしていましたが、さすがに集計できなくなってきたので、2009年5月14日から2010年5月13日までの1年間。
と言うわけで、直近1年の当ブログでのビジネススキルの人気本は以下の通りです!

【ランキング】
◆今回はベスト20を下から順にご紹介します!第20位

自分らしいキャリアのつくり方 (PHP新書)
◆昨年のランキングでは「キャリアショック」がランクに入っていた高橋先生は、今回は新刊で登場。
「キャリアショック」は実は結構古い本なので、今から読まれる方は、こちらをオススメ。
参考記事:【キャリア形成】「自分らしいキャリアのつくり方」高橋俊介(2009年08月25日)
第19位

最強のデスクワーク術 (PHPビジネス新書)
◆「仕事」以前の「作業」の効率化を図るならば、一連のオダギリさんの本はどれも手堅いです。
ただし、ネタ的にはかぶりがあるので、まずはどれでも良いので1冊お買い求め頂きたく。
参考記事:はてなユーザーが選ぶ超イカした「最強のデスクワーク術」10選(2009年09月25日)
第18位

会社では教えてくれない仕事のルール
◆上のオダギリさんの本もですが、この本も新人さんにオススメ。
TIPSのみならず、名言や課題まで付されているよくできた1冊です。
参考記事:【仕事】「会社では教えてくれない仕事のルール」長井 亮(2010年02月16日)
第17位

トップMBAの必読文献―ビジネススクールの使用テキスト500冊
◆自分自身、MBAを目指すつもりは全然ないのに、つい出来心で買ってしまいました。
下記参考記事を読んで頂ければ分かると思うのですが、「クオリティの高い本」のガイドブックとして、1冊置いておきたい類の本です。
参考記事:もしものときのための「トップMBAの必読文献」6選 (2009年11月15日)
第16位

自分は評価されていないと思ったら読む本
◆一見、自己啓発系に見えますが、実は仕事に対する心構えや働き方の指南本。
お求め安いお値段なのも、魅力の1つかも。
参考記事:【仕事術】「自分は評価されていないと思ったら読む本」から学ぶ7つのポイント(2009年12月30日)
第15位

「ビジネス書」のトリセツ
◆この本は、現状での水野俊哉さんのベストワークではないかと。
この1冊読むだけで、ビジネス書界を俯瞰できます。
参考記事:【アマゾンキャンペーン有】『「ビジネス書」のトリセツ』水野俊哉(2009年08月01日)
第14位

本田直之「人を動かすアフォリズム」90
◆この本で紹介されているうちの何冊かは、実は本田さんにメールで直にオススメ頂いていたものでした。
それでもこうやって出版されるよりはメールの方が早いと安心しきっていたら、本田さん、Twitter始めちゃって、smooth涙目の巻w
参考記事:【名言集】本田直之「人を動かすアフォリズム」90(2010年01月07日)
第13位

大人げない大人になれ!
◆成毛さんのこのご本は、堀江貴文さんのところでも、バカ売れでした。
中身もさることながら、個人的にはこの装丁が好きだったりしますw
参考記事:【痛快!】「大人げない大人になれ!」成毛眞(2009年11月25日)
第12位

意思決定力
◆ビジネス書によくある「会社レベル」での意思決定を、「個人レベル」にあてはめて書かれたのが本書。
私も、このブログがヨメバレしたときの「コンティンジェンシー・プラン」を考えておかねば。
参考記事:【決断】本田直之さんの「意思決定力」から学んだ6つのポイント(2009年10月17日)
第11位

減らす技術 The Power of LESS
◆読み始める前は、「机の上の整理をするのに、物を捨てましょう」みたいな本かと思っていたら、あにはからんや。
1つの章だけ健康ネタですが、それ以外は基本的に「ビジネススキルネタ」という充実本です。
参考記事:【ライフハック】「減らす技術 The Power of LESS」レオ・バボータ(2009年08月08日)
第10位

