スポンサーリンク

       

2010年03月31日

【モテ】「テッパン男塾」に学ぶ7つの身だしなみのコツ




【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、以前、当ブログでご紹介した「テッパン男」が好評だった、檀れみさんの最新作。


参考記事:【モテ】「テッパン男」檀 れみ(2008年11月05日)

ちなみに「テッパン男」とは、アマゾンの内容紹介によると、

時代を見抜き、男にも女にも「この人ホンモノだ。惚れちゃった。ついていかせてください」と言わしめる、王道をハズさない男

と言うモノ。

本書は、その「続編」、と言いますか「実践編」でして、かなりノウハウチックな作りとなっております。

今回はその中から、特に読者の皆さんも関心の高い「身だしなみ」の部分について、フォーカスしてみようかと。


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【目次】

はじめに

其の一 基礎編 俺のポジションを知る

 これでいいのか俺? 都合のいい男からの脱却
 「欲求」しない男に勝ちはない
 テッパンと非テッパンの分かれ道 ほか

其の二 実践編 いいヤツからイイ男へ昇格する

 「出会いがない」はほんとうか?
 また会ってみたい気にさせる男とは?
 第一印象の壁を突破する2つのポイント ほか

其の三 応用編 イイ男からテッパン男へ昇格する

 ケース1 シラケてしまえば次はない!
 ケース2 オフィスの女子社員たちのハートを射止める
 ケース3 気難しい上司(オヤジ)の懐に飛び込み、そのハートを射止める

非イケメン戦略『もうブサメンなんて言わせない』

おわりに


【ポイント】

■1.ファッション大事。超大事

「身だしなみ」のうち、まず考えねばならないのが「着る服」

 自分の着ている服は、眺めるよりも眺められている時間のほうが圧倒的に長いものです。(中略)

そして、「着る」は、大抵「買う」という行為を通過するため、"なにをどう選んだのか"というセンスが如実にあらわれることになります。

ぶっちゃけ、私の場合、最近はユニクロで気に入った普段着をテキトウに買ってるだけなんですが、それではいけないよう。

 服をなんとなくといった調子で自分の好みで選ぶのはやめましょう。嫌いなものを我慢して着る必要はありませんが、服を選ぶ時にもっとも意識するべきことは、「この服を着ることによって、人にどのくらいいい印象を与えられているのか」です。

うーん、どう考えても「おしゃれなお父さん」じゃなくて、「普通のお父さん」の格好のような。

とはいえ、「そう言われても、どこで何を買ったらいいの?」という疑問は当然出るので、それは以下のポイントにて。


■2.オススメのお店はここだ!

◆前提として、「服は少しくらい痛い出費をしても、惜しくない投資となる」という檀さんのご意見に従うとして。

 まずデパートの紳士服売り場やセレクトショップ、テーラーなど、いろんなお店に足を運んでみてください。

この時点で、ユニクロを初めとするファストファッションのお店は対象外ということになります。

(´・ω・`)ショボーン

ならば具体的にはどこのお店がいいのか?

デパートならば<伊勢丹メンズ館>、セレクトショップならば<バーニーズニューヨーク>。

(もう1店舗はネタバレ自重)

●伊勢丹メンズ館



●バーニーズニューヨーク



うーん、伊勢丹の方は、まだ手の届く金額のものも探せばあるでしょうけど、正直バーニーズはそれなりにお高いので、念のため。


■3.服を探す前に店員を探せ!

◆さて、こういったお店に入ったら、「服を探す前にテッパン男のイメージに近い店員を探せ」とのこと。

 それってどんなのよ? と思われることでしょう。
 モデルや俳優並みの容姿ではなく、「明らかにサラリーマンなんだけどコイツなんだか冴えてる!」と思える風貌がベストです。例えばキー局のアナウンサーと言われれば、そんな気がしてくるような。銀行マンでも証券会社でもいいのですが、ちょっと堅めのイメージがある職種で、「どんな企業であってもバリッと仕事してそう」というのが◎。

なんでも、2.で挙げたようなお店には、そういう風貌の店員が確実に存在するそう。

なぜそういう風貌の店員が必要かというと、テッパン男の目指すファッションは「オーソドックスなお洒落」だから。

「誠実そう」
「清潔感がある」
「礼儀正しそう」
「仕事ができそう」(後略)

