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2010年03月29日

ガイアが俺に「『弱虫ペダル』を紹介しろ」と囁いている件




【はじめに】

◆今日ご紹介するのは、最近私がハマリまくっているマンガ、『弱虫ペダル』

知る人ぞ知る、というか、私が日頃マンガを読んでないから知らなかっただけで、おそらくその筋では以前から人気があった自転車マンガでございます。

基本的にマンガは週刊誌を立ち読みする(買えよw)ことはあっても、単行本までは買わない私ですが、この『弱虫ペダル』だけは、単行本を全巻保有する位ツボ

そこで簡単に、『弱虫ペダル』をオススメする理由を挙げてみようかと。


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【『弱虫ペダル』とは?】

◆オススメする前に、まずはどんなマンガかご紹介しておかなければ。

弱虫ペダル - Wikipedia

千葉県立総北高等学校の新入生、小野田坂道はアニメやゲームや秋葉原を愛するオタクである。中学時代にオタクの友達ができなかった彼は高校でアニメ・漫画研究部に入ろうとするが、部員数減少のため活動休止中であると知り意気消沈する。一方、同じく新入生で、中学時代に自転車競技で活躍していた今泉俊輔はトレーニング中、学校の裏に有る斜度20%を超える激坂をママチャリで、しかも歌いながら登坂する小野田坂道を目撃する……。

マンガの場合、スキャンしないと今いちピンとこないのですが、某所で「グレー」と言われたことがあるので、単行本の書影にて代用。

これが主人公の坂道クンです。

弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

ちなみに、この絵では「レース仕様」ですが、実際に彼がロードレーサーに乗るのは3巻の途中から

それまでは、こんな感じ「ママチャリ」(しかもこれで競争したりするw)です。


◆そして、こちらが「ライバル」というには、現時点では圧倒的に秀でている、同じ総北高校自転車競技部の今泉クン。

弱虫ペダル 2 (少年チャンピオン・コミックス)

風貌といい、性格といい、『スラムダンク』の流川 楓を彷彿とさせます。

今週号(やおそらく来週号)の「週刊少年チャンピオン」では、この今泉クンが出まくり。

ストーリーの展開上、主人公の坂道クンが登場しない週もあるので、初めての方はご注意をw


◆他にも濃すぎるキャラが多々登場するので、単行本の表紙になっている人物のみご紹介(引用文はWikipediaからです)。

●鳴子章吉

弱虫ペダル 3 (少年チャンピオン・コミックス)

高校1年生。関西から転校してきた有力なレーサー。派手好きな性格だが、家族や友達思いの人情家。


●巻島裕介

弱虫ペダル 5 (少年チャンピオン・コミックス)

「頂上の蜘蛛男(ピークスパイダー)」の異名をとるクライマー。長い手足を生かして自ら編み出した独特のダンシング走法を身につけている。口癖は「〜ショ」。


●真波山岳

弱虫ペダル 6 (少年チャンピオン・コミックス)

箱根学園1年生。選手層の厚い箱根学園で1年生にしてレギュラーを勝ち取る実力を持つ。坂道が合宿へ向かう途中で出会う。坂道と同様でクライマータイプ。自転車で山道を登るのが好き。


●田所迅

弱虫ペダル 7 (少年チャンピオン・コミックス)

巨漢でその筋力を生かしてド迫力の走りを見せるスプリンター。その容姿から「暴走の肉弾頭」先頭になってチームを引っ張るときは「肉弾列車」などと呼ばれている。豪快な性格だが意外と細やかに気を配ることもでき、一・二年の後輩に対する面倒見も良い。


・・・おいおい、キャプテンがまだ表紙になってないぢゃないですかw


【『弱虫ペダル』をオススメするワケ】

◆というわけで、マンガの簡単な内容紹介に続いて、私がオススメする理由をば。


■3つのマンガランキング本の全てに登場している

◆これに関しては、2009年書評部門アルファブロガーに選出された、「マンガがあればいーのだ。」のたかすぃさんのこの記事で知りました。

全3誌の「2009マンガランキング」に全て選ばれた、ベスト12作品:マンガがあればいーのだ。

要は、「傾向の違う3つのマンガランキング本すべてにおいて選ばれている」、ということ。

数多いマンガの中で、3誌全てに登場しているのは12作品だけということですから、オールラウンドな評価がされていると考えて良いのでは?

