2010年04月26日
【メモ】プレジデントの特集が「始まった」件【IT・ネット、ケータイ】
![PRESIDENT (プレジデント) 2010年 5/17号 [雑誌]](http://rcm-images.amazon.com/images/P/B003G4STQE.09.MZZZZZZZ.jpg)
PRESIDENT (プレジデント) 2010年 5/17号 [雑誌]
【はじめに】
◆朝の記事が号外なのに、夜も雑誌の紹介でスイマセン。コンビニで見かけた「PRESIDENT (プレジデント) 2010年 5/17号」。
この巻頭特集『「IT・ネット、ケータイ」丸わかり講座』が思いのほか面白くて、ついつい買ってしまいました。
それにしても、プレジデントは、ある程度上の世代の方が読む雑誌かと思ってましたが、こういうネタも必須になってきたんですかね?

【目次】
◆アマゾンにないので、出版社のサイトから。「仕事の電脳道具大進化」図鑑30分スピード解説AtoZ
[1] パソコンの時代(1969〜97年)ポストペット、ネットスケープ……
[2] ネットワークの時代(98〜2006年)iモード、iPod、セカンドライフ……
[3] クラウドの時代(07〜1X年)キンドル、LTE、カラー電子ペーパー
特別インタビュー:日米の論客が、次世代IT社会の歩き方、教えます
●C・アンダーソン:『FREE』著者が語る「10年後の仕事、経済」
●茂木健一郎:ビジネスマンよ、「電子書籍端末」で次世代脳を磨け
最新「11大ツール」成果10倍の活用法教えます
●ツイッター
資金ゼロでお客がお客を呼ぶPR大作戦 ▼東急ハンズ
●iPhone
午前の仕事が出勤前に片付く「超速」仕事術 ▼PwC
●キンドル
お金が取れる最新情報を誰より早く ▼セールスフォース
●グーグル
勤務場所・時間がバラバラになっても社員の心は一つ ▼ユニ・チャーム
●ドロップボックス
顧客の「足跡」を売り上げアップにつなげる裏技 ▼TOTO
●ユーストリーム
開店情報の生中継で新規店に200人の大行列 ▼ユニクロ
●リンクナレッジ
「名刺は共有せよ」組織プレーで情報戦に勝つ ▼三井物産
●エバーノート
気づいたことは何でも撮影→回覧で顧客満足度アップ ▼パーク24
●iPad
情報力、プレゼン力アップ……軽量680gの三大パワー
●Office2010
ワード、エクセルをいつでもどこでも閲覧・編集
●日経新聞電子版
プラス1000円で、検索・切り抜き・保存自由自在
ケータイ100円仕事術 手ぶら営業、指先副業、どこでも会議
ライバルに差!「知的増産のツイッター+α」ベスト50
▼侮れない140字の「政治力」(東国原英夫)
▼「ザッピング検索」から未来が見える(田坂広志)
▼「定時に帰る」IT最大活用法(小室淑恵)
▼公式HPから極秘情報を読むワザ(鎌田 靖)
▼ツイッターで「偶然の出会い」を味わう(吉田正樹)
本・電話無料、宿泊8割オフ……「9大兵器」を使い倒す
●スカイプ
国内・海外の電話代がフリー、5分でスタート可能
●ピカサ
強力な「顔判別機能」でアルバム整理を自動化
●ミクシィアプリ
ゲームで遊びながら人脈をさらに広く、深くする
●YouTube
カテゴリ登録で仕事・趣味に応じた動画を自動で推薦
●オーディオブック
読書の時間がない人のための「ながら読書」
●yoyaQ.com、試食会.jp
無料、80%オフ!リッチな節約ライフ
●Toodledo、マインドマイスター
アイデアが出すぎて困る! 思考補助ツール
「仕事・職場で恥をかかない」キーワード&用語集
【ポイント】
■「仕事の電脳道具大進化」図鑑30分スピード解説AtoZ◆ここは「1969-97」「1998-2006」「2006-201X」と各2ページごとに「電脳道具」が解説されているのですが、プレジデントの通常の読者さんは、結構最初の2ページ辺りの方が詳しかったりしてw