こういったイメージを意識しましょう。


■4.「人格は服装によって作り上げられる」

◆店員さんを捕まえたらこう言います。

「今イチ押しのトータル・コーディネートとか、見せてもらえますか?」

実はこの時点で、上記「テッパン男」でもメインコンテンツであった「キヨスク・トーク」を駆使するのですが、今回のエントリでは割愛(詳細は本書や「テッパン男」で)。

さらにもうひと声。

「できたら、俺に合う感じでアレンジしてください」

なお、目指すところは「正統派で、品格がある感じ」

 相手ははりきっておすすめ商品を出してくると思います。見せられたものは取りあえず片っ端から試着をしてください。戸惑いや抵抗を感じてしまうという場合は、先のフレーズを思い出しましょう。
 そう、「人格は服装によって作り上げられる」のでしたね。習うより慣れよであり、試着をはじめるとだんだんとその気になってくるはずです。

確かに、最初はかなり違和感があると思います。

それでも、こういう着慣れないハイクラスの服を着ることにより、意識は変わってくるかと。


■5.場所とリクエスト内容の足し算・引き算を考える

◆服の次は「髪型」

檀さんのアドバイスによると、美容室の担当者にはこういうリクエストをするのだそう。

「一般企業の就職の面接官からウケのよさそうな髪型がいいのですが」

ただしここで大事な注意点が。

 これをやる場合の美容室は、芸能人の多くが足繁く通っているような、流行りのお店にすること。理容室や近所の顔馴染みのみが訪れる美容室でこういうリクエストすると、アナタが案じていたとおり、昭和風味な男になってしまうかもしれません。
 その点、流行っている店ならば大丈夫です。急にお堅いスタイルを作ってみろと言われてもね、人間そうできるものじゃありません。そこを活用するのです。

このように、場所とリクエスト内容の足し算・引き算を考えることによって、「正統派な感じだけど、なにかが違う」髪型が実現するのだとか。

もちろん、「お店は妥協するな」との念押しアリ。


■6.使い捨てできる物を携帯品として人前にさらすのは、極力控える

◆これは私はギクリとしたクチ。

鞄やポケットのなかにある小物類、傘などは、あくまでオプション的なものという感覚があるのか、つい油断しがちです。頭隠して尻隠さずで、気を抜いてしまうがゆえに、その人の本質的な部分が逆に浮き彫りになったりする。

あー、私使ってます、ビニ傘とか…。

ただ、テッパン男としては「物を大事にする」ような「安全で安定した男」を目指すわけなので、これではイカンと。

檀さんは、次に掲げる物について、「ぜひ長年使うことを目的に揃えて」と提言されてます(多いので抜粋して)。

・ボールペン
・傘
・鞄
・ベルト
・名刺入れ
・ペンケース etc...


私もいい年ですから、このアドバイスは素直に従いたいところ。


■7.「香り」の安全策は石けんの香り

◆最後に「香り」について。

本書では具体的なオススメの商品名等は挙げられていないのですが、安全策というか、まさに「テッパン」として推奨されているのが「洗剤・石けんの香り」

下手なコロンよりも、こちらの方が良いとのこと。

 ほのかと見せかけながら安定性の高い香りは、まず人の心にホッと安心感を与えて、ふわっと夢見心地へといざなう。地味なようでいて根強い人気があり、あなどれません。
 家の中で使用するありとあらゆる石けん、洗剤の類をイイ香り、持続性の高さを意識して選ぶようにしてください。

最近、我が家でも洗濯する際に柔軟剤を使うようになったのですが、香りのいいものは、ホント乾いた洗濯物を畳むときにほんわか香ります

そう言えば、以前ホッテントリ入りした記事にもこんな記載が。

脱大学生ファッション(20代後半)の基本を考える 脱大学生ファッション(20代後半)の基本を考える

蛇足ですが、香りといえばボールドなどの柔軟剤の効力は意外に大きいように思います。以前つきあっていた女性が、やたら「服からいい香りがする」と繰り返すので、なぜなのかと思っていたのですが、家の洗面所わきにおいてあったボールドをみて「これだ!」と言ってました。なんでも、「男性がてっとりばやくモテるためにはボールドをつかえばいいのではないか。それぐらいいい香りがする」のだそうです。

