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2010年04月05日

【勉強本】日経産業新聞の取材に持参した勉強本8冊


【本の概要】

◆先日記事にしましたように、日経産業新聞さんに取材して頂いたワタクシ。

「3〜4冊推薦してください」という指示にも関わらず、実際には8冊持参しておりました。

というのも、どういうストーリー展開で進めるのがベストか、記者さんにお伺いしてから決めた方が良いと思ったから。

最終的には一通りこちらから説明をさせて頂いた上で、3冊が決定したのですが、せっかくなので残り5冊…というかネタバレ自重しているので残り7冊を併せた全8冊をご紹介しておきます。


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【勉強本8冊】

※発行日ではなく、当ブログでの紹介が新しい順に並べてみます。


  • 齋藤 孝
  • 発売日 : 2009/12/17
  • 出版社/メーカー : 講談社
  • おすすめ度 : (6 reviews)

◆とにかく「〜勉強法」と名の付くものが恐ろしいほど収録されているのがこの本。

齋藤先生らしく、過去の偉人のやり方を踏襲しているものから、ご自身が編み出したものまでとにかく盛りだくさんです。

残念ながら下記参考記事では、それらをすっ飛ばして、「ヒント集」からのみ抜き出したのですが、それでもこの濃さですから、本全体としての充実振りがわかるというもの。

個人的には新書の勉強本としてはイチオシです。

参考記事:【勉強法】「実力がワンランクアップするヒント集」から選んだ10のポイント(2010年01月05日)



◆今までもしつこいくらい言及しているように、基本的に「試験に合格するための勉強本」(「狭義の勉強本」)と「幅広い意味での勉強本」(「広義の勉強本」)とは、分けて考えるべきかと。

私はぶっちゃけ、前者の「ガチな勉強本」が好きなのですが、今回も取材意図によっては、用意してきた本が丸ごと用無しになる可能性があったため、その両方を用意しておりました。

そして本書は、後者のイチオシ

値段もお手ごろですし、一般的なビジネスパーソンが勉強本に求めるのは、こういったコンテンツだと思います。

参考記事:【勉強】「コンサルタントの勉強法」野口吉昭(2009年12月22日)



◆こちらも「広義の勉強本」として推薦。

別の機会に「読書術の本」として推薦することも考えたのですが、「その機会がない」可能性の方が高かったので、ゴリ押ししてみますたw

というか、上の野口先生の本と同じく、社会人が「実務に活用する」という点から考えたら、これも立派な「勉強本」

ブクマ数が多かったのも、選んだ理由の1つです。

参考記事:すぐに使える「ロジカルシンキング・リーディング」テクニック5選(2009年09月04日)



◆いわずと知れた(?)、当ブログの昨年度年間売上1位の本。

本自体は、2004年に出たものですし、記事も2008年に書いたのですが、2009年に1位というのがスゴイな、と。

内容も、本来は「狭義」タイプなのでしょうが、もうちょっと広い意味(「仕事でも使える」等の)での「記憶術」が充実しているのが特徴。

マーケットプレイスでもそれほど安くなっていないのですが、押さえておきたい良書だと思います。

参考記事:【記憶&速読】「図解超高速勉強法」椋木修三(2008年05月04日)



「ビジネスパーソン向け勉強本」として考えた場合、この本での英語の勉強の仕方も「アリ」だと思います。

もちろん、英語の試験向けとして考えると、完全にアウト

ただし、実際に英語を使うシーンから逆算して考えると、むしろ本書のやり方が最も効率的ではないか、と。

「最小限の労力で最大限のリターン」という本田さんらしい1冊です。

参考記事:【英語】「レバレッジ英語勉強法」本田直之(2008年04月04日)



◆この本は上記齋藤先生の本と同じく「小ネタ系」(?)として推薦。

他の本にはあまり載ってないような、「勉強法のヒント」が詰め込まれています。

「脳科学」の見地からどうか、とか言われるとツライのですが、「実際に学習塾の現場」で効果があった方法というのは、私のような受験経歴のモノには響くわけでしてw

惜しむらくは、そういった濃い内容が、装丁やタイトルからあまり窺い知れないことですか。

参考記事:【学習ハック!】「1日5分 頭がよくなる習慣」佐藤 伝(2008年01月09日)