このマンガがすごい! 2010 THE BEST MANGA 2010──このマンガを読め! オトナファミ 2010 February 2010年 1/21号 [雑誌]

それぞれのランキングの特徴や、集計方法等は上記エントリーをご覧頂くとして、「3位」という結果はスゴイことではないか、と。

「マンガがあればいーのだ。」管理人のたかすぃさんも『今「スポーツ」漫画で一番アツいのは間違いなくコレ』と太鼓判を押されてます!


■アマゾンレビューやTwitterも概ね好評

◆全部読んだわけではないのですが、各巻のアマゾンレビューもほとんどが絶賛してますね。

ネタバレ的なのを除いてご紹介してみてもこんな感じ。

「熱い!熱すぎる!」

「盛り上がりすぎて、これからが心配になるほど、盛り上がります。それほど、盛り上がりに過剰な期待して「全く」問題ないです。」

「もっと評価されてもいい作品だとおもうんだけどな〜。 スポーツ漫画でここまで熱い作品は、ここ数年ではなかったかもしれません」

「久しぶりにマンガで泣きそうになった」

「名作すぎる」

「今一番熱い漫画だと思います」

星も少なくて4つでほとんどが5つ、かつ、それらに対して「参考になった」票の方が多いかと。


◆そしてTwitterでもTwitter検索してみると、これまた好意的なツイートが多いです。

もっともTwitterに関しては、週刊チャンピオンでのストーリー展開次第で変わるのかもしれませんが、いずれにせよ今見た感じでは私以外にもハマっている人が多い模様。

後は、「お店にない」というツイートもちらほら。

アマゾンでも在庫を取り扱ってない巻がありますし、私も実は、アマゾンに無い巻は、リアル書店で買い集めたというw


■著者の渡辺 航さんに不遇の時代があったからこその傑作

◆私もこの記事を読むまでは、著者の渡辺さんにこんな辛い過去があるとは存じませんでした。

少年スポーツ漫画の傑作「弱虫ペダル」が生まれるまで 〜不屈の漫画家:渡辺航〜 - フラン☆Skin はてな支店

詳しくはこのエントリーを読んでいただくとして、

「なかなか連載取れず」

「連載できても打ち切り&未単行本化」

「単行本化されても増刷がないので打ち切り」

「月刊誌に載る掲載話数が逆になる」

「新天地での連載も打ち切り」
etc...

と、まるで「事実は小説より奇なり」を地でいくような経歴。

『弱虫ペダル』の中で、「心が折れない」的な表現が何度か出てくるのですが、描いてる渡辺さんの心の方がスゴイっす!


■おまけ:リアル坂道出現?(てか、これが元ネタ?)

◆実は私は、マンガよりこの記事のブコメを先に読んで、「『弱虫ペダル』って何ぞ?」と思っていたクチ。

ママチャリでBRM410宇都宮200kmを完走した参加者 - 自転車通勤とか、ジョギングとか。 - Yahoo!ブログ

 10段変速とか、どのホイールが良いとか、フレームがどうのとか、そういうのを全てぶっとばす衝撃のママチャリ君だった。自分がそのママチャリに乗って参加したら、おそらく完走できなかったと思う。つーか、ぜったい完走はムリだ。ママチャリ君がもし本物のロードレーサーで参加したらどんな走りをしたのかなあ。(中略)

 スタート直後、交差点で止まったときに「すごいですねえ」と声をかけたら「いやあ、自転車が好きなんですよ。お金がなくてロードレーサーは買えないけど、ブルベに参加したくて。」と言っていた。甘い。甘すぎる。自分は甘すぎる。好きならここまでできる。

