2010年04月15日
【変化球?】当ブログで人気のあるマーケティング本
【本の概要】
◆最近はてなブックマーク界隈で人気のあったのがこちらの記事。マーケティング能力を本とブログで自力で磨く - 人と組織と、fukui's blog
そこで当ブログでも便乗して(?)、過去3年強の売上データを集計し、その中からマーケティング本を抽出してみました。
ただし、上から10冊選んでみたところ、上記記事とは似ても似つかないラインナップとなってしまったという…。

【マーケティング本上位15冊】
◆以下の15冊は、2007年1月1日〜2010年3月31日における、当ブログでの売上ランキングから、カテゴリーが「マーケティング」である本を基本的に選んでおります。厳密な意味でのマーケティングとは違うものも含まれておりますが、ご了承下さい。
第10位

なぜ、ベンチャーは失敗しやすいのか?
◆KLabの真田さんが、東大の起業サークルの皆さんと組んで作られた1冊。
ビジネスモデルのアイデアを事業計画書に落とし込む過程がよくわかるので、起業をお考えの方なら一読の価値アリ。
参考記事:【起業センス】「なぜ、ベンチャーは失敗しやすいのか?」真田哲弥,東京大学起業サークルTNK(2008年02月04日)
第9位

クラッシュ・マーケティング
◆いきなり(?)出ました「骨太」マーケ本。
クオリティから言ったら、もっと上の順位でもいいんですがー。
参考記事:【スゴ本】ジェイ・エイブラハムの『クラッシュ・マーケティング』がいよいよ登場!【Amazonキャンペーン有り】(2009年10月28日)
第8位

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
◆現代、そしてこれからの時代においてビジネスモデルを考えるには、まずこの本を読んでおかなくては。
自分が取り入れなくとも、ライバルのどこかが、何らかの「FREE戦略」を取ってくる可能性は高いです。
参考記事:【スゴ本】「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」クリス・アンダーソン (著), 小林弘人(監修)(2009年12月02日)
第7位

小さな飲食店 成功のバイブル―赤字会社から年商20億円企業までの軌跡
◆「本田直之さん⇒土井英司さん」という流れでオススメ頂いた名著。
執筆当時と現在とでは経済状況が変わっているので、丸ごと鵜呑みにはできませんが、「本の目利き」のお二人が太鼓判を押したくらいですから、クオリティは保証付きです。
参考記事:「小さな飲食店 成功のバイブル」鬼頭宏昌(2007年02月06日)
第6位

外食の天才が教える発想の魔術
◆とにかく、この本の著者は、バカスカ新しいコンセプトの店を出して、軒並み成功させてしまうところがスゴイです。
ある意味、秀逸なアイデアさえあれば、他の条件をも凌駕してしまうのかもしれません。
参考記事:【オススメ!】「外食の天才が教える発想の魔術」フィル・ロマーノ(2008年03月20日)
第5位

人にはぜったい教えたくない「儲け」の裏知恵 (青春文庫)
◆この本も「小ネタわんさか本」なので、マーケ本とは言いにくいものの、「マーケティングの4P」あたりはしっかり意識してます。
むしろ即効性を重視するなら、小難しいマーケ本よりも、この本の方が上かと。
参考記事:【Amazonキャンペーン有】「人にはぜったい教えたくない「儲け」の裏知恵」岩波貴士(2010年01月17日)
第4位

アイデアのちから
◆個人的には、2009年一番「面白かった」のがこの本。
著者チーム曰く、名著「ティッピング・ポイント」の続編として書いたそう。
参考記事:【オススメ】「アイデアのちから」が予想以上に面白かった件(2008年11月25日)
第3位

急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則 (SB文庫 ク 2-1)
◆その、「ティッピング・ポイント」の文庫版が、勝間和代さんのプッシュもあって3位に登場。
ソーシャルメディアが普及するにつれて、ますます本書の重要性は高まっている気が。
参考記事:【ティッピング・ポイント】「急に売れ始めるにはワケがある」マルコム・グラッドウェル(2007年07月18日)
第2位