そもそも、今の若い人なんて「ポケベル」の実物見たことないのでは??
こういう記事は、「資料」として、後々使い勝手が良さそうw
■『FREE』著者が語る「10年後の仕事、経済」
◆おなじみ、『FREE』の著者である、クリス・アンダーソンのインタビュー。

次回作について触れている部分があったので、そこをご紹介。
記事では製造業での成功例が紹介されているので、気になる方は誌面にて。今後10年の主舞台はデジタル経済ではなく、製造業を中心とした従来型の産業セクターになるとみている。ウェブ上に登場したイノべーションモデルが従来型の産業にも応用され、劇的な変化を引き起こす。わたしはこれを「新産業革命」と呼んでおり、次回作のテーマにする予定だ。
なお、もう一人のインタビューの茂木先生の方は、「キンドル賛歌」状態で、これはこれで面白かったデスw
■最新「11大ツール」成果10倍の活用法教えます
◆こちらのコーナーでは、プレジデントらしく(?)、単にツールの紹介に留まらず、実際にどういう形で業務に活かしているかにフォーカスされています。
たとえば、キンドルを使われている、セールスフォース・ドットコムの安田さんのお話。
「専門分野のミーティングは米国のチームと英語で行う。必要な英語の専門書を彼らと同時期にダウンロードして読むことができるので、同じ情報を共有して議論をすすめることができます。日本語訳を待っていたのではとても間に合いません」

他にも、見開き2ページで写真とともにTIPSが紹介されているのが、なかなかいい感じ。

■ライバルに差!「知的増産のツイッター+α」ベスト50
◆こちらでは著名人の皆さんの使いこなし術などを。

使い方については、著名人だからといって画期的なわけではないのですが、むしろそれぞれの皆さんのチェックしているサイトが列挙されているのが面白かったです。
全然関係ない話で、最近ツイッターのアカウント集が出たみたいですが、どちらかというと、著名人がどういうサイトをチェックしているか、とかの方が興味深いようなw
■本・電話無料、宿泊8割オフ……「9大兵器」を使い倒す
◆上記の「11大ツール」の方はガチにビジネスシーンでしたが、こちらは生活面。
ただ、プレジデントの読者だとこちらのコーナーはプライオリティが低いのかもしれませんけど、発想とか自己啓発の面から見たら、同じくらい「要チェック」。
こちらでは、当ブログの読者さんならきっとおなじみのシゴタノ!のお二人が、ドーンと見開きで登場!
●池田千恵さん

●佐々木正悟さん

【所感などなど】
◆と言うわけで、プレジデントとしてはかなり突っ込んだ特集だったのではないか、と。画像だけみたら、「アソシエ」と言っても気がつかない人もいたりしてw
若作りということでもないのでしょうが、今やこういう知識も、プレジデントの読者世代でもニーズがあるのでしょうね。
…って私も年齢的にはモロにそうなのは秘密だw
◆実際、PwCでのiPhoneのように、会社で強制的に使うことになって、今では手放せない、というケースもあるようですし、導入時の戸惑いさえクリアすれば、かえって生産性を高めるのに一役かってそうです。
今回の特集では、PWCの例を除くと、全社として導入しているのか、登場された個人の方の判断で導入されているのか、ちょっと分かりにくいのが残念でしたが、それでもこうしてメディアに登場されると言うことは、会社としては容認しているわけですから。
本来、私のような自営業なら、どんどん導入すべきなんですがー。
◆また、導入したくとも、導入できない職場の方なら、今回のプレジデントをさりげなく上司の方の目に触れるような場所においておけば、結構効果がありそうなw
かく言う私たちは、紙は全部スキャンしちゃえば、オリジナルはいりませんし。
わざと今号に載っている話を振って、その上司が知ったかぶって話し始めたら、「さすが●●さん!」と言っておだてて、一挙二導入する、というのはどうでしょうか?
そうでなくとも、今号に限っては(?)「買い」ですよね〜。
![PRESIDENT (プレジデント) 2010年 5/17号 [雑誌]](http://rcm-images.amazon.com/images/P/B003G4STQE.09.THUMBZZZ.jpg)
PRESIDENT (プレジデント) 2010年 5/17号 [雑誌]
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