 これから道具がどうこう言うのはヤメます。結局はエンジンの鍛え方の差とどこまで好きになれるかが勝負、という当たり前のことを思い知らされた一日だった。

ちなみに坂道クンは、小学校3年の頃から毎週アキバに自転車で通っていた(往復90キロ!)という設定。

やはり「好きこそものの上手なれ」ということなんでしょうね…。


【所感などなど】

◆あれはかれこれ半年以上前のこと。

ふとしたきっかけ(確か週刊『SPA!』のマンガコーナー)で『弱虫ペダル』を知った私は、チャンピオンで毎週立ち読みするようになりました(だから買(ry)。

途中から読んでも十分面白かったのですが、段々とママチャリ時代の坂道クンを知りたくなり、職場近くのマンガ喫茶に行ったものの、『弱虫ペダル』を扱っておらず。

それが、今年の正月休みに、家族で泊まったホテルのそばのコンビニに、たまたま『弱虫ペダル』の1,2巻があり、夜中に一人で立ち読みしに行ったらこれがまた面白くて

結局、全巻揃えることとなりました(まだ続いていますが)。


◆私自身は、自転車はママチャリ(というか、電動アシスト自転車w)ですし、マンガもこの『弱虫ペダル』しかちゃんと読んでいないので、本当の意味で、このマンガの魅力を理解していないのかもしれません。

ただ、今までもお気に入りの週刊誌のマンガを、毎週立ち読みすることはありましたが、コンビニ行くたびに、同じ話を何度も繰り返し立ち読みしているというのは、この『弱虫ペダル』が初めて。

具体的にどの部分かは伏せますけど、いい年して目頭が熱くなることも多々ありました。

アマゾンレビューにもあるように、とにかくアツいので、ぜひぜひ一度、お読み頂ければ、と。



【関連記事】

【メモ】「インビクタス〜負けざる者たち」を読みました!(2010年03月01日)


【編集後記】

◆そしてもうすぐ発売される『弱虫ペダル 11巻』を心待ちにしているワタクシ。


発売は4月8日!

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +



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この記事へのコメント
               
smoothさん、金曜日の土井さんセミナーではどうもでした。

懇親会で、おすすめいただいた弱虫ペダルですが、土曜日に5冊、日曜日に5冊、近所の書店で購入しました。
いやー、感動しますね。10回くらい泣きました。
登場人物もキャラ立ちまくりですね。

作者の渡辺さんのブログによると、荒川サイクリングロードを走っているとのこと。私もどこかで会っているかもしれません。

Posted by ten@10倍ブログ at 2010年03月30日 15:05
               
>tenさん

金曜はお疲れ様でした!
電車ヤバかったので、ご挨拶もせずにいなくなってすいません(汗)。

ふふふ、「弱虫ペダル」いいでしょう(笑)?
自転車乗らない私がこんだけはまるんですから、tenさんなら絶対気に入ると思いましたよ(笑)。
でも一気に読んじゃうと、さびしくなりません?
私なんか、つい最近まで10巻買うの我慢してたんですよ。
「明日地球が滅びる」(大げさw)とかなった時のために、お楽しみを取っておいたという(笑)。
結局我慢しきれずに先週やっと買ったんですが(笑)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年03月31日 02:53
               
確かにさびしくなりますね。

最初は5巻でやめておこうと思ったのですが、そのまま残り5巻も買ってしまいました。
これからは、連載が終わった漫画を買おうかとも思っております。
Posted by ten@10倍ブログ at 2010年03月31日 14:05
               
>tenさん

レス遅くなってすいません。
チャンピオンを立ち読みしてから書こうと思ってましたw

いや〜、予想通りの展開のヨカン。
来週も楽しみです。

いつの間にか、最初の方の巻の在庫もアマゾンで復活したので、これを機会にネットでも「弱虫ペダル」ブームが起きないかなとかw
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年04月02日 03:53