グーグル時代の情報整理術 (ハヤカワ新書juice)
◆この本に限らず「早川新書juice」は「新書」と言いながらも単行本並みに中身が濃いのが特徴。
そもそもほとんど図表がないのに、350ページもあるので、心してお読み下さい。
参考記事:意外と知られていない「グーグル時代の情報整理術」のテクニック10選(2009年12月26日)
第9位

整理HACKS!―1分でスッキリする整理のコツと習慣
◆似たようなコンセプトや内容の本が、他にも色々あるのは承知の上で、本書を買ってしまう私w
やはり「元祖ハック系」のブランドパワーは偉大です。
参考記事:【整理術】「整理HACKS!」小山龍介(2009年06月29日)
第8位

プロ・ヘッドハンターが教える仕事ができる人のひとつ上の働き方 これが出世、年収、キャリアを左右する!
◆装丁からは想像もできないスパルタぶりなのがこの本。
年寄り世代ではなく、比較的若い世代の著者さんの言葉、というのが新鮮でした。
参考記事:【選ばれる人】「プロ・ヘッドハンターが教える仕事ができる人のひとつ上の働き方」兼本尚昌(2009年07月17日)
第7位

最強の集中術
◆実は前回のランキングでも唯一登場していたのがこの本。
「2008年の年間売上1位」の作品でもあります。
参考記事:【スゴ本】「最強の集中術」はキテます!(2008年04月02日)
第6位

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)
◆美崎栄一郎さんのデビュー作がこの順位に。
今考えても、1作目でこのクオリティというのは、さすがだったな、と。
参考記事:【Amazonキャンペーン他】注目本2冊が、今日からキャンペーンです!(2009年09月11日)
第5位

ロジカルシンキング・リーディング
◆私が「ビジネス書大賞」に推薦した中の1冊がこの大石哲之さんの現時点での最新刊。
大石さんは、現在新作を執筆中とのことで、これまた楽しみですネw
参考記事:すぐに使える「ロジカルシンキング・リーディング」テクニック5選(2009年09月04日)
第4位

プロデュース能力 ビジョンを形にする問題解決の思考と行動
◆同じくビジネス書大賞推薦本。
他にも書店のフェア等、色々な形でプッシュしてきた甲斐がありました。
参考記事:【新しい問題解決の手法】「プロデュース能力 ビジョンを形にする問題解決の思考と行動」佐々木直彦(2009年04月28日)
第3位

描いて売り込め! 超ビジュアルシンキング
◆こちらのご本も、4位の本と同様にフェアで推薦させて頂きました。
それ以上に、ある時点で結構検索順位で上位に着けていたのも大きかったのかも。
参考記事:【オススメ】「超ビジュアルシンキング」ダン・ローム(2009年05月25日)
第2位

語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾどんなビジネスもこの考え方ならうまくいく (講談社プラスアルファ新書)
◆タイトルからして「勉強本」かと思って買ったら、「ビジネススキル本」だったという1冊。
紹介した記事は、現時点で「当ブログの被ブクマ数1位」となっています。
参考記事:【その発想はなかったわ】「語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾ」水野麻子(2010年03月11日)
第1位