ボールドって、柔軟剤ではなくて「柔軟剤入り洗剤」みたいですが、これは要チェックかと。


100331追記:

先ほどドラッグストアに行ったら、ボールドは香りを確認することが出来る小さなハコが用意されていたので確認してみたところ、確かにいい匂いでした(ちょっとユニセックス系?ですが)。


【感想】

◆今回は、本書の第2章の中のほんの30ページくらいをしつこく掘り下げてご紹介してみました。

正直、2番目のお店のセレクトについては、ある程度金銭的に余裕がないとキツいと思います。

ただ、コンサバなメンズファッションがお好きな方なら、それなりにお世話になっているのではないかと思いますし、まだ未体験の方なら、一度は入店すべきお店ではないでしょうか?

…最近、服以前に、ファッション雑誌すら買ってないので、トンとわからないのですが。


◆また、本書はここでご紹介した以外にも「タメになるお話」が多々。

個人的にグサグサ来たのが、「食に対するプライオリティが低いのはアウト」というお話。

そもそも「痩せた〜い」とか言ってても、女性は食べることが大好きなので、食を軽んじる男性は「合わない」と引いてしまったりするのだとか。

「食費削ってCDや服買ってたsmooth涙目の巻」


◆そして、そもそもの本書のメインコンテンツは「コミュニケーションスキルの向上」だったりします。

特に「目からウロコ」だったのが、檀さんのこの発見。

 社交的な人間のトークをウォッチングしていたところ、私は気づきました。ちっとも特別なことを言ってるわけじゃないのだなと。それなのに、会話が詰まることなくするりするりと進んでいっているのはどうしてなのか? 観察した結果、あるひとつの特徴がわかったのです。
 社交的な人間は、ほとんど独り言でもオッケー! といった"問いかけのみ"で会話を繰り広げているのでした。

本書には具体的なトーク例が載っていたのですが、先にトーク例を読んで何も思わなかったのが、この指摘を受けてから読み返してみると、「なるほど確かに」

一歩間違うと「ブツブツ独り言を言う危ない人」になりかねませんが、本書を読めば大丈夫かと(多分w)。


◆なお、3章の応用編は、具体的なトーク集なのですが、これがまた細かいこと!

ポイントポイントで使われるべきテクが載っているものの、ちょっと多すぎて消化不良気味w

おまけに女性のみならず、「気難しい上司」を口説く例もあったりします。

まさに帯にあるように「ビジネスも恋愛も、この1冊でオファー殺到」というのも納得。


本書の「身だしなみ」&「トーク」の両方がクリアできれば、それはモテます罠!(結構難しいと思いますがw)



【関連記事】

◆ここでは本書のテーマにあわせて、身だしなみ関連の記事をご紹介します。

【激モテ?】「格好いい男と言われる技術」から選んだ11のポイント(2009年12月11日)

【スーツ指南】『男の「外見(ヴィジュアル)」コーチング 』>(2010年01月16日)

【服装】ビジネスシーンにふさわしい服装術(男性編)<メモ>(2009年01月14日)

【脱非モテ?】『ファッションスキルは大人の「教養」』森井良行(2009年01月10日)

【服装戦略】『男の価値は「色」で決まる! 』今井志保子(2008年05月06日)


【編集後記】

◆ヘッダーやサイドバーをご覧になって、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、今日3月31日から、当ブログは、AMN(アジャイルメディアネットワーク)のパートナーブログになりました。

AMNのネットワークに3ブログが参加
合計90ブログのネットワークに拡大


通常ですと、毎月1日から加入するのですけど、4月1日は色々な意味でネット界隈は騒がしいので、ネタ扱いを防ぐ意味で、3月31日からということになった次第です。

こういう黒背景のブログがパートナーブログになっちゃっていいんかいな?という話はさておき、皆様、今後ともよろしくお願い申し上げます!


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「モテ・恋愛」へ

この記事のカテゴリー:「ブランディング」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ

スポンサーリンク




               

この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。