自己プロデュース力
◆こちらの本も、「個人」にフォーカスしたマーケティング論。
一部では「神DVD」と評価の高い「紳竜の研究」の、島田紳助氏講演部分の書籍化です。
参考記事:【著名人絶賛!】島田紳助のアノDVDがついに書籍化された件(2009年09月03日)
第1位

なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?
◆この本も、厳密にはマーケ本とは言いがたいのですが、広い意味ではまぁ「アリ」かな、と(さすがに1位というのはどうかと思いますがw)。
中でも、下記参考記事にもあるように、後半の「収入のオートメーション化へのステップ1〜3」はエグいです。
参考記事:【起業&仕事術】「なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?」ティモシー・フェリス(2007年09月27日)
【感想】
◆自分で見ても、「マーケ本がこれでいいんか?」と思うような変化球のランキングでスイマセン。私自身の「好みの変化」もさることながら、いざ記事にしてもアクセスは少ないわ、売上もすくないわ、となると、徐々にマーケ本自体を選ぶことが、以前に比べると少なくなったような。
また、当ブログの月間アクセス数も、例えば2006年までと現在とでは10倍以上違っています。
よって、2006年までに紹介された本は、その後記事で取り上げたりしない限りは、通算でのランキングには登場できないわけでして。
◆試しに2005〜2006年に登場したマーケ本で、主だったところを紹介した順に並べてみるとこんな感じになります(最後の1冊のみ2008年)。

インターネットを使って自宅で1億円稼いだ! 超・マーケティング
参考記事:「インターネットを使って自宅で1億円稼いだ! 超・マーケティング」 金森重樹 (著)(2005年01月19日)

ハイパワー・マーケティング
参考記事:(再読)【マインドマップ書評】「ハイパワー・マーケティング」 ジェイ・エイブラハム (著) 金森重樹 (監訳)(2005年07月25日)

マーケティングは「嘘」を語れ!―顧客の心をつかむストーリーテリングの極意
参考記事:★『マーケティングは「嘘」を語れ!』 セス・ゴーディン (著)(2006年03月06日)

バズ・マーケティング
参考記事:続「バズ・マーケティング」 マーク・ヒューズ (著)(2006年03月11日)

シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは
参考記事:「シュガーマンのマーケティング30の法則」 ジョセフ・シュガーマン (著)(2006年03月20日)
![ある広告人の告白[新版]](http://rcm-images.amazon.com/images/P/4903212033.09.TZZZZZZZ.jpg)
ある広告人の告白[新版]
参考記事:「ある広告人の告白」デイヴィッド・オグルヴィ(著)(2006年07月12日)

そんなマーケティングなら、やめてしまえ!―マーケターが忘れたいちばん大切なこと
参考記事:「そんなマーケティングなら、やめてしまえ!」セルジオ・ジーマン(2006年11月08日)

売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則
参考記事:【名著!】「売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則」アル・ライ, ジャック・トラウト(2008年04月08日)
ぶっちゃけ、こっちのラインナップの方がまとも(ry
◆一方で、「起業ネタ」の本は、感覚的ではありますが、リーマンショック以降、以前より反応がよくなってきた感じがします。
ただ、起業するにせよ、副業するにせよ、「マーケティングセンス」は必要ではないか、と。
私も毎日のように、当ブログのアクセス解析をチェックしながら、皆様に喜ばれる記事作りを心がけようと思っております。
……ホントはもっとマーケ本をご紹介したいんですけどねw
【関連記事】
【起業本10冊】「金融日記」さんお薦めの5冊に当ブログ推薦の5冊を加えてみました(2009年12月16日)【本ネタ】当ブログの人気「読書本」はコレだ(2009/11)!(2009年11月04日)
【翻訳本】この1年で人気のあった翻訳本20冊(2009年10月12日)
【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第3回勉強本ランキング)(2009年08月30日)
【編集後記】
◆本の編集者さんたちにスポットを当てたのがこちらの本。
スゴ編。カリスマ編集者から学ぶ7つの仕事力 (デザインビジネス選書)
面識のある編集者さんも登場しますし、こりは買わねば。

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