フォーカル・ポイント
◆上位陣は軒並み強力でしたが、それらを押さえて1位に輝いたのは、ブライアン・トレーシー作&本田直之さん監修のこちらの本。
確かに中身は濃いのですが、まさかここまで売れていたとは…。
参考記事:【成功本】「フォーカル・ポイント」が中身濃すぎな件(2009年10月04日)
【所感】
◆前回の集計は、対象期間が「ブログ開始時点から1年前まで」だったため、勝間和代さんの初期の作品がかなりランクインしておりました。逆にここ1年は、勝間さんがビジネススキル系の本を出されていないため、今回はゼロ。
その代わりというか、監修本を含めて本田直之さんの本が3冊登場しています。
本田さんは、今までご自身のメディアを持たれていなかったため、私のようなブロガーにも本をいち早く紹介できるチャンスがあったのですが、上記で触れたようにTwitterを始められてしまった以上、今後は難しいのかも。
◆また、前回と比べると、よく言えば「バラエティに富んでいる」、言い方を変えると「これって、"ビジネススキル?"」という本が多くなった感じがします。
特に上位4位までは、いずれも他のカテゴリーの本と言えないこともないタイプの作品かな、と。
他にもタイトルだけ見たら「自己啓発カテゴリー」(そもそも、スキル系のビジネス書全般を「自己啓発」と呼んだりしますがw)としか思えない本もチラホラ…。
これは、あまりに王道すぎるとネタかぶりがあって、選書の時点で今までほど選んでいなかったからかもしれません。
◆実は、この「ビジネススキル」カテゴリの中で、「読書・速読ネタ」や、「時間術」「整理術」等は、さらに独自のカテゴリとして分けようかと思っていました。
…って、前回の記事の所感でもそう書いていましたねw
実際、過去の記事を自分で探すときも、これらのジャンルはある程度ボリュームがあるわりに、「ビジネススキル」カテゴリから拾おうとすると、他の作品に紛れてしまい、結局ピンポイントで個別検索していたような次第でして。
ただ、1年経って改めてランキングを見ると、「分けなければいけないほどご本を紹介していない」ことが判明。
またさらに「今後の検討課題」となりそうな…?
来年のランキングまで、宜しくお願いします!
【関連記事】
◆前回同様、「ビジネススキル」以外の最近のジャンル別の売上ランキングの記事をご紹介しておきます。【変化球?】当ブログで人気のあるマーケティング本(2010年04月15日)
【本ネタ】当ブログの人気「読書本」はコレだ(2009/11)!(2009年11月04日)
【翻訳本】この1年で人気のあった翻訳本20冊(2009年10月12日)
【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第3回勉強本ランキング)(2009年08月30日)
【モテ】このブログで売れている本(モテ本編)(2009年03月15日)
【編集後記】
◆ちょっと気になる本。
人生が変わる哲学の教室
ニーチェ本のブームや、「もしドラ」のヒットもありますので、こういった本も手堅く伸びそうなヨカン。

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この記事へのコメント
勝間本ブームの終焉を感じさせるランキングですね。
私もそうですが.仮に彼女の本が出ていても、もういいかなぁという感じです。
でも、まだまだカツマーは健在ですかね。
私もそうですが.仮に彼女の本が出ていても、もういいかなぁという感じです。
でも、まだまだカツマーは健在ですかね。
Posted by レバレッジ君 at 2010年05月15日 09:58
>レバレッジ君 さん
勝間さんに関しては、歌手のプリンスと同じで(笑)、売れるものを書こうと思えばいくらでも書けると思いますよ。
たまたま、この1年、社会本とか化粧本といった、「当ブログで受けないもの」しか出してなかっただけで。
どこでどう出すかにもよりますが、「文章術」とか「プレゼン術」あたりは、まだ手付かずですし、可能性はありそうです。
もちろん同じマーケットに違う本を出すか、別のマーケットに最適化した本を出すのか、という問題もありますが。
ただ、元々出版と言うもの自体、勝間さんに限らずあまりコストパフォーマンスがよいものでもないので、今後は堀江さんみたいに有料メルマガとか、あとは電子書籍あたりにシフトするのかもしれませんね。
私は良いと思ったものは著者関係なく紹介するつもりですけどw
勝間さんに関しては、歌手のプリンスと同じで(笑)、売れるものを書こうと思えばいくらでも書けると思いますよ。
たまたま、この1年、社会本とか化粧本といった、「当ブログで受けないもの」しか出してなかっただけで。
どこでどう出すかにもよりますが、「文章術」とか「プレゼン術」あたりは、まだ手付かずですし、可能性はありそうです。
もちろん同じマーケットに違う本を出すか、別のマーケットに最適化した本を出すのか、という問題もありますが。
ただ、元々出版と言うもの自体、勝間さんに限らずあまりコストパフォーマンスがよいものでもないので、今後は堀江さんみたいに有料メルマガとか、あとは電子書籍あたりにシフトするのかもしれませんね。
私は良いと思ったものは著者関係なく紹介するつもりですけどw
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年05月16日 04:48
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