◆この本は、先日の記事でご紹介済み。

記者さんには、「戦術系の勉強本としてはピカイチ」と言って推薦しました。

もっとも、同時に新司法試験を優秀な成績でパスされたsunサンの記事もご連絡したので、その後押しもあったかも。

いずれにせよ、非常にクオリティの高い勉強本だと思います。

参考記事:【スタディ・ハック】「最短で結果が出る超勉強法」荘司雅彦(2007年07月02日)



◆この本は、勝間さんうんぬんという以前に、「勉強の仕組み作りの本」として推薦。

それまでの勉強本は「意志の力」「根性」が必須だったところ、「仕組み」という新しい流れを取り入れた点で斬新だったと思います。

実際、必要に迫られて試験を受ける人は、「意志の力」でもいいんですが、特に必要性がなく勉強をする人には「仕組み作り」は大事かと。

実際には勝間さんは、当時最年少で公認会計士二次試験に合格しちゃってるんですがw


【所感などなど】

◆以上、私が持参した8冊を一挙にご紹介してみました。

冒頭で触れたように、1冊だけ選ぶのではなく、「複数冊をテーマを持って」となると、そのテーマによって選ばれる本も変わってきます。

取材の時点では、単に「勉強本」としか決まっておらず、テーマ如何によっては、全く違う本が取り上げられた可能性もあったハズ。

一応、最終的なテーマは『「時短勉強法」を学ぶ』なんですが、ここだけの話、何でその本(ry


◆また、今回この記事を書くにあたって、参考記事のURLを確認するため勉強本のカテゴリーをザーッと見たところ、他にも候補に挙げるべきだった本がチラホラあるのを発見。

やはり、あらかじめ違うテーマが与えられていたら、違った本を推薦していたと思われ(今さらw)。

今回は、「私がプッシュしたい本」「新聞にブログの紹介として載せるべき本」「記者さんが選ぶべき本」とゴッチャになってしまい、色んな意味で折衷的な感じでした。

また、何か機会があれば、色々とご紹介してみたいですネ。


【関連記事】

【お知らせ】日経産業新聞に選書が掲載されました【ネタではありませぬw】(2010年04月01日)

【勉強本】この1年で人気のあった勉強本20冊(第3回勉強本ランキング)(2009年08月30日)


【編集後記】

◆今さら(?)ですが、この本を熟読中。


まだ途中なんですけど、これいいっす!


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この記事へのコメント
               
はじめまして。
『地アタマを鍛える知的勉強法』を今読んでいます。
ふと図書館で借りてみたら、「大事なとこ付箋」を絞るのが難しく、3色ペンで線引きしたくなったので買いました。
よく拝見してるsmoothさんブログなのに元記事は未チェックでした。今から読んでみます。

Posted by moka at 2010年04月05日 17:47
               
いつも楽しく読ませていただいてます。ありがとうございます。本田直之さんの英語勉強法もいいですよね。私も参考にさせていただいています。英語の勉強法ということですと、村上憲郎さんの本もとてもいいと思います。
Posted by まつなん at 2010年04月05日 17:49
               
>mokaさん

初めまして〜。
コメントありがとうございます。
齋藤先生のこの本、ホントにネタが豊富で、新書とは思えない充実振りだと思います。
残念ながら、私の元記事は、一部分にフォーカスしちゃっているので、あまり参考にはならないかもしれませんが(汗)。

今後ともよろしくお願いします!

>まつなんさん

いつもお読み頂きありがとうございます。
村上さんの英語本も人気がありますよね〜。
私はたまたま出遅れてしまったので、そのまま取り上げずにきてしまいましたが…。

そもそも私は、英語の勉強を今してないので、どの英語勉強本でも紹介するときには躊躇しております(汗)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年04月06日 02:36